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再掲載:愛の巣 =前編=

2009/06/17
皆様おはようございます~~~


水曜日ですね!本当に毎日家時間は早いのに仕事中だけヤケにおそくて困ります。
そして昨夜も凄い雷雨でした。
どうしたんだろう。旦那が健康診断だから?(チガウ)

昨日、8時までに夕食をすませなきゃならないからと旦那が7時半に帰ってきて
時計を見ながら8時までにダッシュでご飯を終わらせているのを見て
几帳面だなぁと思いました。

あれってたかだ10分とか20分の違いが何かに響くのでしょうか??

バリウムとか飲んだ時にゴハン混ざっちゃうから?(マテ)


今週は今日から三日間続けて回収品の掲載をします。

記憶にある方もいると思いますが以前、去年の年末くらい??
にエスキユさん宅の図書館餡内様主催で企画されたエロリンピックに掲載していた作品になります。

名前の通りエロリンなのでR18指定の三日間で本当に申し訳ないです。


堂郁 夫婦 R18指定 テーマ:愛の酢、じゃなくて巣♪


18歳未満閲覧禁止!




「お疲れ様でした」
「はい。お疲れ様」

小牧に日報をチェックしてもらい、ポンと押された判を見て郁は小さく溜息をついた。
それに気づいた小牧がクスッと小さく笑う。

「あ、すみません。つい」
「いや、大丈夫。理由は大体分かってるから」


その言葉に郁は僅かに頬を染めた。
この溜息の理由は、夫である篤の不在。
隊長の随行で月曜日に北海道へ出張して今日は木曜日。
明日の夜には帰ってくる。

結婚してからも、結婚する前も同じ班で仕事をしている関係上
こんなに長い期間顔を全く合わせない、という事がなかった。

一週間なんですぐだし!気をつけて行って来てください!と胸を叩いて見せた時、篤は苦笑していた。

頼もしくて何よりだと言いながら、優しい触れるだけのキスと僅かな温もりだけを置いて旅立った。


明日かぁ。あと一晩……。


口に出したつもりはなかった。
出てもいなかったと思う。

けれど、ありとあらゆる事が筒抜けなのか、小牧は相変わらず人の良さそうな笑みを浮かべて
「明日の夜はよく眠れるといいね」と郁の目元にちらりと視線を動かした。

その視線を受けて、郁は目の下に出来た小さなクマを恥ずかしそうに擦る。
どうやらあまり自信のない化粧のウデでは誤魔化せていなかったらしい。

一人きりの寝室はやけに広く、静かで寒い。

中々寝つけない――。
寝不足がたたって仕事中にボンヤリしてしまい、それを手塚に指摘されてへこむ。

睡眠不足対策にほんの少しのアルコールを飲んで眠ってみたが
逆効果で、夜中に目覚めた時に一人だと再認識するとそこから眠れなくなるのだ。


篤の存在がどれだけ自分を支えて、包んでくれているのかが身に沁みて分かった。
そして、思ったより情けない自分の内面を見透かされたみたいで郁は恥じ入って俯いた。

「すみません。あたしなんか、いい年して――」
「気持ちは分かるつもりだけど、気は引き締めておいて。もし事故があったら、俺が堂上に合わせる顔ないから」
小牧の指摘は冗談交じりではあったが、郁は居合いを入れなおす為に、力いっぱい敬礼した。
「はい!明日も励みます」
「うん。励んで」

押し殺した笑いと共に上がっていいよという小牧の言葉で、郁は事務室を後にした。


                       ***


すっかり暗くなった官舎への道を一人で歩く。

たくさん明かりの灯る官舎の窓を見上げながら郁は溜息をついた。
当然ながら誰も居ない堂上家に明かりはない。

柴崎が独身だったら寮に転がり込むこともできるが、新婚の手塚家に転がり込む訳にも行かず
1度だけは夕飯を食べに行ったが、それきりだ。


鍵を開けてしんとした部屋に入る。

「ただいまー」と返事があるはずもないが、習慣として言葉に出した。
カバンを放り出して部屋着に着替える。

お腹はすいているのに食べる気がしない。
「篤さんと二人の時は、いつも晩ご飯の時間が楽しみで仕方ないんだけどなー」

小さな溜息をつきつつカップラーメンを開けた所で、携帯の着信音が響いた。

チャラララ~チャラララ~チャララララ~


「篤さんからだ!」

郁は、慌ててテーブルに置きっぱなしていた携帯を取る。
夫である篤の着信音だけは他とは音を変えているのですぐ解るのだ。

ドキドキしながら通話ボタンを押した。

「もしもし!」
『郁か?』

電話から聞こえてきたのは2日ぶりに聞く篤の声だった。

「はい」
『今、どこだ?家か?』
「家です」
『変わりないか?』
「ありません。篤さんは?」
「ああ。元気だ。隊長に毎晩付き合わされてかなわん」

小さな溜息すらも懐かしくて、郁は携帯に噛み付く勢いで話した。

「篤さん!明日帰ってくるんですよね?」
『ああ。何もなければ、予定通り夕方に戻る』
「ご飯何が食べたいですか?」
『俺の方が明日は早いだろうから、用意しておくぞ』
「でも!!折角帰ってくるのに」

受話器の向こうで堂上の笑い声が聞こえて、郁はなんですか?と頬を膨らませた。

『いや。一週間なんてすぐですと言ってた割には随分待たれてるみたいだったんでな』
「―――!たった一週間で情けないのは分かってます!」
『俺は嬉しいぞ。いなくても平気だなんて言われたら堪らん。俺だけかと思っちまう』

俺だけかと思う。

それは篤が待ち遠しいと思っていてくれるという意味だと聞かなくても解った。
新婚でもないのに、そんな言葉が嬉しくて堪らない。
思わず頬が緩むのは久しぶりだった。

「あんな事言ったけど。――ほんとは、寂しくて。一人だとベッドも広くてよく眠れない」
『ああ、あのベッドに一人は広すぎるよな』
「それに、夜起きて一人だってわかった時、すごく寒いし」
『今度の出張に備えて、抱き枕でも買ってやるか?』

僅かなからかいを含む言葉に、子ども扱いしてっと思いながらも郁は素直に頷いた。

「かわいいのがいい」
『可愛いやつな。ももイルカにするか?汚れが落ちなくて処分しちまったしな。新しいの買ってやる』
「ももイルカもいいけど、青いイルカがいいです――」
『なんだ?ももイルカじゃなくて青いイルカがいいのか?普通だろそれは』
「だって、青いイルカの方が篤さんぽいし」

ボソボソと呟いた声が聞こえたかなと思っていたら、アホウと小さな呟きが返された。

『かわいい事言うな。今すぐ飛んで帰りたくなる』
「すぐ帰ってきてくれてもいいですよ?」
『できればそうしてる。明日、待ってろ。まっすぐ帰る。土産も買ってく。いい子にしてろよ』
「もー!子供じゃないです!」
『そうか?なら抱き枕いらないな?』

押し殺した笑い声は完全にからかいモードで郁は、篤さんのバカ、意地悪、えっち!
と思いつく限りの悪口を並べたてる。

『いい度胸だ。明日楽しみにしてるんだな、奥さん』
「意地悪したらもう部屋に入れないから!」

郁が拗ねた口調で返すと、解ったから締め出しだけは勘弁しろよともう一度篤の笑い声が聞こえた。

『それじゃあ、戸締りシッカリして寝ろよ』
「篤さんも、色々気をつけて下さい」
『ああ。分かってる。じゃあ明日な』

はい、明日――


そこで電話は切れた。

ツーツーと鳴る電子音を聞きながら郁も通話を終了するボタンを押した。








というわけでデラデラに甘いお二人ですね。
篤さんは郁ちゃん以外の抱き枕はきっといらないね!!!

郁ちゃんてばももいるかも女の子だからとか言って嫌がるといい(笑)
そのくせ自分は篤さんと名付けた青イルカを抱っこするのです。
俺は早くお前を抱きたい by篤

という気分でしょうね!!!

愛の巣→(略して)アイス→(訳して)愛す

気づきました?!(きづかないよ!)

ただのこじ付けです、そういう意味だったのか!と思った方これはウソです。
今思いついただけ(酷)



中編へつづきます★
07:00 図書館SS(堂郁)

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