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不定期連載:Memory's =7.互いを信じれば、吉 前編=

2009/05/26
おはようございます~。

火曜日ですね。
昨日、自宅のポストに極●湯というスーパー銭湯チックなチラシが入っておりました。
チラシに掲載されていた女の子があまりにも可愛かったので、もしかしてこれ
ピンクチラシ(古い?!)とかって思ってワクワクして良くみたら普通のスーパー銭湯でした。

いや、それでいいんですけど。
なにやら半裸風なお嬢さんが写っていたらドキドキするおぢちゃんたちには
がっかりなチラシだったろうと(ええ?!)

堂上さんと郁ちゃんが一緒に帰宅してこのチラシを郁ちゃんが手に持っていたら
堂上さんギョッとするといいなと。

そして郁ちゃんが部屋に戻ってからチラシの確認をしていたら
ササっと神業的速さで温泉施設のチラシを抜き取り、ホッとしつつ横目で確認したら
想像していたチラシとは違っていてプチショック。

そこに郁ちゃんが、何持ってるんですか?と来てワタワタするといい。
半裸の女の人が写ったチラシに、郁ちゃんも勘違い。
『篤さんのヘンタイ!』
『違うっ。断じて違う!』
『こっそり抜き取ったから何かと思ったら、そんなの取っておいてどうするつもりだったんですか?!』
『これは、違う!お前が見たらショックだろうと思ってだな!』
『そんなこと言って後でこっそり宅配とかたのむつもりだったんじゃないんですか?!』
『落ち着け、郁。よく見ろ』
『良く見せてどうするつもりなんですか?!あたしの胸がないからって酷いですっ』
『誰が今、胸の話をしてるんだ!』
『だって――!!!』


と激しく怒声を飛ばしあった後に温泉のチラシって解って、『あ』ってなるといい。
そして堂上さん形勢逆転!カーンとゴングが鳴る音が私の脳内に響き渡った夜でした。(遠い目)


もちろん翌朝お隣さんやら上下さんには、昨日珍しいチラシがはいってたものねぇ。
なんて意味ありげに笑われて赤くなる堂上夫妻は新婚さん(笑)



さて、アホウな妄想はここまでにしておいて
今日は連載です~。
連載は次回R指定が入ります。今回はギリギリフリーで★


堂郁 年齢フリー 恋人設定 テーマ:離れて知ること



堂上と取りとめもない話をして別れた後、外泊の申請を出すとのいうは
あまりにも露骨かと思ったが、上田は何も聞かず、いつもの笑顔で外泊届けを受理してくれた。

直属の上官と恋人というのは、あまり外聞のいいものではないと出立前に柴崎から聞かされていた事もあり、堂上とそういう関係である事は出来るだけ伏せている。
とはいえっても指輪をしているので、恋人いるの?と問われれば素直に頷いていた。



「こっちのお好み焼きは流石に美味いな。基地近くで食べるのとは全然味が違う」
「ですよね!! あたしもこっちにきて初めて食べた時はすごく感動しました。なんだろうキャベツの量とか切り方とかも全然違うし。あと有名な豚マンとかもあるんですよ! 明日、良かったら案内します」
 
明日も、一緒でいいんですよね?とさりげなく含ませた言葉に堂上が苦い笑いを浮かべる。

「ちょっと離れてただけなのに、お前急に付き合い始めの頃みたいだぞ」
「う――。だって、なんか嬉しくて、緊張する」
「この後、飲みに行くかと思ったが、無理だな」
「へ?! なんで」
「可愛すぎる。もうチェックインしたい」

チェックイン。
それはもう、ソレを示す言葉でしかなく郁は真っ赤な顔で口をパクパクと開く。
今更そんなに驚く事かと笑う堂上に郁は小さく頭を振った。

堂上が予約していたホテルは、郁と二人で宿泊する事を前提としたツインルームだった。
内装は東京も大阪も基本変わりない。
落ち着いたシンプルな内装の部屋に思わず東京にいるのかと錯覚させられる。


久しぶりに会う堂上の一挙一動にいちいち赤くなる郁が面白いのか、堂上がここぞとばかりにからかってくるのでもう赤面スイッチが入りっぱなしだ。

部屋に入るなり、名前を呼ばれる。
まるで初めて堂上とこういう所に来たみたいに心臓がドキドキとうるさい。


「おいで」

およそ堂上らしからぬ、甘い声にギュっと心臓が鷲掴みにされる。
ゆっくりと堂上の方へ歩くとそっと抱きしめられた。

何度も夢に見た光景。

何度も思い返していた温もりに思わず目頭が熱くなる。

「教官、会いたかった――」
「……俺もだ」
「本当に来てくれるとか思ってなかったです」
「行くといったら普通は行くだろう。騙してどうする」

笑う堂上の声も背中を撫でてくれる優しい手も、記憶のままだ。
東京で別れたあの日、恋人としての堂上の顔をみるのはこれが最後になるかもしれないとほんの少しだけ考えた。
遠距離恋愛の破局率はなんと六十%以上と言われている図書隊だ。
関東図書隊の中での異動でもそれだけの率で破局してしまうのに、郁は例外中の例外で関東圏からも出てしまったのだ。
堂上は女子隊員特に後輩からの支持が高い。
それを考えれば、他の女子に気持ちが動くことはあり得ないと思えるほどに郁は自分に自信がない。

「まだ、教官の恋人があたしで嬉しい」
「……意味が解らん。俺が付き合ってるのはお前だけなんだから、どう転んでもお前が俺の恋人なのは変わらんだろうが」
「教官を置いて遠くへの異動を願い出る恋人より、近くで教官を喜ばせてくれる女の子の方がいいって、そう思われちゃうのは時間の問題かなって」
「アホウ。そんなにコロコロと取りかえができるか。俺はお前が思ってるより器用じゃない」
「あと五ヶ月もあるから、教官の気持ち変わっちゃうかもしれないじゃないですか」

まだたったの一カ月だ。
それなのに毎日堂上への想いは募る一方で、堂上も同じ気持ちでいてくれたら、きっと『待つ』事に疲れてしまう可能性だって十分にある。

「お前を抱くのに七カ月待った。今更、六カ月待つくらいなんでもない。会いたければこうやって電車に乗れば日帰りだってなんとかできる距離だ」

頼むから、あり得ない想像だけはしないでくれと付け加えた後、堂上の唇が郁の唇を塞いだ。

唇を合わせた後、一度郁が顔を引くとそれを堂上が追ってきて再び唇を奪われる。
薄く開いた場所から堂上の舌先が遠慮なく潜り込む。

舌先を絡め取られれば、簡単に身体の奥にある疼きのスイッチが押され
それに応える様に郁の唇からは甘い吐息が零れ落ちる。

ずっと求めて止まなかった。

抱きしめて欲しくて

キスをして欲しくて

抱いてほしかった。


『抱いて欲しい』

そんな事を願う自分が恥ずかしくて情けなくて、初めての感情に戸惑った。
挙句、必死にその事は考えないようにしてきたのにこうしてキスをされただけでその欲望の箍が一気に外れてしまう。

堂上の背中に腕を回してしっかりと抱きつくと堂上の掌の動きが変わった。
労わる、優しさに満ちた動きが身体に熱を灯す為の動きへと変化していく。

郁の苦手な場所に的確に触れられては堪らない。ビクンと身体を震わせると堂上の唇が離れた。

「風呂、後でいいか?」
「……でも」
「できればこのまま、お前が欲しい」

きっと、どうしても嫌だと答えれば堂上は待ってくれる。
いつも、必ずお風呂だけは先に入らせてもらっている。でも今日は郁も待てそうもなかった。

これが夢ではなくて現実だと、実感したい。

躊躇いがちに頷いた郁を堂上はそっと抱き上げた。

「ちょ! 教官」
「久しぶりだ、このくらいは目をつぶれ」
「でも、重たい」
「お前、出発前より軽くなってるんじゃないか?」

実は、その通りだ。
こっちにきてからなんとなく休日なども適当な食事で済ませたりしていたら痩せた。
見た目には解らない程度なのに、こうして抱き上げただけで解ってしまう堂上にどれだけ自身の身体を知られているのかと思うと顔から火が出るほど恥ずかしい。

「ちょっとだけです」
「ちょっとでも。心配するだろうが。左手も、どした?」

包帯の巻かれた左手。
堂上に貰った指輪は嵌められているが包帯が巻かれていて外見的には見えない。

「今日、窃盗事件があってその時に」
でも、ちゃんと取り押さえましたと胸を張ると堂上が難しい顔をしながら郁をベッドの上に下ろした。
「もどかしいな」
「?」
「お前に危険があっても、手を貸す事もできん。それに、今回はこの程度の怪我で済んだがもっと大きな怪我があってもすぐに駆けつけてやることもできない」









というわけで、二人のデートってこれだけ!?
って叫ばれた皆さんごめんなさい。

大阪、解らなかったから大阪といえばお好み焼きね!と。
地域感の全くない仕上がりですー。
大阪デート書きましたよっていう方がいたからぜひ下さい(オイ)

堂上さんはもう、大好きなお酒だって飲んでられないほどに郁ちゃんに触りたかったわけです。
お好み焼きを焼きながら、結構時間がかかるなと思っているといい(笑)

かばんにイッパイ入れてきたアイテムの数と夜の時間を計算したりして
『そろそろホテルに行かないと間に合わない』(ナニガダ!)
と思っていたらいいですね(良くない!)

次回はアッサリサッパリとですがR指定が入ります。
18歳以下の皆様ごめんなさいいいいいいいいー。
07:00 図書館SS(堂郁)

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