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寄贈品:デート日和

2009/05/25
おはようございますー。

月曜日が来た。来てしまいましたねーーーーーー。
一日くらい休みを入れたい本当に。

やろうと思うことが山積みの頂上の上らへんをちょこっと消化しただけで終わる土日。
最低でも週に三回は休みがないと山積みになる一方ですねー。

もうすぐ梅雨!そんな時にはコレという素敵なイラストが登場です~。
hiromama様からのイラストカラーですよーー。
たくねこ様宅では手柴バージョンも昨夜掲載されたようですので要チェックです★

hiromama様ありがとうございます!!!


堂郁 恋人設定 年齢フリー 雨の日の二人です。
一言頂けましたらhiromama様にお伝えさせていただきますでの是非よろしくお願いします♪



後半煩悩だらけですがたね色ってことでスルー★




「今日も雨ぇ?」

テレビを見ていた柴崎の一言でふと見れば確かに空は怪しい灰色。
もう少ししたらどしゃぶりになりますと言わんばかりの空模様だった。

「あー。じゃあ今日は傘持っていかないとだめかな。荷物になっちゃうなぁ」
「こちとら仕事よっ仕事」
「仕事なら館内だもん。いいじゃない」
「館内の清掃大変なの、あんたも解ってるでしょ。雨の日は仕事がふえるのよ」

柴崎に言われて気づいたが、確かに雨の日は専用のマットを入口に出したり
マメに館内の床を掃除しなければならない。
利用者が水で足を滑らせる事故が起きやすいからだ。

「さて。とりあえず降り出さないうちにあたしは行くわ。あんたも傘持って出た方がいいわよ」
「ん。いってらっしゃい」

傘を手に部屋を出て行った柴崎を見送ってから郁は今日着ていく予定だった服を並べてみる。
「晴れてたらブルーもいいかなって思ったけど、雨だから明るい色の方がいいよね」

再びクローゼットを開き中を眺める。
堂上と付き合うようになってから格段に増えた女の子服の中から今日に良さそうな物を探した。

                        ***

「お待たせしました」

駅で待ち合わせた堂上が着ていたのは偶然にもブルーのシャツ。
もしも郁が予定通りブルーのワンピースで着ていれば、さりげなくペアルックだったのにと思ったすぐ後
それは結構恥ずかしいかもと気づいて顔が熱くなった。

「なんだ、来るなり真っ赤になって。熱でもあるのか」
「ち、違います! 教官青いシャツだったから」
「シャツ? 青だと駄目なのか?」
「あたしも今日はブルーにしようかなて思ってたから、予定通り着てきたらさりげなくペアルックとか思って」
思っただけです。チラっと思っただけと慌てていい訳すると堂上が笑った。

「別にペアルックをそう否定したもんじゃないだろう。あからさまにお揃いってのは気恥ずかしいが色くらい」
「じゃ、じゃあ今度ソレ着てくる時教えて下さい。あたしもその時は青いのにします」

凄いオトメチック?
教官引いてない?普通男の人ってこういうの引くよね?!

チラリと横目で堂上の顔を窺うと解ったと可笑しそうに頷いてくれた。
「ヤじゃないんですか?」
「別に、全然嫌じゃない。むしろ俺の物って感じがしていいだろうな」
「教官て、なんだか知れば知るほどあたしの予測と違うからちょっと驚きます」
「なんだ、それは。まあお前に簡単に見抜かれる程単純な性格はしてないと思うが」

行くぞと堂上に手を握られた所でポツリポツリと降り出し雨が次第に強くなる。

「あーやっぱり降りましたね」
「まあ、この空模様ならな」
「って、あれ? 教官傘は?」

見れば堂上は傘を持っていない。
いつもなら天気予報60%を越えれば必ず持参してくる堂上が、だ。
「ここまでは持ちそうだったからな。この天気ならお前が傘持ってくるのは当たり前だし。なら各自傘より相合傘ってお前なら言い出しそうだ。違うか?」

確かに思った。
雨が降って嫌だなぁと思ったのは堂上と歩くときに距離が離れてしまうからだ。
手も繋げなくなる。

かといってなんとなく自分から一緒の傘に入りましょうとはまだ言いだせない。
けれど堂上が傘を持っていなければ100%一緒に入って下さいとなる。

「教官て、策士」
「褒め言葉か?」
「一応褒めてるつもりですけど」
「なら有難く受け取っておく。策におぼれん様にしないと飛んだお笑だがな」

行くかと促されて郁は持ってきた傘を広げた。
こちらはブルーの傘で堂上の服とも合っている。

「えっと、傘はあたしが差すでいいですかね?」

迷ったのはこういう場合大体背の高い男性が傘を持つから。
けれど堂上と郁の場合は身長が逆転している。とはいってもたかが5cm程度ではあるが――。

ほんの少し堂上の沈黙があり、郁が傘を差す事決まった。
手は繋げないけれど、相合傘の願いは叶ったのだからそれでよしとしよう。

そう思って広げた傘に堂上を招き入れると、郁が予想もしなかった事を堂上はシレっとやってのけた。
堂上の左腕が郁の腰にまわされたのだ。

「きょ、きょ、きょうかん!」
「なんだ。何もしてないだろ」
「腕が、こしにっ」
「どっちかが傘を持ったら手が繋げないんだ。こうするしかないだろう」

普通に寄り添って歩くだけという選択肢もあるはずですけど、とはあえて口にはしなかった。
恥ずかしいけと、凄く嬉しい。

堂上なら絶対自分が傘を差すと言うと思ったのに郁に頼んだのは堂上の左腕を開ける為だったのと
今になって解った。

「行くぞ」
「――はい」

腕の回された腰のあたりが妙にくすぐったい。
つい緩む頬を必死で押さえていると堂上が小さく笑った。

「お前は正直すぎるな」
「へ?!」
「お前らしいって言っただけだ。そこアジサイ咲いてるぞ」

植物の好きな郁に、堂上はこうして時折花が咲いている事を知らせてくれる。
もちろん郁自身で気づくこともたくさんあるが、こうして堂上が歩いている間も
郁の事を考えてくれているというのが嬉しいと前に一度だけ告げたら、堂上も酷く嬉しそうに笑ったのだ。

「アジサイ、綺麗ですね」
「ああ。雨に似合う花だよな」

ふと、綺麗に咲くアジサイの上に二匹のかたつむりを見つけた。

アジサイ
※クリックで原寸大




「カタツムリもデートしてますよ、教官」
「カタツムリにしてみりゃ今日がデート日和か」
「そうですよ。暑いとカタツムリは大変ですもんね」
「そう思えば、うっとおし雨もちょっと仕方ないと思えるもんだな」

堂上の一言に、郁が頷くと腰を抱き寄せる腕が少しだけ強くなった。


晴れが好き。

でも、雨の日には雨の日の特別がある。

「教官と一緒なら雨でも雪でも嬉しいです」
「だから、そういう事を――」

途中で切れた堂上の言葉。
堂上が傘の端を少しだけ引き下ろす。

抱えられた腰が抱き寄せられて、下から触れるキスがひとつ、ふたつ。

郁の頬が真っ赤に染まった。
それを堂上があえて指摘する。

「顔、真っ赤だぞ」
「教官がえっちなことするから――」
「キスがえっちか」
「えっちですよ、誰かに見られたら」
「傘で隠したから問題ない」


問題ないですか?!本当に?

と郁が突っ込む前に堂上が再び歩きだす。

「教官濡れます!」
「お前が濡れなきゃいいからあんまり気にするな」
「へ?!駄目ですよっ風邪ひいたら大変だから」
「なら今日は室内競技にするか」

室内競技っていうのはカラオケやゲームセンター、はたまたショッピング?
と思って頷いた郁に、堂上が指差したのは煌びやかな外装の建物。

「ちょ!!待って下さい!!」
「OKしただろう、今。あそこならしっかり雨宿りもできる濡れた服も乾かせる」

最適だろうと満面の笑みを浮かべる堂上の瞳は本気だった。




fin.






ああ、素敵なアジサイ可愛いカタツムリ。
きっと夫婦設定なのだろう二人を勝手に恋人設定にすり替え。
そして堂上さんはいくつもの策で郁ちゃんを城に連れ込む。

なんともとんでもない男でございますが、そんな教官が好きなんです。
郁ちゃんには負けちゃうかもしれないけど、好きなんです(笑)

カタツムリさんのデート日和という気分でいっぱいになった素敵なカラーイラスト。

hiromama様いつもありがとうございます。
これでうっとおしい雨の季節もなんとなく、ホワンとした気分で過ごせそうです。
最後の方が煩悩で溢れているのは気にしないでください。

ポイントは傘の影で堂上さんは絶対チューするだろうという事くらいでしょうか。

hiromama様ありがとうございました!!!
07:00 寄贈品

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