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095.記念日 =前編= ~100のお題~ 

2009/04/13
皆さんおはようございます~~~~~

あああああああああ、また月曜日ですねぇ。
もう土日がまるで1時間しかないんですかね?!
っていうくらいの早さで過ぎていきます。

本当に時間は同じ速度で流れていますか?(苦笑)

しかも、思いっきり体調不良のダブルパンチを食らった上に
昨夜は猫に二回も侵入されてしまいよく眠れず。。。

デブリ姫がガラリーとドアを開けて入ってくるんですよね。
寝てくだけならいいのですがベッドの上で飛んだり跳ねたり。
酷いときは他の子まで入ってきて顔を踏んだりベットで爪をといで見たりするわけで。
コラー!と、お外に出してありあわせのものでドアをあかないようにしたのに
どうやら向うもパワーがついたのかガラリとまた開けて入ってきていました。


アタマガイタイ!(悩んでいる訳ではなく物理的に痛い(苦笑))

のは猫のせいではなくて月のモノの余韻などなどなんですが
毎度のことながら、やられております。まあ大体予定通りで(オイ)


さて本日は久しぶりにお題から。
お題なのに長いから(笑)


堂郁 恋人前 年齢フリー テーマ:記念日。郁ちゃんの誕生日とかあったら的企み★






誕生日の朝もいつも通り。
目覚ましの音で眠い目をこすって起きベッドから出ると既に支度を始めている柴崎から
「おはようー」といつも軽やかな声がかけられた。


「おはよ」
「冴えない顔ね、誕生日でしょうが」
「んーそうだけど。別にこれと言って何もないし」

ただひとつ年齢を示す数値が上がるだけで
年齢を重ねる事に、特にこれといった喜びはない。

郁が思い切り伸びをすると柴崎がメイクを施しながら艶やかに光る唇の端をあげて笑った。
「まあねぇ。段々と嬉しくない様な年になるわよね」

郁は豪快に服を脱ぎ捨て瞬く間に出勤着に着替える。
柴崎には色気なさすぎと呆れられる瞬間着替えだが、職業柄というものもあるので
その辺りはあまり言われる事はない。

緊急招集があれば数秒でも早く駆けつけなければならないので
その為に素早い着替えは必須である。

「メシいこっかな」
「あー。あたしは今日はいいわ。夕べ食べ過ぎてもたれてる感じ」
「朝は一日の活力なのに?!」
「あんたの健康優良児の胃腸と一緒にしないでちょうだい。あ、ソレ、一応プレゼント」

柴崎がニッコリと笑顔で示した先には小さな袋に入った香水と思しき小さな瓶と
リップだろうか、透明な液体の入ったペンタイプの小物が入っていた。

「ありがとう。でも、なに?これ」
「小瓶はフェロモン香水。で、そっちがグロスみたいなものかしらね。ノーメイクに使うのがいいやつだから
 ノーメイクのあんたにうってつけかと思って」

ノーメイクにグロスというのは何だろうかとおもいつつ、商品名を見ると――。
NureNureとある。

「ヌレヌレ?」
「そう、唇が濡れたような輝きになる。いわゆるキスしたくなる唇になるらしいわよー」

キスしたい唇――
確かに艶やかに濡れた様に光る柴崎の唇は男達には堪らないだろう。

とはいえ、郁がそんな色鮮やかな口紅に艶やかなグロスとなると相当違和感がある。
が、この商品は口紅を鮮やかにというよりは唇を健康的に艶やかに見せてくれると言う趣旨のものらしい。

なるほどと思った所で郁の顔が真っ赤に染まった。
キスと訊いて脳裏に浮かんだのは堂上で、まさかそんなはずがある訳もないのに
堂上と濡れた唇合わせる所まで想像してしまった。

「ギャア!」
「ちょっと何よ突然」
「へ、変なものくれないでよ」
「別に変じゃないでしょうが。イベント時と言えば意中の相手を懐柔するチャンスの宝庫じゃない」

意中とか懐柔とか!!!

わからないではいながフェロモン香水振り撒いてヌレヌレの唇で出勤なんて想像するだに恐ろしい。
「ご飯!!」

と叫んで郁は赤い顔を隠すように部屋から飛び出した。




◆◆◆


おはようございます。と郁が出勤してきた瞬間から堂上は何やら小さな違和感を覚えた。
特段何かが可笑しいと言う事はないのだが、何かが違う。


けれど何が違うのか解らない。
その戸惑いをアッサリ解決してくれたのは人を観察する事にかけては一流といっても過言ではない小牧である。
「おはよう。笠原さん。今日はいつもとちょっと雰囲気違うね」
「あ、えと変ですか?!というか迷惑ですか?!」
「全然。男くさい事務室に珍しくいい香りがするなと思って」

真っ赤になった郁はカバンを机に置きながら必死に自分の袖口付近の匂いを嗅いでいる。
「お前、何した」
「何って……。今日、あの誕生日で。柴崎から香水とリップもらって、つけて行けって無理やり」
「香水か……」


本来警備や訓練に香水などはご法度もいい所ではあるが本日は館内業務である。

業務に支障のない程度の香りであれば、特に規制などもされていないので
業務部の女性の中では香りを楽しむ化粧をしている女子職員もいる。

普段、男勝りと行っても郁とて年頃の女だ。
その辺りに興味があっても当然で、柴崎の見立てであれば仕事への影響も全て鑑みてあるのは間違いない。

真っ赤になった郁が、慌てて落ちるかどうかわからないけど洗ってきますと席を立つのを見て
堂上はその手首を掴んだ。


「待て、誰も落としてこいとは言ってないだろうが」
「で、でも教官眉間の皺が――」

郁に言われて初めて、眉間にしわを寄せていた事に気づき堂上は小さくため息を落とした。
「これはデフォルトだ、気にするな。この程度の香りなら業務に支障ないだろ」
「でも、香りって好みがあるから。男の人には苦手な人も多いって言うし」

郁の視線は明らかに堂上がこの香りが好みじゃないなら落としてくると
言わんばかりで、堂上は思わず苦い笑いをかみ殺す。
お前は、俺に迷惑かどうかが自分のお洒落よりも大事かと漏らしそうになった言葉は
胸の奥底に置いたまま堂上は掴んでいた郁の手を離した。

「別に苦手じゃない。いいんじゃないかたまには」
「ほ、ほんとですか?」
「ああ。ちょっとはお前でも女っぽくは見えるだろ」
「お、女っぽくって!!普通に女なんですけど!!!!」
「そうか?まあ、他にやめてくれと言うやつがいたら落としたらいい。俺は問題ない」


堂上がそう言うと、小牧も俺も平気だし。折角誕生日のプレゼントなら
そのままにしておいたらと小牧がソツのない笑顔でフォローを入れた。

隣にいる手塚に至っては、無言ではあるが明らかにどうでも良さそうなそんな顔である。
そして郁自身も明らかに手塚には確認しない所がこの部下二人の遠慮ない所だ。


「香りはどうでも、仕事はきっちりやれよ」
「わ、わかってます!!」
「ならさっさと支度しておけ。もうすぐ始業だ」


ハイと勢いよく敬礼した郁は満面の笑みで、その頬は僅かに赤い。
何をそんなに興奮してと内心笑いをこらえていると郁が動いた空間からふわりと漂った香りが堂上の鼻孔をくすぐった。


甘く目を引き付けられる香りとでも言うのだろうか――。


気にならないとは言った。
言ったが、これは別の意味で気になるかもしれない。

堂上が視線を動かすと、向かいのデスクから小牧が意味ありげな笑いを浮かべて「どうしたの」などと訊いてくる。
「別になんでもない」
「そ?顔赤いけど、熱でもあるの?堂上」
「心配には及ばん」

ほっとけと吐き捨てて堂上は乱暴に書類を捲った。








今日の見どころは、香りの郁ちゃんにカァッとする堂上さんな。
最初は耳だけなのにだんだん顔まで赤くなったらいいなぁ(どんなだ!)


ああ、この商品はアレですね。前にホラナデテを紹介した時に話題に上った
ヌレヌレな。
この単語でヤンダーな想像した方はちょっと常夜の国に強制送還だぞ(笑)

郁ちゃんが濡れた唇にフェロモン香水なんてふりまいてきたら堂上さんはイチコロよ~
なんてな。
イチコロなんて最近は言わないのかえ?

この後フェロモンふりまく郁ちゃんという珍しいものをみられる記念日。
になる予定です(笑)

え?!誕生日記念じゃないの?と思った方、その通り。それが本当なんだけどもな
裏のテーマは珍しい郁ちゃんを見られる記念日というのに設定したんだ。
最後までフリーで楽しくさわやかに白いゴールテープを切りたいと思います。

ゴール予定金曜日。常夜の皆さんには物足りないかもしれないがたまには常昼の都に降りるのも気持ちがよろしいぞ(笑顔)
07:00 図書館SS(堂郁)

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