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【不定期連載】 消えた記憶 =堂上の災難?= 第十回

2009/03/27
おはようございます!!!

金曜日ですね~~~~~~。
今週は水曜日もお休みしたから結構あっという間でした。

今夜はですね!9時からコナンくんとルパンのコラボ番組があるらしいので
それを見る予定です。

コナンファンとしては見ておかないとね★
そして映画の前売りも買いに行かないと~~~~♪


今日も皆様頑張ってまいりましょう!!!!



修行堂上さん雑念、雑念、雑・・・・・・・・・



堂郁 恋人設定 年齢フリー テーマ:堂上教官が記憶を喪失?!



郁の脚立事故の翌日の夜。
風呂上がりに、切れてしまったビールを買い足しにいくと
丁度共有玄関から外に出ようとしている郁と出くわした。

「か……郁」
「あ、堂上教官お疲れ様です」

一瞬、しまったという顔をした郁を怪訝に思いながらも
何処に行くんだ?と尋ねると郁は言い難そうにコンビニへと小さく漏らした。

コンビニくらいで何をそんなに言い淀んでいるのかと堂上が首をかしげると
郁は何か思い出したかのように小さく笑みを作った。

ほんの少しさみしそうな笑みの理由が分からずに郁の方へと近づくと郁が堂上の右手首を軽く掴んだ。

「教官」
「ん?」
「コンビニ、ついてきてくれますか?」

突然の申し出に驚きながらも、たかだか歩いて十分程度の距離もないコンビニである。
断る理由はない。
それどころか、誘われた事が妙に嬉しい。
了解の返事を返しつつ靴を履くと郁が催促する様に堂上の腕を引いた。

「何買うんだ」
「ヒント1は甘いものです」

郁は掴んだ堂上の右手首を放して、小走りで玄関を出ていく背中はそう遠くへ行かない内にぴたりと止まる。
そして後ろで軽く自らの両手を組んだ形で歩き始めた。
今度は堂上が背中を追う形で郁の右手首を後ろから軽く掴むと郁が酷く嬉しそうに顔を綻ばせた。

「なんだ?」
「教官から繋いでくれたから――嬉しいです」

たったそれだけの事でこんなにも嬉しそうにしてくれる郁は二十代半ばの女性とは思えない程
初心で、本当に今まで俺と付き合ってたのかと訊きたくなるほどに恥じらって見せる。

仕事中に見せるのとは全く違うその顔は、高校生の時に見せたあの時の顔とも全く違う。
女はいくつも顔を持っているとはいうがそれがこの単純を地で行くような郁にも当てはまるというのが意外と言えば意外だ。
先日のデートで見た、甘い笑顔が脳裏に蘇ってくる。

そして涙で濡れた頬やリップで艶やかに光る唇。

思わず掴んだ手に力を込めてしまい郁がどうかしましたか?と首を傾げた。
「なんでもない。甘いものってことはケーキか、菓子か?」
「ブブー、ヒント2は冷たいものです」

甘くて、冷たい。
とくれば「アイスか」と答えると郁がアタリですと笑顔を見せる。

基地を出て少し歩いた所で郁が堂上の左腕に腕をからませてきた。
いわゆる手をつなぐよりも『特別な』感じがするソレだ。

基地を出てからコンビニまでの道は車通りはあれど意外と人通りが少ない。
堂上はついてきて正解だったとホッとした。
いくら、郁が戦闘能力に長けていても女だ。
何かあってからでは遅い。

「郁」
「はい」
「今度からもコンビニに行く時、――いや。夜間外出する時は絶対に俺を呼び出せ」

なにもおかしなことを言ったつもりはなかったのに郁は驚いた顔で目を丸くしてから
思い切り噴き出した。
「なんだ!なにもおかしなことは言ってないだろう」
「違いますっ。記憶なくてもやっぱり教官は教官だーと思って」
「という事は、俺はこれを前にもお前に言ったんだな?」

堂上の言葉に郁がしまったと言わんばかりに絡みつけていた腕を解いて離れようとする。
離れようとした郁の腕を今度は堂上が掴んで引き寄せる。

さっきの郁の『しまった』という顔は堂上との約束を破った所を見られたから。というのは
もう言わずもがなである。
鈍い郁でも当然堂上が気づいた事を察したらしく、慌ててごめんなさいと謝り出した。

「教官、記憶ないからいきなりアイス買いに行くから出てきてなんて言われても絶対ビックリすると思って」

確かに。
別に全く問題ない、むしろ嬉しいくらいではあるが突然どうした?と思うのは間違いないだろう。
郁の性格的にべたべたと甘えるタイプではなく、なんでも一人で頑張ろうと無茶をするタイプであるのは
日常からも、先日のたった一日のデートからも伺えた。

なんでもポンポン言うくせに、本当に言いたい事を飲み込んでしまうというのも解っていた。
なのに、こちらが引き出そうとするとアッサリと白旗を上げる。

「確かに驚きはするだろうが、別に嫌でもなんでもない。前に言われてたと言えばいい事だろう」
「それはそうですけど。ちょっとした事で教官を煩わせるのは嫌だし」
「……。なら、俺がお前と一緒にちょっとでも出かけたいから声をかけろと言えば解るか」

思わずぶっきらぼうなもの言いになるのはもうクセの様なものだ。
もちろん心配が第一ではあるが、それと同じくらいの本音をぶつけると郁が夜目に解るほど真っ赤になった。

そういうのはズルイですと呟く口元が少しだけ緩んでいるのを見逃さなかった。
そんな顔をされて、そんな風に答えられて『可愛い』と思うだけで済むはずがない。

一度唇を奪ってしまえば、それはもう堂上にとって堪えられない当たり前すぎる欲求だ。
記憶と寸分違わぬ、柔らかさ、温かさ、香りは現実なのだ。

コンビニに入ろうとした郁の腕を引っ張ってコンビニ前を通過すると
郁が驚いた顔で「教官!?」と声をあげた。

「アイス持ってたら帰りはすぐ戻らないと駄目だろう」
「そ、それって――」
「嫌なら引き返す」

嫌か?と問うと郁は、小さな声で嫌じゃないですと呟く。
引っ張り込むように公園に入り、人気のなさそうな木陰で郁を抱きしめた。








ああ、堂上さん修行できてない。
今回の見どころはコンビニ前で郁ちゃんをさらったどじょさんな!

驚く郁ちゃんの二の腕辺りを強引につかんで引っ張ってもらいたい★

コンビニに付き合う約束だって忘れているということで
郁ちゃんはしまったって思ったけど堂上さんはわからないからどうした?って思ったんだよな。
ちょっと切ない場面もさりげなく押し込めつつ、郁ちゃん前向きに頑張るという。


アイス持ってるとゆっくりキスできないから先にするぞと暗に匂わせる
少年と大人の入り混じる堂上さんをお楽しみ下され。

ついに最終回近づいてまいりました。
はたして、ドコでどうやって思い出すと思いますか?!

もう結末はできています。
私がどうシメるかご想像くださいませ(笑)
ああ、皆さんの頭に妄想が膨らんでいくのが見えます~うふふん(喜)


最終回来週金曜日予定。あと三回ってところですね!
07:00 図書館SS(堂郁)

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