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あんなふうに―― =前編=

2009/02/11
おはようございます。

水曜日ですが祝日なのでお休みです。
今日も頑張って印刷しまくります。がんばれプリンター
ファイトだプリンター☆


そういえば今年のバレンタインは土曜日ですよね。
会社の義理チョコどうすっかなーと思う今日この頃。
男の人しかいないので、去年はその辺で買ったやつを適当に配ったのですが
お返しくれたのは一名。ネコの主任さんだけでした。
ああ、タスクフォースだねとおもいました。
今年はキットカットでいいか?(笑)


いい人なんですよ主任。ちょっと抜けてるけど意外と(オイ)優しいのに何で嫁がいねーのか(酷)
やっぱ仕事時間が不規則すぎるとタイミングがつかめないのでしょうかね。

今年はキメる!って司令塔に宣言していたみたいないので
今年は主任さんの明るい話題が聞こえる日が来るかもしれません。
なーんて(笑)


皆さん旦那さんにチョコとかあげますか?
ウチではあげてないんですよね。
明治の板チョコがイチバンだとか言うので。

やはりここはチョコでポイント稼いどくべきでしょうか(旦那のポイント稼いでどうするのか!)




それでもSSは予定通りです~。


堂郁(夫婦)+手柴(婚約) 年齢フリー テーマ:あんなふうになりたいよネ★






「あーら。堂上ご夫妻お買いものですか?」

買い物を終えて夕飯を外食にするか家で何か作るかと堂上と話していた時だった。
背後から聞き慣れた声と、ふわりと柔らかな細い腕が郁に抱きついてきた。

「え?!し、柴崎?」

郁が振り返ると背中に縋りついているのはまぎれもなく友人で元ルームメイトの柴崎だ。

そしてどうしたらいいのかという顔をして立ち尽くしているのは
同僚であり、柴崎の婚約者でもある手塚。

「おう、お前たちもこの辺に出てたのか」
「はい。式の打ち合わせでちょっと」

堂上の言葉に手塚が気まじめに答えると堂上が仕事じゃないんだから
そう固くなるなと笑うと、いきなりだったんで切り替えがと頭を掻く手塚に
柴崎もクスクスと笑った。

そして郁に抱きついていた腕をほどく。
「もう帰る所?」
「ご飯どうしようかなーって篤さんと話してた所。外食か自炊か」
「だったら一緒にしない?」
「しかし、邪魔じゃないのか」

堂上が眉間に皺を寄せたのは、婚約中である手塚と柴崎を気遣ってだ。
既に結婚して毎日一緒に暮らしている郁たちとは違い
婚約中とはいえ恋人でしかなければ二人で過ごせる休日は貴重なはずで――。

そのくらいの事は疎い郁でもなんとなく解る。

「ここで会ったのも何かの縁だし?たまには四人て言うのもいいじゃないですか」
「いいのか?手塚」
「自分は全く問題ありませんが、堂上一正にご迷惑じゃ」
「いや、俺達は別に」
「じゃあさー。柴崎あそこいかない?久しぶりに」

郁が嬉々として柴崎に店を提案すると柴崎も乗り気で頷いている。
堂上と手塚はその様子で、一緒に夕食が決定した事を悟った。

「篤さんー。イタリアンでもいい?」
「ああ、なんでもいぞ。お前たちで好きに決めろ」
「さっすが、堂上教官は話が早い~」

じゃあ行きますかと、先頭を切った郁と柴崎の後を追う形で
堂上と手塚も歩きはじめた。



                  ***


少し時間が早かったせいか思ったよりも店内は混んでおらず
窓際のいい席に案内してもらう事が出来た。

堂上と郁が並んで座り向かいに手塚と柴崎が並ぶ。

「なんかこういう風に外で四人で食事って初めてじゃない?」
「あんたん家にお呼ばれはあったし、飲み屋系ならこの面子もあったけど」
そういえばそうよねぇと柴崎も綺麗な笑顔で笑った。


少しだけ洒落たイタリアンレストランは正装などは必要ないが
普通に食事をするには少しだけ値が張る。

柴崎とも何かの特別な時に片手で数えるほどしか来たことのない店だ。
ただ、値段通り料理はどれも美味しく意外とボリュームがあるので
郁の空腹もしっかり満たしてくれるなかなかお気に入りのスポットとなっている。



「えっと、コレとコレー。あとサラダは二種類頼む?」
「そうねーこの面子だとちょっと足りなそうだから二種類かしら」

メインはさーとメニューを見ながら嬉々として打ち合わせる柴崎と郁をに手塚は小さなため息を落としつつ
堂上に頭を下げた。

「すみません。なんか急にこんな所に連れて来て」
「いや、どうせ何か食って帰るつもりだったしな。郁も喜んでるし」
「俺が払うんで」
「阿呆、この面子でお前に払わせるなんてありえないだろうが、大体どう考えても家の方が食うからな」

笑いながら視線を動かした先で郁がデザートを何種類頼むかまで必死の形相で詰めている。
結局四人分別々に頼んで少しずつ食べようという所で決着がついたらしい。
ちなみに何を頼むかについて堂上と手塚に聞かれたのは、食べられないモノはあるか。
それだけだ。

ひとしきり注文を終えてしばらくすると、先にワインとグラスが運ばれてきた。
赤い液体が注がれたグラスを軽くあげて乾杯する。

「柴崎と手塚の結婚を祝して~」と郁が音戸を取り、カチンと透明な音が静かな店内に響いた。

「わー。結構飲みやすい」
「郁、調子に乗って飲みすぎるなよ。1杯でやめておけ」
「もうー。いいじゃないですか。お祝なんだから」
「潰れたらアレで抱きかかえて帰るからな」

堂上の意地悪な笑みを含んだ一言に郁の頬がひきつった。
アレというのはつまり『お姫様だっこ』
二人きりの時にされても死ぬほど恥ずかしいアレを人前で。

郁は解ったからと必至で頷くとそれを見ていた柴崎がクスクスと笑った。

「ほーんといつまでたっても新婚ねぇ」
「どこがー?!すっごい意地悪ばっかり言うんだよ篤さん」
「可愛くて可愛くてしょうがないからでしょうが」

ねえ?堂上教官といきなり話を振られて素知らぬふりをしていた堂上が軽くワインにむせた。

「いちいち過剰に反応するからだ」
「ちょ!酷い。じゃあ絶対反応しませんよーだ」
「そういうところが突っつきたくなる原因だってのをそろそろ学習しろ」

そんないつもの会話を繰り広げる二人に柴崎が思いきり吹き出した。
柴崎の笑いで堂上は憮然とし、郁は顔を赤く染めてワインを一口飲みこんだ。




運ばれてきた料理をほぼ、郁、堂上、手塚で平らげているような状況を
柴崎はさも驚きもせずに眺めながらワインを口に運んだ。

「柴崎ー本当にもいいの?なくなっちゃうよ?」
「もうお腹いっぱいー。みてるだけでも満腹」
「相変わらずー」
「あんたも相変わらずっていうか前より凄くなってない?」

柴崎の一言に郁が食事の手をピタリと止めた。

「やっぱり、食べすぎ?篤さんのご飯とかすごくおいしいから食べすぎちゃうんだよね」
もうやめておこうかなーと郁がフォークを置こうとした所で堂上が郁の皿にパスタを取り分けた。

「ちょ、篤さん」
「お前は細すぎだ。代謝がいいんだからこのくらいで太るわけないだろうが。きちんと食わないと夜腹へって泣く羽目になるぞ」

堂上の身も蓋もない一言に郁の顔が真っ赤に染まったのは当然その出来事に覚えがあるからである。
互いの食べる量を知っている仲とはいえ結婚してしばらくなんとなく気恥ずかしくて思いきりは食べられなかった。
お腹ペコペコの時なんて郁の方が堂上よりも食べる量が多くなってしまうのもまた恥ずかしさの一因だ。

「それはもう言わないでっ」
「言われたくないなら、変な恥じらいは捨てろ」
「恥じらいじゃないっ」

いいからしっかり食え、ノルマだノルマと言いながら堂上が郁の皿に食べ物を取り分けていく様子に
柴崎が再び笑っていると手塚は迷った挙句お前ももっと食った方がいいんじゃないかと柴崎に尋ねてきた。
明らかに向かいの二人を参考にしている気遣いがさらに柴崎の笑いを誘った。

「あたしは本当にもういっぱい。あんたたちと違って戦闘職種じゃないんだから」
「でも、お前も細すぎるだろう」
「い、い、の!あんたとの結婚式は一番綺麗になって迎えたいんだから絶対太りたくないのよ」
女心は複雑なの。

柴崎がそう返すと手塚は不思議そうな顔でそんなもんかと呟いて自分の皿を空にした。


そんな柴崎と手塚のやり取りを嬉しそうに見ているのは堂上と郁で
柴崎が頬を僅かにピンクに染めつつ、ジロリと郁を睨む。

「なによ」
「ううん。幸せそうだなーと思って」
「……あんたたちに言われたくはないわね」
「そう?」
「そうよ万年新婚夫婦」
「万年て、そこまでじゃないでしょ。喧嘩だってしょっちゅうなのに」
ねえ?と郁が堂上に視線を動かすとお互い譲らない時があるからなと苦い笑いをかみ殺した。








初の手柴婚約期間です。
堂郁なのか手柴なのかどっちだよと突っ込まれそうなストーリーですが
一応手柴になるのかな。

結婚式前くらいですね。
開き直ったらいっぱい幸せになりたいという柴崎さんの甘いところをちょっと。
気を許したらきっと柴崎はいっぱい甘えるんだろうなーと思うわけです。

そんな二人を郁ちゃんはすごくうれしく見てると思うんだ。
大事な人の幸せは見ているだけでこっちも幸せになれますよね。


後編もほの甘く甘~く、続きます☆
07:00 図書館SS(堂郁以外)

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