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001.約束 ~100のお題~

2009/02/09
おはようございます。
月曜日ですね~。


でも今週は明日行ったら一度お休みなんですよ!!!
嬉しいですね☆

エンジンがかからないままに終わりそうな一週間です。
昨日オロナミンC飲みすぎて腹痛い!(アホ!)

どうして炭酸はあんなにもおいしいのでしょうか。
休みだと油断してたくさんいろいろ飲んじゃうんだ。
皆さんも気を付けて下さいね(笑顔)



今日は、やるぞーと思っていた100のお題を開始します。
不定期に思うままに。
INDEXは100のお題専用INDEXになりますのでご注意下さいね~。
100できるか謎ですがそこもまったりと☆


ちなみに水曜と金曜日は、ななななんと!
手柴+堂郁というよく分からないセットの初試みを前後編で披露いたしますよ。
それはお題とは別のふつーの物語です。



堂郁 恋人初期 年齢フリー テーマ:初デートの約束☆






今日は堂上が退院して、初めてのデート。
付き合い始めてから初めての見舞い以外のデートだ。

クローゼットの中を引っ掻きまわしながら、郁は必死に鏡の前で胸元に当てて見る。

「これじゃあ、もう寒いかなー。でもこっちだとちょっと秋っぽくないよねぇ」

そんなことをしていたら、ドアの開く音とともに柴崎が朝食から戻ってきた。
そして郁を見てニンマリと頬を緩める。

「デートの衣装選び? いーわねー」
「ウッ……。だって、はじめての外出デートだし」
折角だから可愛い格好していきたいしともにょもにょと郁が呟けば、柴崎は心底羨ましそうに
出勤用のバッグを手に取った。

「こちとら仕事だってーのに。朝っぱらから御馳走様ー」
「あ、ちょっと待って!柴崎!!」
「なによー。遅刻するでしょー?」
「コレとコレ!どっちがいいと思う?どっちが堂上教官好きだと思う?!」

郁が迷いに迷いぬいて絞り込んだ2着を左右にそれぞれぶら下げて
柴崎の方に突き出した。

柴崎は鋭い視線で左右見比べた後、右側を差す。
「右ね。左は来月くらいからじゃない?」
「そっか!そうだよね!!」
「あんた脚が唯一の武器なんだからもっと見せたらいいのに」
「ちょ!唯一とか言うなっ」

郁が噛みつくと柴崎はまあ頑張って~と手を振りながら部屋を出て行った。
一人になった部屋の中で郁はスカートのすそを摘む。

「もっと、短い方が教官喜ぶのかな……」


入院中、できるだけお洒落をしてお見舞いに通っていたら言われた一言が郁の脳裏によぎる。
『そういう格好は、一緒に出かけられる時まで取っとけ』

驚くと同時に恥ずかしさで顔が熱くなった。

それからは、普段着に少しだけおしゃれをして見舞いに通ったので
取っておきのお洒落をするのは久しぶりで、外デートでは初めてだ。


鏡の前で何度も服装とメイクをチェックする。
鞄までしっかりコーディネートしていたらあっという間に約束の時間ギリギリになっていた。


「うそ!! もうこんな時間?!」

郁は慌てて部屋を飛び出した。
いつだったか堂上と二人でカミツレを飲みに行った時と全く同じだ。

約束の駅まで走りながら郁は誰にともなく叫んだ。
「んもー! あたしなんで進歩ないんだっ!」


寮を走って飛び出すと丁度これから出かける所らしい小牧と行き合った。

「おはよう笠原さん」
「お、おはようございます!」
「ずいぶん急いでるね。遅刻?」
「ちょ、ちょっと遅れそうで」

時計を見るともう約束まで十分しかない。
ギャッと郁が悲鳴を上げると小牧が口元に拳を当てて笑った。

「大丈夫、デートに遅刻くらいで堂上は怒らないから」
「いえっ。そういう問題じゃっ」
「笠原さんが慌てて、転んで怪我でもしようものならそっちの方が怒られるよ。気をつけて」

笑いをかみ殺す小牧に一礼して郁は再び走り始めた。
一応小牧の言うことも一理ありそうなのでできるだけ気をつけて、全速力で走ると
約束の時間に数分遅れて、待ち合わせ場所に到着した。



「すみませーーーーん!!」

と声を限りに叫ぶ堂上がギョッとした顔で郁を見て、苦笑した。
「お前、声がでかすぎる」
「え?」

郁が気付くと周りを歩く人たちがチラチラと堂上と郁を見ながら改札へと吸い込まれていく。
真っ赤になりながら郁がうつむくと、その頭を堂上が軽く叩いた。

「走ってこなくていいんだぞ」
「いえ!! そういう訳には……すみません。あたしこれで二回目だし。しかも初めてのデートの約束なのに」

郁が肩を落とすと堂上が声をあげて笑った。

「お前は、しょっぱなからいろいろやらかしてくれるから飽きんな」
「ちょ!それどういう意味ですか?」
「そのまんまの意味だ」
「ま、まだそれほどの事は何もやらかしてないと思うんですけど」

そう言いながらも、既に堂上の唇を勝手に奪った挙句
戻ってきたら好きって言うだの。
告白シーンで王子様云々を絶叫して呆れさせ、見舞に行けばりんごひとつ剥けない所か指を切り
あろうことがボコボコになったりんごを堂上に食べさせたのだ。


それ以外にも入院中小さな失敗はいろいろやらかした。
思い出せば思い出すほどいろいろ『彼女』としてありえない自分の姿を思い出して郁はうなだれた。
「なんか、あたしやっぱいろいろありえない……感じ」
「そうか? まあ気にするな」
「気にしますよっ!っていうか、そんなことないくらい言ってくださいっ」
「気休め言ってどうすんだ。そんなもん」
「うわっ。冷たっ」
「冷たくないだろう。俺はそういうお前がよくて選んだんだ。だから、そのままでいいだろうが」


堂上が溜息と共に吐きだした言葉の甘さに気づいて郁が顔を真っ赤に染めると右手に堂上の固い掌が触れた。


「ほら、行くぞ」
「あ――。はい」


今日は初めてのデートで堂上のいつも行くところに連れて行ってもらう約束だ。
堂上がいつもどんな所に行っているのか。

初めて知る堂上のプライベートを知れるのは『特別』な気がして郁は頬を緩めた。



fin.








100のお題から1題目ですね。
デートの約束。
まあどこかで見たような、内容ですが郁ちゃんも堂上さんも退院後の初デートは
ちょっとだけ緊張していたらいいなーという想いを込めて。

絶対歩いてきた小牧さんが後で目撃して、あの二人とこっそり笑ってるんだ。
もしくはホームで追いついて、手をつないだ二人が慌ててパッと手を離してからかわれるといいな。


郁ちゃんはたぶん、デート中にスカートもっと短い方がいいですか?とか聞いて
堂上が眉間に皺寄せたりするんだきっと☆

ミニスカートは個人的にはいいけど、外でははくなとか本音が零れたら
郁ちゃんは目を丸くして、外ではかなかったらいつはくんですか?と首をかしげるといい☆


こんなサラリとした短編も私は好きだー。
つまらなかったら申し訳ないですが、100題のテーマはとりとめもなく書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください~。



07:00 図書館SS(堂郁)

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