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寄贈品:予防接種

2009/02/05
皆様 おはようございます~~。

木曜日の朝がやってきました。
本日はhiromama様の寄贈品ですよー。

今日もかわいらしい堂上さんです!!

hiromama様ありがとうございます!!!


アハハと笑ってもらえるといいなーと思いながらお送りします。
一言置いて行っていただけましたらhiromama様にお伝えさせて頂きますね☆。

どどーんとぜひよろしくお願いします☆



ではではたね的妄想付きで~




突然配られた案内用紙には、インフルエンザの予防接種案内と書かれていた。

それを見た途端堂上がピシリと固まった、様な気がした。

「そこに書いてあるように、今週中に特殊部隊全員予防接種してこい」

ざわりとざわめく事務室内。
堂上だけが固まったまま案内の用紙を穴があくほど見つめている。

「無料なんだ。じゃあいっかー」
「お前、突っ込みどころはそこなのか?」

郁の呟きに突っ込んだのは堂上ではなく手塚。
ここでいつもの堂上ならば、阿呆と来る所だろうに
堂上はと言えばまだ何やら固まったままだ。
何か都合が悪いことでもあるのだろうか。

こんな様子の堂上は見たことがない。

「教官?どうしたんですか?」
「あ、ああ。いやなんでもない」

なんでもない、という顔ではなかった。
無表情もいい所だ。

その向かいでなぜか小牧が笑いをかみ殺している。

「小牧教官何かおかしいんですか?」
「いや。なんでも。ククッ――。なんでもないよ。ね、堂上」
「なんでもない!仕事しろ!仕事!!!」


理不尽な怒声に追われるように郁と手塚は首をかしげたまま業務に戻る羽目となった。


                  ***

インフルエンザの予防接種の締め切りが明日に迫っていたある日。

「おい、笠原お前予防接種行ったのか?」
「え?ううん。明日行く」
「お前、どうして何でもギリギリなんだ?」

なんでも余裕を持たせる手塚に比べて郁はギリギリになることが多い。
だからといって予防接種の事までブチブチ言われる筋合いはない。

「うるさないなー。明日までなんだから明日受けたらいいんだって」

そういいつつも堂上の小言が飛んでくるのは覚悟の上だった。
が、いつまでたっても堂上の怒声が飛んで来る気配がない。
振り返ると、小牧がニヤニヤと堂上も明日までだよなどと呟いている。

「え?!堂上教官もまだなんですか?」

なんでも前もってやれが口癖の堂上らしからぬ状況に郁は手塚と目を見合わせて首をかしげた。
この間から堂上の様子がおかしい。
体調でも悪いのだろうか――。

「教官調子悪いんですか?それだったら接種はやめた方がいいですよ」
「いや、体調は問題ない。ちょっとバタバタしただけだ」
「ならいいですけど、一緒に行きますか?明日」


なんとなくのつもりで言った言葉に小牧が盛大に噴き出した。
腹を抱えて笑いだした小牧に堂上が憤怒の形相で怒鳴り返している。

一体何なのだろう。


その疑問は翌日解けた。







多少混みあった待合室。
小さな子供も予防接種を受けに来ているようだ。

泣いている子供を見て郁が笑っていると、異様に無口な堂上が口を開いた。

「郁」
「はい?」
「予防接種受けたことあるか」
「ありますよー。何回か」
「……。痛いのか」
「は?!」

堂上の目があまりにも真剣だったので思わず、ちょっとチクっとするだけです。と
郁も真顔で返していた。

それでハタと気づく。

もしかして、
「教官、注射苦手なんですか?」

予防接種
※クリックで原寸大



まさかとは思う思うがそれならばこの間からの不審行動も納得いくというものだ。

「……。慣れてない。得意じゃないだけだ」
「素直に、苦手って言えばいいのにー。手塚見たい」

と思わず笑みを浮かべた郁を堂上がジロリと睨む。
そんな堂上の意外な一面を見つけて郁は嬉しくて笑った。

「笑いたきゃ笑え。情けない男すぎて呆れたんだろ」
「違いますよー。知らなかった教官の一面が知れてうれしいなって思っただけです」

頑張ったらご褒美にパインアメあげますと笑うと堂上が不思議な顔をした。
「なんだ、パインアメって」
「えー?病院で頑張ったらパインアメが定番じゃないんですか?」

笠原家ではそうだった。
病院で頑張ったらパインアメ。
ちょっと大変な治療だったらメロンのジュース。

「そんなもん貰ったことないぞ」
「えええ?!そうなんだ?普通だと思ってた」

それに、どうせ褒美貰うならアメより甘いもんがいい。
憮然と呟いた所で堂上の名前が呼ばれた。

多少青ざめた顔で処置室に消える堂上を郁は首をかしげながら見送った。

「もっと甘いものってケーキとかかな??」


この後二人でお茶くらい出来る時間あるかなーと時計を眺めながら郁は待合室の椅子へと腰をおろした。









fin.









という訳で!
頂いたインフルエンザ予防接種におびえる堂上さんのイラストから妄想。

皆弱点くらいはあるだろう。
堂上さんが注射苦手だったらと思うとちょっとカワイイと思った。

私も苦手だから親近感。
いつも採血とかの時、この人下手だったらどうしようとか心配する失礼な患者だ。私。
だって下手の人痛いんだもん。上手な人がすると痛くないのに。

採血する方も修行とはいえ、できれば熟練にお願いしたいと思ってしまう私は
協力精神のない患者さんでございます。

さて堂上さんの求める甘いものは何だと思いますか?(微笑)

面白い想像を掻き立てるイラスト、有難うございます!!hiromama様~~~~。
07:00 寄贈品

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