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キスよりも早く 番外 =求めるもの=

2009/02/02
皆さんおはようございますーー。
二月の初月曜日。
明日は節分ですね!

しかーし、何やら昨日から目が回るんですよっ。
父の風邪貰ったか?!
私はたまに目が回るときがあります、皆さんそういうことありますか?
三半規管が弱いからだと思うのですが、大きな病気の隠れ症状だったらいやですよね。

とはいえ今日はリフレッシュのためお休みを取っているのでフリーダムです。
やったね☆
十分リフレッシュした生活を送っていてなんですが、健やかな体は健やかな精神から。
ということで!!!

でもなんか不調で眠ったら終わりそうな気配です。


これからお仕事、お勉強の皆様今日はエンジンかかりにくいと思いますが
頑張ってきてくださいませね。

さて本日は、お待たせしましたといいつつ誰も待っていないか?!

キス早の大人の番外編です。

あの夜のことが知りたくてたまらないんだよ!!という大人の皆さんへのサービスで(笑)
連載終了記念ということで今日はいつもより少し長いぞ!


堂郁 R18指定 夫婦期間 テーマ:キスよりも早く 番外編 二人が結ばれる夜。


この先18歳以下の方閲覧できません。





緊張で、心臓が壊れそうだった。

何でこんな物を持っているのかと問われたら、そう思ったのに
それを聞かれることはなかった。
ただ、驚いた顔で、「いいのか?」と。

いい。

篤さんなら。

篤さんだから、いい。

でも言葉がうまく出なくて、何度も頷いて見せると
聞いたことがない程に甘くて優しい堂上の声が聞こえた。

「やっぱり駄目って言われても止める自信がない」
「い、いいです。止めなくて……いいです」

掠れる声でそれだけ絞り出すと堂上が優しくすると約束してくれた。

暗くなった部屋。
いつもなら寄り添ってお休みなさいという瞬間なのに今日は違う。
ゆっくりと堂上が覆いかぶさってくる気配が解った。

器用に体重をかけない堂上に驚きながらも
じっと目の前を見上げていると次第に闇に慣れた視界に堂上の表情が映り込んできた。

あの夜と同じ。

熱くて熱くて、心の中まで焼き切るみたいな真っ直ぐな視線。

まるで、本当にいいのかどうかを確かめるみたいな、そんな眼差し――。
視線が絡み合った後、大丈夫と伝えるために郁はゆっくりと瞼を閉じた。

ふわりと触れたのは柔らかい唇。
もう何度も重ねている堂上のそれは少しだけ渇いている。
堂上の口付けに応えるように郁からも少し唇を押しつけた。

啄ばむ口付けの後、堂上の掌が郁の頬を包む。
優しく撫でられて、ドキドキと郁の心臓が高鳴った。


滑った掌は首筋から鎖骨を辿り、パジャマの上から右の膨らみを捉えた。
女同士でふざけ合って触れられることがあっても、異性に触れられるのは初めてだ。
それも自慢の胸ならばともかく、コンプレックスの塊。

「篤さん」

思わず震える声が出てしまい、堂上がぴたりと手を止める。
「ん?」と覗き込んでくる顔も優しさに満ちていた。

「あたし、あんまり女の子らしくないけど――」
ごめんなさいと呟くと堂上が阿呆と小さく呟く声が聞こえた。

「俺がどれだけお前に触れたかったか解るか?やっとお前が覚悟してくれてうれしい」
身体つきなんて関係あるかと耳元で囁かれて身体が熱くなった。

この人はどれだけあたしを求めてくれてたんだろう。
なんで、あたしはあの夜篤さんが別人みたいなんて思ったんだろう。


初めて見る顔、初めて聞く声。
それなのにまぎれもなくそれは愛しい人のもので
怖さの欠片もない、ただ不安があるとすれば、愛しい人にがっかりされること――。

再び動き出した掌の熱さに、驚きながらも郁はおとなしく堂上に身を任せた。
やんわりと衣服の上から膨らみを撫でられると、中心が次第に固く尖ってくる。
恥ずかしくてギュっと目を瞑っていると、パジャマのボタンが外された。

合わせ目を左右に広げられると外気に触れて肌が泡立つ。
鳥肌と笑われて郁が瞼を開けると、いつもの堂上の笑顔がそこにあった。
「だ、だって。いきなりだったから。ゾクってして」
「言った方がよかったか?」
と喉の奥で笑われて郁は、恥ずかしさで胸元を両手で覆った。

けれど、堂上は郁の手首を捉えて左右に開かせ、膨らみに唇を寄せた。
「わっ」
「わっってお前――」
「び、びっくりして・・・。な、舐めるんですか?」

柴崎の読ませてくれたマンガでも同じようなシーンがあった。
確かヒロインの女の子が恥ずかしそうにアッと声を漏らして
それを恋人の男の子が「かわいい」と笑いを浮かべていた。

い、言えないっ。
恥ずかしすぎる。

そう思ったのに、膨らみの中心に咲く尖りを食まれた瞬間
それは本当に自然に零れてしまった。


「あっ……っ」

まさか自分の口からそんな声が出るとは思わず郁は慌てて両手で口元を覆った。
もう恥ずかしくて堪らずそのまま顔を左にそむけると堂上からあのセリフが飛び出したのだ。

かわいいと呟く声の後、再び掌と唇が郁の肌を這い始めた。
唇の濡れた感触が辿る度に甘い痺れが水面の波紋のごとく広がる。

唇を必死で押さえても、漏れ出る声を抑えきれず
余計に恥ずかしい声になって零れた。

んっ……。

っぅ……。

声を殺すことに集中しているといつの間にか身につけているのはショーツだけ。
堂上と夜を共にする日にはと思って用意していたとっておき。

脇腹を滑った掌が太ももから膝までの間をゆっくりと辿る。
そんな所を撫でられるのも当然初めてで郁は必死に身体に力を込めて堪えた。

くすぐったいような、それだけじゃないような。

「郁、そう緊張するな」
「します、よ。なんかくすぐったいみたいな不思議な感じ」
「そうか。気持ち悪かったら言えよ」
「悪くなんかないです。全然――」

むしろ時々凄く気持ちがよくて恥ずかしい。
それは言葉にできなかったのに堂上が嬉しそうに笑った。

もう何度目か解らないキス。

いつもよりたくさんたくさんキスできるのが嬉しい。
いつだってキスが終わるのが寂しかった。

もっと触れたくて、もっとたくさんして欲しくて。
でも言えなかった。

こうして堂上にキス以上の行為をされて初めて気づいた。
こういう風にされたかった。
こんな風になりたかったんだと。


「もっとたくさん触ってほしい、です」
「……うっかりそんな宣言してただで済むと思うなよ」


嬉しさをにじませる堂上に郁が臨む所ですと笑顔で返すと深いキスと共に
堂上の指先がショーツの上を滑った。

ああ、そんなところも当然見られて、触れられるんだと思うと体の芯が熱くなる。
羞恥だけではない何か。


キスで思考がどんどんぼんやりとして、何もわからなくなった頃
堂上の指先が最後の布地を越えてきた。

ピクッっと反応した後に思わず身体を強張らせると。
堂上のキスが深いものから浅いものへとシフトする。

啄ばむキスと共に、その場所を探られた。

いきなり入り込んでくることはなく、ゆっくりと入口付近を辿っている堂上の指先が
次第に濡れていくのが郁自身にも解った。

それが郁自身から溢れるものをまとわりつかせているという事も。



「っ……」

声を堪えていると、するりとショーツが取り去られた。
軽く足を開くように促されて堂上のするままに足を開いた。

恥ずかしくて堪らないのに。頭がぼんやりして何もわからない。
熱に浮かされるみたいに身体が熱い。


くちゅり

と静かな部屋に響くのは紛れもない自分の恥ずかしいところの音で
郁は顔を背けてシーツを固く握りしめた。


大好きな堂上の指が中で蠢くのが解る。
気持ちいいというより不思議な感覚の方が先に立つ。

時折痛くないかと問われて頷くのが精いっぱい。


そうして与えられる刺激に少しずつ慣れた頃、痺れる程の甘い刺激が
背筋を走り抜けた。

「あっ。やぁ!!」
「郁」
「ふぅ……んぅ……」


こんな声、やだ。

だめ。聞かないで。

そう思うのにその場所に触れられると今までなんとか堪えられていた声が
全く堪えられない。

「そこ、だめ」
「痛くはないな――」

ならやめないといわんばかりの問いに郁がイヤイヤするように首を左右に振ると
少しだけ与えられる刺激が緩やかになった。

訓練でだってすぐには上がらない呼吸がもう限界だと訴えるほどに
激しくなってしまうのも堪らなく恥ずかしかった。

感じているのだと、堂上に知られるのが怖い。

「あつし、さ……。そこイヤ」
「気持ちよくないのか。気持ち悪いか?」

むしろその逆――。

「はずかしい……から」それだけ言葉にすることしかできない。
「恥ずかしがることない。気持ちがいい事は恥ずかしい事じゃない。郁」
「や……。だってあたし初めてなのに気持ちいいなんて、やらしい」

やらしくて恥ずかしくて涙が出た。
その涙を堂上が唇で吸い取ってくれる。

ああ少女漫画みたい。

どうしてこの人はこんなに優しいんだろう。
こんなに恥ずかしいのに、そんな顔をみせられたらこれでいいんだって思っちゃう。

こんなにやらしくて、何もできないのにそれでいいんだって思っちゃうよ。


「全然やらしくないけどな。むしろいつかそうなってくれたら俺は嬉しい」
「嘘っ。声に出てた?」
「駄々漏れだ。何もできなくてもいい。恥ずかしがらずに全部見せてくれ」
俺にだけは何も隠さないで見せてくれ。

願うような熱い声に頭の芯がボウッとした。
敏感な場所を辿っていた指先が郁の内部に再び埋められる。

先ほどよりもきついのは指の数が増えたからだとなんとなく感じられた。
思った以上にそこは敏感らしい。


きつくないかと気遣う声に笑顔で頷く。

本当は少しきつい。
これで身体が繋がったどれほど痛いのかと不安はあるがこんなにも優しい堂上となら
どんな痛みでも耐えられそうな気がした。

あんたが訓練でこさえてくる大物の傷よりは痛くないでしょうよと苦笑した
柴崎の顔を思い出した。

あの華奢な柴崎ですら耐えられた痛みなら自分が耐えられないはずがない。

チュっと唇と額にキスをしたあと堂上は一度郁から離れた。
着衣を脱ぎ捨てる姿にドクドクと心臓が早鐘を打つ。

シルエットだけでもその身体がどれほど引き締まっているか見て取れる。
その中心で熱くそそり立つものも――。


ベッドサイドの引出から取り出された箱。
その中から取り出された小さなパッケージ。

ああ、いよいよなんだ。

手繰り寄せて身体を隠していた布団は堂上が戻るなり横に押しやられた。
重ねるだけのキスの後、いいかと問われて。
はっきりと答えた。

「はい」
「我慢できないほど辛かったら我慢せずに言えよ」
「大丈夫――。どんなに痛くても頑張れる」

本心からの言葉だったが堂上の眉間に小さな皺が刻まれた。

「阿呆、お前に酷い痛みを我慢させて自分だけ気持ち良くなれるか」
「だって、初めてはしょうがないって」
「それでも。お前を泣かせるのは本意じゃない」
「あたしも篤さんと最初から気持ちよくなれるような経験積んでおけばよかった」

深い意味はなかった。
ただ、こんなにも気を使わせるのは初めてだからに他ならないと思っての発言だったのに。
堂上がバカと呟くのが聞こえた。

「経験なんてこれから俺と積めばいい」
俺が、俺だけが教えてやる。

熱い声の後、濡れてしまった場所に固いものが押し付けられた。
それが何なのか、考えなくても解る。


郁、と名前を呼ばれた後に激しい痛みが来た。
押し込まれるという表現ですべき、入ってくるでは生ぬるい衝撃。


「あっ……ああ」

必死で伸ばした掌でシーツを握り締めていると、きつく握った掌の上から
堂上の熱い掌が重ねられた。

「郁」
「あつし……さんっ!」

溢れた涙が止められないまま、浅い呼吸を繰り返していると
堂上の動きが止まり抱き締められた。

「郁、腕背中にまわせ」
「だ、だめっ」
「なんでだ」
「爪、立てちゃう……かも」

苦しそうな声が出てしまうのは、抑えようとしても無理で呼吸も乱れ切っている。
大丈夫だって言いたいのに、たぶん見た目全然大丈夫じゃない……はず。

「すまんな」
「な、んで謝るんですか?」
「お前に辛い思いさせてる」
「そんなの――当たり前だからいいのに」

むしろこんなにも優しく気遣ってもらえるのは普通なのか。
それすら解らない。

「今日はこれで十分だ。もう少ししたら離れるからもうちょっとだけ」

堂上が全然気持ち良くなっていないことくらいは郁にも解った。
途中でやめられないといいながら、男の人の【最後】までをしようとしない堂上は
どこまで優しいのか。


「離れ、ないで下さい」
「郁?」
「ちゃんと篤さんを――受け止めたいから」


痛くても大丈夫だから最後まで、お願いしますと続けると堂上が真剣な顔でいいのかと訊いた。

「あたしでも篤さんが気持ち良くなれるって、教えてください」

郁の言葉に堂上が解ったと頷く。
ホッとして力を抜くとゆっくりと堂上の身体が動きだした。
落ち着いてきていた痛みがぶり返す。

ズキズキとした痛みが熱さに変わる頃、初めて堂上の切なげな声を聞いた。
熱い息と共に吐きだされたのはイ、ク という単語。

終わりを告げる言葉なのか、名を呼んでくれたのか解らなかったけれど
胸が熱くて、幸せで苦しい。



大事な人と、ほんの一瞬一つになれるこの行為の与えてくれる幸福は
抱擁よりも口付けよりも、大きいと知った。


触れる身体の熱さが、乱れる呼吸が

こんなにも安堵をくれるのだと初めて知った。



「篤さん、大好き」


これ以上の言葉は見つからなかった。

好きで、好きで、大好きで。

愛おしい。


「愛してる」と小さく小さくつぶやく、堂上の掠れた声は二人の混ざりあう吐息の中に消えた。





fin.






というわけでおとなのおまけでした。
もうこれで初ものは最後にしないとといいながらもEL企画は最後まで進行しますが(笑)

これで私の煩悩も昇華しました!!と皆さんが少しでも思ってくれたらうれしいです。

堂上さんはこのあと毎晩、郁ちゃんに『育てる』わけです。

俺が育てた、俺が!と酔っ払ってクダをまく堂上さんを想像しながらお別れしたいと思います。


ではでは、なんか妙に前後しますが水曜日にはちょっと珍しい堂上さんをご用意予定♪


ちなみにもらったアレを使わなかったのは、記念にとっておこうと思ったからか
柴崎の策略を感じ取ったからか(笑)
それは堂上さんのみが知る。


二人が見た朝の空がこんなだったらいいというイメージ。
撮影:たね  テーマ:夜明け



夜明け


07:00 図書館SS(堂郁)

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