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【ミニ連載】キスよりも早く 第十回 

2009/01/16
皆様おはようございます。

金曜日ですねー!!!
やったぁお休みだっ。

明日は旦那がお仕事に行くので朝からフリーダムに過ごすことができます。(酷)
いてもフリーダムに過ごしているのですが、一人だと気も散らないし
ご飯どうするのとか、買い物いくのとかいろいろ言われなくて済むので
集中できるんですよね。
ああ、ひどい。

今日もガッツリがんばってよい週末を迎えましょう~~~~。


ちょっとイタ目の連載の続き。
コミカルな話になるはずだったのにどうしてこうなるのだろうか?!
私の脳みそにカツを入れたいです。


郁ちゃんが大胆にも裸で布団待機していたり
教官ももしかして初めてなんですかっ?!
あたしもですなんて可愛いことを笑顔で言ってくれちゃったりして
堂上さんが『ちがうっ』と力説してハッとなるといいとか。

そんなことを書く予定だったのが、超シリアスになっちょります。
これから盛り返す予定なので!!
見捨てないで下さいね皆さん。(苦笑)




堂郁 年齢フリー 恋人→夫婦 テーマ:キスよりも早く結婚した二人の物語

糖度:★★☆☆☆ 原作脱線度:★★★★★ ズキ度:★★★★☆


原作から激しく脱線しているストーリーなのでご注意ください。



あらかたビールをカラにしたところで堂上の携帯が震えた。
着信は郁からではなく柴崎だ。

「もしもし。堂上だ」
『柴崎です』
「ああ、どうかしたのか?」
『そちらの奥さんが酔いつぶれて私だと運べないんですよねー。布団も今は一組なんで』
「解った、今から迎えに行く。すまんな手間をかけて」
『いえいえ。貸し1つしっかりつけときますんで」


抜け目ない柴崎の言葉に苦笑しながら堂上は電話を切った。
小牧は聞こえた会話だけで察したのか、お迎え?と笑ったので堂上は頷いて立ち上がる。

「郁が潰れて、柴崎が迎えを呼んでるんで今日は帰る」
「焦って、襲うんじゃないよ」
「アホか、それならとっくにやってる。今日の飲み分は次来る時返す」
「次に来る時には進展している事を祈っとくよ」

部屋を出る堂上に小牧はビールの缶を上げてみせた。
堂上は苦笑しながら、小牧の部屋のドアを閉めた。



女子寮の寮監に状況を伝えると、既に柴崎から連絡が入っていたようで
すんなりと通してもらえた。
独身時代から散々郁を送ってきていたので、顔も結婚した事も全てが筒抜けだ。

「結婚してからも笠原さんは変わらないわねぇ」と笑われて何故か堂上の方が気恥ずかしいのは
郁が『身内』になったからなのだと改めて実感した。

通いなれた部屋をノックすると、すぐに柴崎が出てきた。

「こんばんは。堂上二正」
「ああ、すまんな。郁は?」

堂上が柴崎の肩ごしに室内を覗くと机に突っ伏した郁が頬を真っ赤に染めて
規則正しい寝息を立てていた。

その肩には毛布がかけられている。

「完全にオチてるな――」
「まさか、堂上二正がここに迎えに来る日がくるとは思ってませんでした」
「そういえばそうだな」

オチた郁を送ってきた事は何度もあったがこうして迎えに来るのは初めてだった。
すまん、入るぞと断ってから柴崎の部屋に足を踏み入れた。

郁がいたときよりも綺麗に片付いているのは、柴崎の性格なのだろう。
背負うかどうか迷った挙句、完全にオチている郁を背負うよりも抱き上げるほうが楽だと判断して
抱き上げると、柴崎の笑い声が聞こえた。

「なんだ?」
「いえ、笠原が気付いてお姫様ダッコで連れて帰られたって知ったらそりゃあ大騒ぎかと思って?」

その想像は堂上にも簡単で真っ赤な顔をしてもうお酒飲みませんと騒ぐ姿が目に浮かんだ。
笑いを押し殺していると腕の中で郁がムニャムニャと聞き取れない寝言を呟いた。

「風邪引きますから、さっさと官舎に連れ帰って下さい」
「ああ、そうさせてもらう。この借りは別の機会で返す。すまんな」
「いーえー。まあ一応?堂上教官よりも長くこの娘と過ごした仲なんで?」

去り際、気長に待ってやって下さいと意味ありげな一言を告げられて堂上は苦笑した。
それは、あれか?と聞ける訳もない。


大した距離もない官舎の部屋に戻って郁をベッドに寝かせた。
服を着替えさせるか迷ったが、眠っている郁の服を脱がしていいものか。
結局そのままの格好でベッドに降ろすと郁が「んっっ」と寝返りを打った。
スカートが僅かに捲れて綺麗な太股が露になれば、堂上の理性が揺らぐのは無理もなかった。

しこたま飲んだ酒は理性の糸を細くするには充分だったが、欲望を実行する力を奪うには足りない。
先ほど柴崎に帰り際にさされた釘すらゆらゆらと揺れて抜け落ちそうだ。

眠る郁の上に覆い被さってその唇を塞ぐと、アルコールとグレープフルーツらしき甘い味が堂上の舌に伝わった。
まだ数える程もしていない深いキスをすれば、簡単に理性が吹き飛んだ。

結婚してからはたった二週間だ。
しかし、郁と結婚を決めてからは数ヶ月は経過している。
その間キスもせずに耐えた。

本当ならすぐにでもその体に触れたい衝動を抑えてきた。
結婚もした今、世間的なタブーはない。

貪るようなキスをして、郁の胸に掌を置いたところで郁の閉じられていた瞳が開いた。

「あ・・・つしさ?」
「郁――」

驚きを孕んだ郁の声と裏腹に自分の口から出る声は熱い。

「好きだ」

酔ってどうこうするなど最低だとは思った。
それでも、触れたい衝動を抑えられるほどの理性は残っていない。

郁の胸に置いた掌をゆっくりと動かして郁の胸の感触を辿ると郁の瞳が見開かれた。

その潤んだ瞳に浮かんだのは

怯え――


「あつしさん――」

震えた声に吹き飛んだはずの理性が揺さぶられた。
郁はやめてとは言わなかった。

手も身体も僅かに震えているのに、掌は固くシーツを握り締めていた。
ギュッっと瞑られた瞼も、今から自分に襲い掛かると想定される不安と必死に戦っているのが見て取れた。


既に熱く息づいている堂上の下半身は郁を求めているのに
心は郁の怯えを汲み取り、これ以上の行為に進むことを拒んでいる。

郁の胸から掌を離して堂上は深呼吸を繰り返した。
アルコールで奥底に沈んだ理性を無理やりに引っ張り出す。

郁は予想した行為が始まらないことを不審に思ったのかゆっくりと瞼を開き、潤んだ瞳で堂上を見上げた。
「あつしさん?」
「すまん。ちょっと酔いが回りすぎてるみたいだ」

苦しい言い訳だとは思った。
それでもそれは自分に言い聞かせる為の言葉。

ちょっと水飲んでシャワー浴びてくるから先に寝てろ。
そう言うと郁は何かを言いたそうに唇を開いた。
もう一呼吸待てば、おそらく郁は何かを口にしたはずだ。
けれど、飛び出してくる言葉を聞かず、堂上は部屋を出た。


今、郁が堂上の行為を肯定する言葉を口に出せば止められる自信がなかった。
怯えながら必死に耐える郁を強引に抱く。

それは大事に守ってきた宝物を自分で叩き壊すに値する行為だ。
身体が欲しい訳じゃない。

身体は心と共にあってこそ意味がある。


おやすみと出来る限り優しい声を置いて堂上は静かに寝室のドアを閉めた。





ああ、堂上さんが振りきれそうになって元に戻ったという(涙)
あと一歩でしたねー。
でも、郁ちゃんビックリしちゃったよという感じで。

王道ですよね。
王道。

もちろこのあとはリビングで座禅でしょう堂上さんは(酷)
郁ちゃんだってカモン!と思っていたはずなのに。
いやはや。

求められてるって事はしっかりわかった郁ちゃん。
さてさて、どうするのでしょう。
暴走しそうになった堂上さんは更なる修行に励むのか?!

これでR指定は最後まで入りませんなんていったら追跡者の皆さんが大暴動?(微笑)

これから書くからどうなるか私にもわかりません☆
でも終着点はいつも一つ!
07:00 図書館SS(堂郁)

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