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文字当てゲーム☆

2008/12/08
皆さんおはようございますー。

またきましたね、月曜日!!!!
気が重いし月のモノで腹も重い。

けれど仕事はやってくるーるるる。

皆さんも気が重かったり体調優れなかったりすると思いますが
頑張って一週間のスタート切りましょう~。

皆頑張ってると思えば!!私も頑張れる!そんな気がする他力本願(笑)

本日は月曜日にクスっと笑えたらいいのにという思いを込めてヘタクソなSSを。


堂郁 恋人初期 年齢フリー テーマ:文字当てゲーム☆

糖度:★★☆☆☆ 笑い:★★☆☆☆ ジレ度:★☆☆☆☆





とある日の昼の休憩時間
堂上が昼食を終えて事務室に戻ると、柴崎の姿があった。

郁が柴崎と昼休憩の時間に事務室で談笑しているのは
特に珍しい光景でもない。

いつもなら、特に気にせず自席へ戻る所だ。
しかし今日は手塚や小牧、特殊部隊の先輩数名までもが一緒になってなにやら楽しげに笑っている。

「なんだ、何かあったのか?」
「あ、堂上教官!」

パッと顔を輝かせたのは郁で、小牧と柴崎はなにやら含み有る笑顔を作った。
何か企んでいる。というのはすぐに分かる。

「丁度良かった。堂上も一緒にやってみる?」
「なにをだ?」
「今、背中に書いた文字を当てるっていうヤツをやってるんですよー」
「お前らは小学生か」

堂上が呆れて溜息をつくと、郁がぷぅっと頬を膨らませた。

「いいじゃないですかぁ。ちょっとした息抜きです!」
「まあ、構わんが。俺は興味ない――お前らだけで楽しめ」
「そんな事言っちゃっていいの?はーんちょ」
「何だ。どういう意味だ」

意図が分からずに堂上が首を傾げると、柴崎がこのゲームのルールを手短に説明した。

ゲームの参加者は背中に5種類の文字を書かれて、書かれた文字を読み上げる。

一番正解の少ない参加者が負けで一番正解が多い参加者が優勝。
同率一位となった場合はジャンケンで勝者を決定。

優勝者はビリの人間に、1つだけ『命令』をしてそれに従うという王様ゲームも混ぜたような内容だった。

「参加者は誰と誰なんだ」
「えっと、あたしと、小牧教官と、手塚と、柴崎、それと里木一正です」

よおと手を上げたのは、堂上より三つ年上の一正で隊長の玄田に次ぐ悪ノリ好きの先輩だった。

「どうする?堂上。負けた人には優勝者が何でも1つ『命令』できるよ」

クスッと意味ありげに笑う、小牧、柴崎、里木の横で手塚はさっさと終わらせたいといわんばかりに佇んでいた。
郁に至っては買ったら、アイス買ってもらおうかななどと悠長な事をブツブツと呟いている。

記憶系のゲームならば郁の最下位は確定だが、このゲームならば
感覚が鋭そうな郁であれば最下位という事はなさそうだと思えた。

「おい、笠原。お前自信あるのか?」
「へ?んー子供の頃きりだから分からないですけどっ!頭使わなくていいなら勝てるかと思って!」
単純な遊びは得意です!と笑った顔に嫌な予感がした。

「……分かった。俺もやればいいんだろう」
「そうこなくっちゃ!じゃあ始めますー」

柴崎の嬉しそうな号令にズイっとクジが出された。
「なんだこれは」
「くじ引きです。ペア決めますんでいっせーのでひいて下さい」
「何のぺアだ?」
「書くほうと書かれる方のペアです」

ちょっと待てと止める間もなく、『せーの』と声がかかり反射的にクジをひいていた。

柴崎がニヤニヤと笑いながらペアと順番を発表した。

「えっと、一番最初が小牧二正と里木一正、次があたしと手塚、最後が堂上教官と笠原です」
「うわー。あたし堂上教官と?」
「なんだ!俺じゃ不服か」
「いえ!そうじゃなくて、難しい漢字とか書かれたら分からないから!!」

郁が慌てて両手を違うと振り回すのを見ながらその頭をポンと叩いた。

「アホウ。ゲームでそんな難しい字を出す分けないだろうが」
「ほ、ほんとですか?」

チロリと不安げに見つめてくる郁が可愛らしくて頬が緩みそうになるのを必死で抑えた。

「はいソコ!二人の世界に入らないで頂戴」
「アホウ!誰が二人の世界だ!」

堂上の怒鳴りをものともせずに柴崎は速やかにゲームを進行する。

「残念だけど書く字はもう決まってるわ。平等に用意してあるから」

柴崎がそこまでこのゲームを周到に用意する理由が解らないが
郁はホッとしたようにそうなんだーと笑っている。

長い付き合いだろうに、柴崎が何か企んでいると思わないところが
郁の可愛らしい所なのだろうが、こういう時は一方的にこちらがハラハラさせられっぱなしだ。
堂上は腕を組んで立ったまま、先を促した。



一ターン目のペアが終わったところでトップは里木一正だ。
同着4問正解で、ジャンケンで勝敗をつけた。

「じゃ、次は私の番ですね」と座った柴崎の背後に手塚が複雑な表情で立つ。
「いいか?書くぞ」
「どーぞぉー?」

決められている出題文字の用紙を見つめながら、躊躇いがちに手塚が指を滑らせる。

「山」
「空」
「おい、手塚何ビビってるんだ?」ニマニマと成り行きを見守っていた里木一正の指摘に手塚は肩を竦めた。
「いえ!力加減が良くわからないもんで」
「加減しなくってもいーわよぉ?」


結局、最後まで力加減が上手くなかったのか柴崎は三問、手塚は何故か二問という結果に終わった。
「あとは堂上と笠原だな。今のところビリは手塚だが、もし笠原か堂上が全問不正解か一問正解なら、そいつがビリだ」
「よーっし!望む所です!!!」

張り切って座った郁の背中を見つめながら、出題用紙を眺めて堂上凍りついた。

「おい!!これはなんだ」
「何って問題用紙ですよ?」
「明らかにおかしいだろ、さっきまでのとは!」
「これもクジについてたんですから、平等です。棄権しますか?」と柴崎が男なら誰でも見惚れる笑顔を作った。

恥をかくくらいなら、ビリでいいわ!と吐き捨てようとした所で堂上教官が書かないと笠原がビリですよと言われて固まった。

お前ら、絶対細工してるだろう!!と叫びそうになったのを飲み込む。
郁がええ!?といいながら堂上を見上げた。

「教官!!なんだか分かりませんが!あたし負けたくないんですけど!」
「……。分かった。なら書くぞ」

郁の背中に堂上が人差し指を置くと、郁がそれだけで身体をピクリと反応させた。

「ひゃっ」
「何だ!」
「い、いえ。もっと力入れてもらえますか?くすぐったくて」
「分かった――」

こいつ背中が弱いんじゃないのか?そう思いつつももう後には引けない。

頼むから変な声を出すなよ――。

心の中で願いながら、堂上は力を込めて郁の背中に指を這わせた。


「――っ!」

頬をピンクに染めて膝の上でグッと拳を握る郁にドクンと堂上の心臓が脈打つ。
ただのゲームだ!
咄嗟に息を飲んだのはただの気のせいだ。

心を無にして、堂上は出題用紙の通りに文字を書ききった。

「書いたぞ」
「え?あれ??何て書きました?」
「アホウ!それを当てるゲームだろうが」
「あ、そっか。どうしよう……わかんなかった」

柴崎が楽しそうに「はい、不正解。次の問題ね」と笑って見せた所で
郁の背中が弱い事を知っていたのだと分かる。

分かった所で今更やめられるはずもなく、出来るだけ力を込めてゆっくりと文字を書く。

「ふぁ・・・っ・・・」

背中に指を滑らせる度に、聞いた事のないような声を出されて堂上は渋い顔をした。
小牧も里木もいやに楽しそうにこちらを見ていて、魂胆は丸見えだ。
唯一手塚だけが、お前どれだけくすぐったがりなんだと呆れた溜息をついている。

手塚じゃないが、これだけくすぐったがりで何故勝てると思ったのか訊きたいくらいの惨敗だった。

「はい。あんたが確実にビリねー」
「えええ?!だってすごいくすぐったかったよ?教官わざとじゃないですよね?」

真っ赤に上気した頬で見上げられて、堂上はゴンと郁の頭に拳を落とした。
「あほか!お前背中苦手なくせになんでこんなゲームに参加してんだ!ありえないだろう」
「ええ?!あたし背中別に苦手なんかじゃ」

言いかけた郁の背中を柴崎の人差し指がツーっと背中のラインを辿った。

「ひゃぁ・・・んっ」

思わず零れた甘い声が事務室に響いて、それまでのざわめきがピタリと収まった。
さすがの郁も慌てて自分の両手でバッっと口元を押さえる。

「笠原!ちょっと来い!!」

堂上は真っ赤になった郁の腕を引いて立ち上がらせ、乱暴に引きずるようにしてドアへと向かう。
外に出ようとした堂上の背中に小牧の笑い声と里木の一言が届いた。


「昼休みあと10分だからなー。10分以上の事すんなよ!」

ドッっと事務室内に笑いが弾けた。




fin.





この後は勿論、バカか!貴様は!
公衆の面前であんな声出しやがって。と怒っているといい。
そんで官舎裏で、背中を攻めまくってあの声を堪能するに違いない・・・とそう思った(笑)

背中に文字書くゲーム、意外と難しいですよね。
ちなみに教官が棄権で郁ちゃんと教官は飲み物でも奢らされるとイイ☆

教官は自分が勝ったら郁ちゃんに何を命令するのかなぁ。
クスっとね。


そんなちょっとしたゲームネタでした~。

郁ちゃんはさ感覚が鋭いから、ぜったい背中も弱いと思う。
そして堂上さんも実はちょっと弱いのではないかと推察(笑)
07:00 図書館SS(堂郁)

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