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秘められた忘年会

2008/12/04
皆様おはようございますー。

木曜日ですね。明日頑張ったらオヤスミだ~~~~~~!

皆さんはDVD5巻購入されましたか?
私は昨日オマケを読みました。

うん、ジンときた。
弓せんせのオマケもとってもヨカッタヨ☆


これはネタバレてないよね???



さて、今日はちょっと風変わりな置き土産です。
以前エロリンピックなる大人の祭典をやっていた時に
馬鹿っぷるBRAVOの三日月 ひよこ様が
もしもひよこ様がビリで私がキングになったら
これをリクエストする!と宣言していたシチュになります。


これを!?と思って万が一キングになった時のために必死に案を練って
ウソ臭いのができたので。
こんな所でヒッソリ掲載しようと思います(笑)

緒形さんがらみはもう二度と書かないかも?!
必見?!皆さんが緒形さんになったつもりでお楽しみ頂ければ・・・・?

堂郁 R15指定 恋人設定 テーマ:堂郁の秘められた忘年会をうっかり覗き見た緒形さん


意外性:★★★★☆ 大人度:★★☆☆☆ 糖度:★★★☆☆


15歳以下は閲覧ご遠慮ください!



公休の前日、緒形は少しだけ足を伸ばして個室のみしかないという居酒屋へとやってきた。
いわゆる忘年会のシーズンで、どこも混み合っているが、この店は立地が今ひとつと言うのもあって
穴場的な店だった。

さり気なく、忘年会と称して加代子を誘う事に成功した。
なかなかつける理由がなく、微妙な関係のままそう頻繁に会うこともできない緒形にとっては
滅多にない貴重な機会だ。

個室しかない店を選んだのは穴場で空いているというだけで、他意はない。
緒形が知る店の中で図書隊の人間と鉢合わせる危険が最も少ない場所――のはずだった。


予約していた個室に入ったところで、緒形の携帯が震えた。
見るとメールで、それは加代子からのものだった。


 仕事で1時間くらい遅れしまいそうです。今日は延期にしますか? 

その一行を見て慌てて緒形は慣れないメールを打った。

 1時間くらい待てる。先に飲んでるからゆっくり来たらいい。

10分後に、先に飲んでてください、仕事が終わり次第すぐに行きますと返信がきて緒形はホッと息をついた。
連れが遅れてくるので、と店員に伝え、お勧めの日本酒を飲んで待つことにした。

30分ほどたった頃、緒形はトイレに立った。
緊張しているせいか少し酒の周りが早い。

トイレから戻る時に一瞬部屋を迷った。

ここだったかと思う部屋のドアを開けると、誰もいない。
衝立の向こうに置いた荷物を取ろうと、衝立の陰を覗いたが、置いたはずの荷物がない。

「ん?部屋を間違えたか?」

隣だったかもしれないと立ち上がろうとした所で、足元がよろけた。
しりもちをついた所でガラリと部屋のふすまが開く音がして緒形は思わず息を殺した。

いくら店の個室とはいえ、こんな衝立の陰に男が隠れていたとなれば、騒ぎになる可能性も有る。
どうしたものかと思案していたら、衝立の向こうで発せられた声に緒形は硬直した。



「郁、大丈夫か?」
「ん・・・はい――」



この声は紛れもない、部下である堂上と笠原の声だった。
なんでここに二人が?と思ったが『穴場』であるというのは図書隊の一部では有名なので
いてもおかしくない事に思い至る。

値段が高めなので、普段は図書隊の人間が来ることは少ないとはいえ、デートで年末となれば
堂上が奮発して笠原を連れてくる可能性は大いにありえる話だ。

大いにありえるどころか、現実に二人はこの店に来ていてどうやら笠原が飲みすぎている様子だ。


「堂上教官――」
「ん?どした?」
「ここいいお店ですね。全部個室だし。ふすま閉めちゃったら二人きりだし」
「ああ。まあな。ちょっと値は張るが料理も酒も美味いし、たまにはいいだろ」


確かにこの店は、値段は高いが酒も料理も一品だ。
堂上もなかなかやるなと思っていたら、衝立の向こうが突然静かになった。

覗く訳にも行かず、どうしたものかと思っていると、チュッと響いた濡れた音に緒形はゴクリと息を飲む。

ま、まさかあいつらここで何かしようって言うんじゃないだろうな。


「んっ……教官」
「郁――」


オイオイオイオイオイ!待て!お前達。
ここは個室でも、居酒屋だぞ。

そういう事はホテルでしろ!!

思わず心の中で叫んでも、既に二人の世界に入っている堂上と郁に届く訳もなく
衝立の向こうに上官である緒形がいるなどと、夢にも思う訳がない。
思われたくもない。


緒形はしりもちをついた姿勢のまま、微動だに出来ない状況に追い込まれた。


畳の上でシュルリと衣擦れの音が聞こえ、聞いた事もないような甘い声が小さく響く。
それは紛れもなく、大の男を投げ飛ばす笠原のもので、こんな声が出せるものなのかと緒形は自分の耳を疑った。

「んっ・・・・・・教官、だめ」

そうだ、ダメだ!笠原。拒めっ!

「大丈夫だ、注文は揃ってるから呼ばなければ店員は来ない」

堂上、笠原が拒んでるだろうが、どれだけこらえ性がないんだお前は。

「ひゃっ・・・・・・教官」
「大丈夫だ、触るだけだ」

当たり前だ、というかどこに触ってるんだ、堂上!
笠原も、もっとしっかり拒め!


「んっ・・・・・・やぁ」
「郁、声抑えろ。個室とはいえふすまだからな。外に聞こえるぞ」

分かってるなら、よせ!堂上!!
お前は、そういう趣味があるのか?!


「分かってるなら、手加減して下さい、教官――」

そうだ!笠原。いいぞ。そのまま拒んで後はホテルでよろしくすればいいだろう。

「ホテルまで持たん――。ちょっとだけ、触らせろ」

今触ったら、ますますホテルまで持たんだろう!堂上!!
笠原の気持ちも考えてやれっ。

「んもう・・・・・・、少しだけですよ?脱がさないで下さいね」

おい!笠原!!男らしいのは知っていたがこんな所でまでOKする事ないんだぞ!

「分かってる――」
「あっ…・・・教官、そこは――ダメ」
「しっ――。声抑えろ」


クチュリと濡れた音が一体何の音なのか想像もしたくない状況に緒形は慌てて耳を塞いだ。
何も見えてはいない目も瞑る。


こいつらはいつもこうなのか?

緒形の知る堂上は、真面目すぎるほどに真面目で融通が利かない。
自ら墓穴を掘って隊長である玄田にいいように使われている無骨なイメージだ。

勿論その影に細やかな気配りがある事は知っていたが、まさか『そういう場所』ではない所で
女に手を伸ばすとは夢にも思わなかった。

笠原もまた然り。
仕事で女らしい面は皆無で、時には男よりも勇ましい。
もちろん女性らしい面も堂上と付き合うようになってからチラホラ見受けられるようになったが
その手の事には初心で、こんな行為をこんな所で受け入れるようなタイプには全く見えない。


人というのは分からんもんだと緒形は一人息を殺す事に努めた。


加代子との楽しい、逢瀬のはずが何故こんな事態になっているのか皆目検討もつかないが
今ここで見つかれば、とんでもない『変態』のレッテルを部下に貼られる事になるのだ。
それだけは絶対に避けたい。

たとえ、この二人が誰に言わなくとも!

誰にも知られてはならない。


どのくらいそうしていたのか分からないが、先程の秘めた声とは違ういつもの堂上の声が
押さえた耳の隙間から聞こえて、緒形は恐る恐る手を離した。

「郁、服直したか?」
「――はい」
「じゃあ、ホテルに行くか」

いつもと変わらぬ堂上の声に、消えそうな程小さな笠原の返事。

緒形が耳をふさいでいる間にどこまでの行為に及んでいたのかは不明だったが
シュッっとふすまが開いて二人の足音が遠ざかるのを確認してから緒形は衝立の陰から這い出した。

人気がないのを確認して慌てて部屋を出る。
そして隣の部屋の、自分が予約した部屋に逃げ込んで衝立の陰に置いた自分の荷物を確認してから座り込んだ。

「なんだってこんな事に――」


緒形は飲みかけの日本酒を一気に銚子ごと煽った。


ドクドクと上がり続ける心拍数を下げる為に何度か深呼吸して目を瞑った。





fin.





緒形さんという人間像が全く捉え切れていないので
その辺りの突っ込みはどうかご容赦を!

ちなみに、これはエロリンでご一緒した三日月ひよこ様がもしも私がキングで
ひよこ様がビリだったらリクエストしたいと仰っていたテーマで書いたものです。

『堂郁の忘年会の部屋に緒形さんが迷い込む』というシチュです。

そしてイメージが聖さん宅のゾウさんに妙に似ているのは、ご勘弁を。
迷い込んだらこうなっちゃうよなァと思いながらも自分が迷い込んだ気分で
ウハウハと楽しませていただきました!!

ひよこ様に捧げます(こんな所で捧げても分からないってな!!)
07:00 図書館SS(堂郁)

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