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【不定期】朝のミニ連載小説 白い闇のなか 16話

2008/11/27
おはようござりまする。
木曜日!明日いったらお休みだ☆

昨夜テレビでネコがいっぱいいる島の映像を見ました。

おばあちゃんがバンバンと壁を叩くと島中から40匹以上も猫ちゃんが
集まってくるというネコ好きには夢のような島!!!

宮城県、だったかな?

旦那と一緒に見ながらいつかココに行きたいね!と語り合いました。
ねこ40匹に囲まれてみたい!!!!

でも飛び掛られたら怖いけど(苦笑)

その島では猫ちゃんは大漁?の神様で大事にされているらしいのです。
ああこの島では猫ちゃんに悪さするやつの心配なんかしなくていんだな。とか
凄く心があったかくなった。

私も島にすむならこのネコの島がいいとおもった。

という何のヤマモオチもない私の心がキラキラしたという話でした。

郁ちゃんと堂上さんもこのテレビを見ていたら

『すごいな、こんなにねこがいるもんか』
『この子達は安心して島で暮らしてるんですね』

って笑いあうに違いない。

そんでそんな郁ちゃんの頭を堂上さんはそうだなってヨシヨシするんですよね。
んーステキ☆


という訳で?

今日も置き土産です。


堂郁 恋人設定(プロポーズ直後くらい) 年齢フリー テーマ:郁ちゃん記憶喪失

シリアス度:★☆☆☆☆ ジレ度:★★★☆☆ 糖度:★★★★☆ 大人度:★★☆☆☆




                          ◆◆◆

次の公休日は珍しくも連休だったので、郁の希望通り『動物園』に決めた。
癪ではあるが、まだ泊りがけという訳にはいかないので小牧もちらつかせていた『多摩動物公園』だ。

記憶をなくす前は水族館には行ったが動物園には行った事がなかったと思い至る。

ある意味堂上にとっても『郁と初めて』だ。
多少心が浮き立ってしまうのは仕方ない。

屋外のデートで心配なのは天気だったが、見事な晴天だった。

「晴れましたねー!教官」
「ああ、いい天気だな」
「あたし晴れ女なんですよ」と得意げに笑う郁の頭をポンポンと叩く。

郁が頬を染めて笑った。

「なら、晴れ女に感謝だな。折角の連休が雨だと行けるところが限られちまうしな」
「あ、でもあたし雨も好きなんです。休みの日とか降ってるとなんとなくしっとりした気持ちになるっていうか」
変ですかね?と見つめてくる郁も以前と変わらない。


「いや。そんな事ないだろ。俺も雨がいいと思うときがある。そういえば、子供の頃は普通に遊んだもんだな」
「あ!あたしもです。わざと水溜りでバシャバシャして」
「お前はさぞかし活発な子供だったんだろうなぁ」
「そうですねー兄達に鍛えられたんで」

ガッツポーズを作る郁に堂上は声を上げて笑った。

動物園は思ったよりも広く、じっくり回ると一日など簡単に過ぎてしまいそうだった。
連休とは言っても今回は平日の連休なので、それほど混雑はしていなかった。

郁の手を躊躇なく握る。
指先を絡めるだけで、はにかんだ笑顔を浮かべるその唇に触れられるのはいつなのか。

思わず飛躍してしまいそうになる思考を堂上は意識の外に追いやった。

「何みたい?」
「えっとー。キリンとーゾウとー、ライオンと、コアラですね!」
「細かいな」
「教官は?」
「そうだな、サルとタヌキか?」

えええー?と声を上げて笑う郁の手を堂上はゆっくりと引いて歩いた。

「お前に似てるだろ。サルとタヌキ」
「似てませんよー。こういう時はウサギとか言うもんじゃないんですか?」
「それだと、意外性がなさ過ぎる」
「ここは意外性とか出す所じゃないと思うんですけど」

ぷぅっと頬を膨らませる姿も可愛らしい。

郁の望むままに、動物を見て歩き。
どこでも売っているようなみやげ物を嬉々として買い集める郁の姿は相変わらずで堂上は頬緩めた。


                        ◇◇◇

思い切って提案した、動物園デートは思っていた以上に楽しい時間だった。

部屋に置いてあるアイテムからどうやら水族館や遊園地に行った事はありそうだったが
動物園らしきものがなかったので思い切って動物園を提案したのだ。
それはみごとに予想通りで、何気ない会話の中から堂上とは初めての動物園デートだと分かった。

二人で過ごす時間はたまらなく嬉しくて、楽しくて
二人で園内をゆっくりと回り、閉園時間ギリギリまで動物園で過ごした。


夕飯を近くで取り終わる頃には既に時刻は7時近くなっていた。

夕飯を取った店の近くにあった大きめの公園を二人で歩く。
いつもデート時はこうして公園で歩いていたのだろうか。


まだ。帰りたくない――。

堂上には黙っていたが、今日は外泊届けを出してきていた。
遅くなった時の為の保険というつもりだったけど、本当はもっと違う思いもあった。

堂上が、誘ってくるのではないかと。そう思った。

だから、小さな手荷物にはもしもの時の為の、宿泊セット。

けれどこうして公園を30分近く二人で歩いてもベンチに座った今でも堂上はいつもと変わらずに
楽しげに話すだけで、キスすらする気配がない。

記憶をなくす前もそうだったのだろうか――。

もしかしたら、キスも身体の関係もほんの少ししかなかったのかもしれない。
外泊したとしても一緒にこうして過ごして寝るだけという事も充分に考えられる。


「郁?」
「あ、はい!」
「どうした?疲れたか?もう帰るか?」

帰るか―― そう告げれた言葉が何故か胸にズキンと痛かった。

もう、求めてもらえない?

記憶が戻るまでは、あたしは完全じゃないから?

そんな事ないはず。記憶がなくてもあたしはあたしだって教官は言ってくれた。
じゃあなんで?

不安が募って郁の心のメーターが振り切れた。

悩むくらいならドンっといっとけといってくれた先輩の言葉に背中を押され、郁は言えなかった言葉を押し出した。

「堂上教官・・・――」
「なんだ?」
「教官はどうしてあたしに・・・キスとかしないんですか?」
「・・・。どうした?突然」

郁は膝に置いた拳をギュっと握った。
3回深呼吸をしてから顔を上げる。

「もう何度もデートもしてるのに、額に一回キスしただけで、いつも何もしないじゃないですか」
「誰かに何か言われたか?」
「何も、誰にも言われてません」
「なら、どした。急に――」
「教官はあたしが記憶が戻るまで何もしないっていう事ですか?」

郁の声が震えた。
ゴクリと息を飲むと堂上が小さく溜息をついた後に郁の肩を抱き寄せた。

「阿呆。誰もそんな事は言ってない」
「でもっ――!」

それならなんで!と食って掛かりそうになり、郁は慌てて言葉を飲み込んだ。

記憶をなくしたのは自分で、堂上はそれでもあたしを選んでくれた。
うれしくて幸せで一緒に過ごせるだけで、不安を小さくしてくれる相手にあたしは何を言おうとした?

郁は小さく首を左右に振った。
「すみません。なんでもないです」


郁の俯きかけた頤を堂上の左手が捉えた。まるで、俯くのを阻止するかのように――
そのまま僅かに上向かされて、もう一度堂上の視線とぶつかった。

気まずくて視線を外すと、小さく問う声が聞こえた。

「キスしたいのか?」
「――っ。そんなの・・・聞かないで下さい」
「俺に合わせようとか、誰かに唆されたとか、そういう事じゃないんだな?」
「そんな事じゃないですっ・・・」

もういいですからと立ち上がろうとしたが、堂上に強く肩を抱き寄せられていて上手く立ち上がれない。
離してくださいと言おうとした郁の唇に柔らかいものが触れた。

思わず閉じ忘れた視界に堂上の顔があった。

いつ見たよりも近い距離に――。

え?と疑問を浮かべるより先に、触れた唇はすぐに離れた。

郁が目を見開いたまま固まっていると、堂上が苦笑する。
目を瞑れと言われて郁が慌てて瞼を閉じると、もう一度熱い唇が重なった。

肩を抱き寄せていた右腕は気づけば背中を強く支えている。

記憶上では初めてのキス。

なのに、この香りも感触もこのドキドキとした胸の熱さも全てを身体は知っていた。
おずおずと手を伸ばして堂上の腕を服の上から軽く掴むと、スルリと何かが郁の口腔に潜り込んだ。


「んっ」


思わず上げてしまった声を引き金に、堂上のキスが急に激しさと熱を増す。
背中に回された腕の強さ。
重ねられる唇の熱さ。

郁の舌先をからめ取る、柔らかで柔軟な舌先。

こんなキスは知らないはずなのに、堂上の舌に応える様にぎこちなく郁の舌先は勝手に応えた。

それに煽られたのか、堂上の舌の動きが激しくなり、郁の頭の全てを真っ白に焼いていく。

恥じらいがあるのに堪えきれない声――。

気持ちよくて、何かが足りないと叫んでいた部分を満たす。

唇を解放されて、足りない酸素を吸い込むと再び唇が塞がれる。

何度も、何度も、何度も、重ねて、離れて、再び重なった。

堂上の腕が緩められた時には郁はキスが終わった事にも気付かないほどにぼんやりと堂上に身体を預けた。





ちゅっちゅっちゅー

我慢ができないちゅっちゅっっちゅーと言う訳でちゅーでした。
ウン。やっぱりちゅーはいいよね。
でもいきなりベロチュはどうなのかね堂上君と思いながら。

小牧さんがいたら、堂上焦りすぎって苦笑されるんだ。
ガマンしない方がよかったんじゃない?なんてな(笑)

全くだよね☆
でも郁ちゃんはこの味(味かよ!)しってる!!!と
雷がバリバリっと落ちるんだ。
この後はクライマックス『年齢フリー』or『R15』?に向けて直進しますーーー。


ああ、今から、オイ!マテ!コラ!という声が聞こえてきそうだ。
幻聴、幻聴、玄田隊長略して玄長(意味不明)


明日は皆を振り切って目の前通過するから、飛び乗るなよ(笑)
07:00 図書館SS(堂郁)

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