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二度目の約束 3 =R18=

2008/05/11
二度目の約束 その3です。

4まで続きます。

既に、拍手が入っていてビックリ!見てくださっている方がいるんですね。
どうやってたどり着いたのでしょう。

見てくれた痕跡が残っているのは嬉しいですね。
オマケでコメント1言残してもらえたりしたら超超嬉しいなぁ。なんて。


お若い、青少年?の皆様には大変申し訳ありませんが
ここからR18指定です。
18歳以下の方は閲覧をご遠慮下さい。

尚、今回描写はソフト傾向です。
大人な閲覧者様でご興味があればどうぞ。






柴崎のオススメだという、洋食屋で食事を済ませ、本日の宿泊先へ向かった。


前回程ではないが、今回もそれなりにシャレたホテルを予約していた。
ツインではなくダブルだ。

部屋に入った瞬間、郁が突然立ち止まる。
視線の先はダブルベッドだ。

「どうかしたか?」
「い……いえ!何でもないです!」
「なんだ?何かあるなら先に言えよ」
「ほ、ほんとに何でもないです……」

何でもないようには全く見えない様子で、郁はおずおずと窓際に置かれている椅子にちょこんと座った。
ルームライトはついているが、暗めに設定してあるので顔色までは解らない。
堂上も向かいの椅子にドサリと腰掛けると、じーっと郁の様子を観察した。

「教官、なんかまたお洒落なホテルなんですね?」
「そうか?そうでもないと思うぞ」
「前回はご馳走になっちゃいましたし、今回は私が……」
「あのなぁ。前も言ったが、恋人同士でこういう所に来ておいて、女に金を払わせるような情緒のない男じゃないぞ。俺は」
「で、でも!それだと、外泊の時はいっつも教官に払ってもらう事になっちゃいます」
「それでいいんだ。大体、手取りが違うんだから当然だろうが」


それでも、と郁は更に言い募ろうとしたので、堂上はニヤリと笑うと
「まあ、お前の言い分も解らないでもない。そこまで言うなら、身体で払ってもらうから安心しろ」

この状況でその言葉の意味が解らない訳がない。
郁は思い切り立ち上がると、や、やっぱり教官に甘えさせてもらいます。と後ずさった。

「そうか?まあ、いつでも払いたくなった言え。とりあえず、先に風呂入ってきたらどうだ?」
「あ、えと。今日は教官先に入ってください」
「なんでだ?何かあるのか?」
「いえ!宿泊費持ってもらってるんだし、お風呂くらいは先に入ってもらわないと――って」
「別にそんな気を使うようなモンじゃないと思うがな。まあ、じゃあお言葉に甘えて先に入らせてもらうかな」
「ハ、ハイ!」

堂上は自分の分の浴衣を持つと郁の頭にポンと掌を乗せ
その耳元に唇をよせ、逃げるなよ。と囁くとそのままバスルームへと消えた。

郁は壁に背を預けたままずるずると座り込む。

身体でって――。
でも、あれ?結局する為に来たんだからどっちみち【払う】事になる?

でもなんか教官の言い方だと他に含みがありそうだったし。
うーーーーーー。
だめっ!わかんない。

でも、教官に身体で払うって何すればいんですか?
なんて聞いてとんでもない事言われたらと思うと知りたいけど怖くてとても聞く勇気がない。

柴崎なら解るのかなー。聞いてみる?
でもなぁ、そうするとこの会話も筒抜けになっちゃうし。

ハァ……。なんか私ばっかりいっぱいいっぱい。
これからどうしよう。
あたしの心臓壊れるかも。


郁は沸騰した脳みその冷却に専念した。


***

堂上と交代でシャワーを浴び、郁は持参してきた柴崎セレクトの下着を身に着けた。
もう二度と、同じ過ちはおかさない!と気合を入れてバスルームを出た。

堂上は椅子に座ってビールを飲んでいた。

「おう。出たか。何か飲むか?」
「あ、大丈夫です」


郁はとりあえず椅子に座るか迷った末、ベットの端に腰掛けた。


そして徐に、堂上に謝った。

「教官!その――前回は色々すみませんでした……」
「なんだ?突然。噛み付いた事を言ってるのか?」
「それも、そうなんですけど。勝手に部屋を出ようとしたり。その、取り乱したりしたし」
「別に気にしなくていい。初めてで色々混乱しただけだろうが」

うー……やさしい。
なんで教官は普段あんなに鬼なのに、二人の時はこんなに優しいのかなこの人は。
あー、乙女スイッチ入った。。

「ま、今日は生肉は噛まないでもらいたいけどな」
と続けた堂上の甘い笑顔にクラクラしながらも、それをごまかす様に

「もう同じ過ちはおかしませんので!色々対策も考えてきました!」
と、ドン!と胸を豪快に叩いてみせた。

ほんとは特に対策なんてない。

しかし、堂上には何か郁がとんでもない事を考えている様に映ったらしく、呆れ顔で郁に近づき、ポンッと頭に掌を乗せた。


「別に対策なんてしなくていい。声を出せ。声を。普段あんだけ騒いでるんだから出さないで済まそうってのが間違ってるんだ」
「!! 普段と、こういうときのは違うんです!」
「違わないだろ。同じお前の声だ」
「違いますよ!全然!!――変に女の子みたいな声で恥ずかしいんです」
「お前は紛れもなく女だろうが。」
「そーーなんですけど……」


でも、という言葉は堂上の唇に吸い込まれて消えた。
乗せられていた掌が引き寄せるように後頭部に回される。

郁は慌てて開けっ放しだった瞼を閉じた。

何度も角度を変えて唇が合わせられる。
僅かに堂上の唇が離れた瞬間に一呼吸忍ばせるが
当然、それだけでは酸素が足りず、段々と呼吸が苦しくなる。

頭がボーっとして緊張していた体から自然と力が抜ける。


それを見計らったように、ゆっくりと押されたと思ったらそのまま仰向けに倒された。
ぼんやりと目を開けると、堂上がじっと上から見下ろしている。


上から見下ろされると、いつもの教官じゃないみたい。
知らない男の人みたいに見える。


こんな風に見つめられるのはまだ慣れない……。


「郁を見下ろすなんてあんまりないから新鮮だな」

そういって意地悪く笑う顔にもドキンと心臓が跳ね上がる。

上がり続ける心拍数に気を取られている内に堂上の右手によって、帯が解かれ
そのまま、あっさりと浴衣を脱がされてしまった。


初めての時も思ったのだが、こういうのってキスとかされながら
ゆっくり脱がされるのだろうと思ってたけど現実は違うらしい。

堂上の主義なのか、皆そうなのかは経験のない郁には解らない。

ただ、あまりにもアッサリ脱がされると脱がされた事を意識してしまって恥ずかしい。

ぼんやりとそんな事を考えていたら、いつの間にか堂上の動きが止まっていた。


何かおかしな所があるのかと郁は必死にぼんやりとした頭を回転させる。

柴崎に選んでもらった奴つけてきたから下着は完璧なはず。
胸なくてガッカリ……とか?でももう一回は見られてるし。
腹筋割れてて――ってそれも見られてるし。

何?何か変なところが他にもあるか?

郁はパニックを押し隠すように、堂上に声をかけてみた。
「な、何か変ですか?!」


いや、折角可愛いのをつけて来てくれたんだ。ちゃんと見てるだけだ。
などと、歯の浮くセリフをシレっと言ってのける堂上に身悶えそうになるのをグっと堪える。


照明はベットサイドのライトだけだが、真っ赤になっている顔が
堂上に見えないように、べ、べつに普通です!とつっぱねて横を向いた。


「良く似合ってる。脱がすの勿体無いくらいだ。」

耳元で熱く囁かれ、不覚にもビクリと反応してしまった。
硬直していると、耳元に唇が降りてきて、そのまま耳の輪郭をなぞられ、ゾクゾクと悪寒にも似た感覚が背中を通り抜ける。

ふっと、胸元の締め付けがなくなり、ブラジャーのホックが外された事が解った。
横を向いていた身体を再び、仰向けにされ、やんわりと唇が重ねられる。

何度か触れるだけの口付けを交わしながら、ホックの外れたブラジャーを脱がされ
壊れ物に触れるような優しさで掌がささやかな胸を撫でる。

その掌が与える刺激にビクリと身体が震える。
しばらく、そうして刺激された後

堂上の唇が、頬、首筋、鎖骨と降りていき胸元へたどり着く。
指先とはまた違う刺激に堪え切れない声がかすかに零れる。

「あ・・やっ・・・教官・・・」

やっぱり自分の声じゃないみたい・・・
恥ずかしい。それなのに、堂上はまるで声に煽られたかのように
郁の身体のあちこちに触れる。

甘い声を思わずこぼすと、そこを何度も刺激される。
堂上の掌が何かを探しているかのように、身体の隅々に触れていく。

次第に、掌が下へと下がり、ショーツを脱がされる段になると
思わず硬く脚を閉じてしまった。

それを【抵抗】と取ったのか、堂上が心配そうに見下ろしてくる。
「嫌か?」

その顔があまりにも切なげで心臓がキュっと締め付けられる。
嫌じゃないと伝えたくて首を軽く横に振り、微笑んだ。

堂上は安堵した表情で、そっと郁に口付けた。

再び、堂上の手がショーツにかかったが今度はされるままに身を任せる。

スルリとショーツをぬがされ、そのまま脚を広げられた。
ひんやりとした空気が動き、脚の間に堂上の身体が滑り込んでくる。

既に堂上も下着一枚身に着けているだけの状態なので
肌と肌が直にふれあい、お互いの熱を伝え合う。


このまま、一つになのかな・・と漠然と思っていたら
堂上が思いもしない行動に出た。


堂上は郁の脚を大きく広げ、あろうことかその場所に口付けたのだ。
必死に抵抗するが、腰が捉えられていて上手く逃げられない。

自分の足の間にある、堂上の頭をありったけの力で押し返す。

「やっ!教官!」

その声に、堂上が動きを止めてこちらを見上げた。
「嫌なのか?」
「あ、当たり前です。そんなとこ・・汚いし・・。恥ずかしいから!」
「汚くないぞ。綺麗だ。俺はしたい。駄目か?」

真摯な眼差しでそう問われ、郁は硬直した。

「だって。そんなの・・。恥ずかしいです」
「大丈夫だ。目は閉じとく」

されてみて、どうしても嫌だったらやめるから言えといわれてしまうと
それ以上拒む事ができず、行為を受け入れた。



それは、初めて知る感覚でもっとも敏感といわれる場所を
堂上の舌が掠める度、言いようのない刺激が身体を震わせる。

それは、堂上からいくつか教えられたどの刺激よりも鋭く
あふれ出す声も唇をかみ締めるだけでは到底堪えようもない。

「ん・・っ・・ふぁ・・・」

どうしても堪えられない声が溢れて来る。
堪えるなら布でも噛んどけど言われたが、今日はあいにく浴衣類も
全てベットの下に落とされていて手が届かない。

しかし、どうしても声を出すのが躊躇われて、郁はとっさに自分の左手を強く噛んだ。

そうすると声も堪えられるし手の痛みで与えられる快感が薄らいだので
必死で自分の左手を噛みしめた。




堂上は途中で郁の喘ぎがくぐもった声に変わったので
何かで声を堪えているのが解った。

何か噛んで堪えているのだろうと思ったが
良く考えればリネンの類は全て床に落ちている。
前回噛み付かれた自分の身体は、郁の脚の間だ。

そしてさっきまでの声の様子ではこれ以上喘ぎをかみ殺すのは
難しい状態になっているはずなのに・・。
怪訝に思い、恐る恐る顔を上げると、まさかという思いとやっぱりという思いが交差した。

「バカ!何してる!」

堂上は慌てて身体を起こし、郁の左手を掴んだ。
噛みしめていた口から引き剥がす。

時は既に遅く
既に郁の左手親指の付け根辺りにはくっきりと歯型が出来ており
僅かに出血もしていた。


郁は突然の怒鳴り声に驚いた様に堂上を見上げている。

「きょう・・かん?」
「バカ!なんでこんな・・・」

くっきりと歯型の刻まれた郁の左手を痛ましげに見つめる。
それは、前回思い切り堂上の肩に噛み付いてしまった時よりも
ずっとずっと痛そうで切ない顔で、郁は困惑した。

「えっと・・。声でちゃいそうで。今日・・布なくて・・。思わず・・」
「声は堪えなくていいと言ったろうが。まさかコレが【対策】だったのか?」
「?」
「さっき、今日は対策を考えてきたといったろうが!」


ああ、確かにいった。そうだ、教官の甘い笑顔にドキドキして
咄嗟にそんな事を言った。

でもどうして、この人はこんなに痛そうなんだろう・・・。

そういえば、仕事でも自分が怪我をした時は平気そうなのに
私が怪我をしたら大したことないのにとても辛そうな顔をする。


「これは・・咄嗟に。布とかなくて。ごめんなさい・・」
「いや・・すまん。俺も大声だした。ビックリさせたな」

堂上は気まずそうに謝ると掴んでいた郁の左手の傷にそっと口付け
その後、郁の唇を塞いだ。

「頼むから。こんな無茶をして声を堪えようなんて考えないでくれ。
 これなら俺が噛まれた方がまだましってもんだ」
「え?でも。それは流石に・・・」
「声・・どうしても恥ずかしいか?俺は聞きたい」
「・・・・」
「演技で出す必要なんてないが、出る物を無理に堪える必要はもっとない。」
「はい・・」
「もし、郁が感じてるならそれを俺は知りたい。解るか?」


恥ずかしいけど・・・教官は聞きたいんだ。
まだ、躊躇する気持ちがあるけど、こんなに優しく気遣ってもらっているのだから
自分にできることはしたい。

郁は出来る限り頑張りますと伝えたくてコクリと頷いた。

すると堂上は優しく笑い、泣きそうになっている郁の頭を優しく撫でた。




R指定不要なくらいの甘い表現で期待されていた方には申し訳ないです。
念のためのR指定としました。

どこまでブログで書いちゃっていいものか、悩んだ挙句ソフト描写に書き直しました。
様子を見て、リアル描写の作品も出すかも知れませんが。
今回はソフトソフトでいきます。
もっといってもOKだ!という方がいたらコメント残してください(笑)
07:13 図書館SS(堂郁)

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