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も・し・も =エピソード8= その後の二人 前編

2008/10/02
おはようございます!!

木曜日ですねーーーーーーー。
明日頑張ったらお休みですよ!!

久しぶりにいいお天気です!気持ちいいなぁ。

大分涼しくなりましたし、皆さん体調には気をつけてくださいませね。


というわけで、とある方からリクエストを随分前にいただいていた
もしも エピ⑧ あんな終わりじゃ満足できない!さんからのリクエストです。

あの経緯を得て恋人になった二人のやり直しの初夜をやってくれ、とな!
というわけで、前編・中編・後編の三部構成だが後編でR指定が入る。
18歳未満さんには申し訳ない。

でも、やはり全部を指定にするのも何なので前編・中編は指定なしとさせてもらう。
ごめんな!!なら読まないよ!っていうのであれば次の指定ナシまで待ってくださいね。


堂郁 年齢フリー 恋人設定 テーマ:もしもエピ⑧ その後の二人。 やり直しの夜



なんども焼き増しみたいでほんと申し訳ない。アキアキの方はスルーな!




部下であった郁と『恋人』という関係になって数ヶ月。
案の定、二人の間柄が変わってしまったことは程なく隊全体に知れ渡った。

隠すことではないが、いらない追求をされるのが嫌で黙っていたのだが
突っ込まれればすぐにボロを出してしまう郁だ。

ディズニーランドの感想を聞かれている内に、ポロっと二人で泊まったホテルの話しまでしてしまい
蜂の巣をつついたような大騒ぎになったのは忘れもしない、『あの夜』の5日後だった。

つまりあの夜からたったの5日で隊中に知れ渡ったのだ。




「しかしねぇ」と笑いながらビールを傾ける友人を堂上はジロリと睨む。

「なんだ」
「いや。そこまでやっといて終わるっていうのが、優しいというか気が弱いというか」
らしくないとククッと笑われて、堂上は思わず飲み終わったビールの空き缶を握りつぶした。

あの夜から何度目になるか解らない、小牧の『押しかけ』に堂上は目に見えて不機嫌にそっぽを向いた。

「うるさい。仕方ないだろ、付き合いはじめて、そのまま一気だったんだ。無理させられるか!」
「いや、まあそうだけどさ。まさか告白から一気に最後までいこうとするとはね」

とおかしそうに肩を揺らす小牧の手から、堂上は真新しいビールを取り上げた。

「ちょっと!堂上それ俺の!」
「うるさいわ!飲みたかったら買って来い」
「うわー。冷たいな。そんな事言ってると、うっかり笠原さんに余計な事言っちゃうかもよ?」
「余計な事って何だ!」
「・・・それ言わすの?」
と嫌な笑顔で笑われてグッっと詰まる。

今、この微妙な状態で余計な横槍が入る事は極力避けたい。
思わず舌打ちしつつ、小牧の手に開けていない缶を戻した。

「クソッ!お前最悪だな」
「そう?そんな事ないと思うけど」

と、したり顔で笑う友人を睨みつつ、予備に買っておいたワインをあけた。

「ビール買いに行けばいいじゃない。共有スペースに。なんなら彼女を誘ってコンビニは?」
「うるさい!余計な世話だ!俺は今日はワインが飲みたいんだよ。ほっとけ!」

そう怒鳴り返してコルクを抜いた。

「まあ。そうカリカリしないで。で?どうなの?もうあれから一ヶ月だしデートしてるんでしょ?」


デートはしている。
けれど、あの夜以来、誘うチャンスが掴めず
『次』は決行されていなかった。

もとより恋愛ごとに奥手な郁が相手だ。
あの夜は多少特殊な状況で、最後までコトを運ぶことが出来たが
あんな状況でなければもっと時間がかかっているはずの道のりだ。

未だに手を繋いだだけで頬を染め
キスをしただけで腰が砕ける。

そんな女を相手にして、付き合い始めてすぐのデートから外泊を求める事など到底できない。
いや、付き合い始めたその日に身体を繋いで置いて言えた事ではないが――

郁自身も一度身体を繋いだことで安心したのか
それ以来『夜』について何かサインを出してくる気配はない。


「やっぱりあの時、しっかりやっておけば良かったか・・」
とため息をついたところで後の祭りだ。

「ハンパな事するから後悔するんだよ。思い切って外泊だしとけって言えば済むでしょ」
「うるさい!それが出来たら苦労しないわ!」
「アハハ。そういう所は相変わらず堂上なのにね。まあ、一生そのままって事もないでしょ!」

笑いながら小牧は空になったビールをゴミ袋へと入れて立ち上がる。
じゃあ、頑張ってと意味ありげな笑みを残して帰っていった。


「何しにきたんだあいつは!」

堂上は毒づきながらワインを呷った。


***


「ねぇ。笠原」
「んー?」
「あんた、教官と何回えっちした?」

突然発せられた予想外のストレートな質問に思わず
飲んでいた紅茶をブホッと噴いた。

さすがに予測していたのか、柴崎はそれをヒラリとかわす。

「ちょっと、お約束ねぇ。ちゃんと染みになる前に拭いておいてよ!」
「あ・・ごめん。ってそうじゃない!何聞いてんのよ!」
「え?えっち?」
「ええええええ、えっちとか言うな!」
「じゃあなんていうの?SEX?」


その単語に郁の顔がトマトのように赤く染まる。
面白そうに柴崎はニヤニヤと食べかけのきのこの山を郁の方に差し出した。

「まあ、食べなさいよ」

そうすすめられて、思わず反射でお菓子をひとつ摘む。

「ディズニーランドでしたんでしょ?」
「う・・・・・・。し・・たような・・してない・・ような」

郁は気まずそうに視線を彷徨わせる。
柴崎にはずっと曖昧な事ばかり言ってやり過ごしてきていたが
恐らく、一線を越えたことは柴崎にはお見通しなのだろう。

「ほらほら。そろそろ白状しなさい!」

これ以上黙っていても仕方ないという気持ちもあるし
柴崎に聞いてもらいたいという気持ちもあり、郁はうな垂れて事の顛末を話した。

話が進むうちにニヤニヤしていた柴崎の顔が驚きに変わり
その後苦笑して、また元通りの怪しい笑みが浮かんだ。


「へぇ。なるほどねぇ?」
「ねぇ・・柴崎・・・どう思う?」
「何がぁ?」

柴崎は面白そうに摘みあげたきのこの山を自分の口に放り込んだ。

「堂上教官・・・あれから一度も・・・えと・・言わないんだけど」

顔を真っ赤にして郁はチロっと柴崎の様子を伺う。
ポリポリときのこの山を齧りながら、柴崎は頬杖をついた。

「堂上教官が、SEXしようって言わないのはどうしてかって?」
「ちょ!!!ちょっと!声大きい!!!!」
「だーいじょうぶ。今日は隣留守。さっき二人して飲み会だって出てった」

その言葉に郁はホッと胸をなでおろすと同時に、隣室のスケジュールまで把握している
柴崎の情報網に改めて背筋が寒くなった。

とはいえ、今はそれに怯えていられない、その情報の量も今の郁に必要なものだ。
両手をテーブルについてズズッと前へ上半身を乗り出す。

「で・・・やっぱり。あまりに胸がなくてする気になれなくなったとかなのかな?どう思う?!」
「そんな訳ないでしょ?」
「でもさ・・・キ・・・・」
「キ?」
「キスも・・・軽いのしかしないし!!」

思い切って言い切った郁に、柴崎はテーブルを叩いて笑った。

「ちょっと!笑い事じゃなーーーーーーーーい!」
「アハハハハ。ごめん。ごめん!て」

あーおっかしー。
なーんであたしがこんなバカップルの恋愛相談に乗らなきゃならないのよと
呟きつつ、柴崎は冷蔵庫から缶チューハイを取り出した。

「何?飲むの?」
「素面でこんなノロケを私に聞けってか!」
「ノロケ?!どこが?!!悩みだ!深刻な!」
「したいんなら誘えばいいでしょうが」

その言葉に郁が真っ赤になって硬直する。

「あのねぇ、あんたがどういう育て方されてたか想像つくからあえて言うけど
 別に女の方からしたいって言ってもいいのよ?」
「や!あたしは別にしたいとかそういうんじゃなくて!」
「じゃあしたくないの?」
「う・・・・・・・したくない。訳じゃないけど・・・」


あー。バカバカしいわね。ほんと。
外泊しましょって言えばいいだけでしょうが。

それが言えたら苦労しない!!

と怒鳴り返されて、柴崎は缶チューハイを呷った。

「じゃあしょうがないじゃない。そのうち誘われるわよ。嫌でも」

と意味ありげに微笑まれて、郁は首を傾げた。

「どういう意味?」
「そのまんまのイ・ミ!」

郁は首を傾げたがそのまま、もう柴崎に追求してくる事はなかった。

そんな郁の様子を見つめつつ柴崎は苦笑する。

いい年した大人の男が一回ハンパにしたくらいで満足する訳がないって事
どうしてこのコはわからないのかしらね。






あっという間にバレちゃったよ。という事で。
勢いでやりましたが、その後はなんというかさすが郁ちゃん?

という状況に押されて教官も言い出せませんと(笑)

でも郁ちゃん的には、誘われないけどどうなんだろうと思いつつも幸せ~~~っと
日々を過ごしていたというお話で。


でもそろそろちょっと気になるけど・・・どうなのか?!という感じで♪
07:00 図書館SS(堂郁)

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