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柴崎の策略 その1

2008/05/24
おはようございます。

やっと土曜日ですね~。


只今、花見の空白製作中です。

なんだか今日もシモネタです。お気に召したらパチリと一発!お願いします~♪


堂郁 夫婦期間 年齢フリー(フリーでいいのか?) 下ネタ注意




すっかり荷造りが終わった寮の部屋で
ずっと同室でかけがえのない友人である柴崎と乾杯をした。

明日、あたしはこの部屋を出る。
同じ敷地にある官舎へと引っ越すのだ。

篤さんと一緒に住むために・・・・・。

柴崎はおめでとう。あんたにしちゃいいの捕まえたんじゃない?なんて
笑っていたけど、その瞳の中に少しだけ寂しそうな色が見えたのは
あたしの・・・気のせいじゃない。

長く一緒にすごして、あまり表面にはみせない柴崎の感情が
ほんの一瞬瞳の中で揺らぐのに気づいたのはいつ頃だっただろう。

気づくと、柴崎は思っていた以上にわかりやすくて、おかしくなる。
でも、それは心の中にそっとしまう。
心の揺れをあたしに知られる事は柴崎の本意じゃないのだから。



「あんたとの共同生活も今日で終わりかぁ。なんかあっという間だったわね」
「なんか、そんな寂しいこと言わないでよ~」
「なーに言ってんの。明日からは愛しの旦那様とラブラブ生活のくせに」
「な!何いってんのよ。そんなんじゃないし!」

と真っ赤になって慌てる郁に柴崎はニコリと笑った。

あたしの大事な大事な友人を取り上げるんだから、それなりのオマケ
付けさせてもらいますよ。堂上教官。


柴崎は、あんた知らないだろうから先に教えておいてあげるわ。と
ついうっかり見とれてしまいそうな綺麗な顔を近づけると
真剣な表情で、郁に【衝撃の真実】をレクチャーした。


郁は思いもかけなかった【真実】に嘘でしょぉ~~~~~~~?!と絶叫した。


***************************************************************************

翌日、引越しは無事に終了し、篤との新婚生活がスタートした。


二人で生活し始めて2ヶ月。
郁の様子がおかしいと思いながら、新しい生活が始まったばかりで慣れない為だろうと
気にせずにいたが、事有るごとに突き刺さる意味ありげな視線についに痺れを切らした。

明日は揃って公休という夜、郁をダイニングテーブルに座らせて、コーヒーを置く。
自分もコーヒーのカップを手に向かいに座った。


「おい。この2ヶ月。何かおかしくないか?お前」
「・・!?え?そんなこと・・ないですよ」
「いーや。何かおかしい。いくら二人の生活に慣れてないとはいえ、ヘンすぎる」

堂上の鋭い視線に、郁の視線が泳ぐ。

「何を隠してる?」

そう問われ、思わず隠しているのは篤さんのほうでしょとポロっと言ってしまった。
その切り返しに堂上の眉間に皺が寄る。

「なんだ?それは。俺は別に何も隠してない」

チロリと恥ずかしそうに郁は篤の方を見て赤面する。
その様子に何を恥ずかしがっているのか解らず、篤は首を傾げた。

「あ・・あたし。男の人とお付き合いしたのは篤さんが初めてで・・色々知らなかった事とかあって。
 それで、色々気になって注目しちゃったっていうか・・・」
「意味が解らんが。何を知らなかったっていうんだ?」
「え・・・。そ・・それは・・えっと。あの・・・。男の人の日常?っていうのかな」
「?日常?なんだそりゃ。ヒゲそったりとかか?」

まさか、そんな事を知らないわけもあるまいと思いながら、他に思い当たる事もなく。

郁も違いますよ・・と言っている。

「違うならなんだ。はっきり言え」
「はっきり・・って。えっと、朝の・・・とか夜の・・とか?」
「?なんだそりゃ。朝のとか夜のとかじゃわからん」


えええぇ~そんなの篤さんの方がよく解ってるんじゃないの?!
もしかしてわざと?わざと聞いてるのかな?

でも・・篤さんそんな感じに見えないし・・・・


「う・・・えっと。オトコの人って・・・毎日・・そのしないと調子悪くなっちゃうんですよね?」

と思い切って郁は白状した。

が、篤は首を傾げる。「調子悪くなる?何をしないとだ?」

えぇ?!それってあたしが言うの?ここで?篤さんに向かって?

でもなんか、言わずに済ませられる雰囲気じゃない・・・・・。


郁はもうどうにでもなれ!とばかりに真っ赤になりながら言い切った。

「男の人は毎日朝晩ヌかないと調子悪くなるんですよね!だから、あたしとしない時とか出来ない時は
 篤さん一人でヤってるんですよね!?」

その言葉に篤が飲んでいたコーヒーを盛大に吹いた。

「いや!別にいいんです!そういうものだって理解してます!ただ、あたしに気を使って
 お風呂とかトイレでしてるのかな?と思ったら悪いなって思って!!
 で、言ってくれれば私別の部屋に行くから遠慮しないで!って言いたかったんです!!
 それで、言うタイミング計ってたっていうか。それだけなんです!!!」

と郁は早口で捲くし立てると、一気にコーヒーを飲み荒く息をついた。

篤は真っ赤になり勢い良く立ち上がった。

「バカか!お前は!そんな訳あるか!!!毎日ヤってる訳ないだろうが!しかも朝も晩もって
 なんだそれは!俺はどんだけなんだ!」

「ええっ!?そうなんですか!それで大丈夫なんですか?!」
「何がだ!何が大丈夫で何が大丈夫じゃないんだ!言ってみろ!」
「だって、柴崎が!!成人男性は皆そうだから、一緒に暮らすようになってから
 地雷踏まないように心構えが必要だって!!」

「あほか!柴崎にいいように遊ばれやがって!ちょっと考えりゃ解る事だろうが!」
「解らないですよ!誰にも聞けないじゃないですか!そんな事!」


二人とも、立ち上がった状態でハァハァと荒い呼吸を繰り返した。

篤はとりあえず、座れと郁を座らせ自分も座り直した。


郁の頭の中は大パニックだった。

「違うって・・ほんとなんですか?」と再度信じがたいという表情で確認する。
「違うに決まってるだろ。そんなだったら野営訓練や戦闘中はどうなるってんだ!」
「あ・・そういえばそうですね」
「じゃ・・・じゃあ、あたし騙されてたって事ですかぁ!?」
「当たり前だ!なんで二ヶ月も暮らしてて解らないんだ?!」
「だって、朝は毎日篤さん早いじゃないですか?お風呂も男の人にしては長いし
 あたし・・てっきり・・・」

てっきり何と思われていたかと考え、篤は目の前が真っ暗になった。

「朝は前から早起きなんだ。言っておくがその為じゃないぞ。ただの習慣だ。
 風呂はゆっくり湯船につかった方が筋肉疲労に効果的だからだ!別に何もしてない!」

郁は今までの自分の勘違いが恥ずかしく茹でタコの様に赤くなる。
「す・・すみません・・・」
「お前、もしかしてそれで風呂上りやら朝やらチロチロこっち見てたのか?」
「・・・・ハイ・・・」


篤はガックリとうなだれた。
郁がこういう関連には疎い事は承知していたが、まさかこんなアホな嘘に
うっかり騙されるとは思いもしなかった。


じゃあ、何か?!俺が風呂からでて「ああ、サッパリした」とか言ってた時に
コイツ、俺がヌいてサッパリ!と発言してるとでも思ってたのか?!


そう考えるとこっちが恥ずかしくて倒れそうだ。


そういえば、引越し前に柴崎からあたしから笠原とっちゃうんだから
オマケはつけさせてもらいますよ。と言われたことを思い出した。

何の事だと思ったが・・・まさかこんなオマケとは夢にも思わなかった。


「あ・・・篤さん?」
「・・・・・もういい。とにかくそれはデマだ。真に受けるな。ヤってないからな!」
「は・・はい!解りました」


郁はコクコクと真っ赤になりながら頷いた。





恐るべし柴崎!
が、しかし柴崎の策略はこれでは終わらない・・・・・・・・・・・。

この時の二人はまだ知る由もない。






策略・・のタネはまだ埋められているに違いない!

まだまだ郁ちゃんの中にタネは眠ってるハズ。本人は気づきませんよ。ピュアだから☆
そうして堂上教官もまだ、気づきませんよ。ヘンな所でカンが働かないから☆

まあ次回も似た様な展開になる可能性が大ですが、タネはその内明らかになります。
何を言ったんだ柴崎!

というコトで・・また次回があれば(笑)
06:49 図書館SS(堂郁)

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