09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

朝のぷち☆連続ドラマ小説 『新しい日々への扉』 6

2008/08/25
ごめんなさい!下書きのまま保存かけてた!!(汗
行く前に気づいてよかった!!



おはようございます!

月曜日ですね・・・憂鬱じゃ。

けれどそんな事を言っていては痛い胃が直らねぇ!
という事で、なかなかかからないポンコツエンジンをかけて会社行きますよ!

そろそろお子様の夏休みも終わりで追い込みに必死なお母さんも
宿題が!と叫んでいる学生さんもいるかもしれませんね。

もうすぐ秋だ!!ってことで元気出して今日も頑張りましょうね!!


とか言いながら、地味に微妙テーマで連載だ!

堂郁 年齢フリー 夫婦設定 テーマ:郁ちゃんの妊娠~出産をワンシーン方式?で

こういうテーマは苦手だって言う方はスルーしてくださいね。

これはあくまでもイメージ小説でありリアリティは追及していません。
そして基本苦情は受け付けません。
ただ、連載中に心が挫けたら、まさにお蔵(閉架書庫)に放り込む可能性があります。


朝のぷち☆連続ドラマ小説 『新しい日々への扉』 第六話




しばらくそうして、郁を抱きしめた後、堂上は携帯を取り出して手塚に連絡を入れた。
5分ほどして、手塚が駐車場に現れる。

「お待たせしてすみませんでした」
「いや、こっちこそ待たせた。すまなかったな」
「いえ。どうでしたか?」

手塚は既に車の後部座席に乗せられている郁をチラリと見た。
随分と沈んだ様子に最悪の事態を想定する。

「ああ。出来てた。が、絶対安静が必要らしい」
「そう・・ですか。まず、おめでとうございます」
「ああ。ありがとう」
「絶対安静というのは具体的には・・・」
「最低1週間。可能であれば10日程度の自宅療養だ」

その言葉に手塚は難しい顔をしながら頷いた。

「解りました。シフトの方は1週間分、取り合えず組み直します」
「すまん。手間かける」
「いえ、無理させないほうがいいでしょう」
「とりあえず、病院からOKが出るまでは休ませる」
「解りました」

神妙に頷く手塚にすまんなと頭を下げると、手塚は慌てたように頭を横に振った。

「さて、助手席乗ってくれるか?あと、郁は今ちょっとナーバスになってるんで、そっとしておいてやってくれ」
「・・・・。堂上一正、自分が運転します」
「なんだ?別にいいぞ」
「いえ、隣に居てやってください」

朴念仁らしからぬその言葉にこいつも成長してるんだなと堂上は苦笑する。
精一杯の手塚の気持ちが伝わってきたので、その気持ちに甘え、運転を任せる事にした。

「ナビついてますし、道は大丈夫です。自分は運転集中すると周りの会話聞こえませんから、お好きに喋ってください」

そこまでフォローされると小牧ではないが笑いがこみ上げてくる。

堂上は後部座席に乗り込み、手塚が運転席へと座った。
予想していなかっただろう配置に、郁が驚いて堂上を見た。

「手塚が運転してくれるそうだ」
「でも・・」
「いい。ここは甘えよう」

堂上はそういって郁をそっと抱き寄せた。

***

道が多少混んでいて、基地までそれなりの時間がかかった。

車は普段は基地近くに借りている駐車場に停めているので
そこに向かうように言ったが、手塚は基地内に乗り入れると堂上家のある官舎前で車を停めた。

「先に自宅に戻っていてください。停めたらキーを届けに来ます」
「いや、そこまではいい。自分で行って来る」

そう言ったが、手塚はチラリと郁を見て一人にしない方がいいんじゃないですか?と聞いてきた。
確かに一人にさせたくないという気持ちはある。
ただ、あまり手塚に甘えるのもどうなのだろうという葛藤があった。

そうこうしている内に手塚が先手を打ってきた。すぐ戻りますのでと再び運転席に乗り込んだのだ。
そこまでされては、車から降りろ等と言うわけにも行かずその気持ちを有難く受け取ることにした。

「重ね重ねすまないな」
「いえ、俺もその方が安心ですから」

その言葉で手塚が手塚なりに郁を心配してくれていることが伺えて
堂上は申し訳ないと同時にそんな部下の気持ちを有難いと思った。

車で少し転寝をしていた郁は幾分ボンヤリした様子で立っていたので
その肩を抱いてゆっくりと部屋まで誘導した。
部屋に戻るなり、郁を寝室に連れて行き、部屋着を出してやる。

「郁、着替えて眠れ。疲れただろう」
「あ、大丈夫。手塚きたらお茶くらい出さないと悪い」
「いい。俺が淹れるから。お前は休んでおけ」
「・・でも・・」と郁は不安そうに堂上を見上げてきた。

郁を駐車場でした様に、もう一度優しく抱きしめて頬にキスをしてやる。
「眠れないか?」
「・・眠いけど・・・・怖い」
「何が怖い?」
「眠っている間に何かあったらどうしよう・・・」
「バカ。そんな訳あるか。眠らない方が腹の子に良くない。眠れるなら眠れ」

安心させる様に堂上が笑うと、郁もぎこちなく笑い返した。
そしてノロノロと部屋着に着替え、布団に潜り込む。

堂上はそっと郁の髪を梳いてやると郁が仔猫の様に目を細めた。

相当疲れていたのだろう。
程なくして、スゥスゥと安らかな寝息が聞こえてきた。


堂上は郁を起こさない様に静かに寝室を出てドアを閉め、戻ってくる手塚の為にコーヒーを入れる。

丁度、ドリップが終わった頃、控えめにノックの音がした。

ドアを開けると手塚が立っていたのドアを大きく開けて招き入れる。
「すまなかった。有難う。ちょっと寄ってけ。コーヒー淹れた」
「しかし・・」
「郁はさっき寝かせた。このまま帰す訳にはいかん」
と笑うと、手塚もではと部屋に上がった。


手塚をリビングに招き入れ、淹れ立てのコーヒーを手塚の前に置く。
すみません頂きますと手塚がコーヒーに手をつけるのを確認してから
堂上も淹れ立てのコーヒーを一口飲んだ。

「小牧には連絡しておいた。そのまま明け休みに入れとのことだ」
「了解しました。ではお言葉に甘えて明け休みに入ります」
「ああ。そうしろ。色々迷惑かけてすまなかった。しばらくまたかけ通しになる」

すまんが頼むと頭を下げると、手塚が慌てた。
「やめて下さい。堂上一正が頭を下げられる事ではありません」
「しかし、郁の事は俺にも責任のある事だからな」
「それはそうかもしれませんが、女性隊員であれば普通にあり得る事ですし」
「そういってもらえると少しは気が楽だが、迷惑かける事は変わらん」
堂上が苦笑すると、手塚は出来ることがあれば言って下さいとコーヒーを傾けた。

「とりあえず、隊長には報告するが、郁の容態が安定するまでは全体への報告は保留するつもりだ」
念のためだがなと堂上が笑うと、手塚は静かに頷いた。

コーヒーを飲み終わり、手塚が堂上家を後にする段になって、堂上は柴崎への連絡を手塚に頼んだ。
女同士の方が色々話しやすいこともあるだろうから、と。

手塚は、一瞬目を瞬かせた後、わかりました連絡しておきますと
何も聞き返すことなく了承した。





という訳で、無事おうちへ帰還しました。
そして、しばらく自宅療養。

暗い谷間は抜けた!またすこし波がありますが、ささやかなもんです。
谷の向こうには湿原という感じでしょうか(笑)

ちょっとずつ甘さも出てくる・・・ハズ・・・・。
07:43 図書館SS(堂郁)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。