09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

朝のぷち☆連続ドラマ小説 『新しい日々への扉』 2

2008/08/19
おはようございます!

一昨日、昨日と夜はとても涼しくて寝やすかった。
このまま夏が過ぎ去ってくれたら良いのにと毎日願っています。

社会人復帰二日目。
火曜日ですね!

まだまだ、エンジンはかかりませんが(オイ)
ボチボチ頑張っていきましょう!!!




堂郁 年齢フリー 夫婦設定 テーマ:郁ちゃんの妊娠~出産をワンシーン方式?で

こういうテーマは苦手だって言う方はスルーしてくださいね。

これはあくまでもイメージ小説でありリアリティは追及していません。
そして基本苦情は受け付けません。
ただ、連載中に心が挫けたら、まさにお蔵(閉架書庫)に放り込む可能性があります。


朝のぷち☆連続ドラマ小説 『新しい日々への扉』 第ニ話



奥多摩出発前日
郁はリビングのソファに腰掛けて、困ったように考え込んでいた。

明日から奥多摩という段になってもまだ、体調は優れないままなのだ。

熱が上がるわけでも咳が出るわけでもなく、何だか気分が悪かったり
だるかったりという状況だ。

ため息をついていると、マグカップを手に篤がリビングへと入ってきた。
「郁、明日からの奥多摩。大丈夫なのか?」
「うーん・・・。多分。忙しくて疲れてるだけだと思うし。このくらいの不調で訓練休む訳にはいかないよ
「しかし、奥多摩で何かあったらどうする」と心配そうに覗き込まれて、郁は慌てて両手を左右に振った。

「大げさ!大丈夫だよ。いざって時は車で降りれば病院もあるし」
「今回は休んだらどうだ?」
「・・行く。酷くなってるわけじゃないし。多分、そのうちケロっと治ると思う」


篤はまだ心配そうに見ているが、それ以上は何も言わなかった。
郁の立場を理解してくれていのだろう。

心配をかけるのは心苦しかったが、酷い体調不良でもないのに訓練を休むような事はしたくない。
結婚してから、プライベートで篤が自分に甘くしてくれる分、自分で自分を厳しくしないとすぐにでも甘えてしまいそうになる。

念のため、胃薬と風邪薬などいつも飲んでいるものを荷物に入れていると
準備できたか?と後ろから抱きしめられて、ドキリとした。

いつもどちらかが奥多摩に行く前夜には愛を交わす。

けれど今日はどうしてもそんな気分になれなかった。
どうしよう。と戸惑っていると、耳元に囁かれたのは予想外の言葉。

「今日は、手繋いで寝るか?」
「いいの?」

驚いて見つめた篤の顔は不本意そうに歪められていた。
「あのなぁ。体調不良を押して訓練に行くていう『奥さん』を無理やり押し倒す訳あるか」
「・・・でも・・。しばらく留守になっちゃうよ?それにここの所ずっと忙しかったり、体調不良だったりで・・してないし」
「アホウ、それが目的で一緒にいる訳じゃないだろう」

クシャリと頭を掻き混ぜてくれる掌が温かくて不覚にも泣きそうになった。


その夜は優しく抱き寄せられて、たくさんキスをした。

気をつけて行って来いと抱きしめてくれた強くて温かい腕に抱かれて眠りに落ちた。



                         ***


体調は優れないまま、奥多摩での訓練は開始された。


上手く身体が動かない瞬間もあるが、もう無意識でも反応できるように動きが染みこんでいる身体は
なんとか無難に訓練をこなしていった。


奥多摩での訓練も残す所、玄田の『気分』である野営訓練を残すのみとなったが
何よりもこの野営訓練がきつい。

とはいえ、これが終われば帰って、明け休みだ。


玄田が同行しなかったので玄田の指名で今回の奥多摩訓練の指揮は小牧が執っている。
明日の野営訓練のミーティングが終わり小牧から解散が告げられる。

それを合図に隊員達が宿舎へと戻り始める。

郁もそれに習って、宿舎へと足を向け様として
隣にいた手塚に肩を叩かれて振り返る。

そして、一応形式上体調の都合を聞かれた。
どうにもこの確認になれないのか。オイ。今回は?
と愛想もへったくれもないような意味不明の問いかけだ。

ヘーキとだけ答えると手塚はホッとした様に頷いた。
その後、思い至ったように別の『体調不良』の様子を尋ねられる。

「お前、まだ腹具合イマイチなのか?」
「あー・・。うん。なーんかスッキリしないのよね」
「明らかに食いすぎじゃないだろ?」
「うん。そうみたい。ストレスで胃が荒れてるのかなぁ」
「お前にそんな繊細な神経があるのか?」と真面目に聞き返され憤慨する。

「何それ!あたしを何だと思ってんのよ!あんたは」
「いや。何だってこっちが聞きたいくらいだ」

「人間に決まってんでしょ!ったく。あーもうモヤモヤするから寝る!」
「それは俺のせいじゃなくて体調不良だろう!人のせいにすんな!」

真面目真面目に返されてうるさい!と怒鳴り、郁はその場を後にした。





きてしまいましたよ。奥多摩まで!
そして張り切って訓練に励んでしまう・・という事で。

鈍い鈍いと突っ込み満載ですが意外と気づかないものらしいですよー。
なんと5ヶ月過ぎまで気づかなかったという方もチラホラ。

ちょっと体調悪いなーと思っていたけどまさか!と。

と言う訳で明日へ小さく続きます。
07:04 図書館SS(堂郁)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。