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合作しましたよ!第二弾!

2008/08/10
こんばんわ!!

日曜日の夜!明日への活力を!!

というわけでハーブ様(別名:rune様)との合作第二弾!です。

とはいっても第一弾とは違って、第二弾は殆どハーブ様の作品なんで!!
【たね色】はほんの少しです!!


尚、ハーブ(rune)様のブログはこちらです。
日常日記中心なのでSSなどはおかれていませんが。

よかったよ!という感想はこちらのブログまで↓
Rainbow Trace

堂郁 年齢フリー 恋人期間 テーマ:郁ちゃんが高校大学時代の仲間と対談!



あの頃の君…



【まえがき】
高校大学時代の郁の部活の仲間が登場です。

「郁」と名前呼びなのは、
自分が昔 陸上部で男女混合で部活内が仲良かったのを
思い出し名前呼びにしています。


選手は、野球の千葉ロッテマリーンズの足の速い選手2人の
名前を微妙に替えてあります。

因みに 西岡 剛選手と根元 俊一選手です

runeのブログに千葉ロッテマリーンズと西岡選手のHPの
リンクが貼られてますので、ぜひ飛んでみて下さい。m(_ _)m

私は、西岡選手の走りを見て野球ファンになりました。

西岡選手は、北京オリンピックの星野ジャパンに出場する選手です。







当麻事件で一躍、時の人となった郁の元に
折口から一本の取材依頼が申し入れられた。
それは、陸上に打ち込んだ時代に出会った仲間であり
旧友でもある二人の選手との対談取材だった。

既に世界選手権等で活躍している二人だ。
同窓会などにも殆ど出席していないので卒業してから
一度も連絡を取っていない。
懐かしさもあり、隊長の玄田の了承も取れたので
短時間でいいのであればという条件つきで対談取材を受けた。

場所は郁の仕事の関係で、事務室の隅を応急の応接室にしての対談となった。

約束の日
折口に伴われて事務室に顔を覗かせた二人に郁は顔を輝かせた。
二人も当然嬉しそうに郁を見て軽く手を上げた。

:西岡 剛士 「よっ。郁。久しぶり元気か? うわぁ~郁 随分綺麗になったなっ。」
:根元 駿  「郁ちゃん覚えてる? 綺麗になったね。でも昔のハツラツな郁ちゃんも良かったけどね。」

早速始まった、対談を柴崎が興味深げに眺める。
座ってるのは当然、空席になっている郁の席だ。

「あっ、この格好いい人達テレビで観た事ある。
 笠原この間 テレビに向かって煩いくらい応援していた人達だわ」
くそー、知り合いだったのねぇ。あの子一言もそんな事言わないんだから。
知ってりゃサインたくさん書いてもらって売りさばけたのにねぇと
柴崎は悔しそうに頬杖をついた。
不本意にも隣にいるせいで柴崎の言葉が筒抜け状態なので
手塚は「ふ~ん。そんなもんか」と相槌をうった。

背後の席では小牧がおかしそうに「ライバル出現だね」
と小牧が堂上を 突付いている…。
堂上は、うるさいと小牧を手で追い払う仕草をしつつチッと舌打ちした。
聞いていれば、先ほどから、郁は二人を下の名前で呼んでいる。
自分の事を名前で呼ぶのはあれだけ躊躇って時間がかかったのに。
奴らはあっさり名前呼びか!!
声には出していないはずだが、小牧はニヤニヤとこちらを見ている。

そんなこちらの内心を知るわけもない郁は楽しげに対談に興じている。
:郁 「久し振り~剛士くんと駿くん(下の名前で呼んでいます。)。
    5年?6年以来?テレビで応援していたよ 頑張っているよね。」
:根元 「えっ。俺の活躍 観てくれていたんだ。なんか嬉しいっ。」
:折口 「そうそう郁ちゃん 西岡くんから聞いたんだけど 
     郁ちゃん学生時代かなりモテいたそうなんだって?」
:郁 「えっ。あたしがですか? 何かの間違いですよっ」
:西岡 「あぁ~本当っ。おまえって鈍感だよなっ。部活仲間じゃ皆
     郁の事 殆ど狙っていたんだぞっ。でも郁 本当に鈍くて…。
     マジ罪作りだったんだからな。特に後輩のファン多かったよなっ。
     今も仕事場で後輩とか隠れファン居て泣かせているんじゃないか?」
:郁 「えっ~?どういう事?」

事務室隅から響き渡る声は、勿論こちらに筒抜けだ。
小牧は笑いながら、堂上に話しかける。
「全然モテてませんとか言ってたけど本人気付いて無いだけだったんだろうね。
 笠原さんて本当、無自覚だから」
堂上は、聞いてないというフリをしながら書類を捲っているが
それはもう3回目だ。
仕事に集中していない事などバレバレだ。

:折口「あのね。郁ちゃん 西岡くんが言うのにはね。何度か『付き合ってって』って
    郁ちゃんに言った時に、郁ちゃんは人の気も知らずに
    『うん。いいよ。スパイク買いにスポーツ店行きたいんでょう?』とか
    『映画に行こう』と誘われたら『うんいいよ。部の皆で行こう』って言ったらしいのよ…。」
:西岡「そうそう」
:折口 「それで遠回ししないで直に『好きだ』って告白を決心を何人かが
     いたらしんだけど タイミング悪くて、憧れの王子様を発見しちゃったらしくて。
     皆 撃沈してしまったそうなのよ…。
     郁ちゃんがモテいなんじゃなくて、郁ちゃんが気付かないだけだったのね。
     なんだか勿体無いわね。」
:郁 「うっ…だってスパイクやシューズの話題をしている時に
    付き合ってって言った人が多いし。
    映画だって周りの女の子と行きたいねって話をしていた後に言われたから
    なんなら皆でって…」
:西岡 「それは、直に告白出来ないからなんとか会話してから緊張ごまかしながら 
     付き合ってって言ってるのに気付きもしないで、
     もう皆余計な道具を買うハメになったんだぞっ。  
     大体さぁー。
     噂で耳にしたけど郁の事を中学時代に振った奴だってプライドがあって
     自分の背が郁より高くなったら付き合ってもいい
     と思っていた矢先の王子様発言だった様だし…。」
:郁「えっ~だって あたしこっぴどく振られたんだよ。」
:西岡 「そりゃー中学生ってちょうど お年頃だし
     身長の差を割り切るのには、難しかったみたいだよ。
     大学の先輩で今オリンピックに出ている人だって 
     郁をデートに誘いたかったけど すみません。
     司書資格の公開講座に行くので行けませーん。って断っていただろう?」

小牧は、既にウォッチングを隠そうともせずに
独り言の様に堂上に言葉を投げてくる。

「なる程ね…。王子様の出現で皆 諦めちゃったんだね。
 存在だけで部活仲間を挫けさせるとは。さすが王子様」
くすくすと小牧は笑った。
既に堂上は王子様話題が衝撃だった様で机に突っ伏している。
郁の対談に興味なさそうな手塚ですら
いくらなんでも俺だってそこまで鈍くないと、渋い顔をした。

:郁 「うっうっ…だって 部活と司書で忙しかったのは本当だもん。」
:根元 「そう、その一生懸命さが、皆を虜にしたんだよね。」
:折口 「ねえねえ。話を聞いた限りだと西岡くん根元くんも郁ちゃん狙っていたみたいね。」
:根元 「自分は、大学違うけれど、競技場や共同合宿でピカイチ目立っていたね。
     スタイルいいし… ユニホーム姿であのカモシカの足を直で見たら
     郁ちゃんに落ちない奴なんてまず、居ないですよ。」
:郁 「…でも あたし胸無いじゃん。」
:西岡 「そりゃーアスリートは、殆ど胸が無い人が多いって
     俺らは認識分しているから 胸より。やっぱ脚だよ。脚。」
:根元 「うんうん。本当に凄い綺麗なフォームだったから…。
     プロに残って欲しかったよ。勿体ないよ。
     コーチがっかりしていたよなぁー。
     タイム落ちて無いなら今からでも、戻ってこれるんじゃない?」

柴崎は頬杖を付きつつ、やっぱり天然は恐ろしいわねぇ。と苦笑した。
それを聞いていた小牧も、同意するように頷いた。

当然、郁に気があったという男達が目の前にいて面白い訳がない。
堂上は身体を起こすとムっとした顔をしながら、チロっと事務室の隅を見た。

郁は対談で繰り出される話題があまりにも想定外だったのか
既に、少しパニック状態だ。

:郁 「そんなそんな」と両手を出してブンブンと首を振る。
:根元 「大学の大会の時の郁ちゃんの走りを、
     今でもビデオをに撮って参考にしているもんなっ。
     今でも共同合宿でコーチ見せてると思うよ。」
:郁 「えっ?あっ、あのビデオまだ使用しているのっっっ。
    やめてよ恥ずかしい。処分してよ。」
:折口 「へぇーそんなに見本となるの。確かに走っている郁ちゃん素敵よね」

:根元 「クラウチングスタートが完璧で無駄が無いからね。
     だから今の大学生達も郁ちゃんのビデオファン多いし。
     学生時代の大きな大会なんかは、NHKでも放送されたビデオが
     残っているから、それを処分する訳無いしね。いい成績残したから
     郁ちゃんかなりスローでアップで放送されたからね」
:郁 「もう、現役じゃないんだから勘弁してよっ」
:根元 「でも当時、ビデオを撮った時
     郁ちゃん真剣に自分の走り分析していたじゃない?」
:郁 「だってあの頃は、自分の為に撮っていて見ていたし
    まさか見本になるなんてぇー」

慣れない褒めに真っ赤になっている郁を厳しい顔で堂上が見つめている。
柴崎は楽しそうに、そんな堂上に追い討ちをかけるように
「うわぁー高値で売れそう…欲しいかも」呟く
堂上の視線に黙殺され、柴崎はしれっとした。

:西岡 「おまけに郁は、一生懸命だし さっぱりしているから。
     男女共に好かれていたんだよなっ。
     郁とトラックで一緒に走るのマジ楽しかった。」
:郁 「うわぁーその話やめてぇー。
    でも私も、一緒に走るの楽しかったよ 走りきった後 
    バテて よく一緒にグランドの上で寝そべって青い空見ていたね。」
:西岡 「それだけ郁に意識されなかったんだよなっ。」はぁーとため息衝く。
:郁  「・・・・・・」
:西岡 「所でさぁー 折口さんから聞いたんだけど
     憧れていた王子様は見つかったんだってな。」
:郁  「えっあっ。うん。会えた… 。もうすぐその人と結婚する予定…」
:西岡 「そっか…良かったな。郁のそんな女らしい顔初めてみたよ。なんか寂しいな。
     悔しいけど俺たちじゃそんな顔させられないんだろうし…強がりに聞こえるけど
     俺は、元気な郁が大好きだったぞ。それと飲み会の仲間が、がっかりするけど
     郁と王子様が結ばれないなら俺達も浮かばれないからなっ。幸せになれよ。」
:郁  「うん ありがとう。」
:折口 「…で郁ちゃん、これからトラックで三人の写真姿を撮りたいのよ。
     郁ちゃん居ると2人の顔が和むから…。玄田くんには、許可取ってあるわよ」
:郁  「えっ。ユニホーム着るんですか?」
:西岡 「おまえが、蹴った企業のユニホームの会社なんだよ。せめて、宣伝してやってくれよ」
:郁  「うっ…そっそういう事なら。」
:根元 「その走りたいって顔 昔の郁ちゃんだっ。俺は、こっちの郁ちゃんがいいね。
     本能で生きてるって感じで」
:郁  「えーっ それ誉めているの?」
:根元 「もちろんでも、スタートラインに立って凛としている姿の
     郁ちゃんが一番好きだけどね。」
:折口 「あら昔から根元くんは、郁ちゃんに対して、ベタ誉めだったの?」と折口
:根元 「そうなんですよ。でも高校の大会で自分は、郁ちゃんの存在は
     知っていたんだけれど、残念な事に初めて会話したのが
     大学の合宿で会った時だったから、もう、郁ちゃんの心には
     王子様が居たから、自分なんか入り込めなかったですね。」


それじゃあ対談はこの辺で、後は写真撮りましょうと折口の声がかかり
三人は外へと出て行った。

***
事務室に残された堂上は、眉間に皺を寄せつつため息を付いた。
漏れ聞こえたというかほぼ丸聞こえだった会話で自分が
郁の陸上の時代の仲間から酷く疎まれた存在であったことが解り
知らぬこととはいえかなり辛い。
その頃は自分とて 査問会で辛い時だったはずだ。
それで帳消しにしてもらいたいと願うばかりだ。

しかし、それだけ皆に好かれている
郁の王子様になってしまったのだから、ある程度のやっかみは仕方が無いと割り切るしかない。

郁を助けた事には、後悔しないし
郁が今、自分の側に居なかったらなんて到底考えたくない
とはいえ、若かりし青年達をこぞって撃沈させてしまった原因が自分というのは
嬉しい反面、複雑な気持ちだ。
そんな事を考えていたら、小牧が笑いながら声をかけてきた。
「でも良かったね。堂上、王子様に憧れなかったら笠原さん誰かに取られていたんじゃないの? 
 鈍感な笠原さんで、堂上的には、救われたんじゃない? 
 それにしても、あのスタイルのいい笠原さんが陸上時代になんで 
 もてなかったのが、やっと理解出来たよ。あの子らしいよね。」
その言葉に手塚は不審げに首を傾げる。
「でも入隊時の笠原は、物凄くガサツで・・なんだこの女って俺は、思いましたけど…。」
その言葉に柴崎が解ってないわねぇ。
と笑いながら、その綺麗な指を一本立てて左右に振った。
「チッチッチッ て・づ・か、1人だけ理由も分からず教官から狙われて叱られているのよ。
 まぁーやり返す笠原も笠原だけど、性格が歪んじゃうのは 仕方が無いわよねっ。
 そう思いません。 堂上教官っ♪
 だってあの子 元々真っ直ぐな素直なおバカな子なんですから。」

おバカな子という台詞がツボに入ったのか
突然小牧が上戸に入る。

堂上はうるさい。と返答を拒否した。

しかし、結局、郁の男運を変えたのが自分という事が堪らなく嬉しい。
突然現れた郁の旧知の男達への嫉妬を覚える気持ちは多々あるが
全て過去の事だ。
自分にだって多少の過去はある。
嫉妬が溢れそうになる心を無理やりそう納得させた。

柴崎はいまだに
あぁー。笠原の大会のビデオゲットして売りさばきたぁーい。などと呟いている。
流石にこれ以上はと思ったのが小牧が焦って、柴崎のなだめた。

堂上は無言で柴崎と小牧を睨んだ。

手塚は居た堪れないのか、何気なく窓から外を見ている。

「今まさしく、狩猟犬になってるぞ。
 当たり前だけど、あの2人は、かなり速いな。
 笠原が随分とハンディもらっても短距離で抜かされて口惜しそうな顔してるな。
 隊の中じゃあいつにかなうヤツはそういないから珍しい光景かも」
その言葉に、堂上も窓の外を覗き込む
口惜しそうではあるが生き生きとしている郁はとても楽しそうだ。
走ることが大好きなのが見ていて解る。

あいつが いくら自分から図書隊に来たとしても
自分と出会わなければ、今でも走り続けていたのだろう。
あの場所を奪ってしまったのが自分だという現実に自己嫌悪した。

気が付けばすぐそばに立っていた柴崎が内面を見透かした様に笑った。
「大丈夫ですよ。笠原は、本も走るのも大好きだから
 ここが一番居たい場所なんですよっ。王子様は、笠原を幸せにしてあげて下さい」
とここで、またもや小牧の上戸が入る 

堂上はじろりと小牧を睨み、柴崎の言葉を噛み締めた。

本も好き
走るのも好き
ここが一番、彼女の居たい場所。
その言葉は不思議と堂上の心にスゥっとしみこんだ。
ああ、あいつはここに居たいとそう思ってるんだな。とそう思えた。
窓の外で元気に走る郁を堂上は目に焼き付けるようにじっと見つめた。



走り終えた郁が折口達を見送り、着替えて仕事場に戻ったのは
もうかなり遅くなってからだ。
既に全員、帰った後で事務室には堂上だけが残っていた。

短時間でと自分で願い出ておきながら結局定時を大幅に過ぎる形になり
郁は肩を竦めた。
「すみません。遅くなりました。」

本当は、この程度のオーバーは計算済みだったが
小さくなっている郁が可愛らしく、少し厳しい顔で
「今日は、残業だぞ」と告げると、郁はしゅんとしてはぁーいと返事をした。
席につこうとした、郁の手首を軽く掴む。
「俺と夕飯を外に食べに行くという残業だ。」
その言葉にしょげていた郁が急に目を輝かせた。
「うわぁー。嬉しいです。篤さん。」

この無邪気な未来の奥さんは
こちらの嫉妬すら ずっと気付かないでこの先行くかも知れない。
でも、計算出来ない鈍感な郁で良かったと今日思い知らされた。
このままでもいいのかも知れないと思ったが
今日撮影された写真や大学時代の写真も雑誌に載る事に思い至る。
又、郁に好意を寄せる奴が増えるかも知れない。
又、気苦労が増えるのかと、溜息をついた。

当の本人は相変わらず暢気な様子でどうしたんですか?等と聞いてくる。
あまりに暢気な様子なのでちょっと意地悪してみた。
「郁は、学生時代かなり人気があったんだな」
「でも今日言われただけで、実際に実感無いですからね。
 それこそ学生時代も、今もあたしは、王子様に夢中ですから
 そんな事は、全然関係ないです。
 あたしは、篤さんさえ、あたしの事を好きでいてくれれば
 それで充分ですから、お願いですから あたしの事 嫌わないで、下さいね。」
赤い顔をしてそう告げる郁が愛しいと思いながらも
それは、あまりにもあいつらにむごくないか?と心の中で苦笑した。

「この先絶対、俺は郁のことを嫌いになるなんてない」
「えっー分かんないじゃないですか、そんなの…」
不安げな顔をする郁がまた堪らなく可愛いのでもう少しだけ意地悪を言って見る。
「じゃあ、おまえは、この先、俺を嫌いになるかも知れないんだな」
「絶対、ありません。」
「だろう?だからそんな心配は、する必要が無いから 大丈夫だ」

こうして、会話をしているといつの間にか郁のペースに乗せられる。
でも、郁の揺ぎ無い確かな気持ちが聞けて安堵したのも事実だ。

ところでと話題を変える。
「俺もお前のビデオが見たい」
「えーっ嫌です。恥ずかしいです。」
「その言い方は、ビデオ持ってる言い方だな」
郁はしまったという顔をしている。
しまったという顔をした時点でありますと言ってる様なもんだと
どうして気づかないかと堂上は笑った。
「でも何処にあるか分かんないし…」
「綺麗な郁のフォーム見てみたい」
「いつもと一緒です」
「カモシカの脚を見せて貰ってない」
「うー・・・それはセクハラです」
「今日、楽しそうに話している郁を見て、嫉妬した。
 だからビデオ見せて学生時代の話を聞かせろ。」

堂上らしからぬ率直な言葉に
郁は顔を真っ赤にして硬直した。

「実家にありますので…今度挨拶に行く時に見せます。
 恥ずかしいので、あまり見ないで下さいね。」

と諦めたように呟いた。
堂上は楽しみにしてると満足気に頷いた。


***

郁は、当分、実家に帰らないと密かに誓い
堂上がビデオについての話題を忘れてくれる事をそっと祈った。




皆様には、こんな素敵な所に色々とお目汚してすみませんm(_ _)m
郁ちゃんの鈍感さは、罪という話と陸上部の話を書いてみたかったのです。

お付き合い下さりありがとうございました。

そして快く合作して下さった。
たねさま 本当にありがとうございました。

From:ハーブ(rune)




郁ちゃんの昔の話しを聞くことってそうそうはないから
凄く面白い視点だ!と思いました!


教官が郁ちゃんが将来有望な選手で、自分のしたことが原因で危険な仕事に飛び込んできたって
解ったらやはり結構、思うところがあるだろうなぁと。


そして鈍感ゆえ!気づかないで通り過ぎてきた郁ちゃんがあまりにも【らしく】てほほえましい・・・。
過去の皆さんにはお気の毒でしたが、教官主義な私にしてはホッとですよー。

そして教官も鈍感な郁ちゃんに救われましたよね!!!


ハーブ様!ありがとうございます!
20:56 図書館SS(堂郁)

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