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小話:堂上教官の災難

2014/10/29
こんにちは~。
また来年☆とか言いながら、突然再び現れる神出鬼没なHENたねです~。

あっという間にまたインフルエンザな季節が目前ですネ。(ソコ!?)
インフルワクチンはかからないワクチンじゃなくて軽症で済むワクチンと聞きますが
昨年は、ワクチン打ったのに子供は2回(AとB)もかかり。
私も旦那もワクチンしたら数日体調不良になり。。。

今年はインフルエンザのワクチンを打たずに冬を超えてみようと思います!

とかママ友の前で宣言したら「ツワモノだねぇ」と驚かれ。
やっぱり打った方が?!と心揺れている今日この頃。

お子さん持ちの皆様、打ってますか?

おっと話が全く関係ない方面で申し訳ありません。

先日のどうにも纏まっていない記事にも拍手やコメントを残してくださったりメッセージを送って頂いたり。
本当にありがとうございますm(__)m
暖かいメッセージに癒されてまたしても浮上してきました☆

すっかり浦島状態なのですが、最近はpixivというのが主流なのですね~。
10年以上前はWEBサイトが主流だったところに、ブログというのが登場して手軽になったもんだなぁ~。
なんて驚いていたら、いつの間にか時代は更に進行していて、驚きました(^^;;

次は何に移行していくのカナ~。

さてさて本日なんですが、またなんかどうでもいいようなネタが一本仕上がったのでもしよろしければお暇つぶしにでも♪

堂郁 恋人 年齢フリー テーマ:公開羞恥プレイ?

※音声部分はぜひ、脳内でアニメ堂上さんの声を再生してお楽しみください(笑)

ご興味ある方だけどうぞ~☆





無事に本日の勤務も終盤を迎えた事務室で、郁はほんの少し視線を上げて壁にかけられている時計に視線を向けた。
既に定時は過ぎ、後はこの日報さえ出せば完了。明日は嬉しい楽しい公休日。
今夜は久しぶりに堂上と食事に行く約束だ。

時間を気にするなという方が無理だろう。

焦っていると悟られない程度になんとかスピードを上げて日報を仕上げ、あとは堂上の判を貰えば――。
そんな瞬間だった。

郁か?俺だ――


突如、響き渡ったその音声は紛れもなく堂上のものだ。
へ?と思ったのは束の間。

【ソレ】が何なのか。

その正体に思い至り郁は慌ててデスクに転がしていた携帯に手を伸ばす。
その間も繰り返し、繰り返し流れ続ける【堂上の声】

郁か?俺だ――
郁か?俺だ――
郁か?

「ぎゃぁぁああああああああああー!ストップー!ストーーーップ!!」

無残にも慌てて伸ばした手に弾かれる形で転がり落ちた携帯がカラカラと回転しながら堂上の足元へと転がっていく。

プツリと音が止むのと、床に転がった携帯を堂上が拾い上げたのはほぼ同じタイミングだった。

「……」

先ほどまで多少のざわめきが行き交っていた事務室内に、恐ろしいほどの静寂が広がる。
突き刺さりまくっている視線は痛いなんてものではなかった。
恥ずかしさで、本当に火が出るとしたら完全に火だるまくらいの勢いだろう。

その静寂を破ったのは、小さな笑い声。
いや――笑い声を押し殺したうめき声に近いその声の主は堂上の隣に座っている小牧だった。

それが引き金となって、一気に笑いの渦が巻き起こる。
笑い声に混ざりこむ、からかいの声に携帯を持つ堂上の手が震えた。

「かーさーはーらーーーー!」

笑っていないのはもはや、堂上と郁。そして郁の隣で硬直している手塚だけだ。

「アホかっ!貴様!」

堂上の拳骨をモロに受ける。
多少の手加減はあったと思いたいが、なかなかの衝撃が頭の先端からジーンと広がった。

「アホっって!」
「アホはアホだろうが!なんだ!この着信音は!」
「堂上教官の声ですけど!何か?!」

恋人の声を時々聞きたいなぁなんて甘酸っぱい気持ちで録音したその音声。
ひそやかなお楽しみみたいなものだ。
なぜそれが着信音に設定されていたのかは解らない物の、当の恋人に「アホ」扱いを受けるのはさすがに心外だ。

「そんなもんは解ってるに決まってるだろうが!」
「じゃあなんだっていうんですかっ!」

いやいやいやいや。
何だっていうんですかって。
何で着信音にしてるのかって話なのは言われずともわかっている。
解っているけれど、郁とて恥ずかしさが限界点を突破しているのだ。
こうもザクザクとキズを抉られると思わず反撃したくなってしまうのは戦闘職種だからなのか。

「業務時間中は私用携帯の音くらい切っておけ!」
「もう定時は過ぎてますっ!」
売り言葉に買い言葉。
自分が悪いと解っているのに止められずにいる郁を止めてくれたのは
「ブッ……ハッ!ダメっ!もうダメっ!ギブ!」と腹を抱えて机に突っ伏した小牧だった。
「堪えるくらいなら普通に笑え!」
「だって、笑っちゃ悪いと思って」

目尻に滲む涙をぬぐいながら小牧がヒラヒラと右手を左右に振った。

「そんだけ漏れてれば笑ってるのと同じだろうが!」
「そりゃそうだけど。だって――堂上がちょっと普段聞かないようないい声で【俺だ――】とか言っちゃってて、それも連呼!」

ダメだっ。悪いけど――

とそれ以降は言葉にならないくらいに笑い転げる小牧を一瞥し、堂上は郁に携帯を突き返した。
郁は謝りながら返された携帯を受け取りすぐにマナーモードに変更する。
流石に二度目が鳴ったら「すみません」では済まないだろう。
いや――もうすでに済まないかもしれないけれど……。

もしも、もしもだ。
「きょうかん、あたしです☆」なんて柄にもない可愛い声だしちゃってるのを、こんな場面で頻回再生なんて想像しただけで憤死ものである。

「うううー。本当にすみません」
「もういい。さっさと日報!」
「は、はい!」

出来上がった郁の日報を堂上が手荒に捲って、これまた手荒に判を押した。
所定の位置に押し込んで、パソコンを乱暴に閉じその勢いのままに立ち上がる。

「帰るぞ!」
「へ?!」
「へ?!じゃない!先に出てるからさっさと支度しろ」

笑い声と揶揄に押し出されるように堂上が、ものすごい勢いで事務室を後にしたのを見送ってからたっぷり数十秒。
郁も慌てて手荷物を詰め始めた。

恰好の獲物が立ち去ってしまったからか、笑いとからかいの渦も自然とひいていく。
もちろん、郁の中での恥ずかしさは欠片も引いてはいないけれど……。

「あー。腹筋ちぎれるかと思った」
「小牧教官~~~~!」
「ごめんごめん。堂上にも謝っといて」

もとはといえば、元凶は郁の携帯であり小牧に悪いところはひとつもない。
派手に笑い飛ばしてもらえたのだからまだよかったといえばよかったような気もするくらいだ。

「お疲れ様でしたっ」

勢いよく頭を下げて、事務室を飛び出す。
恐らく堂上がいるのはもう少し先にある、自販機前のスペースだろうと当たりをつけて猛ダッシュした。

案の定、既に薄暗い廊下に置かれた自販機の明りがぼんやりと堂上を浮かび上がらせている。

「ど、うじょう教官っ!」
「……とりあえず、出るぞ」
「は、はい」

確かにこんなところに居たら、再び先輩隊員たちとすれ違ってからかわれるのは必至だ。

堂上に右手首を掴まれ。引っ張られるようにして郁は図書館の敷地を出た。



***


図書館を出て歩く。
だいぶ歩いたところで郁は改めて謝罪を口にした。

「さっきは――本当にすみませんでした」
「……明日が休みでまだよかった」
「ですよね……」
「大体、ああいう着信音は普通本人からの着信に使うんじゃないのか?」

堂上に怪訝な顔で問われて、郁は首を傾げた。
「そういえば――」
「そういえばってお前が設定したんだろうが。誰からの着信だ。あれは」
「信じてもらえないかもしれないですけど、本当にほんとーー!に覚えがないんですっ!」

郁は鞄を探って携帯を取り出す。
そして先ほどの着信履歴を確認した。

柴崎 麻子 不在


「……柴崎?」
「柴崎?」
「なんで柴崎の着信?」

確か先日までは他のと同じ単なる電子音だったはずだ。
一体いつ切り替わってしまったのか――。

そう考えた郁の脳裏に昨日の出来事がぼんやりと蘇ってきた。

食後のデザートを食べながらテレビを見ていた時だ。
柴崎が郁の携帯を見せてくれと言って、手渡した。
「確か、昨日。柴崎があたしの着信音が全部ただの電子音で味気ないとか言って」

そうだ。それで、柴崎が自分の着信だけ音を変えてもいいか?と聞いたのでかまわないと答えたのだ。
その後――確か飲み物が切れて自販機に買いに出て、戻ってきたときには携帯はいつもの充電スポットに置かれていたのでそのまま忘れていた。

「あの時?!」
「柴崎の仕業か――。言いたいことは色々あるが、とりあえず何なんだあの録音は」

ため息交じりの堂上の言葉に、一気に恥ずかしさがぶり返す。
素直に吐くべきか?!誤魔化すべきか?!

ない脳みそをフル回転させてみたものの、いい答えが見つからず、郁は大人しく白状した。

「たまに、教官の声が聞きたいなぁって思うことがあって――それで。電話かかってきたときに録音したらいいかもって思って。すみません勝手に」
「……バカが」
「ううう。解ってますよ!いい年して、少女漫画か!って突っ込まれそうな行動だったことくらい!」
「アホウ!そうじゃない」
「へ?じゃあどういう」
「そういう時は、電話すればいいだろうが」

絶対、さっさと消せ。変態か!くらいは言われるものと身構えていただけに、肩透かしもいいところだ。

「電話?」
「あのなぁ。一応付き合ってるんだぞ?」
「あ、あたしもそのつもりです」
「声が聞きたきゃ電話しろ。会いたきゃそういえばいいだろうが」

ポンと乗せられた掌が乱暴に郁の髪をかき混ぜる。
不服そうな顔をしている堂上の頬が少し紅く染まっているように見えるのは光の加減?

「でも――夜とか。教官だって仕事が終わってゆっくりしてるとか――都合が」
「どうしても都合が悪けりゃそう言う。だいたい、お前が思ってることを俺が全く思っていないと思うな」

今――なんて言った?
あたしが思ってることを教官も思ってる。
そういう事?

いやいやいやいやいや。
落ち着け!落ち着けあたし!

教官が、あたしの声を聞きたいとか夜空を見上げてるとことか想像できないし!

「あのなぁ。お前――駄々漏れだぞ。恋人の声を聞きたいと思って何が悪い」
「いや!悪くないです!ていうかむしろうれしいですけど」
「なら、決まりだ」
「え、あの――」
「録音は消せ。そして声が聞きたかったらいつでも電話しろ。会いたかったらそう言え。俺もそうする」

きっぱりと断言されて、つられるようにして頷く。
嬉しくて、心がふわりと暖かくなった。


堂上と出会って。
色々あって。
好きになって。
好きになってもらって。

そして、思いが通じた。
気持ちだけじゃなくて、全部で繋がって――これ以上望んではいけないくらいに幸せだ。

それなのに、堂上は言葉ひとつで郁にこんなにも暖かな気持ちをくれる。

「教官――」
「ん?」
「声が聞きたかっただけです」
「……そうか」

おずおずと堂上の掌を握ると、堂上がしっかりと握り返してくれた。
そのまま、どちらともなく歩き出す。

「ああ。あとな」
「はい」
「さっきの、公開羞恥プレイについては今夜しっかりと精算してもらうからそのつもりでいろ」
「は?!」
「心配するな。見てるのは俺だけだからな。たっぷり恥ずかしがっていいぞ」

いい雰囲気だと思った空気が一瞬で崩壊する。

「えっと。あの――やっぱり今日は都合が――その」
「敵前逃亡は認めん」
「いや。教官は敵じゃないし。他に敵もいないかなーなんて」
「なら前進あるのみだな。あんまりグダグダ言ってるとこのまま飯抜きで直行だぞ」

絶対に逃がさないと言わんばかりにしっかりと繋がれた掌に引きずられる。
「きょうかーん」
「どうする?」
「うううう。せめてご飯は」

どんなことが起こるか想像できないものの、腹が減っては戦はできぬ――だ。

「お手柔らかに……」
「どうだろうな」

挑発的に笑われて、郁はガックリと肩を落とした。


柴崎ーーーー。覚えてなさいよーーーーー!!!!






fin.







という訳で、前回に引き続きまた柴崎?!と思わんでもないですがなんかこう仕掛けを考えたときになぜかさわやかに柴崎が登壇してるんですよね~(^^;;

きっと帰ってきた郁に噛み付かれて「恋愛にスパイスは必要よ~?」とかなんとか言ったりして(笑)

元ネタは会社なんですが、先日、お弁当のケースを回収に来たお弁当屋のおばちゃんの携帯が静かな事務所に突如鳴り響きまして。結構な音量で(笑)
それがアナ雪のあのサビのトコだったんですよ~ww

なにせお兄ちゃんおっちゃんしかいない色味のない事務所なんで、着信音とかピリリだのプルルだの
誰の携帯鳴ってるか解らないようなのばっかりなんで。
すごいインパクトでした~。

そして、帰りに録音してあったご存じアニメ堂上教官中の人の前野さんのラジオ聞いてたんです。
そしたら冗談で?「俺だ」みたいなのを連呼するシーンがあって。

これが着信音で鳴りまくったら相当恥ずかしいだろうな~。と思ったら出来事が合体して今回のお話になった訳で(笑)
脳内でイメージを膨らませていたら、小牧教官が吹き出すあたりで自分も2回吹きました(BAKA)

ぜひぜひアニメ堂上さんのちょっとイイ声を想像しつつ読んでいただければと思います(笑)
「郁か?俺だ」

ふ~。この後の堂上さんプロデュース、郁ちゃん羞恥プレイが気になって仕方ありませんが今日はこの辺でww

皆様の身近でも妄想がさく裂するような素敵な出来事がありますように☆
11:54 図書館SS(堂郁)

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