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役に立つとか立たんとか

2014/10/15
大変おひさしぶりでございます!!
皆様お元気にお過ごしでしょうか?

復活だ~とか言いながら全然復活していませんで、もう10月!!
まだちょこちょこカウンタが回っていて、どなたかが覗いてくださっている様子。本当にありがとうございます。
コメントやメールなど、いつも大事に読ませて頂いております。
温かいお言葉の数々に励まされて、再びひょっこり顔を出してみました(9か月も引っ込んでいてほんとすみません)

実は先日10月12日にコミックシティで開催されていたプチオンリーに行ってきました!
rabiさんとご一緒に☆

プチオンリとあって、たくさんのサークルさんが!!
たねもなんかしたかった~~~~~~~~~~~~~!!!

と心の中がフルフルしました(==。

随分前から何か出来たら、出来たら、と思っていたのですが色々と家の方でありまして、サークル参加は無理だったのですが一般参加者としてくるくるっと会場を一巡りさせて頂きました♪

参加された皆様お疲れ様でした~。
ご挨拶させてくださった皆様もありがとうございました!m(__)m
2年後くらいにぜひ第四回プチオンリお願いします!(確か三回目だったような?)

とまあ、生存報告もろくにしてなかったので「生きててよかった」と言われた先日の出来事ではありましたが
なんとか家族もにゃんずも元気に過ごしております。
坊ちゃんも2歳5か月になり、少しずつおしゃべりも上達してきました。
最近は親を「おいでー。おいでー」と呼び寄せる達人ぶりです。。。
今朝、初めて朝食中に「これ、おいしくない」と言われました!!
いやー。ウン。衝撃でした。
今までは美味しくなかったら無言で食べないって感じだったので。
そっかー。おいしくなかったか。ゴメンネって感で(苦笑)

おっと話がそれましたが、そんな感じでとりあえず毎日嵐のようにバタバタと生活しておりますです。

今日は午前中がん検診だったので、午後のフリータイム、思いつくまま気の向くままにサラサラーっとなんか書いてみたのでもしお時間があって気が向いたら覗いてやってください。


堂郁 結婚後 年齢フリー テーマ:大好きすぎる二人(←へ?!)







「はー、なんか落ち着くわ~」

郁がゴロゴロと両腕を思い切り伸ばして転がるのは関東図書隊図書基地、女子寮の一角だ。

「あんた、寛ぎすぎ」

呆れた声でお茶の準備をしているのは、この部屋の主である柴崎だ。
元ルームメイト、友人であり同僚。

「いいじゃん。どうせ柴崎しかいないんだしっ」
「ゴロゴロするなら家でしなさいよ」

小さなテーブルに置かれたマグカップは郁が結婚するときに、部屋に置いていった物だ。
結婚して堂上と一緒に暮らす。それは緊張で心臓が止まりそうだけれどとてもうれしい出来事に違いなかった。
けれど、入隊してからずっと嬉しいことも辛いことも分かち合ってきたこの空間に戻れないと思うとそれが寂しくて堪らなかった。
そんな郁の心情を知ってか知らずか、柴崎がこのマグカップを「預かっとくわ~。どうせあんたが来た時にまた使うでしょ」といつもの調子で食器棚に収めてくれたのが半年ほど前の出来事だ。

起き上がると郁は暖かいマグカップを両手で包む。
湯気を立てる飲み物は、柴崎と愛飲していたフレーバーティーだ。

「懐かしい~」
「あんたねぇ。何十年ぶりの感想よ。それ」
「半年だけど!でも、なんかずっと前みたいだからっ」
「あら。意外。憧れの王子様との宮殿生活が幸せすぎて、走馬灯じゃないの?」
「王子様言うな!宮殿じゃなくて官舎だし!」
大体、走馬灯じゃ死にかけみたいでしょ!と唇を尖らすと柴崎がハイハイと気のない相槌を打った。

「で?本日のご用件は?堂上三正」

営業用スマイルで促されて郁はゆっくりと身体を倒してゴロンと床に転がった。
「意地悪」
「あらぁ。あたしが意地悪なんて心外だわぁ。こうして出戻りのルームメイトに温かいお茶を淹れて話を聞くわよーって言ってるのに」
「出戻り言うな!」
「いいのよ?出戻ってきても。今日はその相談じゃないのかしら?」

女でも思わず見惚れるようなきれいな顔立ちで微笑まれて郁はぷぅっと頬を膨らませる。
「……出戻った方がいいのかなぁ」

思わず漏れ出た本音に、柴崎の眉間に小さな皺が寄った。

「なに?性の不一致?」
「ちっがーーーう!!」
「あら、離婚で一番多い理由なのよ。性の不一致」
「え?!そうなの?性格の不一致じゃなくて?」
「表向きよ。表向き。あんた離婚する理由聞かれたときに、夜の相性が悪くってぇって他人様に言える?」
「い、言えない」
「でしょー?」
「って、別にちゃんと一致してるし!そうじゃなくてっ」
「あら。大好きな相手と性癖ばっちりなんて、なかなかないわよぉ?」
「性癖いうなーー!」

ぜいぜいと息切れしたところで、柴崎がひらひらと小さな手を左右に振った「冗談よ。冗談」
あんた、からかいがいがあるからついついいじっちゃうのよね。と悪びれずに付け足されて郁は、程よく冷めたお茶を一口飲んで呼吸を整えた。


「あ、篤さんてさぁ。あたしのことどう思ってると思う?」
「何?やぶからぼうに」
「この間、あたし風邪ひいたの」
「ああ。アレ。青天の霹靂!って手塚が目を剥いてたアレね」
「あんたたちは人が風邪に苦しんでるっていうのに、青天の霹靂とか心外だし!」
「だって、相手あんたよ?そりゃ驚くなっていうのが無理でしょうが」

確かに、風邪なんてめったにひかない。
堂上にも珍しいな?と驚かれくらいだ。

特殊部隊員という立場からすれば、身体が丈夫なのは誇らしいことだけれど
風邪の一つで目を剥かれるというのは何やら腑に落ちない。

「うー。なんか反論したいけど、やめとく」
「懸命ね。それで?風邪がどうかした?」
「いつも家の事は半分ずつ、っていう感じでやってるんだけど――」
「いい旦那じゃないない」
「うん。それは――ほんと助かるんだけど――なんていうか」
「なんていうか?」
「あたし、いらなくない?!って思って!」

そう。
堂上はなんでもできる。
仕事はもちろん、洗濯だって掃除だって料理だって【奥さん】がいなくたってなんでもできるのだ。
いや――むしろ、郁がいることでいらん用事を増やしているとも言える時がある。

「篤さんなんでもできちゃうの!」
「まあ、器用そうだものね」
「そうだけど!なんていうか、あたしむしろ邪魔じゃない?!って思って!」
「あたしって役立たずだわぁって涙しに来たわけね」
「だって、他の隊員の奥さんとか「あたしがいなかったら部屋が大変なことになってるわぁ」とか「食器の場所一つわかんないのよぉ」とか」
「官舎特有のご近所トークね」

独身寮だとさすがにないけれど、官舎ともなれば住んでいるのは夫婦や子供のいる世帯だ。
子供の事、妻の事、夫の事。

ちょっと顔を合わせたらそんな話が始まってしまうことは日常茶飯事なのである。
もちろん忙しい時は、ささっと出勤してしまったりするけれど。

「で?」
「で?って?」
「役立てることを相談しに来たって訳?」
「別に――そういう訳じゃないんだけど」

そう。別にそういう訳ではない。
もちろん役立てた方が嬉しい。
自分のいる意味がある方がいいに決まっている。

けれど、そんな一朝一夕でいきなりお役立ち奥様に変身できるわけがないのだ。

「ちょっとした愚痴」
「ちょっとした――ね」
「……ねえ柴崎」
「んー?」

まあ、もう一杯飲みなさいな。と出されたカップから香るのは紛れもないカミツレだ。
事務室にも自宅にも置いている、お気に入りのメーカー。

アツアツのお茶を覚ましながら一口すすると、不思議と心が落ち着いてくる。

「男の人って、結婚しちゃうと外の女の人の方が良くなるってほんと?!」

昨日テレビ番組で男性タレント達が、盛り上がっていた話題だ。
テレビの中だけならば、番組だから――と思えなくもなかったけれど周りでも似たような話はたくさん聞く。
郁から見ても、魅力的な奥さんたちですらそうらしいのだ。

ならば、脳みそ筋肉で胸はAカップ。
料理をさせれば塩と砂糖を間違えたり、焼き色があまりにも素敵につきすぎたり。
洗濯すればなぜか毎度毎度靴下が片方だけ消えてしまったり。

とにかく例を挙げればきりがないくらいに、マイナスポイントだらけの郁だ。
いくら堂上が誠実だとは言っても、もしかしたら早まったとか失敗したとかやり直したいとか思っていても不思議ではない。

げんに今日も、どこにいくのかよくわからない用事で出かけてしまったのである。
もちろん、堂上とて郁に言いにくい用事くらいあるだろう。
郁にだって恐らくこの先、そういう用事はあるはずだ。

夫婦とはいえ詮索しすぎないことが大事よ~なんていう先輩奥様からのアドバイスもあるのだから、やはり根堀葉堀きけないけれどそんな番組を見た後だけに不安がふわふわと積もってしまうのを止められない。


「あんたねぇ。そんなの単なる一般論でしょうが」
「そうだけどっ。一般論て一般向けなだけに篤さんに当てはまらないとも限らないしっ」
「あんたら夫婦が一般論にはまると、あたしは到底思えないけど」

苦笑いした柴崎がチラリと視線を動かす。
動かした先は柴崎が気に入っている掛け時計だ。

「あ、もしかして用事ある?」
「あたし?あたしは別に」
「でも時計気にしてるから」
「あんたにしちゃ良く見てるわねぇ。そろそろかしらー?と思ったのよ」
「何が?」

郁のその問いに答えるように鳴り響いたのは、柴崎の携帯だ。

「はい、もしもし」
「そうですよ~。どうも~」

柴崎の通話を邪魔しないよう静かにお茶を口に含む。
その瞬間、想定外な方向から衝撃が来た。

「いえいえ。あたしったら役立たずだから篤さんに捨てられるぅって号泣してます」

口に含んでいたお茶を思わず吹き出す。
柴崎が露骨に嫌そうな顔をして、ティッシュ箱を出した。

「なっ。柴崎!誰?!」
「誰って、あんたの愛しの王子様?」

『「王子言うな!」』

郁と見事にハモってくれた、受話器の向こうの声は紛れもなく夫である堂上篤のものだ。

「ちょ!何?!なんで?」
「んー?まあいいじゃない。とりあえずお迎え。下に来てるって」

一体全体なんなのか。
まだ夕方にもなっていないのにお迎えとは、まるで子ども扱いだろう。

「ホラ。さっさと荷物もって」

通話を終えた柴崎に急かされて、小さな手提げを掴む。
同じ敷地内の官舎から来ただけなので荷物なんて携帯に財布くらいのものなのだ。

「なんで柴崎に電話?」
「あんたが忘れっぽいからかしらね?」
「へ?何?」

その答えに柴崎は答えるつもりがないらしく、あんたの旦那に聞きなさい~と適当にあしらわれた。

やけに上機嫌な柴崎についていく形で女子寮を出て共有の玄関へ。
そこには両手にビニール袋を下げた堂上が立っていた。

「すまんな。柴崎」
「いいえぇ。こちらこそ、なんだか便乗しちゃったみたいですみませぇん」

申し訳ないという気持ちが微塵もこもっていない謝罪を気にした様子もなく、堂上は小さい方のビニール袋を柴崎に渡した。

「え?え?何?」

全く状況が読めず混乱する郁の背中を柴崎が軽く押し出す。
少しよろけるようにして堂上の正面に立つと堂上が「帰るか」と一言告げた。

振り返ると柴崎が「まあ、また公休合わせて遊びましょ」とひらひらと右手を振っているので、とりあえず頷いて郁は堂上の後に続いた。

「篤さん。用事があるんじゃなかったの?」
「終わった」
「わざわざお迎えとか――」
「柴崎に頼まれ物があったからな。あと、お前柴崎のところに入り込むと夜まで帰ってこないからな」

確かにたまに柴崎と会ったりしていると、ついつい話が弾んで遅くなることがある。
もちろん遅いと言っても夕食には戻っているので、せいぜい7時とかそのくらいのものだ。
早くもないけれどそんなに遅い時間でもない――と思う。

「今日何かあったっけ?」
「さあな?」

含みのある顔で笑われて、郁は小首を傾げた。

ガサガサと揺れるビニールには何やら正方形の箱が一つ。
「何買ってきたの?」
「お前の好きなモノ、か?」
「あたしの?」

それってもしかして――と言いかけた郁の言葉を遮るように堂上が口を開く。

「ところで、さっき柴崎の言ってたのは本当なのか?」
「へ?柴崎?」
「電話だ。役に立たないから捨てられるとかなんとか」
「っ!!それは!あのっ」
「本当なのか?」
「……ううううう。だって」

堂上が思いきりため息を落とした所で、二人の住まう官舎前に到着した。
「とりあえず部屋で詳しく聞く」
「いえっ。忘れてください!」
「忘れられん」
「あつしさ~~~ん!」
「大声出すな。ほらさっさと階段上がれ」

重たい足取りで2階にある新居へ向かう。
そしていつもの倍以上の時間をかけて玄関のドアを開けた。

部屋に入るなり、リビングに連行されて正座。
やはり聞き流してはもらえないようだと郁はハラを括った。

「昨日――テレビで。男の人は結婚すると外の女の子が良くなるって」
「テレビ番組だろう」
「そう、だけど。特殊部隊の先輩たちだってみんな結構好き勝手してるし」
「あいつらと一緒にするな!アホウ!」

先輩隊員に向かってあいつら呼ばわりというのもどうかと思うが、そこはとりあえず突っ込まずに郁は唇を尖らせた。

「だって。あたし、役に立ってないじゃないですか。料理も下手だし、洗濯も掃除も篤さんの方が上手だし」
「否定はせんが」
「少しはフォローしてください!」
「別に料理なんかは似たりよったりだろう?お前の方がちょっとドジなだけだ」
「ほらー!」

もういいですと話を畳もうとした郁の頭にポンと大きな掌が乗る。
大好きな大好きな堂上の手だ。

「あのな――。郁。まだ夫婦になって半年程度だし、色々不満や不安があるんだろうがそういうのは柴崎に言う前に俺に言え」
「だって。もしもほんとにそうだったら怖いじゃないですか」
「そんなことはあり得んから心配しなくていい」

きっぱりと言い切られて郁は口を噤んだ。
堂上が浮気をするなんてこれっぽっちも思ってない。
きっと万が一そういう相手が出てきたら【浮気】ではなく【本気】でしかあり得ない。
だから――怖い。

「あたしが――篤さんに好きでいてもらえる要素が自分で見つけられないから。篤さん、一人でなんでもできるじゃないですか」

ポロリとこぼれた涙を堂上の指先が拾う。
「役立たず、か?」
「そうです」
「それなら、俺の方こそ役立たずだろう」

思いがけない切り返しに、郁が顔を上げると堂上の笑顔がそこにあった。
「篤さんが?なんで?」
「お前は俺なんかいなくても一人で何でもできるだろうが。俺が守らなくてもお前は一人で戦う。違うか?」
「えっと。でも――それは、あたしが戦闘職種だからで」
「お前が他の男の良さに気付く日が怖いのは俺の方だ」

抱きしめられて、郁は迷いながら堂上の背に腕を回した。

「もしもだ。俺が料理も掃除も下手で仕事ろくにできなかったらどうだ?」
「へ?ありえない設定過ぎると思うんですけど――」
「もしも、だ」

言われて想像してみる。
仕事ができない、といっても郁ほどではないだろう。
そして料理や掃除が下手だとしても、それがどうという訳でもない。
なぜなら郁だって下手なのだ。

自分のできないことを人に求めることはできない。

そして何より、堂上が好きだという気持ちには全く変わりがない。

「えっと。全然かまわないです――」
「だろ?」
「何が出来てできないとか、役に立つとか立たんとか、そういうことじゃないだろう?」

ああ。そうなのかもしれない。と急に納得できた。
堂上が仕事で来て家事もまあまあ上手くて役立つから一緒に居たい訳ではない。
楽したいから結婚した訳じゃない。

堂上もまた同じなのだ――と。

「篤さん」
「ん?」
「あたしもっと、がんばります」
「もう十分よくやってるだろ」
「でも!あたしが頑張りたいんですっ。篤さんに――喜んでほしいから」

そうだ――。
堂上に喜んでほしい。笑ってほしい。幸せでいてほしい。

役に立てる日が来るかどうかは解らないけれど。


「なら、俺ももっと頑張るとするか」
「いえっ!もう!篤さんはそのくらいで!あたし追いつけないっ」
「別に競争するもんじゃないだろう。まあ、とりあえず俺が今から一歩リードだがな」

笑いながら、堂上が郁の前に置いたビニール袋。
開けてみろと促されて中の箱をそっと開ける。

丸いケーキの上に溢れんばかりのフルーツ。
そして、お誕生日などで定番のチョコレートの板が一枚。


【祝ハーフウェディング ありがとう】


「ハーフ……ウェディング?」
「結婚して丁度今日で半年だぞ?」
「そういえば、そうかも」
「特殊部隊の先輩夫婦が半年目にお祝いしたのを知って羨ましがってただろうが」

確かに、そんなこともあった。
ただ――それはあくまでも、その場で口から零れた程度の言葉で深い意味はなかったのだ。

「覚えてて、今日の為にわざわざ?」
「誰かさんはすっかり忘れてるようだったがな」

もう一度ケーキを眺める。
そして、箱に刻印されている店名に郁は目を見開いた。

「え?!え?!ここって!」
「受け取るだけでも随分並んだぞ」

以前、柴崎が話していた有名店だ。
「恐ろしいほど並ぶのよ~、いつか食べてみたいわぁ」と。

「並んでくれたの?」
「まあな。せっかくだからお前の気に入ってる店がいいと思って柴崎にリサーチしたらここだっていうから」
「へ?でも――あたし、ここのケーキ食べた事ないですけど?」
「そうなのか?」

堂上と顔を見合わせ、気づいた。
柴崎のあの笑顔。

「やられたな」
「やられましたね」

二人で思い切り笑う。

【ついで】に頼まれた柴崎のケーキこそが柴崎の本命だったのだろう。
もちろん郁も食べてみたかったのだから【郁が喜ぶ店】という目的でも間違いはない。

「情報料&相談料よ~」という柴崎の声が聞こえてきそうだ。

「とりあえず、食ってみるか」
「ですね」

落とさないようにそっとケーキを持ち上げる。

夕日の差し込むテーブルの真ん中にケーキを置いて、郁はキッチンへと駆け込んだ。

「お皿とカップ!とっておきのヤツ出しますねっ」
「あ、おい。俺が出す。落とすぞ」
「ちょ!失礼なっ!大丈夫ですよ!」
「お前はお湯沸かせ。茶はせっかくだからカミツレにするか」
「いいですね~」

ヤカンを手にした郁の耳元に堂上が唇を寄せる。
囁かれた言葉に、胸と目頭が熱くなった。

選んでくれてありがとう。
支えてくれてありがとう。
笑顔をくれてありがとう。
喜びをくれてありがとう。

「あたしこそ。あたしを好きになってくれて――ありがとう」

大好きです。と告げる言葉は堂上の唇の中へ吸い込まれた。




fin.



という訳で、タイトルとテーマと中身がなんか一致してるんだかしてないんだか!?
大変久しぶりに創作なんてしたものだから、相変わらず無理やり感がたっぷり。

悩める郁ちゃんに夜版どじょさんが、「お前とじゃないとできないこともあるぞ」とにょっきり悪魔しっぽとツノをはやして現れそうなのを食い止めてみた今日の出来事ww

先日職場で、おぢちゃんたちが「嫁が来たら今まで全くできなかった貯金ができるようになった!」「嫁がきたら、痩せた(食事が健康的に?)」などなど【嫁が来たおかげ】トークが炸裂してまして。

皆いい嫁もらったんだなぁ?

と思う一方自分を振り返り「・・・・・・」

ウン。なんか旦那に悪いナ。と。
先日そっと謝罪。

たね「ごめんねぇ役立たなくて」
旦那「へ?別に気にしてないけど」
たね「役に立ってるって言ってくれーーーーー!!!!!」


という出来事もありました。
ウン、正直者です。


全然関係ないけど、東村アキコさんのかくかくしかじかが気に入っていてそろえたい今日この頃。
あれだけ、自分のデリケート?な部分を晒して書けるってすごい。
人生でかぶってるところがまったくないけれど、この気持ちわかるわぁあぁぁぁぁああってなりました(^^;;


ではでは、また来年くらいにお会いできたら幸せデス~~。
皆様よいお年を~~(早すぎる!!!!!!)
14:43 図書館SS(堂郁)

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