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小さな、そして大きな願い

2011/10/30
おはようございます!
またご無沙汰をしてしまい申し訳ありませんでした!!

先日は、私の大変私的な呟きにたくさんの拍手とお言葉、メールなどなどを頂戴いたしまして!
本当にありがとうございます。
相変わらず、まだまだ不調の波を漂ってはおりますが、皆さんから頂いたお言葉を励みにさせて頂いています。

コメント頂いた中には我が家と家族構成(夫婦+猫)に加えて同じころに新しいご家族を迎える予定でいらっしゃると言う方もいらして!なんだかずうずうしくも親近感♪
とまあそんな訳で、ゆきこ様、よろしかったら気が向いた時にメールしてやってください(ちょ!!!)

そしてそして、色々とアドバイスを下さった皆様。
恐らく旦那よりも喜んで下さった皆様もありがとうございました。
まだまだどうなるか解らないので恐縮ですが、良い春の知らせが出来るように精進いたしますー。
はードキドキ。

恐らく生涯で一度きりになるだろうこの機会に、こうしてたくさんの方からお言葉を頂けて本当にありがたく思います。

話しが変わりますが、前野さん情報もポチポチ頂いたりしていて!ありがとうございます!
Vitaminは元より!鮫島くんももちろんガッチリチェック済みですー。鮫島くんはリアル前野さんに等身大ぽくてなんか凄くこれまた親近感ですよね(笑)

個人的に最近の前野さんが演じられている役でツボっているのはブラザーコンフリクト通称ブラコンの棗です!
雑誌のオマケなんかで短いドラマCDついて来たりするのですがモロツボツボのいい声、いいキャラ!
ノーチェックの方はぜひチェックしてみてください★(本編はゲームなんですが、ゲームでは攻略対象ではない様子?!)

とまあ、前野さんの話は止まらなくなるのでこの辺りで。

ついに、10月も30日と言うことで、明日はハロウィンですね!
明日は、頂き物のご紹介をさせて頂く予定ですので、よろしければまたお立ち寄りください★


本日はですね。
また続きでも何でもなくて、ただひたすら「カレーが食べたい」と思っているけれどカレーを食べると吐いてしまうのが解っていて我慢の日々なので、堂上さん家でカレーを食べてもらおうと思って書いた一品なんですが、堂上さんてばカレーをかみしめる前に違うものを噛み締めはじめてしまった、しんみりくさいシリーズです(また?!)


季節のせいか、なんだか出てくるもの出てくるものしんみりくさくてほんと申し訳ないのですが続き物も体調が落ち着いてきたらまたボチボチと書いていきますので。

気長に熟成?を待っていて頂けると嬉しいです。

堂郁 夫婦 年齢フリー 当初のテーマ:カレーはおいしい 結果テーマ:堂上、カレーでPOEMU


10月19日と大差ないような感じのしんみりくさいアレなんで、お時間とご興味がある方だけどうぞ~。






「ただいま」

帰宅の挨拶を明かりの灯るリビングへと投げかける。
いつもならば、「おかえり!」と元気よく返される声が今日はいつまでたっても響かない。

首を傾げながら、まっすぐリビングへ向かうとそこに郁の姿はなかった。

「風呂かトイレか?」

部屋に漂う香りから、今夜の夕食がカレーだというのは帰宅した瞬間に解った。
恐らく冷蔵庫には郁特製サラダが入っているだろう。
先に食べたのかどうかは、サラダを見れば解るかとキッチンに向かおうとした瞬間
誰もいないと思ったリビングで人の気配がした。


「郁?」

ラグマット。
ソファの影になっているその部分に、洗濯物と戯れるようにして転がる姿を見つけて
堂上は吹き出しそうになるのをぐっと堪えた。


壁に掛けられたカレンダーに写る猫とそっくりの格好は無防備で、肌寒くなってきたこの季節にはあまり歓迎できない寝姿であると言える。


「……しさん」
「ん?寝言か?」
「篤さん――あたし、特盛り――」

そんな寝言に加えて、クルクルと鳴いたのは秋を知らせる虫ではなく
郁の寝言を知らせる腹の虫。

年中聞いている音だ。今更とは思えども、ここまで来ると笑わずにはいられない。
きっと空腹ながらもなんとかカレーを作って、洗濯物を畳みながら遅くなった自分の帰りを待っていてくれたのだろう。

一人で食べるより、二人で食べた方が美味しいから!というのが郁の口癖だ。
両親共働きの堂上の実家では用意されているものを各自食べるとい事が多かったので、郁の言葉に驚くとともに大事な人と共に食事をする時の美味しさを

改めて教えられた気がした。

「郁、いーく。起きろ。風邪ひくぞ」
「……んー」
「さっさと起きないと、お前の分も俺が食っちまうぞ」

耳元に囁きかけると、閉じていた瞼が素早く開くのだから笑うなと言う方が無理だろう。

「カレー!っていうか篤さん?!帰ってたの?!」
「今さっきな。まさかカレーの香りに包まれた眠り姫が洗濯物に囲まれて倒れているとは思わなかった」
「!?こ、これはですね!ご飯の前にやっちゃったら、ごはんの後は篤さんとゆっくりお茶とかできるかなと思って!そしたらなんかこう急にふわーっと

眠くなって!」

そんな状況を必死で説明する郁の腹は、そんなことはいいと言わんばかりにグーグーと食事の催促だ。
「とりあえず、メシにするか。特盛りだろ」
「何で解ったんですか?!」
「寝言でも要望するくらいだからな。今日はパーティー皿に盛ってやろうか?」

半身を起した郁の洗濯物の跡が残る頬にキスをする。
そして、一度もした事がなかったおねだりをなんとくなしてみたくなって、堂上は自分の頬を指差して見せた。

驚きの後にはにかんだ笑み。
頬に返された柔らかな口づけに「おかえりなさい」の一言。

たったそれだけで、疲れが吹き飛ぶのだから不思議なものだ。

「ただいま、郁。待たせて悪かった」
「すぐカレー温め直すから、篤さん着替えてきて!」

元気よく起き上がり、キッチンに飛び込んで行った郁を見送って堂上は溢れ出る喜びを噛みしめる。

そして、郁がまくら代わりにしていた洗い上がりのシャツに手を伸ばして笑った。
無地のはずの黒いシャツの胸元にクッキリとできた10円玉程の大きさをした染みは郁が気持ちよく眠っていた証だろう。

頬を摺り寄せていたのが、堂上のシャツであるのは単なる偶然か、そうではないのか。
そんな内心の疑問を知る由もない郁は言えば、待ちに待った夕食でご機嫌らしく
何やら知ったような知らない様な鼻歌を歌いながら、忙しく立ち動いている。

「篤さんー!着替えたらサラダとか並べてー!」

キッチンから掛けられた声に答えて、堂上は慌てて立ちあがった。


そして何故か急に思い出すしたのは、まだ学生だった頃、見ていたテレビの街頭インタビューコーナーだった。

【貴方の幸せはなんですか?】と聞いて回るリポーターに老若男女、さまざまな人達が【自分の幸せ】を答えていく。
そんな中で一番印象に残ったのは、中年を過ぎた買い物中の夫婦が答えだった。


【帰るべき場所で温かな食事を食べて、暖かな布団で眠ること】

答えたのは夫である男性で、夢が無いわねぇと笑い飛ばしたのは隣にいた妻であろう小柄な女性。


その時は、今一つ共感出来なかった小さすぎる幸せ。

けれど、大切な人を見つけ、共に暮らし、そして知った。

あの時、あの言葉の意味の大きさを。


帰ることのできる場所

帰りを待ってくれる人

温かな食事を共にして

夜には同じ布団で眠る

朝に同じ布団で目覚め

今日という日に共に在る



未来永劫

失われないはずがないものを

失いたくないと願うその想いは

他の何よりも

「結構大きい夢なんじゃないのか?」


思わず呟いてしまった言葉に、カレーを盛り付けた皿を持った郁が首を傾げる。

「篤さん、何か言った?」
「いや、すまん。すぐに着替えて手伝う」
「早くしないと先に食べちゃうよー?」


スキップ混じりで再びキッチンへと戻る郁とは反対に、堂上は今度こそ着替えを済ませるべく寝室へと向かった。








fin.





この後、カレー美味しいね!と頬張る郁ちゃんに、堂上さんは幸せとカレーをダブルで噛み締めるに違いない★

そしてらっきょを落としてしまった郁ちゃんが、あああ!と涙目になるのを見て自分のらっきょを郁ちゃんのお口にコロンと入れてあげる訳です。

自分のらっきょって、堂上さんの皿にあるらっきょであって、何かこう比喩的な例えモノではありませんから!!(って何に例えられるって言うのかはあまり考えないでください(笑))

なんだか毎度のごとく堂上さんが、色々噛み締めてポエムっておりますが、まあ堂上さん心の幸せ日記シリーズだと思って頂ければ!!(どういう日記?!)
ていうか堂上さんは凄くマメに毎日日記をつけていそうな気がするのは私だけ?!

しかも郁ちゃんが現れてからはほぼ郁ちゃん観察日記と化しているに違いない!
本人ですら忘れている事も事細かに書いてあったりして、な♪

ああ、カレーライスが食べたい★と思って頂ければ何より(そういう話だったのか?)

何気にセブンイレブ●のカレーはかなり美味いと思うのデス。
07:00 図書館SS(堂郁)

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