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【DOU★IKUメモリアル】 エピローグ

2011/09/28
おはようございます!

またしてもご無沙汰しております、絶賛絶絶不調中のたねです。
ハフハフと虫の息ながらも皆様から寄せて頂いた感想など読ませて頂いております。
不在の間もたくさんの方がマメに足を運んでくださっているようで、ありがとうございますー。申し訳ありません。。。

まの亜さんのイルカちゃん達に頂いたお言葉も丁寧に感謝オーラでラッピングして、まの亜さんの元へお届けさせて頂きますネ★


そういえば、先日久方ぶりに脳内堂郁にパーっと花が咲いた出来事がありました。

新人君「……そういえば、たねさん」
たね「ハイ?」
新人君「これって俺飲んでも良かったんですかね?」
たね「は?お茶??」
新人君「朝来たら俺の机に置いてあったんで、何も考えず飲んじゃったんですけど――よく考えたら飲んでよかったんですかね?」
たね「え!?(゜o゜)」

ってな感じで、机に置いてあった心当たりのないペットボトルを普通に飲んでいた新人君にビックリ!
さすがに会社は誰でもはいれるわけじゃないので、毒物混入はないでしょうが。
よく考えなくても、普通は飲まないor飲む前に疑問に感じるのじゃないだろうか!?

でも、でもでもちょっと待てよ?!

郁ちゃんだったら……郁ちゃんだったら……

食べるor飲むかもー!?

と思ってちょっと盛り上がりました。
堂上さんの忘れ物をゴクゴク飲んで、ハッ!これ教官の?!
か、間接……

ギャーーーーーーーーー!
(((( *ノノ) キャー

なんて、な。

キャー!と言えば!

今月号のララ!!読まれました?!みなさーーーーん!!

私なんて読んでる瞬間、調子悪い事も忘れて何十回もリピートしてしまいましたYO!!
ラストなんてラストなんてラストなんて。

物凄く素敵な格好でシメだし!

妄想が湧き上がるぅ!

あの後の二人がどうしたのかと思ったら!!もう!!ね!

来月はどうやらお休みのようですがこれで2カ月乗りきらねば♪


さて!!
すっかりすっかりすっかりすっかり遅くなっていた上に、一気にエピローグ(ちょ!!!!!)



DOU★IKUメモリアルってなあに?と言う方はこちらの企画提案ページをご参照ください★→コチラ








「それじゃあな、しっかり休めよ」
「はい!お疲れさまでした!」

寮の共有玄関で、女子寮に向かう郁の背中を見送る。
その姿が扉の向こうに消えた事を確認して、堂上も男子寮へと向かって歩き出した。

「欲ってもんに際限はない、か」

二泊一緒にいられるだけでも、普段の生活から言えば十分すぎる程に嬉しい時間だった。
が、実際に一泊すればもう一泊。
出来る事なら更にもう一泊。

いっそ、このままずっと同じ部屋へと帰ることが出来たらどんなにいいだろう。
そんな際限のない欲望は溢れる一方だ。

「あっという間だな」
まだ、昨夜の花火も灼熱の海辺も――全てを鮮明に思い出す事ができる。
けれど今、堂上が歩いているのは、海辺の砂浜でも見慣れない道路でもない。
目をつぶっていても目的地にたどり着けそうなくらい馴染みのある、寮の廊下だ。


「ああ、堂上。丁度良かった。今、帰り?」

部屋のカギを開けた所で、肩に手を置かれて振り返る。
そこにいたのは、ビニール袋をぶら下げた小牧だった。

「ああ。今さっきな」
「俺も少し前に戻った所。ど?休暇最後の夜だし」

視線の高さまで持ち上げられたビニールは半透明で、中身を出さなくともそれがビールの半ダースだと解る。

「構わんが、先にちょっと片付けするぞ」
「先に始めてるから、気にせずどうぞ」

出発した時と全く変わらない部屋。
当たり前だけど、物足りない。

「堂上その顔」と小牧に笑われて、堂上は眉間の皺を深めた。
「どの顔だ」
「んー?いて欲しい人が、いない哀愁?」
「アホか」

図星だけれど、それを小牧の前で認める気にはなれず適当に誤魔化す。
が、恐らくその辺りはこの友人には筒抜けだろう。

汚れものと使わなかったものを手早く仕分けして、日常的な備品は全て決めている定位置に戻す。

「相変わらずマメだね。堂上」
「こういうのはすぐにやらないと、後になればなるほど面倒なんだよ」
「解る解る。タイミング逃すとね」
「まあ、郁は恐らく旅行鞄放り投げてるだろうが――」

帰りがけにも、お店広げ状態になった荷物を片付けるのにてんやわんやだった姿を思い出して思わず笑うと、まるでその様子を一緒に見たかのごとく小牧もまた笑った。

「笠原さんは、とりあえず一息ー!ってタイプだよね。それも大の字」
「柴崎辺りにチクリとやられて片付けてそうだな」
「アハハ。目に浮かぶ」

簡単な片付けをして、旅行用のバッグを棚に戻して、今度は自分が定位置へ。
阿吽の呼吸で、目の前に滑ってきたビールは良く冷えていた。

ビールのお返し、と言う訳ではないがストックしてある乾き物を机に並べれば毎度見慣れた部屋飲みスタイルの完成だ。

軽く互いの缶をぶつけてから、堂上は冷えたビールを一気に煽った。

「で、そっちはどこに行って来たんだ?」
「ちょっと混雑が凄いテーマパークに行って、テーマパークの中にあるホテルに泊まったくらいだよ」
「――よく予約できたな?」
「まあ、たまたま運が良かっただけ」
「たまたま、か?」
「たまたまだよ」

ハイお土産とテーブルに置かれたのは、小さな紙袋が二つ。
それを受け取って堂上は眉根を寄せた。

「すまんが、こっちは特にないぞ?早いもん勝ちのまんじゅう買ってきたくらいだ」
「アハハ。別にいいよ。毬江ちゃんが二人にも買いたいって言うから。どっちかって言うと俺からっていうより毬江ちゃんから」
「そうか、なら有難く。今度何か返す」

紙袋が二つ、と言う事は片方は郁用と言う事だろう。
外見に違いはないので同じものだろうか。

「あけていいのか?」
「どうぞ」

やたらと嬉しそうな笑顔の理由は、開けた瞬間に解った。
シルバーのチャームがついた携帯ストラップだ。

「ストラップ、か?」
「そう、ストラップ。笠原さんのとペア」
「ペア?」

何となく悪い予感がして、郁に渡す予定のその小袋のテープをそっと剥がす。
出て来たのは一見、先に開けた物と全く同じに見えるストラップ。

が、不自然にカットされているカーブが何なのか。
一枚だけでは解りにくいけれど二枚揃えば一目瞭然だ。

二つのストラップをくっつけて並べると、浮かび上がるのはハート型。

「……小牧」
「女の子ってそういうの、好きだよねぇ」

そう言って、小牧がテーブルに置いた携帯にはガンメタリックと色こそ違うものの
全く同じデザインのチャームが揺れている。

正直、つける勇気はないと思ったアイテムをシレッとつけているのだ。
驚かずにいられる訳がない。

「お前、良くつけたな?」
「可愛い恋人からのおねだりだしね?」
「向こうはそりゃつけてても微笑ましいだろうが、こっちはいい年なんだぞ」
「じゃあ、何?堂上は笠原さんがキラキラした目で【お揃いでつけたい。駄目ですか?】なんておねだりされても断れる自信、ある?」

ゾクリと鳥肌が立つような、小牧の笑顔に堂上は思わず息を飲んだ。
「……それは」
「と言う訳で、そういうの、笠原さんも大好きだと思うんだよね」

言わずもがな。
好きだろう。
間違いなく、大好きだろう。

大女で戦闘職種で女の子らしい所なんて全然ありません!と本人は豪語するものの、その思考や行動は【女の子】といって差し支えないレベルだ。
現にこういったペアアイテムに興味を持っているシーンも何度か見た事がある。

「好きだろうな」
「仲間が増えて心強いよ」

あっという間にカラになってしまった缶の代わりに新しいビールが堂上の前に置かれる。
ご丁寧にプルまで引いてあるに至り堂上の脳内に一つの仮説が浮かんだ。

「お前、まさか――誘導したんじゃないだろうな?!」
「アハハ。誘導なんてそんな大した事はしてないよ。ただ【笠原さんもこういうの大好きみたいだよ】って言っただけ」

毬江は郁とも親しくしている。
嬉しさ一杯の状況で、そんな言葉が出てくればお土産兼プレゼントをしたらきっと喜んでもらえると思っても不思議ではない。

いや、郁は物凄く喜ぶだろうからその結論は大正解だけれど。

「こーまーきー!」
「まあ、堂上がこいういうの苦手っていうのは解ってるんだけど。折角の毬江ちゃんからのプレゼントだから、使ってくれるよね?」
「!?」
「二人の方が職場で始終一緒だから目立つかもしれないけど、ホラ、毬江ちゃんの気持ちだから」

あくまで笑顔。
笑っているのに目が笑っていない。

使えるかこんなもん!等と口にすれば、それは恐ろしい事が起こりそうなそんな予感はあながち的外れではないだろう。

「……郁が使いたいと言ったら、だ」
「そう来る?まあいいけど。じゃあ笠原さんが付けてくれたら、ね」
「自主的に、だからな!余計な誘導するなよ!?」
「解ってるよ。堂上に隠れて【こういうの恋人っぽくていいよね】とか言わないから」
「当たり前だ!っぽいどころか正真正銘恋人だ!」

思わず缶ビールを握る手に力が入り、少し潰れた缶からビールが溢れて零れる。

開けてしまったストラップの片割れを、小牧が丁寧に袋に戻し堂上へと返した。





fin.








と言うわけで、長すぎる間、ずっと読んでくださっていた方がいたら本当にありがとうございました。
一気にジャンプエピローグですが【あっという間感】を演出してみたという事で(本当か?!)

ひと夏去ったら、また一難??

堂上さんと郁ちゃんのメモリアルが終わるわけない!!

っていうことで(笑)

無事に堂上さんが洋服を着て寮に戻れた事にカンパーイ★
きっと今頃郁ちゃんも女子寮の部屋で大の字になりながら、終わっちゃったーーーー!とゴロゴロして柴崎辺りに「あんた、そんな恰好旅先でもしてたんじゃないでしょうね?!」

なんて突っ込まれてくれるに違いないですね。

そんでもって堂上さんのナイスショットを押さえたデジカメを柴崎に取り上げられているに違いない!
堂上さんの寝顔、とかな♪

「あら、まあ。ごちそうさま」とか言われて「ぎゃー!それはあたしだけのっ!」なんて言ってくれちゃったり♪

まだまだメモリアルは尽きないのですが、DOU★IKUメモリアルとしてはここまでで!

お付き合い下さった皆様、長い事ありがとうございましたm(__)m
07:00 DOU★IKU メモリアル

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