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【DOU★IKUメモリアル】 現地編 18

2011/09/05
おはようございます。

月曜日ですねー。
スーパーで素敵なカタチのキューリを手にとってはニヤリと笑みがこぼれてしまうHENたねです★

今日はついについについに!図書館戦争コミックス8巻の発売日ですね?!
帰りに本屋さんに寄らなければ(><)
あの表紙がずららららーーっと並んでいるのかもしれないと思うと、本屋でニヤリが抑えられないかもしれない!

コミックス派の皆さんも。
コミックスは読んだことないのよねーという皆さんも、本屋さんで一応表紙だけはチェック!必須ですよー♪
(って、私もまだ買っていませんが表紙は解っておりますからね★)


過去作品にポチポチと拍手やコメントを入れてくださっている方が数名いらっしゃるようです。
ありがとうございますー。

そして、あの【たねさん何やってんのレポ】と言っても過言ではないレポにもたくさんの熱い励ましを!!
しかもレポその2では皆さんに何やら心配をかけてしまったようで!
全然大丈夫ですので、ちょっと体力がないのと眠いお子様体質だっただけで、元気モリモリ!

郁ちゃんを抱きしめちゃった堂上さん並にモーリモリですので♪

ゲリラ豪雨とて、今となっては印象的な思い出と言えます!
まだまだ旅の終わりまでやりたい放題、駄目っぷり全開ではありますがその3、その4とお付き合い頂けたら嬉しく思います。

そういえば!
あの写真をみて、私もシティプラザ大阪泊まりましたという方がいて嬉しかったですー。
きっと反応が1人くらいあるはずだーと信じて宿泊先を書いてみたので。
素敵なホテルですよね。

今回はイベント会場から離れているという理由でちょっと皆さんにご迷惑をかけてしまったのですが、私的にはとっても気に入ったので次回があったらまた泊まりたいなぁと思っているくらいです♪
皆様も大阪行きの機会があれば、ぜひ検討候補に!って何をいきなり宣伝しているのか(笑)


とまあ、いきなり話がビョンビョン飛んでおりますが
ご訪問してくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。
拍手やコメントを入れて下さっている皆様、いつも元気チャージ!やる気チャージ!妄想チャージ!をさせていただいております。本当にありがとうございます。
m(__)m


そんな、妄想の成果?と言うほどでもありませんが、砂浜ウォッチ。
ラブラブちゅー入しあっておりますが年齢フリーですので♪

よろしければ、そっと岩場の影から覗いてまいりましょう~。


DOU★IKUメモリアルってなあに?と言う方はこちらの企画提案ページをご参照ください★
メモリアル専用INDEXもあります。→コチラ







「なんだ、これは?ただのパラシュートじゃないのか?」
「クマ、かな?」

ピンク色だろうか。
蝋燭の明かりだけなので、大体の色合いしか解らないもののそれに近い色合いのクマがパラシュートにしっかりとくっついている。

「この子が降りてくるのが見えたから、流されたら可哀想だと思って」

堂上にはパラシュートらしき物体にしか見えなかったそれが、郁には細部まで見えていたと言う事に素直に驚いた。

「お前は本当に野生なんだな」
「失礼ですねっ。教官は難しい本ばっかり読んでるから視力が落ちるんですよ」
「俺の視力は両方1.5はあるぞ!」
「あたしは2.0です!」
「――お前の視力が良すぎるんだ」

そんな事ないと思いますけどとブツブツいいながらも、郁が満足そうにクマに頬を寄せた。

「線香花火は中止だな」
「ええええ?!」
「そんな驚くような事じゃないだろうが!こんなずぶ濡れ状態で花火が出来る訳ないだろう」
「大丈夫ですよ。全然寒くないしっ。残りの線香花火は1本ずつじゃないですか!絶対やります」
「駄目だ」
「やります!」

明日、帰るとはいえ風邪等引いてはコトだ。
けれど、郁はといえばやるまで帰らないと子供のごとくしゃがみこんでいる。

このまま問答を続けるのも、花火をやるのも変わらないと言えば変わらないかもしれない。
堂上は盛大な溜息をひとつ落として、最後になった線香花火を取りだした。


「これをやったら、帰って風呂だからな?」
「ラジャーです!」

残っていた線香花火を一本、郁へと渡す。
そして堂上は残りの一本を右手で摘んだ。

「いっせーの、で火をつけて勝負です」
「……また勝負か」
「先に終った方が何か一つ言う事聞くって言うのはどうですか?」
「罰ゲームか?」
「罰って言う訳じゃないですけど」
「何か一つ言う事を聞く、か。なんでもいいのか?」
「で、出来ることであればっ」

出来る事であれば、な。
郁の言葉をゆっくりと反芻して堂上は含みのある笑みを浮かべた。

郁に夏の想い出としての憧れがあるならば、それは堂上にも実はある。
乙女チックと言われようが、女々しいと言われようが、あるものはあるのだから仕方がない。

正直、この勝負は運頼みだ。
だからこそ、もしも堂上が勝ったならそれを叶えてもらうというのも悪くはなさそうだ。


「二言はないな?」
「あ、ありませんっ」
「よーし、じゃあやるとするか」

二人で同時に線香花火を蝋燭へと近づける。

ただの紙にしか見えなかった先端に、光を帯びた小さな玉が震えだす。

「これ、牡丹っていうんですよ」

並んでしゃがみ、チリチリと揺れる花火を見つめながら郁が笑った。
「名前があるのか?」
「そうなんです、線香花火は4つの段階に分かれてて、最初が牡丹、次が松葉、そして柳。最後に散り菊」
「……どこで判断するんだ?」
「最初にできる玉が震えてる辺りが牡丹。今みたいに火花が派手に散りだしたら松葉です」

確かに、今が盛りと言わんばかりに線香花火の先から光が溢れる。
どんな花火よりもささやかで、けれど不思議と目を奪われる。

「――お前見たいだな」
「へ?!」
「アホウ、揺らすと落ちるぞ」
「だ、だって教官が変な事言うからっ」

別に変な事を言ったつもりはなかったものの、もしかしたら一番地味な線香花火に例えられるというのは
女としては複雑なのかもしれない。

まずかったか?と郁の様子を窺うと、郁がその先を待つようにチラチラと堂上に視線をよこした。

「あたしが線香花火って、どういう意味ですか?」
「お前が勝ったら教えてやる」
「えええ?!それじゃあ、あたしが勝ったらやって貰おうと思ってた事はどうなるんですか?!」
「まあ、万が一お前が勝ったらその企みも一緒に引き受けてやるぞ」

盛りを過ぎ始めた線香花火がその勢いを見るからに減速する。
はじける様だった火花が、雨のように地面に向かって落ちていく。

ふるふると震え始めた小さな火の玉は、ほんの少しでも揺らせば落ちてしまいそうなくらいに危うい。

「あっという間だな」
「――ですね」

後はどちらの花火が先に消えるか。
もしくは先に落ちるか。

そんな瞬間だった。
先ほどまで、海辺にしてはかなり穏やかだった風が一瞬強まったのである。

「うわっ」

舞いあがった砂を避けるために堂上は反射で目を閉じた。
そして目を開けた時には、先ほどまで儚げに揺れていた光はその姿を消していた。

「風で落ちたか」
「ですかね」

見れば郁もまた同じ状態だ。

「引き分けって所だな」
「うううー」
「唸っても仕方ないだろう。それとも引き分けだしな、お互い相手の言う事をひとつ聞くっていうのでもいいが」

どうする?と郁に促すと郁は、パッと顔を輝かせる。
「じゃ、じゃあ。いっせーのでで言うっていうのはどうですか?!」
「解った。その代わりお前は、さっきの質問の答えか、お前のやって貰いたい事とやらのどっちかを選べよ」
「ええ?!」
「当たり前だろうが、引き分けだぞ」
「わ、解りました」

じゃあ、と少し迷った後に郁が頷く。
せーのと音頭を取ったのは郁だった。


「お前ともっとキスがしたい」
「教官ともっとキスがしたいです!」


ほぼ同時に交差した言葉。
そして、一瞬の沈黙の後、二人で吹き出した。

そんなもの願わなくたってしたい時にすればいいのかもしれない。
けれど、基地に戻ればお互い寮暮らしだ。
出来ない事はないけれど、出来るチャンスはとても少ない。

何度も、数えきれない唇を重ねても、それでも足りないのだとどんな顔をして言ったらいいのだろう。

乏しい明かりの中でも郁のはにかんだ笑顔は良く見える。
堂上はゆっくりと砂浜に腰を下ろす。
そして、ベッドの上で抱き合う時、郁が良くするように郁に向かって両腕を広げた。

「おいで」

ずぶ濡れの郁が直接砂の上に座らなくていいように、自分の膝へと招く。
姫抱きの要領で抱えるつもりでいたけれど、ここでも郁の行動はいつも通りの斜め上。

あろうことか、堂上に向かって座り、コアラのように抱きついてきた。

「――お前」
「へ?」
「いや……いいが。こういう体勢はぜひベッドで頼みたいもんだ」
「え?えええええ?!」
「アホウ、叫ぶな!俺が悪さしてるみたいだろうが!」

まあ、これからするつもりと言えばするつもりなので間違いではないが一方的と同意では意味が全く違う。

「す、すみません。色々想像を」
「想像なら俺もしてる。さっきからずっとな」

郁と唇を合わせる瞬間を。

「そろそろ想像から現実に移行したいんだが?」
「う、え、あ。お、おおおオッケイです!」

全然OKそうではないけれど、いいと言われたのならもう待つ必要はなかった。
両手で郁の頬を包む。
ザラリとしたのは、堂上の手についた砂のせいなのか濡れた郁の頬に砂が吹き付けたのか。

重ねた唇はほんの少し苦みのある塩味で、さっきの打ち上げ花火の時に郁が顔にも海水を浴びていたのだと知る。

唇を合わせて、離れる。
視線を合わせて、笑い合う。

「しょっぱいな」
「それに、シャリシャリしますね」

もう少しこうしていたい気持ちはあれど、人目が全くないとは言えない野外だ。
加えて、お互い海水を浴びているうえに砂だらけ。
普段から泥まみれになる事が多い戦闘職種とはいえ、今はプライベートである。
男の堂上はともかく、郁は色々気になるだろう。

寮ならば、まだ帰したくないぐらいに名残惜しいけれど、幸い今日はまだ、戻っても二人きりだ。
色々な意味を含めて「戻るか?」と問うと、郁が少しの沈黙の後「もう少しだけ」と言いながら堂上に抱きついてきた。

「コアラか、お前は」
「コアラもいいかも。こうやって教官にギューっていつもくっついていられるし」
「……あんまり可愛い事言うな、アホウ。砂浜で止まらなくなっても責任取らんぞ」


少し離れた場所で打ちあがった花火をを二人、視線で追った。

波音と少し離れた場所で煌めく花火。

聞こえてくる歓声。

絡みつく潮風に、肌を掠めていく乾いた砂。

紺碧の空に広がる、一面の星に守られて静かに輝く月。

潮風で揺れた郁の髪が堂上の頬をくすぐる。


この先、何年経っても今この時を忘れる事はないだろう。

いや――違う、か。

何年経っても忘れる事がないのは、この時じゃない。

「教官?」
「お前と過ごした時間は、きっと何年経っても忘れないだろうな」
「あ、あたしもです!」

負けじと宣言した郁の勢いに堂上が吹き出す。
それを「無理だろう」と思われたと感じたのか、郁が本当です!と唇を尖らせた。


「忘れてもいいぞ。いつでも、俺が思い出させてやる。全部、な」







と言うわけで線香花火を楽しむ二人、でした。
落ちて来たぬいぐるみは、イルカかクマか迷ったのですがこの場合はやはりクマだろうか!?と。
まの亜さん、イルカちゃんズがふわりふわりと落ちてきたらきっと可愛いですよねぇ?
なんて、突然後書きで私信を書いてみたり★


砂浜でラブ注入!

なんて言っちゃったから、ナニ注入するんですか?!とたくさんご質問を頂きましたが(微笑)
ラブです♪ラブ♪

ちゅっちゅっちゅっちゅちゅっちゅちゅっちゅして砂まみれで戻った後は――きっと(笑顔)

忘れられない夜

を堂上さんがたーーーぷりと。

いや、郁ちゃんによって忘れられない涙の夜が?!

驚くべきハプニングの山と花火に彩られたメモリアルもついに帰路編へ。
黒ビキニで越冬した堂上さん、本懐を遂げてのご帰還まであと少し★

皆様にとっても、色々忘れがたい?メモリアルになっていたら嬉しく思います。


なんて、たまには真面目っぽくシメ!(笑)


07:00 DOU★IKU メモリアル

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