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可愛い二人 郁編 後編

2011/02/07
おはようございます。

月曜日ですねー。頭痛が痛い。とか重複したいくらいにちょっとズキズキきております、たねです。月の使者さんが久方ぶりに結構巨大なお土産を持ってきてくれました。ウフフ――(遠い目)
小さい土産はいつも頂くんですけどもね。結構巨大です今回は。

とまあ、そのあたりはさておきまして以前コメントでお問い合わせいただいたけど答えてなかったことがあったので今さら答えてみます。学ラン女子とエッチしちゃうシチュの漫画のタイトルなんでしたっけ、というご質問ですが私が書いた記事の中であればそのシチュはコレ→【挑発ラバーズ】著者:チカさんですネ。ステキっす。
でもエッチシーン満載だから、苦手な人や18歳未満の方はご注意を★

あと、昨日の記事で一点訂正を。
VitaminXtoZですがアニメイトオンラインさんで購入すると千聖のオマケもつくよーという案内を載せていますが、スペシャルセットというコーナーで購入しなければならないので、オマケ目当てのご予約時にはスペシャルセットの方でご注文くださいネ。(ちょっとお高いようです)詳しくは公式ページでご確認を!


そして昨日、過去記事にポチポチありがとうございますという話をしたときに「してもよかったんですねー!」といって下さった方がいたのですが、どのタイミングでしていただいてもちゃんと反映されてくるので管理画面では解るようになっておりますのです。

ただ、してなかったから今から戻ってしてきます!というようなものじゃないのでそのあたりはどうぞお気になさらず(笑)楽しんで頂けたのであれば、それだけでとても嬉しいので。

あ、あと!マッパな家族についてですが意外にもマッパの方が多い多い!!ウチがおかしいんですかね?って皆さん書かれていますが、全くそんなことはないようです。むしろ我が家の旦那が異世界人と思われます(ええ?!)

中には旦那さんのお着替えを脱衣所に用意しておくのを忘れてしまった時に、そういう事になったりしますなんていうコメント頂いて、私が驚いたのは旦那さんの着替えを奥さんが脱衣所に用意してあげるっていう行為です!!
素晴らしい奥さんです!

私は逆に旦那が、脱衣所に用意していた着替えを盗んで「あれ?あれ?持ってきたはずなのに無いぞ!?」とパニックになっているのを聞いて外でヒッヒッヒと楽しむ最低の奥さんです。

他にも、旦那がトイレに入っている隙に外からカギかけてみたりと子供みたいなイタズラばかりしています。(外からコインとかでクルリとまわすと鍵が開け閉めできる構造のドアなので。私ツメが丈夫なんでツメでクルっとまわせちゃうんですよ)
ドアあけようとして、ガタガタガチャガチャとしているところがまた楽しくて(最低だ)


ほんと家庭により色々あるのですねー。イヤー、目からうろこです。参考にします(なんの?!)


さてさて本日は、先週に引き続きましてななこな様の星に願いを 様で掲載された【可愛い二人】の番外編となります。そんな事情で不要とは思いますが、ななこな様のみお持ち帰り可です(笑)


ちなみに、この一カ月の掲載記事拍手ランキングで堂々の一位なのは実は【可愛い二人 手塚編】だったりします。さり気に一番イイトコを持っていってるんですよ!手塚君!




堂郁 体は部下上官期間 心は恋人期間 告白してなくても心はいつも一つ!(オイ) 

テーマ:誕生日祝いのお返しに郁の誕生日を祝う上官堂上さんのHAPPY Night(え?堂上さんのなの??)








「痛いです」
「いいから、ちゃんと座ってろ。お前は小学生か」
「だって!」
「俺の方には値段書いてあるから、心配するな」


小さなため息と共に返された言葉を理解した時には、既に堂上がドリンクのオーダーを終えた後だった。

「ど、どどどど言う事なんですか?差別?あたしがお金もってなさそうだから?!」
「なんでそういう思考に行くんだ。店によっては男側にしか金額の載ったメニューを出さない店もあるんだ」
「うそっ。じゃあなんか気軽にコレー!なんて言われたら困るじゃないですかっ。ちゃんと値段を吟味しないとっ」

もしも、値段を知らないでとんでもなく高いものを注文してしまったらと思ったら気が気ではない。
というかごちそう前提というのがまた信じられないと言えるだろう。

「コースで予約してあるから、決めるのはドリンクくらいのものだ」
「そうなんですか?!っていうかそれはおいくらくらいの――」
「……お前の辞書に情緒って言葉はないのか!」

こういう場面で財布の心配をするというのは、やはり情緒というのに欠けているのだろうか。
とはいえ、やはりごちそうになると思うと申し訳なさから気になってしまうのは仕方ないと思ってほしい。

「よろしくお願いしますと言ったんだから、グダグダ言わずに楽しめばいいだろ」
「それは、そうですけど」
「どうせ最初で最後だ、心配しなくても予算くらいちゃんと組んでるから問題ない」


堂上が問題ないというのならそうなのだろう。
となれば、もう二度と来られないだろう高級店の料理を思う存分楽しまないと損だ。

郁は運ばれてきたシャンパングラスを手に、覚悟の乾杯を交わした。


***


シャンパン一杯で顔を赤くしたせいで、堂上に「お前は酒が弱い」とアッサリ断定されてしまった。
そして、二杯目からは見た目だけならシャンパン!なジンジャーエールに変えられた、強制的に。

残念ではあるものの、一杯でもかなりいい気分になったので、そこは潔く諦める。

なぜなら、目の前に運ばれてくる料理は見た事のないようなものばかりだからだ。
酔っぱらって、味を忘れてしまったら勿体なさすぎると言うのである。


これは牛ですか?と聞きたくなるようなお肉が乗ったお寿司に、初めて見る伊勢海老。
フォアグラだと言われるまで解らなかった、フォアグラのソテーに特製サラダ。

そしてメインディッシュにはサーロインかヒレをセレクトできるステーキときて、デザート付。


美味しいしか言わなかったような気がするものの、本当に美味しかったのだから仕方ないだろう。
食後のお茶が運ばれてきてやっと、一呼吸つけた。


「足りたか?」
「お腹いっぱいっていうより、胸いっぱいです」
「……なんだそれは」


笑う堂上の顔は柔らかく、職場では一度も見た事がない笑顔にやたらと心臓がうるさい。
最初は緊張しているだけだと思っていたものの、食後のお茶に至って再び心拍が加速してきたような気がする。

醒めたつもりでいたアルコールがまだ残っていたのだろうか。


「えと、キレーですねー。夜景。もう一生見られないかもしれないから、しっかり目に焼き付けとこっと」
「お前は、本当にいちいち一言多いな」
「だって。こんなとこプロポーズとか一世一代の行事じゃないと来ないもんだと思ってたし」
「悪いが、そんな大した値段じゃないぞ」

堂上にとって大していなくとも、郁にとっては絶対に大しているはずだ。

ほんの感謝の気持ちを伝えるつもりだった差し入れのようなプレゼントにまさかこんなお返しが来るとは思わなかった。
柴崎に言えば、きっとあたしも参加しとけばよかったわと残念がるだろう。

「笠原」
「あ、ハイ!」
「まあ、つまらんもんだが一応これもお返しの一部だ。いらなかったら捨てていい。返されても困るしな」

堂上がテーブルの上に置いたのは、小さな包み。手のひらサイズの長方形、とうことは箱だろうか。

「あけて、いいんですか?」
「ああ、構わん」

言われて、丁寧に包み紙をあけると中はやはり白い箱だった。
蓋を開けるとそこに入っていたのは、ストラップ。

ガラスだろうか、ウサギが象られたやたらとキラキラしているパーツを中心にビーズ等が絶妙なバランスで揺れている。
指先で摘むようにして持ち上げると、ウサギが照明の光を受けて輝く。

「凄い」
「まあ、好みもあるだろうし無理に使わなくていい」
「凄く凄く可愛いです!さっそくつけてみていいですか?!」


バッグから携帯を取り出して、郁が古びた携帯のストラップをはずすと、堂上が貸してみろと言いながら携帯とウサギのストラップを郁の手から連れて行った。
堂上の手によって、携帯につけられたウサギのストラップは傷の付いた携帯には申し訳ないくらいに綺麗だ。

「あたし、こういう可愛いの似合わないからあんまり自分で買った事なかったんで嬉しいです」
「そうか?悪くないと思うがな」



箱は捨てていくか?と堂上の手が伸びてきたので郁は慌てて、ラッピングに使われていた箱から包み紙からリポンまでを自分の方に引き寄せた。

「これも大事なプレゼントの一部ですから!」
「アホか。中身がなくなったら単なるゴミだろう」
「ゴミじゃないですよっ。大事にします。全部」

お前はと呆れる顔すらも、いつもより少しだけ優しく見えるのは照明のせいなのか。
それとも、単なる自分の希望なのか。

中身のなくなった箱を丁寧に包み直して、郁はそれをそっとバッグに入れる。
コーヒーを傾けながら夜景を眺める堂上の横顔を食い入るように見つめていると、横を向いたまま堂上が眉間の皺を深めた。


「なにをジロジロみてるんだお前は」
「な、なんで解ったんですか?!」
「――ガラスに映ってるから全部丸見えだ」

言われて確認すると確かに、ガラスが半分鏡の役目を果たしている。
驚いている自分の顔まではっきりと見える――と言う事は、先ほど堂上を見ていた時の顔までしっかり堂上にみられた事になるだろう。

「ずるい!」
「何がだ!」
「盗み見するとか変態です!」
「盗んでないだろう。むしろ盗み見しようとしたのはそっちだろう」


確かに。堂上が横を向いてるからチャンスと思った事は認める。
認めるけれど……。

「だって、教官が」
「俺がなんだ」
「知らない男の人みたいだったから」
「――なんだそれは」

眉間の皺がスッと消えて、現れたのは笑顔。
さっき食べたよりもずっと甘い……堂上の笑い。




いつも厳しくて、教育隊の時から、不公平ばっかりで、いつか見返してやる。
そんな風に思っていたはずだったのに、いつからあたしはこんな風に思うようになったんだろう。

あの手で、頭を撫でられると嬉しくて。
あの瞳が、細められると恥ずかしくて。
あの唇が、名前を呼んでくれるだけで凄く安心する。



「笠原?」

どうかしたのか?と問われて郁は小さく頭を左右に振った。


「どうも……しません」


そう、どうもしない。
ただ、夢みたい。それだけだ。

誕生日の夜に、ほんの少し自分に都合のよい夢をあたしは見てるんだ――。



「堂上教官」
「ん?」
「あたし、こんなに夢みたいな誕生日生まれて初めてです」
「大げさだな」と言いながらも、まんざらでもない堂上の顔。

堂上が凄く喜んでくれる事はなんだろうかと考えてみたもののすぐには思い浮かばなかった。

「次の教官たちの誕生日には私も、もっと凄いお祝いしますね」
「――これ以上は、何も出ないぞ?」
「ちょ!そういう意味じゃないですよ!」

ただ、教官に喜んでもらいたかったからと言いかけて郁は言葉を切った。

自分に祝われる事が堂上にとって迷惑にしかならないのではないかと、余計な考えが頭を過ったから。

「な、なーんて。エビタイ作戦失敗です」
「……笠原」
「もう、帰りますよね!夜景しっかり見納めとこうっと!」


慌てて堂上から視線を外す。


ヤバイ、あたし今――変な顔してる、きっと。


「楽しみにしてるが、張り切り過ぎて妙な真似だけはしてくれるなよ」

ボソリと呟かれた言葉に振り返ると、堂上が苦い笑いを浮かべていた。

「また……救援物資かもしれませんよ?」
「それも悪くない」
「すっごくつまんない役に立たないものとかかもしれませんよ?!」
「気持ちだろうが」

「教官が、どういうのが嬉しいか解んないんですが」
「そんなもんは、こっちも同じだ」


ああ、そうか。

そういうものなのかもしれない。

相手の事を想って、そして心から祝う。

それだけで本当は十分なのかもしれない。


場所も、値段も関係なくて、大事なのは相手を想う気持ちひとつだけ。


色も形もないけれど。


それがきっと何よりも嬉しい、プレゼント。






fin.







シャンパンで郁ちゃんがホヘホヘホーとならなくて、ナニィ!?と叫んでいた皆様の声が聞こえてくるようですー。堂上さん、危険を本能で察知?無事回避。

まあこの後、なんだかやっぱり酔ってきちゃったかもぉ。とならない保証はないですがね(笑)
堂上さんてば、プレゼントまでちゃっかりと★

たぶん、プレゼント代は堂上さんだけから捻出されているのでしょう。
こういうのとこういうのならどっちがいいんだ?とブツブツ言いながらお店を探しまわって、店員さんにどのようなのをお探しですかと言われて引くに引けなくなる姿が目に浮かびます。

どういったのがいいか解らなくてなんて言って、店員さんに相手の方はどのような感じでしょうか?とか聞かれちゃって。

「元気で――明るくて。小動物みたいな感じで、バカだけど放っておけない……」とか喋ってカァーっと赤くなってくれたりしていたらいいナ。

可愛らしい感じでしたらこちらも似合うかと思いますがとか言われてソレにしますとダッシュで買ってしまったり?郁ちゃんがこのストラップをしているのを手塚が気づいて「誕生日プレゼントに教官にもらった」という話になったりして、レストランでお食事の上、プレゼント付き?とプチショックを受けたりして。

次の堂上さんの誕生日に、暴走した手塚が堂上さんを超高級レストランのお食事に誘って男二人でシャンパンを傾けるの図になってくれたりしたらいい~。

頑張れ手塚君!ならぬ頑張る手塚君!のコーナーだ(笑)


というわけで、人のお話で3本分も番外を書かせてもらった上にこんなに楽しんでしまいました。
ななこな様、テーマレンタルありがとうございました!
そしてお付き合いくださった皆様もありがとうございます★


次は酔っぱらった郁ちゃんに浴衣をヤラれた堂上さんの番外編を書いたらいいのでしょうか?(マテ!!)

07:00 図書館SS(堂郁)

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