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可愛い二人 郁編 前編

2011/02/02
おはようございます!

水曜日ですね~。今週も折り返し地点にやってきました。

先日コメントで千葉県で二番目に高い路線てどこなんですか?ととある方から聞かれたのでさらっとお答えしてみますが、二番目に高いらしい路線は東葉高速鉄道、だと思っています。(初乗り、というか1駅で200円)
まあ言われているだけなので厳密な調査を私がしたわけではありませんよ(笑)
地元の人にすらよくわかられてないかもしれないネタなので軽くスルーで!

私も千葉ですーという千葉仲間の方が結構いらっしゃって嬉しいです。関東図書基地 千葉支部を作れるぞ!!(集まらないだろう(笑))



ということで、本日はですね。

先日、郁編も読みたいカー!?と叫んだあの作品の郁編(前後編)をお届けいたしますですよ。

簡単に説明いたしますとななこな様の星に願いを 様で掲載された【可愛い二人】というSSにきっと二人の誕生日にはお返しがあるよねなんていうコメントを付けさせていただいたところ、たねさんが書いたソレが読みたいわ♪
という話になって調子に乗って書いてみた。といういきさつになります(笑)

先日、当方で手塚編を掲載済みで、郁編が読みたいカー!読みたい人はパッチンだ!とか言ってみたら本当にいっぱいパッチンが!
私の書き方がおかしくてななこな様が書いてくれるような感じになってしまったので(本当は自分で書くつもりでした)ななこな様が郁編書かれたらどうかね!とかキラーパスしてみたら、華麗に回避されました。

そこは、たねさんが★とか微笑んでくれちゃって(顔を見たわけではない)
期待にこたえられない気がモリモリするのですが、予定通り自分で書いてみました超王道的郁の誕生日編を。

玉砕感満載ですが、手塚君との差を楽しんでみてください(ええ?!)


もし【可愛い二人】を読まれていないようでしたら、ぜひ星に願いを様で読んで下さると解りやすいかと。
これ一本の単品と言えば単品な感じにも見えてしまう堂郁の不思議♪


ななこな様のみお持ち帰り可です(笑)
快いご承諾をありがとうございました。ななこな様!


堂郁 体は部下上官期間 心は恋人期間 告白してなくても心はいつも一つ!(オイ) 

テーマ:誕生日祝いのお返しに郁の誕生日を祝う上官堂上さんのHAPPY Night(え?堂上さんのなの??)









「笠原、明日の夜、時間取れるか」
「へ?明日ですか?大丈夫ですけど――まさか残業?!」


堂上の少しだけ真面目な表情で想像できるのは残業くらいのものだろう。
が、あえて事前通告とはこれいかに。

「えーっと、なんだか壮大な業務が待ち受けているとか?」
「どこのRPGだそれは!大体、業務に壮大も何もないだろうが」
「それは、そうですけど――なんか教官の顔が怖かったので」

そう、堂上の顔は今からとても言いにくい事を言う。そんな雰囲気が漂いまくっている。

「……時間があるならメシでもどうだ」
「へ?ご飯?」

拍子抜けもいいところ拍子抜けである。
それとも、ご飯に何かあるのか?と疑ってみた所でどんな何かがあるか想像もできない。
そんな事を考えていたら、堂上がほんの少しだけ残念そうな顔をした――様な気がした。

「予定があるのか?」
「いえ!全然!全く!スッカラカンです!」


スッカラカンて、お前の財布事情じゃないのか?と笑われて郁は慌てて、財布はまだ少しだけお金ありますと訳のわからない返しをして後悔した。
堂上の手のひらがポンと軽く頭に乗せられて、すぐに離れる。

じゃあ明日なと言われて郁は敬礼を返した。


***


「ふぅん」
「ふーんて何よ!」

部屋に帰るなり柴崎を捕まえて事の顛末を語ると、柴崎がいかにもどうでもよさそうに郁が差し出した紅茶をすすった。

「何だと思う?やっぱ新手の説教とか?」
「さあ?」
「さあって!」
「そんなもん、あたしにわざわざ聞かなくたって明日が何の日か考えればあんたでも解るでしょうよ」


明日が、何の日?

柴崎に言われて、よくよく考えてみると――。
「明日!あたしの……誕生日?」
「はい、正解。ケーキごちそうさま」

ニッコリと笑う柴崎が、当然と言わんばかりの顔で、郁が貢物として用意したケーキにフォークを突き刺す。
「ちょ!結局自分で解ったんだから、情報料はナシじゃないの?!」
「ヒントあげたじゃない」
「それはそうだけど」
「ケチケチしなーい。明日の晩メシは堂上教官のおごりなんだし?このくらい痛くない痛くない」

クスクスと笑いながらチーズケーキを口に運ぶ柴崎の言葉に郁は目を丸くした。
「教官のおごり?」
「誕生日に晩メシ誘っといて、ワリカンなんてありえないでしょうよ」
「いや、でもお祝いしてもらうんだとしたらそれだけでも十分じゃないの?」
「世の中の男連中は、女がみんなあんたみたいだったら苦労しないわね」

という事は、世の中の女子は誕生日のお食事イコールおごりが当たり前、と言う事なのだろうか?
仕事でのお手柄や、堂上の失態のお詫びと言う形でごちそうになった事はあったものの、こういった感じでそんな誘いを受けた事がないので
どういうものなのかいまひとつ解らないが、柴崎が言うのならば恐らくそうなのだろう。

実際におごりかどうかは置いておくとしても、そういう時にはどういう格好で行けばいいのかいまひとつ解らない。
チラリと柴崎の様子をうかがってみるものの、この話はもう終わったとばかりに柴崎の視線はテレビのニュースへ注がれている。


「な、何着てけばいい?」
「別に仕事帰りなんだから、仕事の服装でいいでしょ」

画面から目を離さずに返された言葉は、そっけないを通り越してる。
恐らく今やっているニュースが柴崎にとってはなかなか有益なものなのだろう。

とはいえ、ケーキ分を考えればここで食い下がってたまるか!と郁は言葉を続ける。

「明日は訓練だから訓練服で行こうかと――」
「あんたらしくていいじゃない」

駄目だ。柴崎の助力が得られないとなれば、自力で回避するしかない。

受けて立ってやろうじゃない!


郁は唇をとがらせつつ慌ててクローゼットから、なけなしのお出かけ服を漁った。



***


「笠原、どうした」
「ココ――ですか?」


課業後、堂上に連れられるまま電車に乗り辿りついたのはいわゆる有名ホテルの20階だ。
詳しくは知らないものの、一度でいいから恋人にこういうとこで食事とかしてみたいもんだわと柴崎が雑誌をめくりながら呟いていたのを覚えている。

「あの、えと。あたし普通の居酒屋とかで」
「予約してあるんだ。無駄になるだろうが」
「でもこんな格好だし!」

一応、気を使ってとっておきのワンピースを着ては来たものの、あくまでも自分の持ち物の中でとっておきなだけであって、世間一般のとっておきレベルではもちろんない。

「大丈夫だ。ドレスコードはないと言ってたからな」
「そういう問題じゃないです!」
「ならどういう問題だ」
「凄く高そうだし――、こんなにしてもらう理由が」

いくら誕生日とはいえ、恋人同士でもないのに上官からこんな高そうな店でごちそうになる理由がまったく見当たらない。
その場に踏ん張っていると腕を引っ張っていた堂上は小さくため息をついた。

「これは去年の誕生日にお前と手塚がくれたプレゼントのお返しだ。ちなみに、小牧からのお返し分も含む、だ。これでもまだ問題あるか?」
「えっと、でもあたしと手塚が教官たちにあげた物に比べて豪華すぎるっていうか」
「あのなぁ。年齢と階級がいくつ違ってると思ってるんだ。そこは素直に甘えろ。というかこんな所で踏ん張られたらこっちの立場がないだろうが」

不思議そうな顔をして入店していく客に、案内した方がいいのか迷うスタッフ。
確かに、言われて気付いた。明らかに自分達が浮いているという事に。


郁が真っ赤になりながら俯くと、堂上の手が郁の右手首をそっと掴む。

「ほら、納得がいったなら入るぞ」
「は、はい。じゃあ、よろしくおねがいします」

よろしくお願いしますってなんだ!意味解んないしっ!

スタッフに案内された席は夜景のよく見える窓際だった。
正直、ドラマや雑誌のムードあるお食事シーンでしか見た事がない風景に圧倒され、案内をしてくれていた男性スタッフが椅子を引いてくれている事にも気づかなかった。

「笠原、とりあえず座れ。座ってもみえるだろう」
「あ、そか。すみません」

ていうか、なんであたし――堂上教官と夜景レストラン?
なんか、教官いつもと違うかんじ。

ちらりと堂上の方を視線だけで窺うと、決まったのか?と返されて焦った。
慌てて、ドリンクメニューに視線を戻してみたものの、いまいちピンと来ない。


「えと。教官は何を?」
「ワインか、お前が飲むならシャンパンとかでもいいけどな。お前、酒はどうなんだ?」
「殆ど飲んだ事ないから解りません」
「――ないのか?」
「はい」

きっぱりと即答すると堂上が、眉根を寄せつつ何かを思案し始める。

「軽めのシャンパンにしてみるか?ノンアルコールの方がいいなら、ソフトドリンクもあるが」
「せっかくだからシャンパンにしてみようかな……ってあれ?これ値段が」

普通ならば品名の後に値段が続くはずなのに、いくらメニューを眺めてもそれらしい数字が見当たらない。
郁はきょろりと辺りを確認した後、メニューで顔を隠しつつ堂上テーブルの上に乗り出した。

「教官、教官」
「なんだ。トイレか?」
「違いますっ。コレ、このメニュー値段が書いてないんですけど、もしかして時価ってやつですかね?」
「アホか!寿司屋じゃあるまいし時価の訳ないだろうが」
「でも、じゃあ値段はどこに」


もう一度眺めてみてもやはり、値段らしきものはない。
首をかしげているとゴツンと軽いげんこつが来た。






値段のないメニューが出てくるお店があるらしいのです(オイ)
今でもある所にはあるのかなって事でそんな設定です。行ったことはありません(微笑)

時価ですか?という郁ちゃんの発言に周りのお客さんがクスリと笑ってくれたらいいのにな。

手塚が部屋飲みなのになんで郁ちゃんは高級レストランー?!みたいな。
小牧さん辺りが、そこはホラ――やっぱり男と女じゃ喜ぶツボが違うってことで――みたいにフォローを?

デザートの皿にはアレです。ルームキーが!
下に(高層階のレストランですので)部屋取った。
行くか?

なんつってなーーーー!なぜか身体で払ってもらおう会に……はなにりませんが。

そのあたりは妄想で保管!
次回、階下の部屋で――じゃなくて同じレストランでお会いいたしましょう★

07:00 図書館SS(堂郁)

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