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寄贈品:新年のご挨拶

2011/01/06
おはようございます!
木曜日ですね~~~~~~~。

なんだか新年明けてばかりなのに、全然そんな感じがいたしません。
休み明けに次三連休とか休みを目指して進む自分(苦笑)

そんなたねの元に届いた素敵なイラストご紹介いたします~。
今回初紹介、依様から頂きました!

依様!ありがとうございます!


可愛らしいイラストに思わずいらない駄分までくっつけてお届けいたします。
ちょっと珍しいシチュエーションで(笑)


よろしければ一言残していただければ依様にお伝えさせていただきますゆえ、お時間ありましたらよろしくお願いいたします☆


ではでは、ちょっと出遅れ気味ながらも新年らしすぎる素敵イラストご堪能下さいませ!





お正月休みに一度実家に帰ってきます。

付き合う前も、付き合い始めてからも頑なに帰省を拒んでいた郁の言葉に驚きつつも「気をつけて行って来い」と返したのはつい先日。
堂上もまた自らの実家で、昨年とさして変わらない正月を過ごしていた。


「ちょっとーアニキほんとに郁ちゃんと別れたんじゃないでしょうねぇ?」
半分酔っ払いと化した妹、静佳が机の上に放置していた携帯に手を伸ばしたのを堂上は見逃さなかった。
即座にそれを拾い上げて自らのポケットにねじ込むと静佳から盛大なブーイングが上がる。

「別れてない!お前には関係ないだろうが!」
「関係あるわよーう。これを逃したら結婚できないかもしれない兄を心配してあげてるんじゃないの」
「余計な世話だ!お前こそ、いつまでもそんなじゃまた彼氏に逃げられるぞ」
「うっわ!聞き捨てならない!別に逃げられてないし!振ってるんですぅ!」

クダをまく娘の姿に慣れきっているのか、父親はわれ関せずという顔で自分のグラスを傾け、堂上の方に視線をよこした。
「本当に今年はこないのかい?」
「ああ。今年は自分の実家に戻ってるからな」
「そうか。残念だな。まあ、今日じゃなくてもいいしたまには連れてきなさい」
「その内、な」

飲むか?と父親が差し出したワインを断り、新しいビールを取りに行くために立ち上がる。
数歩歩いたところで、ポケットにねじ込んだ携帯が震えた。

3度だけ震えて止まったので、メールの着信と解る。
液晶にはメール着信のサインが点灯していた。


差出人は、噂をしたばかりの郁だ。
きっと新年の挨拶だろうとメールを開くと飛び込んできた一枚の写真に堂上の動きが止まる。
初めて見る着物姿でほほ笑む郁がそこにいた。




堂上教官、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

2011010601.jpg

明日戻るので、もしも時間があったら少しだけでも会いたいです。







思いがけない写真に頬を緩めた瞬間、堂上の視界から携帯が突如として消えた。

否、消えたのではない奪われたのだと解った時にはすでに静佳が奇声を上げていた。


「やだー郁ちゃん可愛いーーーーー!会いたいデスゥだって!」


「バカ!勝手に見るな!返せ!」
「バカァ?!ふーんだ。晴れ着姿にニヤニヤしてたこと郁ちゃんに言っちゃおうーーーっと」
「あほか!貴様!くだらない事言ってないで返せ!!」

半ば本気で取り返しにかかれば、力も体格も堂上の方が上だ。
携帯はあっさりと手の中に戻っては来たけれど、記憶までは消せない。

騒ぎを聞きつけて台所から出てきた母親と、ワイングラスを満たしたばかりの父親が意味ありげな笑みを作る。
今から実家に迎えに行けばぁ?などとふざけたチャチャを入れてくる妹に堂上は大きなため息をつきながら携帯をポケットに戻した。


「明日良かったら家に寄ってもらったら?篤」
素知らぬふりを決め込もうとした堂上の心中を見事に無視してくれた母親の言葉に堂上は眉間の皺をほんの少しだけ深めた。

「……何時に戻るかわからないし、あっちも戻りたてに呼び出されたら疲れるだろ」
「うーわ。二人きりになりたいから家になんて呼んでられないってハッキリ言っちゃえばいいのに」
「誰がそんな事を言った!」
「顔に書いてあるわよ。エロ兄貴」
「誰がエロだ!」


拳を振り上げたものの、もちろんそれを静佳に落とす事はない。
本人も解っているくせにわざとらしく、父親の横へと避難した。


これ以上やりあっても、からかわれ続けるだけだと悟り、「ビール取ってくる」と言い残して堂上は台所へと向かった。





fin.








この後台所で、【着物、似合うな。そっちは寒いか?明日迎えに行く、何時に着くか連絡しろ】とかコチコチメール打っててまた静佳さんに携帯を取り上げられるといい。


親兄弟にこの手の話題でからかわれるのは特殊部隊でからかわれる以上に恥ずかしいのではないだろうかと思ったり。
もう慣れっこなのか?堂上さん――。

そう簡単に元旦~3日の休みは取れないのだろうと思いますが、まあそこはラッキーな偶然ということで(笑)

可愛らしいイラストがまるでお写真みたいだったので遠く離れた正月風味。
実家で無理やり着せられたものの、堂上さんにも見せたくなった郁ちゃんの女ごころ的な感じで☆
きっと何度も撮りなおしたハズ!

依様!可愛らしい郁ちゃんをありがとうございます!!
07:00 寄贈品

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