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も・し・も エピソード8 =TDL編 ver.堂上= その3

2008/07/24
おはようございます!

木曜日ですね。なんだかイマイチ頭がスッキリしないです。
んー。困った物です。

早く秋コーイ!

と夏が好きな方々の反感を買ってみる(^^;;

たくさんの温かいお言葉有難うございます。
なんだか解らない頭痛ですが、地味に地味に回復してみせます!

さて、昨日ついてくるなよ!といわれたTDL。
こっそり様子を見たい方はこちらから☆

覗き見して今日も頑張ろう!!!!!!

堂郁 恋人前 年齢フリー もしも当麻事件がなかったらTDLで決着編! ver.堂上





その後、お土産を買いたいと言う郁の希望で園内のショップに立ち寄った。

柴崎がリクエストしていたというチョコ菓子をなぜか郁は自分の分まで買っている。

それに一応迷ったが、今回は行った事がバレバレなので隊分の土産も購入した。
代金は郁と折半だ。

後は郁個人の記念品を探すらしい。
女というのはいちいち記念が好きだと先輩から聞いた事があったが
例に漏れず郁も毎回記念品を買っている。


折角だから何か買ってやりたい。

ふと見ると、郁がショーケースに張り付いて
キラキラした顔で中を見つめている。


「わ、コレ可愛いー。でも高いなぁ。さすがディズニー」

後ろからそっと覗き込んだショーケースにはアクセサリーの類が並べられていた。

「どれだ?」

堂上がそう問うと、郁は慌てたように別に何でもないです!と話を濁した。

「隠す事ないだろが」
「いや!別にそんな大したアレじゃないっていうか。あっちも見てきます!」
とあからさまに警戒した様子で違う売り場へと逃げていった。


恐らく買ってくれるという行為を懸念したのだろう。

郁が覗いていたケースを眺めると、そこにはネックレスの類が
いくつか飾られていた。


その中でも一番手ごろで可愛らしかったのはミッキーの手袋型をした
クリアガラスのネックレス。それとガラスの靴のネックレス。


果たして郁がほしかったのがどれなのか、皆目検討もつかなかったが
あれだけ警戒されては、ほしそうな土産を買ってやるのは難しい。

堂上は考えた末、店員に一番郁に似合いそうだと思った
ミッキーの手袋型のネックレスを包んでもらった。



その後一通り買い物を終えた郁と園内を散策していたら
既に時計は6時を指していた。

「夕飯どうする?園内で食ってくか?」
「んー。ホテルだと高そうですし、コンビニゴハンていうのはなんですよね」

「折角だし、園内にするか。滅多にない機会だしな」
「でも。勿体無くないですか?」
「いい。俺のおごりだ」
「また!いいですよー。奢ってもらうの悪いですから」
「俺が奢りたい。ダメなのか?」
「・・・・解りました。でも条件付です。明日の朝は私が調達します。いいですか?」

堂上はその言葉に苦笑しつつも、郁の気持ちを汲んで
じゃあ、ホテルで豪華朝食をご馳走されてやる。と笑い折り合いをつけた。


実は、もし夕食を園内で取るならと決めていた店があった。
カリブの海賊近くにあるレストランへだ。
しかし、下調べをしているというのを見抜かれない様に
園内マップから適当に選んだ風を装って、そのレストランを指定した。


郁は特に異論を唱える事なくいいですよと快諾してくれた。


件のレストランは、まだ時間的に少し早いのかさほど混んではいなかった。


適当な料理を選んでオーダーする。

料理はどれも美味しく、店の雰囲気もいい。
少々値段は張るが、ここにしてよかった。

ふと見れば、郁が夢中で料理を食べている。

美味そうに頬張る姿が可愛らしくてつい笑うと
郁がハッとしてこちらを見た。

「な・・なんですか?」

可愛い。なんて言ったらどんな顔するんだろうな。と思いながらも
違う言葉を口に出す。

「いや、美味いか?」
「はい!いつも食べられない様なのばっかりだし!」
「これも食っとけ。美味いぞ」

そういって自分の皿を郁の方に差し出す。

「あ、じゃあコレと交換!」

と郁も自分の皿をこちらに差し出してきた。

これが女子が良くやると言う半分コというヤツか。
そういえば昔家族で外食に行った時にも妹に良くやられたなと思い出す。

「別にいいんだぞ。俺は」
「ダメですよ!一緒に美味しいって言いながら食べたほうが絶対美味しいから!」
「そういうもんか?俺はお前が美味そうに食ってたらそれで充分だけどな」

本当の事を言っただけだったが、郁の顔が見る見る赤くなって
こっちが苦笑してしまった。

今日だけで何度赤い顔を見ただろう。
たったコレだけで赤くなれる郁が堪らなく愛しい。

その後の視線を避けるようにチマチマと料理を口に運ぶ姿も
普段訓練時に見せる男らしさと雲泥の差だ。

若いヤツらに言わせるとこういうのをギャップ萌えと言うらしい。

萌えという言葉の意味はイマイチよく解らないが。
燃えという言葉の意味に似ているのだろうか・・・・。




食事を済ませて、食後のコーヒーを飲む段になり

先ほど購入した包みを郁の前においた。

カップを持ったまま郁が首を傾げた。

「なんですか?」
「土産」

その言葉で全てを察したのか、郁がああ。という顔をした。

「教官・・いいんですよ。お土産。一緒に来てるんだから」
「暇だったから買った。いらないからやる」
「・・・・そんなめちゃくちゃな言い訳ありえないです」

受け取らないかとヒヤヒヤしたが、郁は包みを手に取ってくれた。
こういう場合には頑固に意地を張らない郁に何度も助けられている。

好きな女に色々買ってやりたい。
そう思う気持ちをまだ郁には言えずにいる。

もしかしたら今日が最後かもしれない。そう思いながら
身に着けるもを選んでしまった自分の浅ましさが情けなかった。

「いいんですか?あけて」
「お前にやったんだ。構わんぞ」

丁寧に包装をあけていく姿をじっと見つめる。
プレゼントをあける楽しみとは言うが
あけているのを見る楽しみもあるのだと
久しぶりに感じた。

中から現れたネックレスに郁が息を飲むのが解った。

「コレ!」
「なんだ?気に入らなかったか?」
「違います!なんで解ったんですか?」

その言葉に郁がほしかったのがこの商品だった事が伺えて
堂上は思わず頬を緩めた。

「お前がほしかったのはそれなのか?俺は解らんから一番似合いそうなヤツにした」

その言葉に郁が真っ赤になる。

「似合いませんよ・・こんなカワイイの」
「そうか?似合うと思うがな。着けてみろ」
「え?今ですか?」
「何だ?嫌ならいいぞ」

今だけ、つけてくれたら嬉しい。
そう思ったが郁には郁の想いがあるだろうと
必死に自分に言い聞かせるが落胆は隠せない。


ごまかすようにコーヒーを傾けると
郁が慌てて違いますと首を振ってからネックレスを取り出した。

「ありがとうございます、すごく嬉しいです。カワイイ」
「別にただの暇つぶしだ」
「もう、素直に買ってくれたって言ってください」
「そんな事いったら受け取らんだろ。返されても困る」


郁は苦笑しながらネックレスを着けた。

胸元が少し開いたデザインの服だったのでキラリと光る
ミッキーの手袋が胸元で揺れた。

思った通り郁に良く映えた。


「ああ。いいな。ディズニーランドっぽい」
「ありがとうございます。こういうの貰ったの初めてだから恥ずかしいです」
「そうか。それは良かったな。まあ気が向いたら使ってくれ」


郁は嬉しそうにネックレストップを弄ると
ずっと大事にしますと笑った。

その言葉は内心嬉しくてたまらなかったが
堂上は大げさだ。とだけ口にして苦笑してコーヒーを飲んだ。


今度はできればもっといいものを買ってやりたい。

その前に言わなければいけないことがあるのに、魔法が解けるのが怖く
結局言いだせなかった。


**********************************************************
その後、予約を入れいていたホテルへと移動し
受付でチェックインを済ませて部屋へと入った。

部屋からはディズニーランドの夜景が見えている。
笠原が部屋に入るなり窓際に駆け寄った。

「わぁ。教官綺麗ですね」

そのまま張り付いている。
本人気づいているのか解らないが、窓ガラスに映っていて
表情はばればれだ、緊張していると顔に書いてある。

気づかないふりをして、返事を返した。

「ああ、そうだな。いい部屋が取れてよかったな」
「そうですね!たまたま、キャンセルがあったんですよ。ラッキーです」

窓についている指先が白くなっていて、どれだけ力を入れているのかと
心配になった。

ここに至るまでに、告白しよう。そう思ってきたが
タイミングが掴めず、ずるずるとここまで来てしまった。

正確にはこの時間を一分でも引き延ばしたい。
そんな気持ちだった。

でも、魔法の時間はここで終わりだ。

『触れたい』という欲望はもう押さえが効かない所まできている。
ゆっくりと深呼吸をしてから、そっと郁を後ろから抱きしめた。

抵抗はなかったが身体が硬く強張っている。
やはり嫌なのかもしれない。

ただ、もう言うしかない。

「笠原」
「・・・・・はい」
「好きだ」


返事はない。

静かに返事を待っていると、上ずった声が聞こえてきた。

「きょ・・教官はあたしが好きって事ですか?」
「それ以外にどういう意味があるんだ?」
「や・・そうですけど。それはちなみに好ましい部下とかじゃなくて・・ですよね?」
「今はプライベートだ。一人の女性としてお前が好きだ」


部下にこんな気持ちになる訳がない。

震える郁の身体が自分を拒絶しているようで、胸が苦しくなる。
返事は?と聞きそうになった瞬間、郁から返事を貰う事ができた。

「あ・・・あたしも。教官が好きです。お・・男の人として」
「・・・それは俺が上官で気を使っているという事じゃないんだろうな」
「も、勿論です。気を使ってこんな事・・いえません」

嬉しかった。

嬉しくてたまらなかった。

背後から抱きしめていた事を心からよかったと思った。
今、自分は恐らくとても情けない顔をしているだろう。

うっすらとこみ上げて来る涙を抑えるだけで必死だ。

ゆっくりと呼吸をして心を落ち着ける。
郁が戸惑っているのが気配でわかった。

もうこの一言しか出てこない。

郁の耳元に唇を寄せて、そっと囁いた。

「嬉しい。郁」

郁の身体がビクリと震える。
いきなり名前を呼んだことに驚いたのか。
それとも耳元で囁いたせいか。

もうずっと名前で呼べる関係になりたいと、そう思っていた。
『笠原』ではなく『郁』と。

そう呼んで郁がはにかみながら笑ってくれたらどんなにいいだろうと。


「堂上・・教官?」

郁の声に我に還る。

肩に手を置いて、くるりと郁の身体の向きを変えて向き合った。

「キス・・したい。いいか?」

そう尋ねると郁の顔が真っ赤になった様な気がした。
暗くて顔色までははっきりとは解らないが、そっと指先で触れた頬は
酷く熱い。

郁はコクリと頷いてギュっと目を瞑った。

抱き寄せて、その柔らかな唇に自分のそれを重ねた。

そして離れる。

もう一度、角度を変えて触れて

離れた。


肩を掴んで少しだけ身体を離す。

じっと郁の顔をみていたら、そろそろと瞼が開き
こちらを認識するなり、恥ずかしそうに目を伏せた。

可愛らしい姿に心臓が高鳴る。

郁がふわりと笑う。
堪らずもう一度抱きしめた。

優しく背中を撫でると、僅かに身体に力が入ったのが解った。

このまま、したいといったらどんな顔をするだろうか。
恐らく、初めてなのではないだろうか。

場所としてはそう悪くはないが、告白されたすぐ後に
身体を求められるというのは女性として辛くはないだろうか。

それなりに経験がある女性なら受け入れられるかもしれないが。
恋愛経験の少なさを散々語っている郁に対して、酷ではないだろうか。

迷ったが、もしも郁がいいというのならこのまま郁に触れたい。
彼女が自分を選んでくれたのだと確信したい。

ためらいがちにもう一度名前を呼んだ。

腕の中で郁の身体が震える。

「堂上教官。好きです。大好き」
「俺もだ」

もう一度唇を重ねた。

触れるだけのキスでは足りない。
もっと深く触れたい。

思わず、硬く閉じられている郁の唇を舌先でそっとなぞった。

ここを開けてくれないかと。

開かない唇にもう一度舌先を這わせると
恐る恐るといった感じで、薄く唇が開いた。

そのままするりと舌先を滑り込ませる。

郁の舌先を絡め取ろうとして逃げられた。
もう一度、絡め取ろうとすると、郁が腕の中で身を捩る。

こういったキスすらも初めてなのかもしれない。
大丈夫だとあやす様に背中を優しくなでてやる。

しばらくそうしていると
強張っていた体から少しずつ力が抜けていくのが解った。

力が大分抜けた所で、ゆっくりと、舌先を動かす。

そっと歯列をたどり、丁寧に刺激すると郁の身体がピクっと反応した。
頭を引かれそうになり、反射的に郁の後頭部を捉えて引き寄せるように力を込めた。

「ン・・・・・・・ぁ」

堪えきれない声が吐息に乗って零れる。

そのくぐもった甘い声にズクリと下半身が疼く。
これ以上はまずい。

名残惜しくはあったが、ゆっくり唇を離した。

郁は呼吸が苦しかったのかハァハァと大きく息を吸い込んでいる。

どちらにせよ、少し落ち着く必要があると思い、郁にシャワーを提案した。

「シャワー。浴びるか?」

予想通り、郁がコクリと頷いたので堂上はそっと身体を離した。

郁は備え付けのナイトウェアと必要品を持ってバスルームへと消えていった。




というわで、明日は途中でストーリーの流れが変わります。


どう変わるかは・・・・・・・・・お楽しみ?(別に楽しくないと思いますが(笑))

教官も人間ですから!ヘタレ!とかいわないで。
ってヘタレにしたのは私なんですけど。

出来れば少しでも好きな人と長く楽しい時間・・過ごしたいって思いますよね?!
と同意を求めてみる。


堂上:『お前ら・・・あんなについてくるなっていったのに・・・。いいか!明日は絶対に覗くなよ!』
郁:『・・・あ・・明日は・・あたしもちょっと・・・。ごめんなさい・・覗かないで下さいね?』 

堂上:『おい・・郁お前・・顔赤いぞ』
郁:『や・・・やだ!!どうしよう・・・。な、なんでもありませんから!』



という訳で、18歳未満の皆さんはごめんなさい!!
その代わり!いつも頑張って約束を守ってくださる18歳未満の方の為に!
何かご用意しますから!(いらないか?)

お許しを!


07:14 図書館SS(堂郁)

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