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も・し・も =エピソード1=

2008/05/17
おはようございます。拍手有難うございます!

やっと土曜日ですねー。今日は小話です。

(想いの続編お待ちの方には申し訳ないです。もう少しで書きあがりそうなので
 もう少しお待ち下さい。やはりR18って難しいデス。)


「も・し・も」シリーズ(シリーズ化できるのか?!)です。

エピソード1:もしも、チカン囮捜査の時に既に堂上教官と郁ちゃんが恋人だったら  です。

うそんこ設定ですので、お嫌いな方はスルーでお願いします。





「何かされたか?」
「足を触られました。あとスカートの中に手を入れられました」

表情の険しくなった堂上の拳がきつく握られたような気がして、慌てて付け足す。

「それだけです。全然・・・・大したこと」

「大したことじゃないとか言うな!」

怒ったような大声に郁が息を飲むと、堂上は怒った声と裏腹に「よくやった」と誉めて
郁から逃げるように立ち上がった。


教官?郁は立ち去る堂上の後姿を座ったまま見送った。


***

その夜

堂上から携帯で呼び出され、待ち合わせの玄関へと向かった。

玄関で待っていた堂上の表情は険しい。
眉間に皺が寄っている。


今日、囮捜査でコケた事・・怒ってるのかなぁ・・。
聞いてみようかと、郁が口を開きかけた瞬間
堂上は郁の腕を掴むと、そのまま足早に歩き出した。


引きずられるようについていくと、【いつも】の場所に着いた。

「教官?」 

堂上からの返事はなく、そのまま建物の壁に強く押し付けられキスをされた。

反射的に硬く唇を閉じると
堂上の舌が郁の下唇を舐め、甘く噛んできた。

郁はカァっと頬が赤くなるのを感じながら、堂上の求めに応じて
薄く唇をひらいた。

開いた箇所から、堂上の舌先が潜り込んでくる。
逃げる舌を絡み取られ、吸い上げられる。

「んっ・・」

堂上の舌先が、歯列をなぞり上げる度にゾクリゾクリとした感覚が
郁の背中を駆け上がる。

上顎を舌先で擦られビクっと身体が跳ねた。

気がつけば、堂上の右手が、郁の太ももの辺りに置かれている。
服の上から撫であげられて、思わず開いている左手で堂上の肩を押した。

右手は堂上の左手で壁に押さえつけられていて自由に動かせない。

「んっ・・んん」


堂上の唇が離れ、ハァっと一息つく。

何するんですか?と聞こうとしたら堂上の唇が耳たぶに触れ
低い声で囁かれる。

「上書きだ・・・」

上書き?と首を傾げると、あんなやつに触られたままにして置けるかと
怒ったような口調で囁かれ、昼間の囮捜査のことに思い至った。

堂上の膝で脚を割られ、内腿が撫で上げられる。

「っ・・・きょう・・かん」
「しっ・・あまり声を立てるな。聞かれる」
「じゃ・・ぁ、こんな所で・・・しないで下さい」

喘ぎを堪えながら、蚊の鳴くような声で郁は抗議したが
堂上は聞き入れない。


堂上の右手が、腰の辺りに上がり、あろうことか
ウェストからするりと郁のジャージの中に入り込んだ。

「や・・やだ。教官!」
「静かにしろ。触るだけだ。」
「で・・・でも」
「大人しくしてればすぐ終わらせる」

そう言って、堂上の掌が、郁の内腿付近を直にまさぐり始める。
そのリアルな感触に、体の反応を止める事ができない。
郁は必死に唇をかみ締めて、声を殺した。

「っ・・・・」


ハッ・・・・ハァ・・と次第に息が上がり
堪えても堪えても、甘い吐息が零れてしまう。

「どこら辺、触られた?ここか?」
と堂上の掌が左の太腿の付け根辺りを撫で上げる。

「・・・も・・ちょっと・・下までです。そんな所触られてません」

息も絶え絶えにそう訴えると、堂上の掌がもう少し下の位置を執拗に撫でる。


昼間チカンに触られた時には気持ち悪くて仕方なかったのに
堂上に触られていると、全く気持ちが悪くないどころか、むしろ気持ちよくて
体から力が抜けそうになる。


触られる人によってこんなにも違うんだ。

郁は今更ながらに、チカンという行為がどれだけ卑劣なのか思い知った。


大したことない。といった時に堂上の怒声を思い出す。

【大したこと】なのだ。これは。

ああ、教官が怒ったのも当然かもと思った。

あれが【大したこと】じゃなければ、誰にでもこうされて平気って
言ってるみたいなものだ。



両脚を万遍なく【上書き】した堂上はするりと郁のジャージから手を抜き取った。
壁に押さえつけていた、郁の右手を自分の方に引き寄せ強く抱きしめた。



「大したことじゃないとか言うな」
「・・はい。今、解りました・・・。すみません」
「俺以外の男がお前に触れる事は許せん」

だって仕事ですよと笑ったら、今はプライベートだからお前の上官じゃない。
彼氏の立場だからいいんだ。と拗ねた様に横を向いた。


また同じような仕事があっても堂上はきっと効果有と判断すれば郁に命令を下す。

そして、それを自分は受ける。
たとえ、今日のような事が再び起ころうとも。


図書館で卑劣な行為を働く犯人を野放しにすることは
本を図書館を愛して止まない利用者を悲しませ、傷つける行為だから。



本と利用者を守るために手段は選べない。

自分と教官はその為の図書隊なのだから。


ただ、今だけはただの彼氏と彼女で。


「教官以外の男の人には触られたくないです」
「当たり前だ」
「でも、あたし成分ほぼ【うっかり】なんで、よく見ててくれないと危ないかもしれませんよ」

と冗談めかして笑うと、しっかり目を光らせてるから心配すんなと笑って返された。


もう一度御互い強く抱きしめあい、もう一度そっと唇を重ねた。
08:36 図書館SS(堂郁)

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