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合作しましたよ!第一弾!

2008/07/20
こんばんわ!

楽しい楽しい三連休も明日で終わりですね。
今日は、なんとよくいらしてくださっているハーブ様(別名:rune様)と
とあるSSを合作したので、ちょっとお披露目パーティーを。


元々、ハーブ様の作品なんですが、こうだね、こうだねと言い合って
混ぜ混ぜ遊びをしました。

すっかり、【たね色】まじったので、廃棄しましょとお願いしたのですが
これはこれで楽しいからイイ!と寛大なお言葉頂きまして!


合作?として公開します。

ハーブ様、有難うございます。

SSの寄贈品として置かせて頂きます!


尚、ハーブ(rune)様のブログはこちらです。
日常日記中心なのでSSなどはおかれていませんが。

グッジョーブという感想はこちらのブログまで↓
Rainbow Trace


堂郁 年齢フリー 婚約期間 テーマ:堂上教官の昔の彼女・・・そしてマリッジブルー

読みきりですが、少し長目です!



marriage blue




プロポーズされて しばらく経ったある日。
小牧とのバディで館内を巡回している時だった。

防衛部員数名 集まってなにやら騒いでいる。
気になって足を止めると、それに習うように小牧もなんだろうねと立ち止まった。

どうやら昔の入隊式の写真で盛り上がっている様子だ。
そういえばそんな写真撮ってたなぁと思い出す。
あれって、隊内報に載る以外になにか価値とかあるのかなと。

小牧に促されて巡回に戻ろうとした瞬間飛び込んできた言葉に
郁は再び足を止めてしまった。
「お前この人 知ってるか?」
「可愛いって言うよりは清楚・・って感じだな。誰だ?」
「なんと。堂上の昔の彼女」
「まじで?堂上ってあの堂上だろ?」
「確か今は、あれだ、部下の笠原と付き合ってんだろ」

と聞こえてきて、郁は硬直した。
小牧はこめかみに人差し指を当てため息をついている。
「とりあえず、場所移そうか?」
小牧に腕を引かれる形で、人気のない場所へと移動した。

郁の頭の中は、先ほどの言葉の数々がぐるぐると回る。
「堂上の昔の彼女」「清楚な女性」
いくら忘れようと頭を振っても、頭から離れない。
堂上はどうして昔の彼女と別れたのか。

堂上が過去に女性とそれなりの交際をしていた事位
夜の扱いや普段の様子を見ていれば解る。
本人も別段隠し立てしている訳でもない。
特に夜の扱いに関しては、明らかに経験者のそれで
初めて抱かれた郁にでも、堂上にそれなりの知識やテクニックがある事は解った。

それが、全て自分の前にあの『清楚』と騒がれていた女性に
捧げられていたのだという現実を目の前に突きつけられて動揺した。
そんなのは当たり前の仕方のない事だと解っているのに
思考は悪い方に悪い方にと落ちていく。

勤務中とわかっているのに、滲む涙を抑えることが出来なかった。
涙を溜めて俯く。

隣で小牧がふぅっとため息をついているのが解った。
ダメだ。今は泣いてたら。
郁は顔を上げて涙を拭く。

落ち着いた?と苦笑する小牧にをじっと見つめた。 
「小牧教官、堂上教官の前の彼女・・ご存知ですか?」
「んー。そりゃね。一応図書大からの付き合いだし」
「堂上教官の好みって清楚な方だったんですね」
「いや、清楚が好みって訳じゃないと思うけど」
と小牧が困ったように笑う。

「教官はあたしなんかにプロポーズしちゃって後悔してるのかも知れない」
突然の言葉に小牧が驚いた様に目を見開いた。
「いや、それは飛躍しすぎじゃない?笠原さん。今ちょっと混乱してるんだよ。
 少し頑張って落ち着いてごらん」
混乱してるのはあたしじゃなくて、教官じゃないだろうか。
手のかかる部下への心配とか同情を愛情と勘違いしたとか。
教官があたしの事 好きじゃないのに結婚して貰うなんて
そんなの耐えられない。それだったら自分から別れを告げたい。

そう思い出すと、もう止まらなかった。
ズカズカと歩き出す。
小牧が、笠原さんと慌てながら追いかけてきたが
立ち止まらなかった。

***

丁度昼休憩中の堂上は、食堂で昼食を食べつつ
結婚の段取りについて1人で考えを巡らせていた。
ふと見ると、すごい勢いで郁がこっちに向かって突進してくる。
そして、その後を小牧が慌て追いかけている。

滅多に見ない光景に首を傾げた。
何かあったのだろうか。
郁はこちらまで来るとピタリと足を止めた。
その表情は切ないような何か怒っている様なそんな顔だ。
名前を呼ばれて、苦笑した。
「なんだ? どうしたんだ」
郁は固い表情のまま、いきなり戦闘服の内ポケを探り何かを取り出す。
「教官手を出して下さい」 
「ん? こうか?」
郁に向けて掌を差し出すと、コロンと銀色の小さな指輪が掌に乗った。

それは、紛れもなく郁に渡したばかりの婚約指輪。
どういう意味だと問う間もなく郁は急に柴崎の様に氷の様に微笑み
「それお返しします。今まで幸せでした。ありがとうございました」
と言いたい事だけを言ってその場を走り去った。

小牧が額に手をあてて、ため息をつく。
それで我に返り、郁を呼び止めたが、既にその姿はなかった。
呆然と掌の指輪を見る。
一体いきなりどうしたというのだ。
唯一事情を知っていそうな小牧に視線を送ると、小牧はため息をついて
目の前の席に座った。

小牧がいいにくそうに先程巡回中に起こった出来事を話出した。
聞いている内に訳がわからなくなる。
「一体、どういう解釈だ。それは・・・」
「まあ、笠原さんとはいえ中々の飛躍で、俺もフォローが間に合わなかったっていうか」
苦笑する小牧に堂上は難しい顔をした。
さて、こういう時はどう言ってやるものなのだろうか。
目の前の小慣れてそうな友人に思わず尋ねてしまった。

「小牧 ちょっと聞いてもいいか?」
「何?」
「おまえが昔の女の事を聞かれたら どう言う?」
「俺の場合は、別に言う必要無いかな。だって毬江ちゃん昔の事知っているしね」
「そりゃそうかもしれんが、仮定だ仮定」
シレっと言い切った小牧に堂上が苦々しげに呟いた。

「そんな仮定意味ないじゃない」
「なんでだ。参考にくらいなるだろ」
「いや、だって笠原さんと毬江ちゃんじゃ思考回路が違いすぎるよ」
「じゃあ何だって言うんだ」
「飛躍しちゃう笠原さんも笠原さんだけど、お前もお前なんじゃない?」
その言葉に堂上はジロリと小牧を睨む。
「きっと前から堂上の昔の女性の事。気になって不安だったんだと思うよ」
「なら、聞けばいいだろうが。そんな素振り見せたこともないぞ」
「だから、マリッジブルーなんじゃないの?いくら早く自分の物にしたいからって
 さっさと外堀埋めちゃって」

自分が性急過ぎた・・そういう事なのか?
自問自答していると、小牧は苦笑しながら、堂上のお盆からお茶を取り上げた。

「今回の事はきっかけに過ぎないだけで、色々不安だったんでしょ」
それにしたって、この行動力。
本当に男より男らしいね。笠原さんて。

「プライベートで男らしくする必要なんてないだろが」
「仕方ないでしょソレが笠原さんなんだから。
 とりあえず、仕事は調整しておくから、ちゃんとお姫さまの誤解を解いた方がいいんじゃない」
小牧は言う事だけ言うと、さっさと席を立って行ってしまった。
堂上は、空になっていた食器を下げると足早に食堂を後にした。

いつも郁が一人で泣く時にこっそり来ている
人気のない裏庭でに来てみたが、いつもの場所にいる様子はない。
仕方なく携帯で郁に電話を入れる。
何度コールしても中々出てこない。
もう、取り返しがつかないのか・・・。

不安になった瞬間
コール音が途切れて、小さな声が聞こえた。
「はい 笠原です」
出てくれた事に安堵する。

「話しがしたい。今どこだ?」
「あたしは、話し無いです」
「お前にはなくても俺にはある。俺の話を聞いてくれないか? 駄目か?」
郁が受話器の向こうでグッと言葉に詰まるのが解った。
最近解ったばかりだが、駄目か?と聞くと大概郁は困って駄目じゃないと応える。

「あたし・・。あたしばっかり教官が好きみたいで疲れました。」
その言葉に、思わず息を飲んだ。
自分ばっかりって何だ。
俺がお前を好きじゃないみたいな。
文句の一言でも言いたいが今は話を聞いてもらうことが先決だ。

敢えて、色々といいたいことがあったが今は言葉を飲んだ。
「…俺がおまえの事どれだけ好きなのか解ってるのか?」
郁からの言葉がないので、そのまま一人で話を続ける。

「おまえが他の男と話しているのを見ただけで、嫉妬に狂いそうになる。
 おまえが俺の傍から居なくなると思うだけで、目の前が真っ暗になる。
 おまえを失ったら正直この先どうやって生きていいか分からん。
 どうしようも無い位おまえに惚れてる。
 いつも、お前が泣いている時に来る裏庭に居る。
 過去の事もちゃんと話したいから。
 頼むから来て欲しい。」

「郁?聞こえてるか?」
郁に呼びかけた瞬間
ガサッと背後から音が聞こえ、振り向いたら郁が後ろに居た。

***

堂上の必死な声が聞こえ、出て行くつもりじゃなかったのに
思わず、出てきてしまった。

けれど何を言ったらいいのか・・解らない。
携帯を片手に持ったまま、郁はその場に立ち竦んだ。
「篤さんの悲しそうな声を聞いたら、居た溜まれなくて 出て来ました」
チラリと様子を見るため視線を動かすと
堂上の顔には、涙の線が1本出来ているのが解った。
衝撃だった。

泣いた事の無い篤が泣いているという事実。
自分が過去話に勝手に嫉妬して八つ当たりした結果の涙。
その涙で我に返った。
辛い、嫌な思いをさせてしまったと解った。
堂上がゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。

「郁 出て来てくれてありがとう」
そのままゆっくりと抱きしめられた。

「ごめんなさい・・・あたし」
「いい。所で、昔の彼女の話なんだが・・・」
「もういいです。その話は…」
「まて、1人で勝手に解決するな畳むな聞いてくれ」
そう言われてしまうと、もういいと突っぱねるのは難しい。
どんな言葉が来るのかと覚悟を決めると、堂上の口からでたのは
思いもかけない言葉だった。

「正直もう どんな女だったかも あまり覚えていないんだ」
「そんなの嘘です」
「嘘じゃない」
「そんな事言って、あたしを抱く時、比較してるんじゃないですか?」
思いがけない言葉に、郁は思わず一番引っかかっていた言葉を口にしてしまった。
堂上が目を丸くして苦笑する。
「お前なぁ・・。そんな訳あるか」
「だって、抱く時に おまえは、経験が無いからとかよく言うじゃないですか!!
 お前は っていう事は教官とか教官の前の彼女は経験豊富って事ですよね?」

「だから、落ち着け。『お前は』と来たからって俺が経験豊富には繋がらないだろ」
「だって!教官、色々・・知ってるじゃないですか。あたし、イヤって言っても
 すぐに・・どこ・・いいとか解っちゃうし!そんなの経験なかったらできないじゃない」
真っ赤になって抗議すると、堂上は困った様にため息をついた。

「それは、どちらかと言うと経験というより知識だな。
 こちとら男子寮住まい何年目だと思ってるんだ。
 色んなビデオとか出回っているからな。知識の宝庫だぞ」
思わず口をパクパクさせていると、堂上は情けないと言わんばかりの顔で
お前を抱くのに少しでも年上の余裕がほしくて色々勉強したんだと言い添えた。

何を言ったらいいのか解らなくて、ただ赤くなって俯いていると
堂上がギュっと郁の手を握った。
「昔の女とは、おまえに出会ってすぐ別れた。
 言っておくが、おまえと会ってから誰とも付き合って居ないんだぞ」
郁がじっと堂上を見つめると、堂上も真摯な眼差しで見つめ返してくる。
「告白されても 俺の心の奥底には、いつも凛としていた高校生のおまえがいたからな」

その言葉に郁は驚いたように目を丸くしてこちらを見つめていた。
今、何を考えてるのだろうか。

本当は、査問の件で司令や隊長にかけた迷惑を考えると
恋愛をする余裕がなかったという本音もあるが
それは郁には伏せておきたかった。

やっと、我に返ったように郁が口を開く。
「高校生のあたしですか?…でも入隊してから 
 お前なんかに女を感じないって言ったじゃないですか!!」
その言葉に思わず苦笑する。

確かに言った。教育隊での柔道の時のことだ。
座学は一向に覚えないくせに、こういう記憶力だけはしっかりある。

「アホか貴様、お前だけにしか女を感じないなんて言える訳ないだろうが。
 それにな、気になる女をむざむざ、他の男に組ませる男が何処に居るんだ!!」

そのくらい解れという気持ちを込めジロリと郁を睨む。
郁も対抗する様に言い返してきた。

「でも、あたしを助けたから 、彼女さんと別れたんですよね?
 辛い査問だってあたしのせいなんですよね?
 それじゃああたしは、篤さんの疫病神じゃないですか!!」
「じゃあ、聞くが。お前は俺が査問に耐えている時に別れたいなんて言うか?」
「そんな事 言う訳無いじゃないですか…。篤さん1人で耐えさせるなんて 
 そんな酷い事しません!あたしも一緒に戦います!!」

ありえないという様に瞳を見開く。
その視線はまっすぐにこちらを捉えて離さない。
その凛とした姿も強い意志を持った瞳も、あの時と同じ。

彼女のこういう所に自分は弱い。

「でも あいつは、違った。
 俺と付き合っているから寮で居心地悪い。別れたいと言って来た」
郁がそんな・・と呟く。
郁にとっては信じられないことなのだろうが、こういう事は往々にしてある事だ。

特別、彼女が酷い人間だった訳じゃない。

「その程度だったんだ。別れたいと言われた時も別に引き止めたいと思わなかった」
「好きだったんじゃないんですか?」
「好きだった。でも、査問中折れそうな心を支えたのはあいつじゃない。
 あの時の、良化に立ち向かったお前の凛とした姿だった」

郁は困った様に俯いている。
複雑な心境なのは聞かずとも解る。
ただ、今まで秘めていた想いを郁に伝わることで
彼女の心が離れるのを止めることが出来るのであれば
全てを話してしまいたかった。

郁の手を握って、一人独白の様に話し続ける。

以前 『俺が昔 お前みたいな奴だった』と言ったの覚えてるか?
お前に出会って、自分の軽率さから査問を受ける事になったが
その事を通して、俺は随分成長する事が出来た。
もし おまえにあの時出会えていなければ
俺は、あの時のまま、今も無鉄砲のままだったかもしれない。
無茶をして、怪我をして入退院繰り返す。
周りに心配をかけ、迷惑をかけ、もしかしたら殉職していたかも知れない。

だから、おまえは疫病神なんかじゃない。
俺にとっては、お前に出会えた事は幸運だったんだ。

あの事件も、お前とこうして再び出会えた事も
今、お前とこうして未来を誓い合うことも全て必然であると思いたい。

本当はすぐにでも交際を申し込みたかったし
すぐにでも結婚して俺だけのものにしたかった。
俺はしつこいくらいお前を引き止めるぞ。
お前が不安だというならなんでもしてやる。


堂上は困ったように笑いながら、俯いてる郁を覗き込んだ。

「あたし 篤さんの傍にいてもいいの?」

郁の瞳から涙がほろほろと溢れている。
堂上は、ホッとした様に笑った。

「居ないと困る。俺は、郁じゃないと駄目なんだ」

握っていた郁の左手を下から支えるように胸元まで上げさせる。

「今まで、過去の話をしないで不安にさせて悪かった。
 もう一度 指輪付けてくれるか?」

そう問うと郁はコクンと頷いた。
堂上は、ポケットから指輪を取り出すと
誓いを立てる様にゆっくりと郁の左手に指輪を嵌めた。




>>>
苦笑しながら様子を見ていると
先ほど噂話をしていた防衛部の同期達が通りかかる。

「よお、小牧。そんな所にへばりついて何してるんだ?」
小牧は困ったように肩を竦めて視線だけ動かした。
同期達がその視線を追う。
そして、笑った。
「あぁー堂上な。公共の場で相変わらずやりたい放題だな・・」
「おまえ達もね、誰が聞いているか解らない所で言いたい放題はやめときな」

その言葉に、同期達が首を傾げる。
それはそうだろう、本人達にすればただの噂話だ。
「お前達の噂話が元で婚約解消になったら、慰謝料じゃすまないよ」
その一言で充分だった。

防衛部の同期達は、顔を見合わせる。

さすがにそれだけギャラリーが集まれば気づかない訳がない。
難しい顔をした堂上と赤い顔をして手を引かれた郁が近づいてきた。

防衛部の一人が、ポリポリと頭を掻きながら郁に頭を下げた。
「笠原ちゃん、なんか俺らのせいで動揺させたみたいで悪かったな」
「いえ・・勝手に不安になって動揺したのあたしだし」
もう一人の防衛部員も、苦笑しながら口を開いた。

「お詫びじゃないけど、昔の堂上の彼女は清楚だったけど
 公私混同するほどにメロメロなのは見たことないから」
その防衛員の視線の先には繋がれた手。
郁は真っ赤になって、堂上の手を離した。

それが微笑ましかったのか、次々と郁の知らない事実が
飛び出してきた。
「催涙ガス騒ぎの時も、郁、郁!って思い切り業務中に名前呼びだし」
「ミニスカートは禁止。タンクトップ禁止。ショートパンツ禁止!」
昔の彼女にそんな事言ってるの聞いた事ないからな。
しかも、あの柴崎さんがミニでも全く気にしていないのが恐ろしい。
と一気に会話が盛り上がる。
小牧が引き攣るように笑い出し、堂上は頬を赤らめた。

「しらん!お前らさっさと仕事に戻れ!」
堂上は郁の手を掴んで、足早に歩き始める。
郁は引きずられるように、その場を後にした。

後ろから、まだ話し中だから笠原ちゃん置いていけ!と声がかかる。
堂上はキッっと睨みつけ、俺のだから、連れて行く!と吐き捨てた。

その場に残された小牧と防衛員たちは苦笑しながら
なんか、俺達あてられ損じゃないか?と呟いた。


郁は、堂上に手を引かれながら、ため息をついた。
「あのぉー篤さん。 また からかわれちゃいますね」
「おまえを失う事に比べたら痛くも痒くもないから 気にするな」
そう微笑まれて、かぁっと頬が熱くなる。

「早とちりして 勝手に拗ねちゃって ごめんなさい」
「いや、お前が不安そうにしているのは、薄々気付いていながら
 あやふやにしていた俺が悪かったんだ すまん」
郁はそれは違うという様に頭を左右に振った。

「いくら拗ねても かまわんが、別れ話だけは本当に勘弁してくれ。
 俺の傍にお前が居ないなんて考えたくも無い」
堂上は苦笑しながら郁の頭をポンと撫でた。

「あたしも 言った後 すごい後悔しました」
「さっき 郁が来る前に色々と結婚式のプラン考えた。帰りに話したいから 飯でも食べに行くか?」
そう微笑まれて、郁は笑いながら敬礼をした。
「はい。喜んで」

「よし上出来だ。」ともう一度、頭をポンと叩かれる。

この頭ポンも あたしだけの特権なんだ。
そう思うと嬉しくてたまらなかった。






というわけで!
マリッジブルーな郁ちゃんと動揺する教官物語でした!

私の中からは出ない発想がボロボロと!

所々見かける文体が混じるのはたねの横槍!(笑)
あれだけ(どれだけ?)ガンガン進められたら、後から不安が押し寄せてくるのも納得です。


いや、丸く収まって良かったとホッと一安心!
ハーブ様!楽しかったです有難うございます!!
19:06 寄贈品

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