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まったり連載:恋人ゴッコ 13

2010/05/31
おはようございます。
またしても月曜日が!!!

しかも今日で五月も最後ですねーーーー。
明日から六月だというのに肌寒かったり変な天気ですが、いつもこんな感じでしたっけね?

昨日は、ヨーカドーに買い物に行ったのですがたまたま飛騨高山物産展をやっていて前からすっごい欲しかったヤツをついつい買ってしまいました。
というか旦那におねだりをして買ってもらいました。
「プレゼントって最近全然貰ってないなぁ」(チラリ)
「え――?」
「旦那さんから贈り物とか貰ったら嬉しいだろうねぇ。ああ可愛いさるぼぼ。ほしいなぁ」
「……今月のお小遣い貰ってないんだけど」
「そうなの?あらまー」
「お小遣い後で頂戴ね?」と三回言いながらさるぼぼを買ってもらいました。

ほんとは赤が欲しかったんだけど、色ごとに意味があるって言うのでオレンジ!
いつかは赤も買いたいと思います。

ちょー可愛くないですか?さるぼぼ。
前にネットで見てから可愛くて可愛くてお取り寄せしようかと思ったくらいです。

顔がないのが何ともいえず可愛いですよね。

DSCF2161.jpg


どじょさんだったら、郁ちゃんが可愛いーと迷ってたらなんだかんだといい訳つけて買ってくれるんだろうなー。
王道はやっぱり「札を崩したかったから丁度いい」とか言っちゃうアレですね。
小銭入れパンパン!(笑)

もしくは小銭がパンパンになってるから丁度いい買ってやる。なんて言ってくれそうな。
そんでこっそり自分の分も買ってひっそりお揃いに。

それを机に置いといたら小牧さん「ブ。堂上!自分でかったのコレ?」なんて言われて
「赤いさるぼぼは安産のお守りでもあるらしいね。意味深だなぁ」なんつって!


さてさて、本日最終回!
皆さんの予測は当たったかな?


堂郁 恋人前 年齢フリー テーマ:恋人ゴッコ(そのまんま!)







「笠原。すまん……俺は」
俺は、何だっていうんだ――。

今更何を口にしてもいい訳でしかない。
が、相手がお前だからしたのだと伝えることをためらった堂上に郁から思いもしない言葉が返された。

「ちょっと、ちょっとビックリしただけですから!怒ってないです。たかが――キスだし」

たかが、キス

堂上を気遣っての言葉だと解ってはいたが、郁のその言葉に喉の奥がグッと締まった。

「たかが、なのか?」
「たかがですよ。キスくらい」

キスくらいと言いながらも口元に添えている郁の手が僅かに震えている。
嘘だと言うことは一目で解るのに、心の奥底で想いを堰き止めていた蓋が一気に弾けた。

「なら、もう一度してもいいのか」

思わず声が低くなったのは、溢れ出る感情を抑える為だったが
言われた方からすれば、これでは脅しでしかないだろう。

案の定、郁はビクリと震えた後にそっと堂上の方を振り返った。
「そういうのは本当の彼女にして下さい」と震えた声で返されて限界が来た。


「本当の彼女になって欲しいと言ったらなるつもりはあるのか?」


突拍子もないとはこのことだろう。
しかも、なんだこの偉そうな物言いはと内心でツッコミつつも堂上の口から飛び出した本音は既に郁の耳を通り抜けて
身体中に響き渡った後である。

「ほんとのって」
「一日限定のゴッコじゃなく、俺と付き合う気はあるのかと聞いてる」
「教官が、あたしと?」
「そうだ」

もっと、素直に好きだと、付き合って欲しいと言えばいいのに言えないような男にOKが出る訳がないと思った瞬間
郁がくるりと身体の向きを変えて堂上の方に向き直った。

「あたしでいいんですか?」
「お前がいいから言ってるんだろうが」
「じゃあさっきのは寝ぼけて昔の彼女と間違われた訳じゃないって思ったりしますよ?」
「実際に間違った訳じゃないからな。間違ったと言えば間違ったんだが、それはお前と付き合ってる夢を見て現実だと間違えた」
「あたしと付き合ってる夢?」
「復唱するな、アホウ」

どうなんだ、検討期間が必要ならすぐに答えなくていいと付け加えたあたりを小牧が聞いていればそこで下がろうとする辺りが優しいんだか情けないんだかと笑われるのは間違いないだろう。
自分自身、一気に切られようとしない女々しさに溜息の一つも落としたいくらいだ。

「よ、宜しくお願いします」
「OKって事でいいのか?」
「はい。あたしは――えっと、凄く嬉しいです」

あと恥ずかしいですと笑われて堂上は身体から力が抜け落ちるのを感じた。
今度は夢じゃないんだろうなと疑いつつも、目の前にある郁の身体を抱き寄せるとそれは思った以上の温もりを持って堂上の腕の中にすっぽりと収まった。

「お前の後輩に感謝しないとな」
「へ?!なんで――」
「なんでって、こんなチャンスがなけりゃなかなか言う機会もないし」
「言って下さいよ!そこは!教官よくチャンスは自分で作るもんだとか言うじゃないですか!」
「あーまあ。そんな事もいったかもしれんが……」

いい淀んだ堂上の言葉を待たずに郁はすりすりと堂上の胸もとに額をすりつける。
「教官」
「なんだ?」
「ほんとは、今日――じゃなくて昨日、最初は教官に頼みたかったけど結局言えなかったんですよ」

余りにも予想外な郁の言葉に思わず身体を離すと、郁が恥ずかしそうに唇を尖らせた。
「言えないじゃないですか、絶対断られるって思ったし」
「かなり普通に言ってただろうが!」
「あれは勢いです!」
「勢いしかないお前が何で肝心な時にはなかなか出せないんだ!」
「ちょ!失礼な!あたしだって苦手分野はあるんですよ!」
「殆どが苦手分野だろうお前は!」

唇を尖らせた郁と視線が交わる。
噴き出したのは同時だった。


布団の中で互いの身体に手をかけたまま言い合っているという状況が余りにも滑稽すぎたせいだ。

笑いながら体勢を変えて郁に覆いかぶさると郁の笑いが止んだ。
真っ直ぐな瞳に視線だけで問う。

郁の返事は閉じられた瞼だけで十分だった。

怒り合い、笑い合うその唇を触れ合せる。


「たかが、じゃないだろ?キスは」とからかうと、頬を染めた郁が嬉しそうに微笑んだ。







fin.






と言う訳で、恋人ゴッコは恋人になる前の練習だった、と。
修行続きの堂上さんにもこれで少しは満足してもらえるだろうか?!

お椀の船で滝つぼまで付き合って下さった皆様ありがとうございました。

堂上さんはどうにも、好きだ付き合ってくれとかスパーンと言えなさそうですよね。
うん。でもそんな所がまた郁ちゃん的にはたまらなくスキなんでしょうが。
ああ、そんな所が皆さんも好きなんですよね(微笑)

もちろんゴム使うか?とは行きませんでしたが、次回からはいつでもチャンスを狙えるねどじょさん♪

きっと後輩君はどじょさんに盛大にお礼をされて、二人は初の夜を満喫したのだとすっかり誤解してくれるとイイ★

ちまちまとお付き合いありがとうございました!!!
07:00 図書館SS(堂郁)

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