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気長連載 RoomShare 44

2010/02/22
おはようございます。

月曜日ですね。いつもご訪問頂き、そして時にはヘタレな堂上さん励ましのパンチ?も頂きましてありがとうございます!
たくさんコメントを頂いておきながらいつもお返事がなかなかできないのですが、コメントとても励みになっています。もちろんパチンと一つ入ってるだけで凄く励まされておりますが!

今日は猫の日ですね。
あれからもう一年かぁと一年の速さを感じております。

今の職場はなんとか?4月からの契約も更新して頂けそうなのでとりあえずはホッと一息。

会社には普通に出勤しておりますが、プロジェクトが動かない時は殆ど仕事がなかったりする業務なのです。
が、次のプロジェクトが動くのがかなり先になりそうなのでそろそろ終わりかなーという私の感覚とは裏腹に
主任&司令塔の心遣い?なのか本当に取れそうなプロジェクトがあるのか解らないのですが
まだまだ仕事あるから大丈夫ですと派遣の営業さんはずいぶん強気でした(笑)

こんな大不況で会社も相当苦しいだろうに、雇ってもらってるだけありがたいのに
会社に行くとああお休みしたいとか思っちゃう辺りが大変バチ当たりです。。。

とまあまたなんかこう急に真面目な感じになりましたが、もうすぐ二月も終わりですし頑張ってまいりましょう★

先日頂いた皆さんの叫びは無事に堂上さんに届いたか?!



堂郁 年齢フリー 恋人前 テーマ:突然、ルームシェア?!









堂上の眉間の皺は一段と深い。
困ったように寄せられた眉根。

そして、小さな溜息とポケットから取り出されたハンカチ。

「鼻水、出てるぞ」
「ちょ!ここでそういう事いいます!?寒いんですよ!」
「当たり前だ!そんな薄着で出て来やがって!自業自得だ!どうせ寝袋でも持ってきてどっかで寝ちゃおうとか思ってたんだろうが!どアホウ!」
「なんで解ったんですか!?っていうか部下の精一杯の遠慮をどアホウってなんですか!」

思い切り言い合ったら涙が引っ込んだ。
その代わり息切れしながらお互いに睨みあって最初に表情を緩めたのは堂上だった。

「一度、部屋に戻れ」

辛そうな堂上の顔をみてこれ以上否と答える事はできず郁は鼻をすすりながら頷いた。

早朝からお互いに大荷物を持って歩く姿は余程目立つらしく、すれ違いざまにチラリと横目で見られて郁は俯いた。

「別に悪い事してる訳じゃないだろうが。堂々としてろ」
「う――ハイ。でもなんか気になって」
「普段、繊細さの欠片もないんだから普段通りしとけ」
「ちょ!またそういう!」

口をつぐむ羽目になったのはマンションのエントランスに入ったからだ。
ここで叫べば響き過ぎる。

堂上が部屋の鍵を開けて先に中に入る。
そして、一歩入った所で足を止めしゃがみん込んだ。

「教官?」
「なんだ、これは」

堂上が拾い上げたのは茶封筒。
先ほど郁が鍵を入れて落とした封筒だった。

当然堂上がその中身を知るはずはなく、開けた茶封筒から出て来た鍵に驚いて郁を振り返る。

「――ったく。こいういう事だけはやたら頭が回るんだなお前は」

入れずに入口で止まっていると堂上が郁の左手を軽く引いた。
重低音でドアが閉まる。

引っ張られた左手を開かれ、そこに先ほど手放したばかりの鍵を乗せられた。
「教官、受け取れません」
「それはお前に渡した鍵だ。同居が終わるまで失くすなと言ったはずだ」
「失くした訳じゃ――」
「お前が持っていないなら失くしたも同義だ」

そんなむちゃくちゃなと思いながらも、嬉しかった。また出そうになった涙を堪えて部屋に上がると
郁が走り書きしたメモを堂上が握りつぶしてゴミ箱に放り込んだ。

「何が、有難うございましただ。そういうのは直接言え!終わってから言え!」
「もう、戻るつもりがなかったので――」

気まずかった。
追いかけてくれたと解った瞬間は嬉しくて、鍵を戻された瞬間も凄く嬉しかったのに
色々な事を思いだしたら、急に心が重たくなった。

何も解決してはいないのだ。


だから、この鍵は受け取れない。

郁は堂上から渡された鍵をそっとテーブルに置いてから頭を下げた。

「教官、今日まで凄く助かりました。ありがとうございます」
「勝手に話を畳むな」
「昨夜は変な事お願いしてすみませんでした。忘れて下さい」

自分が忘れなければいい。
堂上だけが忘れてくれればいい。

「笠原」
「はい」
「顔を上げて俺の顔を見ろ」

言われるままに顔を上げると堂上の瞳が郁を真っ直ぐ捉えてくる。
背けることを許さない、そんな強さを持つ視線に郁もただ堂上を真っ直ぐ見据えた。

「俺は、逃げた。お前を泣かせたくないと思いながら、本当は自分が傷つきたくなかっただけだ」

堂上の言っている意味が解らず、首を傾げると堂上は郁がテーブルに置いたばかりの鍵を手に取った。
「良く、解らないですけどあたしがいると迷惑って言う事ですよね?だから出て行きますって――」
「違う。そうじゃない!」

語調を荒げる堂上を見るのは久しぶりで郁はビクリと肩を揺らした。
何かに苛立っている様な――焦っている様な――。

「お前から俺に言いたい事はないか?」
「……ありません」

好きですと言ってしまえばきっと自分の心は楽になる。
けれどその言葉は同時に堂上の心を辛くする可能性が大きい。

そんな言葉を言える訳はない。

郁の言葉に少しだけ落胆しているように見えているのもそうであって欲しいという想いがそう見せているだけに違いないのだ。
堂上はしばらく黙り込んだ後、突然手にしていた郁用のスぺアキーを目の前に突き出してきた。

「教官?」
「笠原、これは俺からの提案だ」
といい置いて堂上は、続きを口にした。


この鍵を受け取って、俺と付き合う気はあるか?







言ったーーーーーーーーーーーーーーーーーあ!


という叫びとヨッシャのポーズがアチコチで!(笑)

しかし堂上さん、好きだ付き合ってくれって言えばいいのになんでそんなに回りくどいの?
つか、俺と付き合ってこの部屋に住めという強迫に見えなくもない(笑)
とはいっても相手は斜め45度選手の郁ちゃんですから!
柴崎辺りだったら、「あらー。選択肢はそれしかないんですか?困るわー」くらいに言ってくれそうな。

手塚君でも、「二正――それはちょっと……」とオロオロしそうですね。

ルームシェアを2週間残して、蜜月期に突入?!

さあ、皆さんで蜜月コールを!
07:00 図書館SS(堂郁)

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