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も・し・も エピソード8 =TDL編 その2=

2008/07/08
おはようございます!

今日は火曜日ですね~。

なんだか湿気に弱いので夜もよく眠れないし、会社は暑いしヘロっとします。
(オフィスに寒がりおぢさんがいてエアコン勝手に切っちゃうんですヨ!)

さて、今日は2話目。

堂郁 恋人前 年齢フリー もしも当麻事件がなかったらTDLで決着編!



いつもとおんなじパターンでありきたりに!




程なく電車は舞浜駅へと到着した。

開園まではまだ30分以上あるが既に人波が出来ている。
必要品以外はロッカーに預けた。


「わぁ。やっぱり混んでますね」
「そうだな。平日でもこんなもんか」
「教官来た事あります?」
「子供の頃に家族でな。よく覚えてないが」
「あたしもです。家族で来たけどミッキーと疲れたことくらいしか」

そういいながら、チケットをフリーパスポートと交換してもらう。

フリーパスをもって、入場の列に並んだ。


「へぇ。今はホラ、ファストパスっていうのがあるらしいですよ」
「なんだ?それは」
「なんか、このチケットを取っておいて指定の時間に戻れば
 待ち時間が少なくて乗れるらしいです」
「そういうのがあるのか」

堂上も関心したように腕を組んでいる。

ふと周りを見回すと家族連れやカップル。友人同士といった
多種多様な人達が開園を待っている。

教官とディズニーランドって何だかあまりにも似合わないと思っていたけど
これなら目立たないなと郁は一人笑った。

何を笑っていると聞かれたが、なんでもないと答えた。

その後無事入園を果たし、一目散にスプラッシュマウンテンへと走る。

「おい、コラ!ゆったり楽しむんじゃなかったのか?」

とその後を堂上が追ってくる。
「だって、スプラッシュマウンテンとビックサンダーマウンテンと
 スペースマウンテンは絶対乗りたいんです!」

「お前、ソレ全部似たヤツばっかりだろうが!」


走りながら怒声を飛ばしあうカップルに回りは目を丸くしているのが解ったが
今はそんな物を気にしている余裕はない。

そんなものを気にしていたら、イチバン乗りできなくなってしまう!
本気の疾走だ。

短距離なら自分の方が早いが長距離は堂上の方が早い。
恐らく乗り場付近に同着くらいだろう。

逸る気持ちに背中を押されるように走った。

無事に、目的のアトラクションに到着した。
疾走のおかげですぐに乗れそうだった。

お互い鍛えているのでこの程度では息も上がらないが
同着で追いついた堂上にしっかりと説教を食らってしまった。

「お前なぁ。ここは訓練場じゃないんだ。一般客のいる遊園地だぞ
 本気で走るんじゃない。危ないだろう。小さい子もいるのに」
「・・すみません。ついウキウキして・・」

郁がしょんぼりと俯くと、堂上は仕方ないなと笑い頭を撫でた。

「まあ、お陰ですぐのれるしな。良かったな」
「ハイ!すごい嬉しいです!次はビックサンダーでいいですか?!」
「お前・・乗ってから考えろ。そういうのは」
「あ、そっか。なんか興奮しちゃって」

そうこういっている内に乗車口のゲートが開いた。
係員の誘導に従って座る。

座席のベルトを締めて、係員が点検に来る。

遊園地に来るのは久しぶりだ。
しかも隣には堂上が乗っているのだ。
あまりにも嬉しくて思わずキョロキョロとあたりを見回して

堂上にお前は小動物かと笑われて、かぁっと頬が熱くなった。


独特な発車合図と共にゆっくりと乗り物が動き出した。


「うわ~~かわいいですね!!」
「ああ。やっぱり凝ってるよな」
「ちゃんと物語になってるのがステキですよね」

恥ずかしさをごまかすようにはしゃいで見せていたが
途中から本気で楽しくなってしまいまた堂上に笑われた。

ざぶざぶと水の上を滑るように乗り物が移動する。

時折何度かザーっと落ちるコースがあり
そのたびに楽しくてキャーキャーと騒いだ。

そして最大のお楽しみ。
最後のメインの落ち場所でキャーーーーーー!と両手を上げて絶叫した
もう、これ以上ないくらい楽しくて顔が笑ってしまう。

残念なのはこの瞬間がすぐに終わってしまうことだ。

乗り物は程なく降車場に止まり、係員の誘導で出口へと向かう。

「もう!スゴイ楽しかったですね!!」
「それは良かった。次はビックサンダーか?」
「あ!でもその前に、ホラ。写真」

こういうところは写真が自動的にとられるシステムだ。
教官と写る初めての写真・・・。

絶対買いたいと思っていたのだ。
しかし、番号順に映し出された写真のサンプルを見て堂上は硬直している。

そこに映っていたのは

楽しげに絶叫する自分の笑顔と、それを見つめている堂上。

思わず恥ずかしくて顔が赤くなってしまった。
堂上はこの瞬間に自分を見ていたのだ。

一応勝手に買うのもどうなのかと思い、堂上に購入の許可を求めた。

「コレかっていいですか?」
「買うのか?コレを?」

やはり堂上は渋い顔だ。ダメですか?と目で訴える。

「別に構わないが・・どうするんだ?」
「・・教官と初めての写真だし・・・」

その言葉に思わず堂上の顔が赤くなった。
「アホ!そんな理由で大枚はたくな!」
「えー?そんなに高いですか?」
「写真にしちゃ高いだろ」

やっぱりダメかと思い、思わずしゅんとする。
こちらを見ていた堂上がため息をつくと
解ったと言って、写真売り場へと向かい
郁がほしがっていた番号の写真を2枚購入した。

「教官!お金」
「いい。やる」
「でも、あたしがほしかっただけなのに」
「俺も買った。ついでだ」

そういって一枚写真の入った封筒を郁に渡した。

嬉しくてたまらなかった。ありがとうございますと
もう一度お礼を言ってから写真の封筒を眺める。

コレは永久保存だ。
お土産コーナーに一緒に飾ろう。と大事にバッグにしまった。



ほら、いくぞと堂上に手を握られた。

「今度は走らせないからな」
「うー。解ってますよー」
「ビッグサンダーマウンテンだろ」
「いいですか?」

嬉しくて堂上をじっと見つめたら、突然堂上が噴出した。

「お前なぁ、さっきも思ったが一体いくつだ。イヌみたいだぞ」
「な!失礼ですね!年齢の話がなんで生態まで変わってるんですか!」
「いや、面白いというか可愛いというか。飽きないな」

その言葉に郁は真っ赤になりながら、変なこと言わないで下さいと俯いた。

そのまま手を引かれて目的地へと移動する。

既にビックサンダーマウンテンは多少込んでいたが
それでも20分待ちというところだ。

「こういうところだと何時間待ちとかも普通なんだろ」
「そうですね。多分1時間半とかも普通にありますよ」
「なら、こんなもんか。しかし本当に人が多いな」
「全国から集まるんですよね」
「これならGWとかはさぞかしすごい人なんだろうな」


そんな他愛もない会話をしながら、待ち時間を過ごすとあっという間だった。

ビックサンダーマウンテンでも郁はキャーキャーとはしゃぎ
またしても写真を買うと言うと、堂上はがため息をついた。

郁の満面の笑みと、堂上のちょっと驚いた表情が映し出されたその写真を
今度は郁が二人分購入した。


二人で昼食を取り、1時間待ちでスペースマウンテンにも乗った。

その後は、ゆっくりとショッピングと園内を散策する。


「教官!コレ!コレ!」
「なんだ?」
「塩アイス!」
「塩アイス?甘いのかしょっぱいのかどっちだ?」
「甘くてしょっぱいんですよ!」

郁が嬉々として塩アイスなるものを購入する。

「お前、さっきメシくったばっかだろ」
「アイスは別バラですよー」
「なんか前にも聞いたな似たセリフ」

苦笑しながら近くのベンチに二人で座る。

郁がいただきまーすとアイスをほおばった。

「どうだ?」
「んーー甘くてしょっぱい!」
「美味いのかまずいのか」
「美味しいですよー。ハイ!」

とアイスを一口堂上に差し出す。

堂上は少し躊躇った後にパクリと食べた。

「・・甘くてしょっぱいな」
「ですよね!」

そういうと、郁はアイスを掬わないままパクリと
スプーンを口にくわえた。

堂上が目を瞬かせて笑った。

「お前、ソレなんだ?また間接キスのつもりか?」
「え?え?あ、いや!!違います!違います!」

郁が慌てて口からスプーンを出してソレを振り回す。

「アイスも掬わないで、人の口から抜き取ったスプーンを咥えるとか露骨過ぎるだろうが」
「いや!違くて!!アイスとか食べる時ってたまにヘラとか
 スプーンとか咥えませんか!?あたし結構やっちゃうんで
 今も普通に!!ヤラシー意味じゃないですから!」

と真っ赤になりながら最後の部分だけやけに大声で叫んだ為
通行人が何事かとこちらを見る。

堂上の拳骨が落ちた。

「アホ!やらしーとかでっかい声で叫ぶな。何事かと思われるわ」
「・・・・・すみません・・」

郁は真っ赤な顔を隠すように俯く。

アイスのケースをぎゅっと握り締めて固まってしまったので。
堂上はため息をつくとアイスとスプーンを郁から取り上げた。

アイスを掬ってホラと差し出す。

郁は驚いたように目を丸くして、大丈夫ですと首を振った。

「俺にやらせて自分はやらないつもりか」
「や・・でも・・。なんかあえてやられると恥ずかしいっていうか」
「アホウ!あえてやらなくても恥ずかしいだろ。さっさと食え!溶ける!」

ズイっと目の前に出されたスプーンを凝視した後
郁は思い切ってパクリと咥えた。

ひんやりとしたアイスが溶ける。

甘くてしょっぱいアイスのはずなのに
酸っぱさまで混じったような気がしてモグモグと口を動かしながら俯いた。

堂上は満足そうに微笑みながらこちらを見ながら
次の一口を掬っている。

結局全部食べ終えるまで、堂上の『強制アイス』は続けられ
郁は一刻も早く終了させるべく急いで食べきった。

アイスはもう冷たいだけで、殆ど味がわからず
最後に堂上が、どうだ美味かったろと笑う段には
言葉も出てこなかった。





平日はそんなに混んでないですよーという貴重情報を頂きました!
が、もう出来上がってたんで矛盾がありそうでもスルーで(笑)

ちなみに今日出した、あーんのあとそのままスプーンパクリは
某ステキサイトさんで出ていた話題から頂いちゃいました。

Sキユさん・・・。スミマセン、コソドロしました。


塩アイスって今でもあるのかなー。
水色の貝型のプラスチックに入ってるやつ。
07:06 図書館SS(堂郁)

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