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も・し・も エピソード8 =TDL編 その1=

2008/07/07
おはようございます!!

あっという間に土日が終わりましたね。。。

今日は七夕だというのに朝から物凄い雨と湿気にやられています。
シケっぽい!!!(><)

今日からエピ⑧のTDL編です。
やっぱショボなんでサラっと流してください(笑)
ちなみにこれはver.郁でVer.堂上を製作しようか検討中。

例のありなし挙手の関係で、結末だけ別のヤツで。

堂郁 恋人前 年齢フリー もしも当麻事件がなかったらTDLで決着編!








明日は、特別訓練の褒賞としてもらったディズニーランドだ。
日程について検討していた所、玄田からチケット使う暇がなかったら
どうしようもねぇだろ。と有難い声がかかり
褒賞には一日特別休暇もプラスされた。

各班の公休日の前日が特別休暇となる。

そうなれば、もうその日しかない。
堂上にそれでいいかと問われて頷いた。

明日早朝に出発して、ディズニーランドを楽しんだ後一泊して
翌日ゆっくりと帰ってくるというプランに決まった。


いつもの手荷物より少し大きめのカバンに一泊分の荷物を詰め込む。

郁は思わず赤くなってしまう顔を柴崎に見られないように
必要な物を詰め込んでいく。


「いよいよ、笠原もオンナになっちゃうかぁ」

と柴崎はお茶を飲みながら、ニヤニヤとこちらを見ている。

「や!!別になるかどうか解らないし!ていうかそもそも・・
 教官そういうつもりじゃないんじゃないかなぁって」

郁は机の上に飾られた堂上からの土産の数々を眺める。

結局勿体無くて使えないまま飾っているマグカップ
開けられなかった紅茶缶
二人で分けたうまい棒もなんとなく1本だけ残してある。

「そういうつもりに決まってんじゃない。相手30過ぎの大人の男よ?」
「でも・・教官が付き合ってない女の子にそういう事するとか・・
 なんかそういう気がしなくて。今回も部下にお付き合いって思ってるかなって」

郁はつめ終わった荷物を点検しながらボソリと呟く。

何度も迷ってやっぱり泊まりはやめにしてもらおうかとも考えた。
でも、教官と泊まれるチャンスなんてこれが最後かもしれない。
そう思って、行く事にした。

最後まで堂上はいいのか?と念を押していた。
断ってほしかったのだろうか。

付き合ってもいない男性と泊まりにいくと宣言したから
呆れられたのかもしれない。

「ハイ。笠原、お茶淹れたし。ちょっと落ち着いたら?」
「別に落ち着いてる」

とはいいつつも、折角淹れて貰ったのでテーブルの前に座った。
湯気の出ているカップを手にとってフーっと冷ます。

「でもねぇ。あんたがそう出るとは思わなかったわ」
「そう出るって?」
「付き合ってもないのに泊まりとか?」
「・・・やっぱり・・はしたないかなあ?」
「別にはしたなくはないと思うけど、教官にスキって言ってないどころか
 スキともいわれてないんでしょ?」
「う・・・うん・・。」
「もしも何も言われないまま事に及ばれたどうすんのよ。いいの?あんた」

その問いかけにドキリと心臓が跳ねる。

それも何度も考えた。

「・・・。あたしは・・好きだから。教官が・・そうしたいなら。」
「はぁ。あんたらしいっちゃあんたらしいけど・・。男なんてヤレれば
 いいとか思ってることもあんのよ?好きなコとだけしかしないなんて
 そんな聖人君子みたいなオトコはそうそういないからね」

柴崎はあきれた様にカップを傾ける。

郁もコクリとお茶を飲んだ。

「解ってる・・。教官が・・そういう相手としてしかあたしを見てなくても
 ただの部下って思われてるよりは嬉しいかな・・ってそう思って
 少なくとも嫌いな相手にそういう気持ちにはなんないだろうし」
「あんた、そういう考え方してるとバカな男ども餌食間違いなしよ」

まあ、堂上教官ならその辺は問題ないと思うけど、柴崎は心の中で続けた。
さて、このバカ娘相手にあの堅物教官はどう出るか。
いい見ものだ。

「ま、あんたがいいならいいけど」
「・・・。柴崎、あきれてる?」

チラリと伺われて柴崎はため息をついた。

「別に呆れてないわよ。あたしはあんたのお母さんじゃないんだから。
 あんたが教官好きで、そうなっても構わないって思ってるなら別にいいじゃない。
 あんただってそれなりの年齢の女性だし?
 もし一回コッキリだったとしても、満足なんでしょ?処女を捧げちゃって」

その言葉に郁が真っ赤になる。

「や!処女捧げるとか言わないで!」
「だってそうなんでしょ?」
「それは・・そうなんだけど・・」
「あたしはね、心配してるだけ。あんたが後悔しないのかって」
「・・・。そっか。ありがと。柴崎」

そういって俯く郁に、柴崎は本当に手間のかかるカップルだわね。
こんなコ相手にあの教官が強引に行くのかしら。
いやーついて行きたい。

柴崎は俯く郁を見つめながら、思い立ったように自分の机の引き出しから
あるものを取り出して、郁の目の前に置いた。

置かれた物をみて郁が目を見開いてから、柴崎とモノを見比べる。

「な・・な!柴崎!コレ!」
「なんもそう驚くもんじゃないでしょうが、お守り。もっていきな」
「や!イラナイ!大丈夫!」
「バカ!大丈夫じゃないわよ。するつもりなら教官が持ってくるはずだから
 心配いらないと思うけど。万が一、そのままされそうになったら着けてって
 ちゃんと言うのよ!」

その忠告に郁はこれ以上ないくらいに赤くなる。

「・・。でもそんなの・・・」
「あんたね!恥らうような問題じゃないのよ。デキたらどうすんの。
 付き合ってもなくて一回コッキリでやられちゃってデキたらどうなるっての?」

その言葉に郁はギュッと唇を強く噛んだ。
柴崎のいう事はもっともだ。

郁はコクリと頷いて『お守り』を荷物のポケットの中に滑り込ませた。


郁は、自分がいいのだからと思ったけど
こうして柴崎に事実を並べ立てられて自分がしようとしている事の意味を
再確認した。


俯いたままの郁を気にしたのか
柴崎は、ニコリと笑って見せた。

「嫌なら嫌っていいな。教官ならわかってくれるから。
 お土産は、クランチチョコのやつね。アレ美味しいのよね!
 そんなシケた面しないの!楽しみにしてたディズニーランドでしょうが」

その言葉に郁は顔を上げた。

そうだ、どうしても踏ん切りがつかなければ泊まらずに帰ることもできる。
堂上は多分解ったと言ってくれる。

そのことばかり考えてディズニーランドが楽しめなかったら本末転倒だ。

郁は残りのお茶を飲み干して、気持ちを切り替えた。

「明日、楽しんでくるね!」
「がんばんなさい」

柴崎は見守るような笑顔で頷いた。


**********************************************************************
翌日は晴天だった。

開園時間に間に合うように、7時に駅で待ち合わせた。

丁度の時間に到着すると既に堂上が待っていた。
その手には日帰りの時にはない小さな荷物がある。

一泊するのだから手ぶらな訳はないのだが
なんだか新鮮で赤くなってしまった。

「おはようございます」
「ああ、おはよう。いい天気でよかったな」
「はい。雨でもガッツリ!カッパで楽しむつもりでしたけど!」
「お前らしいな」

と堂上に笑われてホッとした。

堂上はさほど意識していないようだ。

切符買ってあるから行くぞと言われて改札に向かう。

「すいません。また切符」
「いい。今日はチケット付で大した出費もないしな」

駅のホームに着くと、丁度通勤時間帯なので通勤客が多い。

「そういえば平日だし、混みそうだな」
「そうですね。満員電車って久しぶり・・」

基地に入ってから電車には縁がない。
通勤時間帯に満員電車に乗る事は皆無といっていい。

乗った時はそれほどではなかったが徐々に混み出す。
堂上が郁をドアの横付近に立たせて、庇う様な形で立つ。

東京までいってそこで乗換えだ。

「きょ・・教官。大丈夫ですか?」
「問題ない。お前は大丈夫か?」
「はい。大丈夫です」

堂上は郁の周りに空間を作ってくれているが
それがこの状況でどれだけ大変かは聞かずとも解る。

しかし、程なく堂上と密着する事になってしまった。
徐々に激しくなる混雑に、ついに堂上がすまんと謝って
距離を詰めてきた。

そのまま人波に押しつぶされる。
堂上と抱き合うような形になって硬直した。

しかし、他の客も全員密着状態だ。
普通の事なのだ。

そう思いつつも思わず赤くなると、バカと堂上に怒られた。
こういうとき自分の方が身長が低ければ、堂上の胸に
庇われる形になるはずだが、自分の方が身長が高ければ
頭は堂上の肩付近にきてしまう。

それはそれで悪くはないが少し残念だ。

仄かに整髪料の様な香りがしてドキドキした。

東京駅につく頃にはさすがに堂上も少し疲れた様子だったが
はぐれないように手をつながれて最地下にあるという
京葉線・武蔵野線のホームへと移動する。

地下に降りるごとに客がまばらになる。

「随分と降りるんですね?」
「ああ。もう地下何階だってくらいは降りるらしいぞ」

ひたすら下り続けてなんとか、ホームに辿り着くと
乗り換えの武蔵野快速がドアを開けて待っていた。

「これに乗るんですか?」
「そうだ。これで舞浜駅までいく。結構すいてるな」

荷物を膝に乗せて隣り合わせに座った。

「教官!今日は何を見たいですか?」

と郁がウキウキとガイドブックを広げる。
堂上が思わず噴出した。

「お前、買ったのかそれ」
「滅多にいけないんですよ!必須です必須!」
「行くなら自腹で行きますとかって健気に言ってたのにやる気満々だな」
「それは・・・手塚だって上官に譲ったし。あたしがもらう訳には」

堂上はポンと郁の頭に掌を乗せた。

「俺は小牧と違ってどうせ貰っても行く相手もいないんだから気にする事なかったぞ」
「それでもです。そ・・それに教官なら誘えばいくらでも相手・・いるんじゃないですか?」
チロリと堂上の様子を伺うと堂上は渋い顔している。

「アホ。そんなもん男同士で行くもんでもないし、誘う相手なんかいるか」

郁は内心ホッとしつつも、その回答が嬉しくて思わずニコニコと笑った。

「なら、あたしが教官に付き合ってあげたって事で」
「何でそうなる」

と堂上は苦笑した。

まもなく発車のアナウンスがあり、電車は舞浜駅に向けて走り出した。


車内でガイドマップを見ながらはしゃいでいると
もうちょっと声落とせと堂上に笑われた。

堂上によると、恐らく混んでいるのでそれ程は乗れないだろうから
乗るよりも見て雰囲気を楽しむ方がいいんじゃないか?とのことだ。

あくせく走り回るよりもそちらのほうがゆっくり楽しめそうなので
郁も二つ返事で頷いた。

堂上と二人でのんびりディズニーランドを散歩するというのは
ものすごく楽しそうで、思わず顔が綻ぶのを止められない。

ニコニコと笑っていると
堂上から、お前は顔に出すぎだと苦笑された。




という訳で、TDL編スタートです全4話。

エピ⑧にアリナシの挙手ありがとうございました。
結果はもう見え見えですが、あぁと落胆される方かな(笑)

Ver郁とVer堂上で結末だけ変えようかなと作成中です。

まずは行ってきます編というところでしょうか。

ちょっと!キャラ変わってね!?という苦情は受け付けてません。

純粋だからどう弾けるか解らないヨネっていう飛躍思考系が盛り込まれています。
大丈夫!という方はおかわりを!(笑)

07:04 図書館SS(堂郁)

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