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幸せな時間 =後編=

2009/10/30
おはようございます。

金曜日キター!
明日からお休みです。明日はたくさん寝て、日曜日に備えたいと思います。
嬉しいなぁ金曜日♪

本も届いたし。
これは梱包の準備をしないととウキウキしていたら、ふと気付く。
そうだ!ウチに来る合同誌はイベントの後だったーと。orz

そうそう、通販の開始時刻なのですが
幸福餡内の方は通販の開始が同日の午前7時です。
ややこしくてごめんなさい。

エスキユさんが6時が無理なら、たねさんが7時に合わせたらいいのに。
と思われますよね?!それは私もちょっと後から思った!

決して自分が6時だ!と決めて譲らなかった訳ではなく、エスキユさんが朝は無理っぽいという話をしていたので【前夜から始めても大丈夫?】という意味だと勝手に思っていた訳です(また思いこみ!)

前回は夜中に始めたことで、厳しいーと叫んでいた朝方組?の為に今回は朝にしたいというのだけは決めていたんで、朝か夜かというズレが出るなら、私は朝の方が助かるなぁと。

マイペースでごめんなさい。
エスキユさんの発表を見て7時に合わせようか悩んだのですが、6時だね!と思ってそれきりいらしてない人がいたら、と考えると当日後1時間もあるの!?と思わせてしまいそうなので、宣言通りにウチは6時です。

ほんといつもごめんなさい。


ちなみに送料は個人誌か合同誌どちらか一冊なら240円でそれ以外は390円になると思います。
三冊セットでも二冊セットでも390円
三冊以上はとりあえず想定しておりませんー。



張り切って頑張ってきます。
皆様も今日一日また頑張りましょう~。



堂郁 新婚(直前?) 年齢フリー テーマ:ありまま様のリクエスト☆








結婚式当日、花嫁に『結婚延期』などと叫ばれれば当然だろう。

「あらー堂上教官。本日はおめでとうございます」
「あ、篤さん!!」

柴崎の笑顔で我に返ったのか、堂上は静かにドアを閉めて郁の方に歩いてきた。
「郁、結婚延期したいってどう言うことだ。何かあったのか?」

真摯な眼差しには悲しみが透けて見えている。
堂上にこんな顔をさせるくらいならば、色々と頑張ればいいだけの事だと解っている。
解っているけどどうやって説明したらいいのか解らなかった。

まさか、夜の新婚STEPアレコレがまだ怖いから待って下さいなどとは言い難い。
助けを求めるように柴崎に目線を送ると、柴崎はニッコリと笑った。
「何やらお取り込みみたいだから、また後でね。式、楽しみにしてるわぁ」
「ちょ!柴崎待って!!!」

気持ちの中では思い切り立ち上がった。
けれどドレスが動きにくくて、いつものような機敏な動きはできなかった。
郁がやっとで立ち上がった所で、柴崎は小さな開閉音と共にドアの向こうにその姿を消した。


「郁」

名前を呼ばれて郁がビクンと肩を震わせると、怒っていると思った堂上は予想外にも心配そうな顔をしている。
「結婚を延期したいっていうのは、俺との結婚をやめたい。そういうことなのか?」
「ち、違います!!」
「なら、どうした?招待客だって集まってるし、挙式をキャンセルしても、支払は全額だ。お前がそれでも俺との結婚式を取りやめたいのなら相応の理由を聞かせてもらわなけりゃ納得できん。それに、やり直しは効かないぞ?」

傷ついた堂上の瞳が郁の胸に突き刺さる。
違う。こんな顔がさせたかったんじゃない。

「違う!違うんです!!あたしっ、結婚したら夜の事とか色々としなくちゃならないのを知らなくて。急に怖くなって。それだけで!!結婚が嫌だなんて思ったんじゃないんです!!」

思わず滲んだ涙を拭いたのは堂上の白いハンカチだった。
いつもの乱暴な拭き方ではなくて、メイクを崩さないようにしてくれているのか
そっと触れるだけの感触がくすぐったい。

「ハンカチ!よ、汚れます!」
「怖くなったってなんだ。一体、結婚した後の夜の事ってどう言う意味だ?」
「えと、あの――柴崎が」
「柴崎が?」
「結婚したら今までとおんなじえっちじゃ駄目で色んな事をしなきゃいけないっていうから」
あたし、知らなくて。そういうプレイの事とか全然勉強してないから急に怖くなって。
あ、でも篤さんが怖いとかじゃないんです!
好きだから、大好きだからどんな事されても頑張れると思うんだけどでも、痛かったりしたらびっくりするし。
心構えの問題だけなんです!


息つぎをどこでしたらいいか解らない勢いで捲し立てた後にちらりと堂上を見上げると堂上が呆気に取られていた。
「あ、つしさん?」
「……ったく。お前は」
伸ばしかけられた堂上の手がピタリと止まる。
それはずっと前。堂上とぎこちない関係になってしまった時の記憶をフラッシュバックさせた。
一種の恐怖。恐怖というよりは不安だろうか。

「なんで止めるんですか?」
「そんなに綺麗にセットされている髪に迂闊に触れるか。これから本番だろうが」
苦い笑いを浮かべた堂上が郁の背中を優しく二度叩いた。

「郁」
「はい」
「柴崎が何を言ったか知らんが。結婚する前もした後も夜にする事は基本変わらんぞ」
お前が――その想像しているような奇抜な事を強要する様な事はしない。

言い難そうにつけたされた言葉は小さかったけれど、郁には十分だった。
「篤さんがその――ぷ、ぷれいとかしたいんだったら勉強するので少しだけ待って下さい!」
「アホウ。待つくらいなら普通でいい!新婚早々そんな理由で『待て』ができる訳ないだろうが」
「そういうもんですか?」
「そういうもんだ!」

差し出された堂上の手を取って一歩郁が踏み出すと、堂上が繋いだ手をぎゅっと握った。

「頼むから。結婚延期とか取りやめとか勘弁しろ」
「すみません――。あたし気が動転して」
「心臓、止まるかと思った」
「大げさ」と郁が笑うと堂上が思い切りしかめっ面をしてそっぽを向いた。
「初心な彼女を持ってるせいで色々心配になるんだ。お前は本当は別に奴が好きだったんじゃないかとか、な」
「そんな事、ある訳ないじゃないですか」
「ある訳ない、か?」
「あり得ません!」

キッパリと言い放つと堂上が嬉しそうに笑った。
「綺麗だな」
「へ?!ああ、凄いですよね。ドレス!それにメイクも!」
「ドレスもメイクもよく似合ってる。お前が――綺麗だ」

堂上から『綺麗』と面と向かって褒められるのは初めてかもしれない。
それもこんな女らしさ1000%の格好だ。

一気に頭の中身が沸騰した郁の頬を堂上の人差指がゆっくりと辿った。
「顔真っ赤だぞ」
「う――だって。篤さんがいきなり褒めるから」
「なら、褒めるぞって前置きすればいいのか」
「それは――なんか変だけど。でも……嬉しい、です」

俯くと左の手の甲に温かいものが触れた。
見れば堂上が郁の手の甲に唇を触れさせている。
「あ、篤さん!」
「キスしたいところだけどそのメイクはお披露目前に崩せないだろ」
「く、崩れる程のキスとかこんな所でしないでください!」

もう!と郁が拳を振り上げたのとノックの音が響いたのは同時だった。


「そろそろ移動をお願いいたします」と遠慮がちにかけられた声に堂上と郁は目を合わせて笑う。

「行くか」と促されて郁は元気よく頷いた。



迷いはもう一欠けらもない。

あの日、あの本を守りたいと思ったあの時と同じ。

ただ、前だけを真っ直ぐに見据えて郁はすぐそばにある堂上の背中を見つめた。



篤さん


あたしは、やっぱり――


篤さんに出会ったあの日が人生で一番幸せな時間の始まりだったけど


あの日より、去年より、今日より、ずっと、篤さんが好きで、幸せで――。


きっと、明日より、来年より、十年後の方が、もっと大好きで幸せだと、そう思うんです。



fin.









こちらがありまま様からのリクエスト。
全然違うやん!!!!!!
と突っ込みは覚悟の仕上がりです。


以下から広がった妄想文をぜひ☆というものでした。


柴崎が控室のドアをノックして中へ入ると、ウェディングドレスに身を包んだ郁が、笑って出迎えてくれた。
「あー、柴崎。来てくれたんだー、ありがとう」
「友人代表まで頼んどいて、来なかったらどうするつもりよ、あんた」
お祝いの言葉より先に突っ込みを入れさせる新婦も珍しい。
えへへ、とはにかんだような笑顔を見せる郁は、最高に幸せな顔をしていた。
「おめでとう、ようやくって感じだけど。それで、幸福な花婿はまだかしら?」
「うん、親戚の人につかまっちゃったみたい」
都内だから、到着が早かったんだよね。
そういう郁の控室は、郁一人だった。
母親たちの準備に時間がかかっているのだろう。
「とうとうあんたも独身じゃなくなっちゃうのねー」
感慨深げに言った柴崎が、にやりと笑った。
「これで、どんなプレイもばっちりね」
ウインクをしながら「教官もさぞやお喜びでしょうねー」と言い放ち、何を言われたか郁にも判った。

『強引にされそうになったことってないの?恋人同士で合意だったらある程度アリなプレイだと思うんだけど』
『素人未婚女性にプレイとか言うな------------!』

まだ、関係をもつ前にそういう会話をした覚えがある。
あわあわと口をパクパクさせる郁に、意地悪そうな笑みで柴崎が続けた。
「今晩初夜よねぇ・・・楽しみですこと」
ちょうどそのタイミングで、堂上が控室に入ってきた。
「郁、入るぞ」
「あ、あああ、あ、篤さ、ん」
「ん?どうした?ああ、柴崎、来てたのか」
今日はよろしく頼む。
そんな挨拶を始めた堂上に郁の絶叫が突き刺さった。
「あた、あ、あたし、結婚やめるーーーーーーーーーっ!!!」

・・・式が始まるぎりぎりまで、郁への説得は続けられた・・・。

「大事な娘を嫁にやるんだもの、この位の意地悪は許容範囲よね」
とは、柴崎の弁。



あ、ありまま様こんな広げ方でゴメンナサイ!!!!!

オマケの微妙アールは後日☆

ほんとならこの場で花嫁を控室でほにゃらららなんていう展開がいいと思うんだけどさすがにそれは無理だろ?郁ちゃんと堂上さんにはな?と思った(笑)

07:00 図書館SS(堂郁)

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