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【植物図鑑】月夜に君を想う

2009/09/27
おはようございます。

日曜日ですね☆昨日、お二階に増設予定のたね的書斎用のローデスクが届きました。
といってもローデスクなのに以外と高さが合ってびっくり。
これは……。ラクラク正座椅子を買ってこないとダメ!?と思いました。
姿勢矯正椅子っていうのもあるよなーと思いつつその辺りではなかなか見かけないので座って試せないのが切ないな。
ヨーカドーにはあるのかなー。

今日は旦那が仕事なので見送った後に、昨日受け取り損ねた荷物を受け取ってから買いものです~。
ちなみに昨日、朝病院に行って帰ってきたのですが、その時旦那が郵便受けを確認したんです。でも何もなかったらしく閉めていたので、ああ郵便物はなかったかと思ったのに夕方餅つき打ち合わせから帰ってきたら不在票が!(旦那に運転手をしてもらった)

ああ、受け取り損ねたー。と思ったのですが、不在票の時間が、どう考えても病院に行ってる間の時間でした。
「今朝、病院から帰った時に郵便受け見てたのに気付かなかったの?」と聞いたら
「見てないよ?」とサラっと答えていました。
見てたんです。見て、閉めた蓋が閉まりきってなくて私がしめなおしたんですよー。
でも見てないと言い張っていました。

凄くどうでもいいことなんですが、見てたんだよ!となんかいきなりプチっときまして。
そして再配達を依頼したんです。
当日中は無理だろっていう時間帯だったのでネットで依頼しようとしていたら旦那が親切で電話で再配達を頼んでくれました。
「今日来られるって言ってた?」
「うん。九時頃になるけど来るって」
「そっか、最近は郵便局もガンバルネー」

なんて会話をして20時過ぎ。
旦那が眠たいと寝る気満々で準備をしているのに、郵便局が来ないんです。
でもどんなに遅くても21時までには普通来るので、どうしようかねーなんて言いつつ旦那は起きて〒屋さんを待っていたのですが21時半になっても来ません。
来るって言ったのに来ないなんてありえない!と思いつつさすがにもう今日は来ないだろうということになり、旦那は眠さピークらしく「もう寝るよ」と。

私も疲れたし今日はねよーかなと、一緒に二階に行ったのですが、本当に今日くるって言ってたの?と再度確認したら「日付は聞いてない。9時過ぎに行きます」って言ってたよと。

「それって21時過ぎじゃなくて明日の朝の9時過ぎじゃないの?!」
「あー、そうなのかな。何だよ。すごい時間の無駄だったよ」と旦那超不機嫌。
「日付、確認しないと――」と付け足したら不機嫌を燃やしたみたいで「あーそーですね。すみませんでした!」と切れられて終わりました。
オヤスミも言わずに寝てみた。(笑)

たね家の小さなどうでもいい戦いのお話でした。


ちなみに、たねさんが起きてて受け取ればよかったんじゃない?
21時くらいなんでしょ?と思われると思いますが、なんとなく夜は旦那がいる時は旦那に受け取りをしてもらっている。(最近物騒だから)

とはいえ、やっぱり自分だけで待っていた方がよかった様な。
そして朝起きたら、ケンカ勃発?
ずっと待ってたのに来なかったよ!?って(笑)
結局戦いは勃発したのだと思われます。ウン。


受け取れなかったのも、来なかったのも仕方ないけど、来ると思って待っているのに来なかったというのはなんかこう凄くイラーっとしますよね。
私だけ?

堂郁ならこんなポカが合っても笑って終わるんだろうなー。
いや郁ちゃんがやっちゃったら、堂上さんがったく時間くらい確認しろ。アホウ。と来て郁ちゃんがすみませんとシュンとするのかな?

逆に堂上さんがポカしたら郁ちゃんは勝ち誇ったように?
篤さんでもこんなことあるんですね!と威張ってくれるといい(笑)

ああ堂郁だとなんだか素敵になるのに、たね家はダメですなー。


とまあ、とても長い前フリですが、以下植物図鑑です。

【植物】イツさや(のイツキ) イツキ実家戻り時期 年齢フリー テーマ:夜の街で君を想う













コンビニの帰り道、見上げた夜空に浮かぶ細い月。

コンビニに背を向けて少し歩いた所で背後で聞こえた声に樹は思わず立ち止った。
そして振り返る。勢いよく。

さやか

テレビの中で、町中で何気なく出てくる単語。
特段珍しい名前でもなんでもない、誰も気にも留めないその名前は樹にだけは特別な響きを持って耳に届いたからだ。

もちろんそこに『さやか』がいる訳がない。
いるのは見も知らない高校の制服に身を包んだ女の子たちが三人ばかり。
その中の一人が『さやか』と呼ばれていた。

「いる訳ないっての」

自嘲気味に笑い、樹は再びコンビニに背を向けた。

さやか

その名前が耳に届く度、脳裏に鮮やかに蘇るのは、数えきれない程の彼女の笑顔。
イツキ、と呼ぶ楽しそうな声。

生き倒れそうな日に出会って、どれだけの昼とどれだけの夜を一緒に過ごしたのか。
それは自分の人生の中では何十分の一にしかならない僅かな時間。

「アイタイ」と何度も願った。
思わず、さやかのマンションの近くまで行ってしまったこともある。
けれど、会えなかった。

アイタイのにアエナイ。


さやかの部屋を出る最後の日。
何度も何度も、手紙を書いては破って捨てた。
震える指先が書いた言葉は残していくには残酷なものばかりだったから。

愛してる
大好きだ
必ず戻る
待ってて


全部、自分の都合しかない言葉。
悩んで迷って、ギリギリの時間に一言だけを走り書いた。

『また、いつか』


未練タラタラだ。
離れたくなかったのはきっとこちらの方が強いだろう。

逃げ出した重く暗い現実の生活の全てを忘れさせてくれる
さやかとの甘くて楽しい夢の生活。

このまま、ずっとこのまま。

自分の苗字すら、自ら名乗る事ができない。
自分の素性すら、明らかにする事ができない。


なのに彼女と、生きていきたい。

だから離れた。
新しく始める為に――
全てを終わらせる為に。


さやかを一人残して家に戻ってから半年。
もうすぐ、全ての折り合いがつきそうなところまで来ていた。

折れそうになる心を支えたのは、紛れもなく『さやか』だった。
もう、他の男と付き合っているかもしれない。
会社でもきっとさやかは引く手数多だと思ってしまうのは元恋人の欲目だろうか。

残してきたアップルミントを見知らぬ男に振る舞うさやかを想像するだけで胸がチリチリと痛む。
痛ませる資格がないことなんて百も承知だ。
それでも、あの二人で過ごした空間で知らない男と楽しげに笑い、何度も触れ合ったあの寝室で
自分ではない男の名前を呼ぶ彼女を思えば、ぶら下げたビニール袋を思わずきつく握りしめずにはいられない。

さやかが幸せならそれでいい。
そのまま忘れてくれたらいいと、自分に何度も言い聞かせながら
忘れないで欲しいとも思う惨めったらしい自分がいる。

結局いつだってカッコつけだ。

『待たなくていいです』そんな文面をわざわざ手紙にして送る自分の未練はそれで断ち切ったつもりで
余計な未練を繋いだだけだと改めて気づく。

現実から逃げだしたくて飛び出した家に戻り、直視することを避けてきた全てと向き合う。
それは何よりも重くて辛い。

けれどここを越えなければ、何も手に入れられないと知った。
教えてくれたのは、さやかだった。

思い出す度、締め付けられる胸の痛みは何よりも手に入れたかった愛しい人を傷つけた罪。
大好きな野草を見つける度、浮かんでくるのは美味しいと驚くさやかの顔。

部屋に帰りつき何気なく付けたテレビの中から流れてくるコマーシャルの歌が
まるで今の自分の心を映し出すかのように樹の心に響いてくる。

会いたいと叫ぶ男の願いだろうか。
この歌の中の主人公もきっと、訳があって彼女の元を離れたのかもしれない。

やがて未来を手に入れたら。

ずっと、愛しているとさやかに伝える事ができるのだろうか。


ベランダに出て見上げた星も、電柱の下に力強く根付く野草も何一つ答えはくれない。


さやか

心の限りに囁きかける。想いを力に変えて、必ず未来を手に入れる。

それは大きくて立派な線路ではないけれど、二人で歩くには十分な畦道。
道を作りたい、二人だけの道。


さやか 逢いたい 早く








さやかを置いて出来たイツキですねー。
多分このころさやかもイツキの面影を必死で追っているんだろうなー。

イツキって呼ぶ声にピクンとしたりして。

実はこれが一番初めに書いた植物図鑑SSです。
とある方と即興をしていた時に生まれてきた物語なのですが、実はとある歌にひっかけて書いてあります。
何の歌か解りますかー?
解ったらすごい!(笑)

夜ってしんみりしやすいですよね。
イツキのバカー早く帰れ!!といいたくて仕方ない物語でした。
07:00 植物SS(イツさや)

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