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寄贈品:イルカたちのお月見 その2

2009/09/21
皆様、おはようございます。
月曜日祝日ですね!

本日も昨日に引き続き?イルカちゃんたちのお月見その2をお届けします。
お餅つきを終えた二人、さぁお団子を!


しっぽ様いつもありがとうございます!!

コメント残して頂けたら、しっぽ様に転送させていただきますので宜しければぜひお願いします♪



ではどうぞー。




「ここです、ここ!」

業後、郁に連れられてやってきたのは郁がよく利用しているという和菓子屋だった。

閉店まであと三十分で売り切れているのではないかと思ったが、ケースの中にはまだいくつか団子が残っていた。
「まだありました」
「良かったな。どれにするんだ?」

郁が迷いに迷って選んだのは普通のみたらし団子が三本パックになったものだった。
「餡もあるぞ?」
「――えっと、教官はサッパリの方がスキっていうからこっちのほうがいいのかなって」
「まあ、みたらしの方が好きといえば好きだがどっちでもお前の好きな方にしたらいい」
「あたしはどっちも好きなんで!教官と美味しく食べたいからみたらしでいいです」

いそいそとレジに向かう郁の手から堂上は団子のパックを取り上げる。
「ちょ!教官」
「買ってやる。待ってろ」
「いいですいいです!あたしが連れてきたんだし」
「このくらいさせろ。お前は何でも自分でやりすぎだ」

自分で何でもできるというのは素晴らしい事ではあるが、彼氏としてはもっと甘えてほしいという欲が出てしまうのは単なる自己満足でしかない。
「後で身体で返してもらうから気にするな」
「!!」

小さな声で囁きかけると郁の顔が一瞬で真っ赤になった。
お月見がしたいという郁のおねだりで外泊をねじ込んだのはほんの数時間前。
明日仕事ですよとうろたえる姿まで可愛いと思ってしまうのだからどうしようもない。

最後にコンビニに立ち寄って日本酒など、ちょっとした買い物をして向かったのは基地から一番近いシティホテルだ。もっと洒落たホテルに連れて行ってやりたかったが明日の事を考えると徒歩で帰れる距離が一番である。

「すまんな」
「へ?!何がですか?」
「もっと洒落たホテルに連れて行ってやれなくて」
「そんなの!全然――。明日も仕事だし、ほんとはお泊りだって私のわがままなのに」
「お前のおねだりはお月見で外泊じゃなかったろ」

そう、郁はお月見がしたいと言っただけで泊まりでとは言っていない。
実際外泊を出すように言った時に、驚いていたのを見ると外泊までは考えていなかったのだろう。

「そ、ですけど。お月見するならやっぱり外泊になっちゃいますよね?」
ホテルの窓から僅かに輝く月が見えている。
が、あいにくの曇りで月は雲の切れ間に出たり消えたりだ。

「天気悪いなぁ」

そんなつぶやきと共に郁がとりだしたのは、今日図書館に飾ってあったイルカたちだ。
「持ってきたのか?」
「一応なくならないように夜は持ち帰ってるんです。それにこの子たちもお月見したいかなーっておもって」

郁は先ほどコンビニでこっそりかった小さな団子セットを取りだした。
「なんだ、それは」
「えへへ。さっき見つけたんです。最近はこんなのもあるんですねー」


お月見イルカ その2


「なかなか、いい感じだな?」
「ですよね」
「じゃあ、あたしたちもお団子たべませんか?」
「団子の前に――」


嬉しそうに笑う郁の唇を堂上は自らの唇でそっと塞いだ。
「もうっ」
「味見だ、味見」
「今日はもう売り切れました」と返されて堂上は噴き出した。

「いつぞやの意趣返しか?」
「今日はもう、閉店しました――です」

笑いながら郁が団子をテーブルに置いた。
向かい合わせでなくあえて隣い座り、郁の肩を抱き寄せる。

雲の切れ間から差し込んできた月明かりが窓辺に置いたイルカたちを包み込んだ。






イルカちゃんたちはお団子を食べるコースへ!
お団子は白玉団子で手造りだそうです~そしてススキも!!
本当にしっぽ様は器用ですよねー。この後堂上さんは郁ちゃんとお団子をたくさん食べたのかな。
なーんて♪
本日閉店だから食べさせてもらえなかったらガックリですね☆

しっぽ様いつもありがとうございます!
07:44 寄贈品

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