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「囮捜査」偽乳編 =6=

2009/08/24
皆様おはようございます。

キタ!月曜キタ!あっという間の土日でした。
旦那は今日も休みを取っているので私だけ出勤です。
うらやますぃーと泣きながら会社に行ってきます~。

ちなみに昨日の朝の日記、旦那の選択肢回答は3でした。
水を入れて遊んだなんとかさんからもコメント頂けました。
そう、アナタ様のことですよ(笑顔)

ただご本人いわく、遊びではなくどのくらいの水が入ったら破けるかの実験だったそうですのでここで訂正しておきますね☆

今日はララの日ですよね?
それを楽しみに今日も上がりきらないテンションあげて頑張りましょう!
皆さん元気にいってらっしゃ~~い☆



お前もさっさと行って来いという堂上さんの声が聞こえます(ドキドキ)





堂郁 年齢フリー 恋人設定 テーマ:囮捜査、偽乳編?!




「何すんだよ!」

化けの皮が剥がれるとはまさにこのことじゃないかというくらいに三井の顔つきが変わった。
「それはこっちのセリフだ!!この変態!」

思い切り詰め寄って郁は、三井を投げ飛ばした。
それなりに鍛えている様ではあったが格闘技はからきしらしい。
呆気なく地面に沈んだ。しかも受け身なしだ。

「……死んだ?」

ヤバイと思った瞬間茂みから小牧達が飛び出してきて三井を取り押さえる。
が、受け身も取れなかった三井だ、ぐったりして動く気配もない。
そして倒れた三井のすぐ横に落ちているのは郁のバッグから抜き取られたダミーの財布。


「大丈夫か!笠原!!」
「あ、はい。無事です。全部」
「……説教は後だ。とにかくそいつを事務所につ入れていけ!警察にも通報だ」
「はい?!説教ってなんですか?!」

作戦通り無事に犯人を確保した。
なのになぜ説教を食らわなければならないのだろうか。
誰も危険に晒していない。すべて計画通りだったはずだ。

小牧と手塚に運ばれていく三井を見送った後、その場に残ったのは郁と堂上。
郁が、何故と視線で問うと堂上が思い切り郁を睨みつけた。

「お前、なんですぐに投げ飛ばさなかった?」
「へ?!」
「投げ飛ばせるチャンスがあったにもかかわらず二度も見逃したな?理由は何だ」

言われて思い返すと確かにチャンスを逃した。
それは、犯人の声が堂上に似ていたから――。

思わず思い出してかぁっと顔が熱くなった。
違うと解っていても似ているものは似ている。

チラリと堂上を見ると、堂上は怒りを露わにして郁を見据えていた。
「ああいうのが、好みなのか」

一瞬言われている事の意味が解らなかった。
ジロリと睨んだ堂上の瞳から目が逸らせない……。


「違います」

違う。違うんです――。

声が、そう言葉に出そうとしたところで堂上を呼ぶ声が聞こえてきた。
その声に弾かれる様に振り向いた堂上はそのままその場を走り去った。

郁は一人、その場に残された。
いつもなら基地内や図書館の敷地でも暗がりで一人になるなと過保護気味に心配する堂上が郁を置いて走って行ったのだ。


一瞬でも、あの男の声を堂上の声みたいだ。
だからこれはきっとそのせいであたった罰なんだ――。

「違うんです。教官――」
声が、教官に似ていたから。それだけなんです。


涙と一緒に零れ落ちた言葉は涙と一緒に地面に吸い込まれて消えた。



◆◆◆


郁の活躍により、連続猥褻事件は無事に幕を下ろした。
下ろした幕下に何かが挟まったような違和感をのこしたまま――



「堂上、いる?」

軽いノックと共にドアが開き、顔を覗かせたのは小牧だった。
差し入れあるよとビールをチラつかされれば断る理由も特にない。

「事件幕引き祝い」
「ほとんど、あいつの活躍だ」
「笠原さん、頑張ったからね」
「そうだな――」

郁は良くやったと思う。
苦手の分野な上に、コンプレックスに関係する任務でもあったのだから評価すべき所だろう。
なのに、少しだけ二人の間に生まれた齟齬は日を追うごとに大きくなっていく。

あの確保の日から四日。たった四日ではあるが、毎日顔を合わせて一緒に業務をすれば
その違和感に気づくのには十分すぎる時間だ。

プルの開けられたビールが堂上の前に置かれる。
小牧がこのビールを持って何を言いに来たのかも、言われなくても解った。

「じゃあとりあえず乾杯」

そう言って、幕引き祝いには遅すぎるんじゃないかと突っ込むこともせずに堂上もビールに口をつけた。
「で、今日はただ祝いに来ただけじゃないんだろ」

先に口火を切ったのは堂上だ。
いつくるかと構えるよりも先に話題に乗せてしまった方お互いにすっきりする。

「やっぱり解る?」
「見え見えだな」
「まあ、あれだけ二人ぎこちないとね。一緒に働いてる身としては正直やりづらい」

キッパリと言い切った小牧の瞳にからかいの影はない。
至って真面目。
それが小牧の本音であり、堂上への警告なのだろう。

近い関係で付き合うというのは、公私の区別を特に厳しくする必要がある。
それは堂上も郁もよく解っている。
今回も、あれ以来プライベートの会話はしていないがお互い違和感に気づかないふりをして接している。

「すまん。近日中に解決する」
「それっていうのは、平和的解決って思っていいの?」

平和的、というのはこの場合恐らく別れないという事を指しているのだろう。
一瞬の沈黙のあと小牧が苦い笑いを浮かべながらビールを傾けた。
「別に、プライベートの二人の事を俺がどうこういう権利ないし。詮索だってのはわかってるんだけどさ」
万が一、平和的解決じゃないんだったらどうしても業務にも影響するだろうから。

理由をつけたされて堂上は小さなため息を落とした。

「すまん。俺としては平和的解決を望んじゃいるがな。郁がどう来るか解らん」
あれだけ最低な事を言って、しかもあんな場所に郁一人を置き去りにしたのだ。

どんな理由があっても、自分で自分が許せない。
あの後戻ってきた郁の目は赤かった。泣いたんだと一目で解った。

泣かせたのは紛れもなく、堂上だろう。

「こんな最低な男とは付き合いたくないと思われても仕方ない事をした」
「んー。それっていうのは例えばあの捕り物の時に笠原さんがチャンスを見逃した事に関係してると思っていい?」
「……お前に隠し事ってのは透明な風呂敷で荷物包んでるようなもんだな」
「あれだけ一緒に行動してたら普通解るんじゃない?」
手塚だって気にしてるくらいだよと言われれば本当に反論の余地はない。

「あの男に惚れたのかと、それだけいって置き去りにした」

思い出しても、後悔しかない。
なんでそんな言葉を吐いたのか。

そんなはずがないと解っているのに、躊躇った郁の姿が、釣り合いのとれた身長のバランス、その頬に走った朱色が嫌でも堂上の心を揺さぶった。
小牧も流石にそんなやり取りがあったとは思わなかったのか、傾けかけたビールの缶を元の位置に戻す。

「なんでまたそんな事」
「チャンスを二回見逃した理由を問い詰めたら、言葉に詰まった。それを見てカッとした」
最低だろうと自嘲気味に笑うと、小牧も困ったように顔をゆがめた。

「気持ちは解るけどね――」
「多分、愛想尽かされたんだろうな。あれから毎日来てたメールもぱったり来なくなった」
「ちゃんと話し合った方がいいんじゃない?あり得ないとは思うけど笠原さんがあの男に惚れたとしても犯罪者だよ?」
そうだ、あいつは女心というやつを食い物にした最低の犯罪者だ。
どう贔屓目に考えても郁が幸せになれるはずがない。

「解ってる。それに、簡単に手放せる訳がないだろうが――」

やっとだ。やっと手に入れた。
必死に手を伸ばさないようにしてきた全てをとっぱらって、付随するあらゆることを背負う覚悟で伸ばされた手を掴んだ。
やっぱり離して下さいと言われてハイそうですかと離せる程度の想いではない事は確かだ。

「クソッ」

思わず握りつぶした缶にはまだビールが残っていたせいで飲み口から溢れたビールが堂上の手を濡らし、そのままテーブルへと染みを広げた。









あれれ~堂上さんには郁ちゃんが三井に惚れちゃった的に映った様です。
ソンナワケナイ!!!!!と一斉ブーイングが起きそうですが、冷静を欠いてしまいらしくないことをするというのはありますよね?

ウンあるよ(マテ)

次回最終回です。ミニマム連載でしたが、もちろん平和的解決を望みますよね!


何やってんだ堂上!!!!と拍手からパチンとカツでも入れてやってください(笑)


多分机の前に目標! 毎日牛乳4リットル!とか書いちゃったりしてな。
次の囮捜査は長身の男を狙った女詐欺師事件で堂上さんがシークレットブーツをはいて
迫られるっていうのがイイナ☆
長身の男なら他にいくらでもいるだろうが!!!と叫びながらも、面白いからだとキッパリ断言されて
長身堂上さんの出来上がり♪

あ、小柄な男好みな事件でも活躍出来そうですね。
お前い以上に小柄な男はいない、頼んだぞ堂上なんて肩をたたかれたら超フクザツですね(笑)
07:00 図書館SS(堂郁)

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