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魅惑の・・・ =その後=

2008/06/26
おはようございます!

今日は雨ですね。木曜日デス。
今日も一日頑張りましょう!!

いつもコメントたくさんありがとうございます。
SSの参考にしたりやっぱりー!と同意したりして楽しんで拝見しています。

次に控えてるのがプチ長モノなのでここで一発魅惑を終わらせます。

性的描写はありませんが、このお話は全部R18指定なので、後日談もR18指定とします。
でも直接的描写はございませんので期待しないで下さいね(笑)

堂郁 R18指定 恋人設定 魅惑のチョコレートその後の話

18歳以下のかたは閲覧ご遠慮下さい。



公休前日、予定通り郁と外泊デートをした。

夕食の後、今度はいつも通り、普通のシティホテルにチェックインする。

お互いシャワーを浴び、いつものように優しくゆっくりと郁を抱いた。

郁の反応も、いつもどおり控え目で可愛らしいものだった。


事を終えて、二人でベッドに横になってから
郁が恥ずかしそうに昨夜の話をしだした。


「教官・・・昨夜・・あたしやっぱりちょっと変でしたね」

そういわれてドキっとした。
それはそうだ、昨夜のこいつはチョコレートの魅惑に取り込まれていたのだから。

「そうか?」と何気なく返した。

「あんなに、してほしくて堪らなくて・・。おかしくなっちゃったと思ったのに
 今夜はもう満足っていう気分なんです。いつもとおんなじ。」

その言葉にちょっとガックリする。
一度で満足させているというのはある意味いい事なのだろうが
『もっとして欲しい』という程ではないのかと思うと、男としては少しは凹みもする。

「また、その内ああいう風になったりするんですかね?
 あたし今まで経験ないから知らなくて。今度いつなるのかな」

と郁は経験が増えると自然になると思い込んだようだった。

正直、自然に郁があの状態になる可能性は低い。
酒などに酔えばまた別だろうが、素面ではありえないだろう。

郁としてはああなるのをどう感じたのか、思わず聞いてしまった。

郁は真っ赤になって堂上の胸に顔を埋める。
「・・凄く・・恥ずかしかったけど・・気持ちよかったのもほんとです」
「またああいう風になりたいか?」

コクリと頷いた。でもなろうと思ってなれるものじゃないですからと言われて
堂上はゴクリと息を飲んだ。



結局、迷った末 郁に全てを話した。

「郁、お前に謝らなきゃならない事がある」

その言葉に郁がパッと顔を上げて堂上を見る。

「昨夜の事だが・・アレは俺のせいだ」
「教官の?」

意味が解らないと郁が首を傾げる。

堂上はベッドサイドにかけてあったパンツのポケットから
三つの菓子を取り出した。

二つは見慣れた焼肉屋さんのハッカ飴
もう一つは昨日二人で食べたチョコだ。

「あれ?こっちの飴。昨日の?」
「そうだ。これをお前に渡そうとして間違えてチョコを渡した」
「そうだったんですか。で?ソレがなんなんですか?チョコ食べちゃ駄目でした?」
「そうじゃない。このチョコレートは小牧が持ってきたやつでな」
「小牧教官?」

ここで何故小牧の話になるのか皆目検討もつかないようで
郁は首を傾げるばかりだ。

「このチョコは、女が食うといい気分になる成分が入ってるんだと。
 毬江ちゃんと小牧がシャレで買いにいって、おすそ分けだと持ってきたんだ」
「・・じゃあ。昨日のアレはこのチョコのせいですか!?」

郁がガバリと身体を起こした。

「そういう事だ。別にお前に食わせようと思った訳じゃない。間違えたんだ」

そういえば、あの時堂上はチョコを食べるのを止めようとしていた。
そんな気がする。

でもその後、堂上も同じものを食べていた。

「だって!教官も食べたのに!!」
「あれは女にしか効かない成分なんだろ」
「酷い!そんな・・薬みたいの使うなんて・・」
「だから、間違えたんだ。使うつもりじゃなかった」

郁の目は既にジワリと潤んでいる。

「あたし、凄く恥ずかしくて!変になったと思って悩んだのに!」
「すまなかった。お前に嫌われたくなくて黙ってようと思った。
 効果もあの時点では解らなかったしな」

本当に申し訳なさそうな堂上の表情に、郁はジロリと堂上を睨む。

「せめて、昨夜話してくれればいいのに!」
「お前が・・その・・可愛くて、いえなかった」
「・・・な・・なんですかそれ?」
「普段、控えめなお前があんなに積極的に求めてくれる機会なんて滅多にないからな。
 チョコのせいだとは解ったが、嬉しくて・・・ついな。悪かった」

「ズルイ。そんな風に真剣に謝られたらもう怒れないじゃないですか・・・ 」

堂上も身体を起こし郁を抱き寄せる。
もうしない。これも捨てると、残りのチョコレートを郁の前でゴミ箱に捨てようとした。

その手を郁が掴む。

「郁?」
「・・・・捨てなくて・・いいです。」
「しかし、持っていても仕方ないだろう」

郁は真っ赤な顔で、使う前にちゃんと言ってくれればいいですから。

と呟く。

「これ、使ってもいいのか?」

堂上は驚いた様に郁を凝視する。
郁はコクリと頷いた。

「嫌じゃないのか?無理する必要ないんだぞ?」
「でも・・教官は昨夜のあたしも好きなんですよね?」

そう問われれば、肯定するしかない。
「恋人に大胆に求められて嬉しくない男なんていないからな」
「なら・・いいです。あたし、嫌じゃないです」
「しかし、自然にそう思った時だけでいいんだぞ?」
「だって、あたし・・恥ずかしくて。なかなかそういう風になれないし」
「だからってな。こんなもんで無理しなくても」
「無理じゃないです・・。あたし、次はいつああなるのかなってちょっと期待した所もあるし」

と思いがけない郁の本音に堂上の方が驚いた。

そんなにもよかったのか?昨夜。

嬉しいが内心複雑だ。

いつもはどうなんだ?と問い詰めたくなったがそこはあえて心にしまった。

「じゃあ、捨てないぞ」
「はい・・・」
「今日使うか?」

冗談でそう問いかけると、郁はかぁっと赤くなって俯く。
流石に昨夜の今日だ。
しかももう既に郁は満足したと言っている。

それはちょっとと断れると思ったら、教官がしたいならいいです。

と上目遣いに見つめられて硬直した。

目を見張りつつ
堂上は掌に載せたチョコレートを郁の前に差し出す。

郁は恥ずかしそうにそれを手に取った。

そして、思い至った様に堂上を見る。

「コレって最後なんですよね?今日でいいんですか?」

そう問う頬はもうこれ以上ないくらいに赤い。
堂上は苦笑した。

「お前が気に入ったなら、小牧に聞いて、買ってきてやる心配するな」
「や!別にそういうんじゃなくて・・・」
「じゃあ、どういう意味なんだ?」

意地悪く笑うと、郁はそっぽを向いてチョコレートを口に放りこんだ。

「やっぱり味は普通ですね。ただのチョコ」
「そうだな。俺もそう思った」
「黙ってれば解らなかったのに・・」
「やっぱり・・後ろめたいからな。それにお前が気に入ってくれればまた
 食べてもらえるしな」

そういって郁を抱き寄せる。

昨夜の事を考えると効果が出るまでは10分から15分くらいはかかるだろう。

その時を待ち遠しく思いながらも、恥ずかしそうに俯く郁の顎に手をかけて上向かせる。

普段は身長差があるので、こういう体勢の時にしか出来ない。
それがまた新鮮で、堪らない。

堂上はゆっくりと郁の唇に自分の唇を重ねた。


*************************************************************************

結局、その夜もチョコレートは絶大な効果を発揮して
郁は大胆に、ベッドの上で悶えた。

一度、快感を覚えてしまうと無意識にそれを求めてしまうらしい。
チョコレートのせいだと解って安心したのか、昨夜よりもずっと
大胆になってくれたような気がする。

堂上も大胆な郁を望んでいると解った事も、郁を安心させたのだろう。


これなら、念願だった、一緒に入浴やもう少し上級の行為などにも
応えてくれそうだと心中で期待が膨らむ。
チョコレートなどに頼るというのは内心複雑だが
郁に積極的になってもらう取っ掛かりとしてはいいかもしれないと、何とか納得した。

しかし、その前にあの小憎らしい友人から店の場所を聞き出さなければならない。
それは気が重いが、自分で調べて回って後でばれるよりは
最初からストレートに聞いた方がまだマシというものだ。

どうせ、帰ればニヤニヤとした顔でどうだった?と聞きに来るのは解りきっている。

疲れきって眠る郁の髪にそっと指を絡ませると
嫌がるように、向こうに寝返りを打った。



翌日は、郁があまりにも気だるそうだったので早々に帰寮する事になった。
確かに二晩続けてあの状況では、いくら体力のある郁でも
それなりに消耗するのは仕方がない。

多少残念ではあったが、魅惑的な夜を2晩もプレゼントしてくれたのだから
充分過ぎるほどだ。


郁を女子寮に帰した後、ゆっくりした足取りで自室へ向かう。

部屋に戻って、着替えベッドに転がった。

それなりに体力に自信はあるが、流石に多少の疲れはある。
まだ夕方で、メシや酒を飲むにはちょっと早い。

それまで少し眠るかと堂上は目を閉じた。



コンコンとノックの音がして目を開けると既に部屋は夕闇に包まれていた。
はいと返事をして起き上がり電気をつける。

開いたドアから顔を覗かせたのは予想通り小牧だ。

「寝てた?」
「ああ、ちょっとウトウトしてた」
「あー、またにしようか?」

入ろうかどうか迷っている様子なので、堂上はテーブルの前に胡坐を掻き
入らないのか?と聞いた。
「今いいの?」
「ああ。ちょっと昼寝のつもりだったんだが本気で寝ちまったらしい。そろそろ
 起きようかと思ってた所だ」

小牧はそう、じゃ遠慮なくと入ってきてテーブルの前に座る。

「なんか飲むか?」
「んー。俺はもう夕食済ませてるから。ビールでもいんだけどお茶でもいいよ」
「俺はなんかもう夕飯を食う気分じゃないからビールいくぞ」
「じゃあ、ビール」

堂上は冷蔵庫から買い置きのビールを小牧に投げた。

先ほどの位置に戻りつつプルをあける。
小牧もゴクリとビール飲みつつストレートに本題に入ってきた。

「どうだった?」

何が?と聞く必要もない。
堂上は、平静な表情でああ、なかなかと応えた。

小牧は拍子抜けしたような顔をした後、正直だねと笑った。

「どうせお見通しだろ?」
「まあ、あの笠原さんの様子に二晩続けて外泊とくればね」

お前は俺が居るか居ないか毎晩確かめてるのかと突っ込みたくなったが
やぶへびになりそうなのでやめておいた。

「まさか二晩ともアレを黙って食べさせたの?」
「最初の晩は間違いでな。食わせるつもりじゃなかった」
「じゃあ昨日は食べさせるつもりで食べさせたんだ」

と指摘されて僅かに赤くなる。

結構良かったでしょ?とサワヤカに笑われてこいつは外見と中身に
どのくらいギャップがあるんだと突っ込みたくなった。

が、しかし。所詮は同じ穴の狢だ。

堂上はからかわれ覚悟で口を開いた。

「おい。小牧」
「なに?」
「店の場所教えてくれ」

その言葉に小牧は面食らったような顔をした後笑い転げた。
「や・・・。いいけど。そんなに気に入ったの?」
「うるさい!お前だって似たようなもんだろうが」
「いや。まあそうだけどさ。笠原さん可哀想なんじゃない?」
「なんでだ」
「だって言ってないんでしょ?チョコのこと」
「いや・・話した」

不機嫌そうにビールを呷る堂上を見て小牧が目を丸くしてから笑った。

「へえ。話したんだ」
「黙ってあんなもん何度も食わせられるか。明らかにおかしいだろう」
「そりゃね。身体がおかしくなったって泣いちゃうんじゃない?」
「一回目で既に泣きそうだった」
「ああ。だよね・・。そんな所も可愛くて堪らないけど
 可愛い可愛い彼女を泣かせたくないもんね」

とシレッと言われて、堂上はいいからさっさと店の場所教えろよと不機嫌に言い放った。

小牧はアハハ。と笑いながら小さな名刺サイズの紙切れをテーブルに置いた。
「コレ。店のカード。裏に地図と住所とか載ってるから」
「何で持ってんだこんなの」
「え?欲しいって言われるかと思って」

既にお見通しという顔で笑われて、堂上は渋い顔をした。

「なら、なんも聞かないで、最初から置いていけよ」
「いやー。それはほら、お前の滅多に見れない野獣の部分がみたい友人の好奇心ていうかね」
「なんだ!野獣って!」
「お前、先輩達から誘われても絶対そういう女絡む行事に参加しないじゃない」

小牧の言っているのは、男子寮の恒例でもあるAV鑑賞やら風俗な女性がいる店への巡回だ。

彼女持ちにはあまり声がかかることはないが、フリーのやつらは大体先輩の餌食だ。
堂上もフリーな時代に何度も誘われて辟易した事を思い出す。

「当たり前だ。皆でエロビデオみて何が楽しいってんだ。しかも好きでもない女を
 金払って抱く意味がわからん」

「それそれ。いつも紳士の堂上も可愛い彼女相手じゃしっかりオトコやってるって所をさ」

とまたハラを抱えて笑い出す。

「別に紳士ぶってるわけじゃない!興味があるかないかの問題だ!お前だって似たようなもんだろ!」
「まあ、そうがつがつした方じゃないけど、お前よりは付き合ってたよ」
「毬江ちゃんに言うぞ」

と友人唯一の弱点とも思えるポイントをついたら、笑い転げていた小牧の目が不穏に光る。

「別にいいけど。じゃあ、俺も笠原さんに言っちゃおうかなぁ」
「何がだ!何もないだろ!」
「色々あるだろー。エロくなるチョコ貰ってゴクリとしてたとか?
 間違えたって言ってるけど、何で外泊予定でもないのにチョコもってたか・・とか?」


堂上はその言葉に硬直した。

友人の唯一とも思える弱点は決して触れてはならない不可触のポイントである事を
今更にして思い知った。






というわけで、意趣返しをしようとしてガッツリ返される教官でした。
やっぱり教官は白状しちゃいますよネ。

ヘタレといわないで下さい!真面目です、真面目!(笑)

正解は
『チョコのことは白状した。残りのイッコも楽しんだ』が正解でした!

当たった人は挙手☆

つまらない後日談にまでお付き合いありがとうございました~。
07:13 図書館SS(堂郁)

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