09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

魅惑の・・・ =Ver.郁=

2008/06/24
おはようございます!

昨日はなにやら拍手の調子が悪かった様で、もし「あれ?」と思われた方が
いらっしゃったら申し訳ありません。

めげずにコメント残してくださった方も有難うございます!


本日は、熱い熱い想いにお応えして、魅惑の郁バージョンです。
でも視点が郁ちゃんのだけでストーリー展開は同じです。

しかもスタート公園からです。
なのになぜか堂上Verより長いんですよ。不思議です。

堂郁 恋人期間 R18指定 魅惑のチョコレート Ver.郁 魅惑の・・・オマケです。

18歳以下の方は閲覧をご遠慮下さい。



堂上に手を引かれながらゆっくりと公園の中を歩く。
いつものベンチのところに行くのだろうと思い何も聞かずについていく。

今日はいつもと何かが違う。

身体の中が熱い。
焼肉だったからなかなあ?

でもいつもあのくらい普通に食べてるし・・・。
あと変わった事といえば、アメがチョコだったことくらい。

最初は少し身体が熱い・・その程度だったのに
熱は冷める所か少しずつ熱くなる一方だ。

歩いているだけで息が上がる。
前を歩く堂上のうなじにドキリと心臓が高鳴る。

下腹部がギュっと締め付けられる様に疼く。

突然前を歩く堂上がピタリと足を止めて振り返った。

「郁?どうかしたか?気分でも悪いか?」

そう問われて郁は動揺する。
顔が赤くなっている気がして慌てて俯く。
恥ずかしい。悟られたくない。

なんでもないと首を横に振ってみせた。

しかし、堂上は何か思う所でもあるのか
下から覗き込む様にその表情を探ってくる。
普段は意識しないようにしているが
こういう時、自分の方が背が高い事が恨めしい。
簡単に覗き込まれてしまう。

自分の顔が赤くて驚いたのか、堂上は眼を丸くしている。

「なんだ?大して飲んでないのに酔いでも回ったか?」
「や・・違います。なんかちょっとヘンていうか」

酔っているわけではない。
でも、自分でもうまく説明できない・・・。
どうしよう・・欲情してるみたいですなんていえないし。

自然、もごもごとハッキリしない口調になってしまう。

「どうヘンなんだ?」

体調の悪さを懸念しているのか、真剣に問いかけられてたじろぐ。

何か問題があったかと堂上も思案しているようだ。


「ハラでも痛いか?」
「いえ・・・違います・・・」
「なら何だ。どこがどう変なんだ?」

心配をかけたくない。

少し迷ったが、素直にならないと堂上にいらない不安を与えるだけだと
思い切って、堂上の肩に頭を乗せた。

「キス・・・してもいいですか?」

恥ずかしくて死にそうだった。
あと少し行けばいつものベンチで。
キスなんていつもそこでしているのに、そこまで待てないなんて
こんな所でキスを強請ろうとする自分が浅ましく恥ずかしい。

でも、キスをしたくてたまらなかった。
触れるだけの甘いキスではない。
深くて熱いキスだ。

堂上は驚いた様だったが、何も言わず郁の腕を掴み

人気のない木陰へと移動する。

大きな木を背にするように立たされた。

腰に堂上の手が回され抱き寄せられる。
それだけでもドクリと心臓が高鳴る。

キスをしてもいいかと聞いたのに
キスをしてきたのは堂上だった。

どちらからなんてこの際どうでもよかった。

柔らかくて熱い感触に、頭の中が痺れる。
唇を合わせただけでこんなに身体が疼くのは初めてかもしれない。

いつもは徐々に徐々に熱さを増して、段々と頭が痺れるのに
今はもう、何もわからないくらいに堂上を求めている。

堂上の舌先を誘うように薄く唇を開く。
すかさず堂上の舌先が入り込んでくる。
舌先を絡め取られて、おずおずと絡め返す。

それだけで、堪らない快感が身体を震わせる。
思わず抜けるような甘い吐息が零れ出た。

「ん・・・・・・」


堂上の舌の動きが段々と早く大胆になる。
翻弄される。
いつのまにか郁は積極的に堂上の舌に応えていた。

ぎこちない舌使いで、恐らく堂上にはまどろっこしいはずなのに
キスはどんどん激しくなる。
もっと・・・もっと吸い上げて、絡み付いてほしい。

郁は両手を堂上の首の後ろに回して頭を引き寄せた。

そうこうしていると、堂上の舌先が歯列を辿り始める。
いつもされると、ゾクゾクしてしまうが今日は殊更敏感になっている様で
ビクビクと身体が震えるのを止められない。

そして、もっとも苦手にしている上顎を舌先でつつくように刺激され
膝から力が抜けそうになるのを堪える。

上顎を触れるか触れないかギリギリのラインで辿られると
もう押さえが効かない。
身体の奥がズクズクと疼き出して、堂上を求めはじめる。

このままではまずい。後ろに下がろうとしたが、幹が邪魔をして下がれない。
幹に身体を押し付けるような格好のまま、執拗に上顎を辿られた。

「んっ・・・んぅ・・・・・・・」

喘ぎをかみ殺すのは不可能だった。

艶かしい喘ぎが重ねられた唇の隙間から零れ出る。
時折唇を僅かに離される。
足りない空気を求めて口をあけると、思わず自分の声とも思えない
甘い声が零れ出る。

恥ずかしいと思う間も与えられずにまた塞がれる。

そうして何度も口付けていると、身体の芯に灯った熱が
どんどんと熱さを加速する。
もっと、触ってほしい。

どうしたんだろう、なんであたしこんなになっちゃったの?

自分の意思とは裏腹に腰が堂上を誘うように蠢く。
止めたいと思うのに、身体は勝手に反応する。

腰を支えていた堂上の掌が、ゆっくりと腰をなぞったので
思わずビクリと大きく身体が反応してしまった。

その反応に驚いたのか、堂上が唇をゆっくりと話した。

つぅっと銀色の糸が二人を繋ぎ、プツリと切れた。

郁は木の幹に背を預ける形で少しずり落ち、荒い呼吸を整える。
膝に力が入らない。
自然と顔の位置が堂上よりも低くなる。

じっと、堂上を見つめると、堂上は何かに動揺したような顔で郁を見ている。

その視線だけで、身体が疼くのだから堪らない。

どんなに考えてもこんなに熱くなる理由が解らない。

「郁」

名前を呼ばれて我に返る。

「どうかしたか?」
「なんか・・あたし・・ヘンです。すごく・・やらしい感じ」

今すぐ教官に抱いてほしくてたまらないんです。
そういいたかったが、言えなかった。

淫らな女だと嫌われたくない。

何かいつもと違う雰囲気を感じ取ったのか堂上が見たことないような
艶かしい笑いを浮かべてゾクっとする。

「やらしい気分か。いい響きだな」
「・・なんか・・すごく身体が熱いんです」

どうしようもない疼きを閉じ込めるように
郁は自分で自分の身体を掻き抱く。

それでも身体の中心が疼くのは止められない。
ジリジリと焼けるような熱さが燻っている。

「外泊出してきてないんだろ?」

そう問われて、そうだと思い出す。
今日は日帰りデートで、外泊デートは明日の予定だ。
当然、届けなんて出していない。

でも帰りたくない。

そう思った。

こんな身体のまま帰れない。

帰るなんていわないでほしい。そう思いながらも
郁はコクリと頷く。

堂上の様子を探るように覗き込む。
堂上が帰ると言い出したらこれ以上は引き止められない。
そしたら・・どうしたらいいの?

そう戸惑っていたら、突然堂上の手が伸びてくる。

郁は驚いて眼を見開いた。
行為を続けてくれるつもりなのだろうか。

恥ずかしいが・・帰るといわれなかったことにほっとする。

右手で優しく頬を撫でられ、触れるだけの軽いキスを何度もする。

そして左手がささやかな膨らみに触れた。

待ち望んでいた刺激に郁の身体がビクリと強張る。
止められてしまうかと思ったが、堂上は気にする様子もなく
ささやかな膨らみをゆっくりと撫でている。

快感がゾクゾクと背中を振るわせる。
もっと・・もっと触ってほしい。
そこだけじゃなくて・・体の中心に直接触れてほしい。

口に出す事のできない欲望が郁の全身を支配する。

早く、もっと。と伝えたくて
郁の両手はギュっと堂上のシャツを握り締めた。

それに応えるように、堂上の掌が郁のキャミソールの中に滑り込む。

わき腹をゆっくりと撫でられて、快感が沸き上がる。

そのまま背に腕を回され、締め付けが消えるのを感じた。

背に回した左腕で強く抱き寄せられ、右手も中に滑り込んできた。

そのまま緩んでしまったブラジャーのカップをずらして
直接、柔らかな膨らみを撫でられる。

すぐにその先端が固く尖ってしまうのが解って身をよじる。
どうしよう・・。教官ここでするのかな。

誰か・・きちゃう?

「きょ・・教官・・まって」
「待てない。お前から誘った」

その言葉が郁の身体を縛る。
自分がキスを強請って、しかもこんな所で堂上に愛撫を迫ったのだ。

そこまでのつもりはなかったけれど、でもそういう欲望が隠れていたのは本当だ。
だから、こんな場所で堂上に抱かれても、何も言う権利はない。

淫らな自分が恥ずかしく、それが一層感覚を鋭くしていく。
もう、自分では止められない。

全て堂上に任せるという意味を込めて、抱きついた。


そのままゆっくりと胸を捏ねる様に揉まれ
喘ぎが零れ落ちる。いつもは懸念にかみ殺す声を
今日は、どうしてかみ殺す気になれない。

触れられた膨らみの先端は固く尖って、郁の快楽を堂上に知らせている。

木の幹で身体を支える様な体勢を取らされ、
キャミソールとブラジャーを胸の上まで押し上げられた。

素肌が外気に晒されてヒクリと震えた。
恥ずかしくて堪らないはずなのに、沸き上がるのは羞恥ではなく快感。

硬くなった先端を堂上の唇に含まれて、ああっと思わず嬌声を零した。

誰がいつくるか解らないこんな場所で
肌をさらけ出して男に抱かれてる女を人はどう思うだろう。
自分のあられもない姿を人に見られるというのを今更ながらに意識して
困惑する。

だが、堂上の愛撫は止まるどころか激しさを増す。
軽く吸い付くようにして先端を口に含み、舌先で転がされる。

「あ・・やだ。。きょうかん・・・」

舌で先端を押し込むように舐め上げられ、思い切り吸い付いつかれた。

トロトロと熱い何かが身体を下りていく。
堂上を受け入れるその場所が熱く潤っている事は
触れられていなくても充分解った。

早く・・してほしい。そう思ったが最後の理性で堂上に訴えた。

「教官・・ダメ・・・。ここじゃ・・誰かきちゃう・・」

もし堂上がやめなければ拒むつもりはなかった。
自分で望んだ事だ。堂上は悪くない。

こんな所で行為を強請る自分がはしたないのだ。

本当なら理性などかなぐり捨てて、もっとしてほしいと懇願したい。
でも、そんな事を言えば堂上に何と思われるか解らない。
嫌われたくない。侮蔑されたくない。


堂上の愛撫がピタリと止まる。
郁はギクリと身体を強張らせる。

たくし上げていた衣服を下ろして郁から離れた。
郁はホッとしつつ慌ててブラジャーのホックを止めなおした。

しかし、このまま帰る。そういわれるような気がしてならない。
堂上の表情はこんな所で行為に走ったことを後悔している様に見える。

すまないなどと謝られて、帰ろうといわれたら?

さらに熱さを増している身体は必死で堂上を求めている。
恥ずかしい。

けれど、思い切って、どこか行きませんかと誘った。

堂上に強く抱きしめられて安堵する。
冷たい目で見られたら立ち直れない所だ。

堂上は何かに突き動かされるかの様に郁の腕を強く掴んで歩き出す。

どこに行くのかと聞こうとしたが、堂上の目的地はすぐに解った。
一番公園から近いラブホテルだ。

これから致しますという様なホテルに二人で入るのは恥ずかしく
何度か誘われた事があったが断っていた。
堂上も無理強いせず、いつも手ごろなシティホテルなどにしてくれる。

でも、今日は何も言わずに強引にラブホテルに入っていく。
恥ずかしさはあるが、一刻も早く二人きりになりたい気持ちがあり
どちらかというとそう思っている自分の方が恥ずかしくてたまらなかった。

初めて見るシステムや内装に興味が沸きチラチラと観察する。
部屋が選べるシステムになっており、堂上が適当に部屋のボタンを押すと
鍵が転がり出てきた。

そのまま、足早に部屋の中に連れ込まれる。

部屋の中央へ置かれているベッドの前まで来ると
堂上はもう一度きつく郁を抱き寄せてその唇を奪った。

堂上は、郁の着ているカーディガンとキャミソールを素早く脱がせ
スカートの金具を外す。金具の外れたスカートは何の抵抗もなく
ストンとそれは床に落ちた。


あっという間に下着姿にされてベッドに押し倒される。

いつもはゆっくりと手順を踏んでくれる堂上とは思えない性急さだった。
それでも、今日は気にならない。
求めているのは自分のほうなのだ。
今すぐにでも熱くなっているその場所を堂上に探ってほしくて堪らない。

思わず早くと急かす様に堂上の首に腕を回した。

もう一度何度も重ねるだけのキスをしながら

ブラジャーもショーツも剥ぎ取られる。

堂上も着ていた服を全て脱ぎ捨てた。

そして明かりの落とされていない部屋の中で
堂上自身も熱く猛っているのがはっきり確認できてしまった。

堂上がその気になってくれている事が嬉しくて堪らない反面
流石に直視するのは恥ずかしく視線をそらした。

堂上が手早く準備を整え、郁のしなやかな脚を押し広げる。

指先で秘部を探られ恥ずかしくなる。
触れられるまでは濡れてるかな?程度には解るが
実際に探られるとどれぐらい潤っているのかがはっきり解ってしまう。

「すごいな。大して触ってないのに、こんなに濡れてるのか」

そんな言葉を呟かれて冷静で居られる訳がない。
思わず恥ずかしくて身を捩る。

「やっ!恥ずかしいから・・」

触らないでとは言えなかった。
触ってほしくて堪らないのだから・・・。

戸惑っていると、堂上が郁の耳元に囁きかけてきた。

「郁、どうしてほしい?」
「・・教官?」
「もう入れて欲しいか?それもと触って欲しいか?」

そういいながら、たっぷりと潤う秘部にゆっくりと指を這わせ
指先を少しだけ埋められる。

入ってくる。そう思ったのに、指先は入り口付近をゆるゆると撫でるだけで
奥には入ってこない。

どうして?

イヤイヤをするように首を振ると、もう一度堂上から名前を囁かれた。
返事をしないと、続けない。
そういう意味だと解った。

初めてされる意地悪に困惑する。
何かを求めるように、返事を促される。


ゆるゆると撫でられて焦らされる。

これ以上焦らさたら、とんでもない言葉を口走ってしまいそうで
郁は小さな声で想いを伝えた。

「・・・イジワルしないで下さい・・・。早く・・」

来て。

最後の方はもうかすれて殆ど声にならなかった。

堂上には何とか伝わった様で
開かされた脚の間に堂上の身体が滑り込む。

たっぷりと潤うその場所に熱いものが押し当てられる。

ゆっくりと押し入ってくる感覚に満たされ
自然と喉が反り返る。

「あっ・・・・・きょうかん・・・」
「郁・・・」

途中で、ピタリと堂上の動きが止まる。
期待していた刺激がこない事に驚いて
思わず堂上を見上げた。

視線が合うと、堂上は苦笑しながら、奥まで押し入ってきた。

「あっ・・・ん・・・」

奥の内壁に熱いものが押し付けられる。
ゆっくりと焦らすように動かされて
ジリジリとした快感にシーツの上で悶える。

既に上がってしまった吐息は熱い。

少しずつ、内部を探るように当てる位置を変えられ
その内に、擦られると身体が震えるほどの場所がある事が解った。

そこを重点的に責められる。

「あっ。ヤダ!そこ・・ダメです!」
「どう・・ダメだ?いいんだろ?」
「あ・・あっ・・・」

たまらなかった。
内部を探られているだけで、これほどの刺激を感じるのは初めてで
自分の身体が自分のものではないように思える。

怖さもあり、必死で堂上の背にしがみつき、きつく背に爪を立てる。
恐らく堂上は痛いはずなのに、動きは止まるどころか激しくなる一方だ。

郁の口から自分でも信じられない様な甲高い嬌声が零れた。

いつも、自分の声ではないみたいな甘い声に戸惑っているが
これほどの嬌声を自分が上げているという事が信じられない。
淫乱なAV女優みたいだ。

身体の奥からゾクゾクとこみ上げる快楽に意識が飲み込まれる。
それに抗うように、きつく目を瞑って白い喉を反らせる

何かを追い求める苦しさが消え、頭の中が真っ白になる。

「や!・・・・きちゃう・・」

思わず、直接的な言葉を口走ってしまう。
その瞬間郁の身体が大きく跳ねた。

全身が陸にあげられた魚のようにビクリビクリと跳ね
無意識に堂上の腕から抜け出そうともがく。

内部が収縮し、中で蠢く堂上の存在がはっきりわかるほどに締め付けてしまう。

堂上は締め付けを掻き分け、突き上げるように腰を動かしてくる。

高みに昇らされた身体は酷く敏感で突き上げられる度に快楽の波に意識が攫われ
意味を成さない言葉の断片が悲鳴のように口をついて零れ出る。

堂上から僅かな呻きが聞こえた。
そう思った瞬間、内部で堂上の熱い物が律動しているがわかった。


何度となく肌を合わせているが
内部での刺激だけで達したのは初めてで、事後の余韻もいつもとは
全く違う物だった。

堂上は荒い息を整えながら郁が落ち着くまでゆっくりと頭を優しく撫でてくれた。

そして、郁の痙攣が収まったのを見届けてからゆっくりと離れた。

ぐったりとベッドに沈む。
指一本動かすのも億劫なほど気だるい。

堂上が覗き込むようにして汗で張り付いた前髪を指でそっと払い
その額にキスをしてくれた。
ニコリと笑うと、堂上も笑った。

そのまま堂上は郁に背を向けて事後処理に入った。

処理を終えたあと、堂上が隣に横になる。
そして、郁を抱き寄せた。

まだ、快楽の余韻が体中に残っている。

抱き寄せられるだけで身体がピクリと反応するのを止められない。
ごまかすように堂上の胸に顔を埋めた。


「教官・・・」
「ん・・?」
「あたしのこと・・嫌いになりますか?」
「なんだ、それは」
「こんな、やらしい女の子はいやじゃないですか?」

今日のあたしはいつもと全然違って、いやらしさの塊みたいだ。
堂上に知られたくなくて必死に押し隠したけれど
結局、その腕に追い詰められたら隠す事なんてできない。

快楽におぼれて、必死で堂上を求める自分をどう思っただろう。


「嫌な訳あるか。むしろ嬉しい。いつも俺ばっかりいやらしいんじゃ割りに合わんからな」
「だって・・教官は男の人だから・・あたしは・・女なのに」

堂上の掌が郁の背中に回され、ゆっくりとその背中を撫でる。

「男も女もないだろ。好きだから求める事でどうして嫌いになったりするんだ」
「・・・あたし・・さっき公園でされた時、このまましてもいいって思っちゃったんです。
 あんな所で、有り得ないじゃないですか・・・」

郁は自分の淫らな思いを素直に堂上に打ち明けた。

堂上は何か考え込んでいる様だったが
そういう日もあるだろうと、キスをしてくれた。

そういうものなのだろうか。
男性との経験が堂上としかないので、わからないが
経験を重ねるとこういう風になる事もあるのだろうか。


あんなに熱く愛し合ったのに、まだ身体の奥底に燻る火種が消えない。

今まで一度だってこんな事はなかった。

身体をあわせるのは心地よくて、時に熱いけれど
一度してすぐにもう一度したいなんて思ったことはない。

いつも一度で満たされて、その後は堂上の優しい腕の中で眠る。


それなのに今夜は、もう一度して欲しいと身体が疼く。

堂上は、当然いつもと同じように優しく労わる仕草に代わっている。

違うのだと伝えたくて、思わず郁はもう一度深いキスを強請った。

堂上は驚いた様だが、そのまま舌を絡め合わせる。

濡れた音に小さくなった火種が再び燃え始める。

背中に回された堂上の手が胸に移動してくる。
それだけで、小さな痺れが身体の中心を走り抜けた。

堂上は躊躇がちに触れてくる。
このまましても良いのか戸惑っているようだった。

ためらいがちな掌に焦らされて、郁は恥ずかしかったが
思い切ってもう一回いいですか?と聞いた。


引かれるかと思ったが、意に反して堂上は顔を綻ばせた。
「一回といわず朝まで離せなくなるから、そういう顔をするな」

思わず顔が赤くなる。

今まで一回しかしたことないけど、そういえばこういうのって
何回くらいできるものなの?

とはいえ、明日は休みじゃない。

「明日・・仕事ですよ?」
「解ってる。無茶はしない」
「あ、外泊届け・・・」
「コレが終わってからでいい。まだ間に合う」

電話を取りに行こうとして堂上に押さえ込まれる。

今更ここで止められるかと囁かれて身体の奥がジクリと疼いた。

再び、掌と唇が肌を滑る。

燻る火種を煽るその刺激に身をゆだねた。


「さっきはいきなりだったから、今度はサービスするぞ」
と意地悪く笑われ、身を捩る。

さっきので充分すごかったから、サービスはいらないといいたかったが
既に堂上の指先は潤っている場所から、もっとも敏感な部分に動かされており
ゆっくりと刺激を与えられて、声を上げてしまった。

堂上は気をよくしたように、刺激を強めていく。

快楽の波が、郁の身体を支配した。

******************************************************************************

結局、2回目の後外泊を滑り込ませ、その夜は初めて3度の行為に及んだ。

一体自分の身体に何があったのか、全くわからなかった。

ただ、3度目を終えてやっと燻りの火種は消え、代わりに疲労の波が押し寄せてきた。

堂上は最後まで、優しく、自分を導いてくれた。

前に寮の女子達と話をした時に、男は結構自分がイケればそれで満足だから
入れる前は一生懸命だけど、出した後なんて冷たいもんだと話していて
郁は首を傾げた事を思い出す。

堂上はいつでも自分を気遣ってくれて、事が終わった後も優しい。
抱きしめて、キスをして髪を撫でて、眠るまでそうしてくれる。

そういえば、した後に先に寝るのはいつも自分で
堂上が眠りに入るところを見た事がない。

皆そうなのだと勝手に思っていて、後で柴崎にコッソリ聞いたら呆れられた。

事後に恋人がさっさとテレビを見たり、さっさと寝ちゃったりなど
よくある話なのだそうだ。

つまり堂上は気遣ってそうしてくれている。という事だ。
申し訳ないと思う反面、嬉しくて堪らない。
もし、した後に興味なさそうに先に眠られたりすれば多分とても悲しい。


結局昨夜は自分の謎の燻りに振りまわれて、堂上にもムリをさせた。

隣で眠る堂上をじっと見つめる。
気持ち良さそうに眠っていた。
眠る表情は意外とあどけなくて、少し笑ってしまった。
この腕に抱かれて自分はあんなに乱れたのだ。

思い出しても恥ずかしい。
どうしてあんな事になったのかは解らないが
もう一度してみたい・・そう思わせる夜だった。

こんどはいつあんなふうになるんだろ?
定期的になるのか?それとも不定期にふとなるのか・・・

明日は外泊デートだ。
明日もう一度してもらえば何か解るかもしれない。

郁は静かに瞼を閉じた。



その後、始発時間に起こされて帰る支度をした。

まだ疲労はとりきれておらず、身体が重い。
堂上に手を引かれて寮に戻った。

何事も無かったかのようにお互い出勤したが
やはり昨夜は少しムリをしすぎたようで身体が重かった。

せめて、内勤だっただけましだった。

手塚に風邪か?と聞かれてドキっとした。
ちょっと寝不足と伝えると、特に突っ込まれる事もなく
ミスるなよとだけ注意された。



何とか課業が終わり、ホッと一息つく。

多少の疲れはあるが、特に支障はなさそうだった。
堂上に明日の待ち合わせ時間をどうすると聞かれて首を傾げた

今夜から外泊デートじゃないんですか?と思わず聞いてしまった。

堂上は驚いた様に、外泊でいいのか?と聞いてきた。


もとより外泊の約束だったはずだ。
ということは昨夜の情事に配慮してという事なのだろう。

昨夜の様な熱さはないが、どうしてもまた、確かめてみたくて
郁は頬を赤くしてコクリと頷いた。

堂上はキツイだろうか?
男性は出来る回数というのがあるらしい。
堂上はどのくらい大丈夫なのか見当もつかないが
教官は大丈夫なんですか?なんて恥ずかしすぎてとても聞けない。


堂上は郁の返事になぜか息を飲んでいる。

何か変なことを言ったのかと思ったが、思い当たる事はない。


そんな二人の様子を、ニヤニヤと小牧が見守っていた。





という訳で、熱い想いにお応えした郁バージョンでした。
あんまり変わらないですね。ストーリーは同じですし。

困惑する郁ちゃんでした。いかがでしたか?

後日談は地味に用意中です。




07:01 図書館SS(堂郁)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。