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【6/23】おはようございます的な

2009/06/23
おはようございますー。

火曜日ですね!!
頭痛はだいぶ落ち着いています、小さな痛みがついては来ますが
何かして気を紛らわせることが可能な程度なので、このままこのままだぞーと言いながら
落ち着くように言い聞かせています(オイ)

そうそう、昨日第二回通販完売致しました。
応援下さった皆様、お申し込みくださった皆様本当にありがとうございます!

またの機会、あると思います。
その際もどうぞよろしくお願いいたします~~~。


今日は朝っぱらからお遊び妄想文を置いていきます。

なにやら最初とだいぶ違ったうえにタイトルと全く合ってない所が
すごいなと自分で笑ってしまいました。

R指定はありませんのでフリーダムにお楽しみください。
アールがないなんて!!なんて嘆かれている大人の皆さまごめんなさい。
意外とアールナシの支持多いのですよー。
やはり皆さんお優しいからかしら?(微笑)

オトメ度300%でお届けいたします!
覚悟はいいか?!

オオ~~~~~~~~

という方だけお進みください(笑)


お遊び妄想文って何?!という方はこちらから→


知ってる知ってるって方で興味があれば先へどうぞー。






堂上の唇が、郁の唇に重なった。


初めてのキスがこんな風になるなんて思わなかったけれど、それは凄く優しくて甘くて全く嫌じゃない。

イチゴの味もレモンの味もしなくて、するのはアルコールの独特の香りとビールのほのかな苦み。
感じるのは堂上の遠慮がちに触れては離れる唇の熱さ。

歯、磨いといてよかったと見当違いな事に安心できる余裕があるのが不思議なくらいだ。


あ、でもお風呂も入ってない。
酔ってるし、下着だって全然可愛い奴じゃない。

でも――、それは心配をかけた罰なんだ。


郁が身体の力を抜くと、堂上の唇が離れていった。
ゆっくり瞼を開くと、堂上の視線とぶつかる。

苦しそうな、痛そうな光を宿した瞳なのはどうしてなのだろう。

「ちょっとは抵抗しろ」
「へ?」
「お前は、こんな状況になってなんで抵抗しない。もう酔いはだいぶ覚めてるだろう、殴ればいい。蹴り飛ばせばいいだろうが」


抵抗するという事は嫌がると同義だろうか?
もしそうなら、嫌ではないのだから抵抗する必要はないという事になる。
「殴ったり、蹴ったりした方がいいんですか?」
「お前は好きでもない男に乱暴されそうになっても大人しくしてるのか?あり得ないだろう」

自分で自分自身を抉る様な堂上の言葉。
見下ろしてくる堂上の瞳は明らかに怒り以外の何かを宿している。

「教官だから――。教官だから抵抗したくないです」
「どう言う、意味だ?」
「嫌じゃないから。ビックリしたし、いきなりだから何にも用意とかできてなくてそれはヤですけど――」
でも、教官だからそういう風にされるのは嫌じゃない、と思います。

最後が掠れたのはこれはもう告白みたいなもんだと気づいたからだ。
堂上も返答が予想外過ぎたのか目を見開いたまま硬直している。

「自分のことを好きかどうかも解らない男でも許すのか」
「少なくとも嫌いな相手にこんなに優しくはしないのかなとか思ったんですけど……」
実は嫌われてました?

と付け足すと自分手言っておいて急に胸が痛くなった。

相手に痛みを与えるだけの為にこういう行為をする人がいたり
自分の欲求を満足させる為だけにこんな行為をする人もいるとは聞いた事がある。

経験がないから、相手が自分を『好き』か『嫌い』か『どちらでもない』のか解らない。
解らないけど、羽毛でそっと撫でる様なキスをくれた堂上から『相手を傷つけてやりたい』
というマイナスの感情は全く感じられなかった。

むしろ、その逆――。

「教官のキスは、優しかったから」
「……」
「初めてだけど、怖くなかったから。だから、教官は怒っただけであたしを嫌いで傷つけたいんじゃないのかなって」

そうであってほしいという願いも込めてそう問うと堂上の瞼がきつく閉じられた。

「アホウ」

堂上がゆっくりと郁の上から身体をどけた。
そして拘束していた郁の手首を引いて起きあがらせる。

視界が堂上の服でいっぱいになった。

「傷つけたい訳ないだろうが」
「なら、良かったかも――」

傷つけたいからだなんて言われたら、流石に少しはショックだ。
郁が笑い返すが、当然それは堂上の腕の中だ、その表情が堂上に見える訳がない。
だから、堂上がどんな顔をしているのか郁からも見る事はできない。

でも、見えなくても解る。
堂上はきっと見たことがないくらいに後悔しているという顔をしてるんだろうと。

当たり前だと呟く僅かに震える声がなんとなくそれを確信させる。

「あんまり、心配かけてくれるな――」
「心配、したんですか?」
「当たり前だ。お前はとっくに帰ったと言われたのに、寮には戻ってない。携帯にかけようにも俺にそんな権利ないからな」
「権利って……」
「親でも兄弟でも彼氏でもないただの上官が、お前のプライベートな行動に必要以上に干渉できるか」

過保護、と周りから言われる程度には堂上はプライベートにも干渉してくることがある。
けど、それは嬉しいからちっとも気にならなくて。
心配をかけた事は悪いと思いながらも、心配されたことが少しだけ嬉しい。

「教官は、教官だからいいのに」
「曖昧な事を言うと、いい様に解釈するぞ」
「どう言う解釈になりますか?」
「お前を心配する事も、キスをする事も、身体に触れる事も、お前は俺に許してもいいと言ってる。そういう感じだな」

抱きしめていた堂上の身体が離れれば、その顔が薄闇にしっかりと見える。
堂上の瞳がただ、静かに『いいのか?』と訊いてくる。

郁は頷いた。

心配されたら、嬉しい。
キスをされたら恥ずかしい。

身体に触れられると、どんな気持ちになるのか教えて欲しい。

「それって、あたしも教官を心配したり、キスをしたり、触ったりしてもいいってことですか?」
「お前が望むなら」

今度は郁から腕を伸ばした。
堂上の背中にゆっくりと腕を回してみる。

思ったよりも厚みのある身体は鍛え抜かれているからに他ならない。
あたしだけ、ですか?と小さく問うと、堂上は当たり前だと郁の背中に腕を回した。


なんでこんな事になってるのか解らないけど
現実はこんな感じで、予測しない何かが明日を簡単に変えてしまうんだろう。

鬼の居ぬ間にちょっとだけと誘われた飲み会の結果がこんなになるなんて夢にも思わなかった。


「どういうことされるか、これから解らせてくれるんですか?」
「……。お前は身体に覚え込ませないとまたやりそうだからな」
「せめてお風呂――。なんか緊張して身体寒くて」

さっきから何やら悪寒がする。
緊張しすぎたのか、アルコールのせいなのか、はたまた水の飲み過ぎか。
郁の言葉に堂上が慌てて郁の額や手のひらに触れて眉間の皺を深めた。

「お前、急性アルコール中毒起こしかけてるんじゃないのか?とりあえず横になれ」
「え?でも……」
「今日のは貸しにしておいてやる、近いうちに倍で返してもらうから心配いらん」
「へ?!倍?なんで??」
「利子は普通付けて返すもんだからな」

そんな意地の悪いことを言いながらも堂上の手つきは優しい。
横たえた郁の身体にそっと、毛布をかけてくれる。

「今日はもう寝ろ」
「でもっ」
「俺もちょっと飲み過ぎたしな。慌てなくてももらえる事が決まったならシラフで堪能するとしたもんだろ」
「も、もらえるって!!」

そんな大層なもんじゃと続けると堂上に軽く小突かれた。

「まだ解らないのか。お前が思っている以上にお前の身体は大事だって覚えておけ」
「……気をつけます」
「まあ、これからは権利ができたからいくらでも干渉できるけどな」
「そ、それは――あの。お手柔らかに?」

いいから、寝ろと額にもう一度キスを貰う。
さっきよりもずっと確かな唇の感触に、先ほどのかすめるだけのキスは堂上なりの迷いだったのかと気づく。


ぽんぽんと子供の様に胸元を優しく叩かれていると
懐かしくて穏やかな気持ちになるから不思議だ。

そこに漂うのがアルコールの香りというのがなんともムードがないけどそれがまた妙な現実感で
これが夢じゃないという気にさせてくれる。


眠りの中に引き込まれながら郁は頬を緩めた。


もし、目が覚めた時、これが駅のロータリーだったら救われない。
そんな事をおぼろげに思いながら、郁は眠りに落ちていった。





fin.






というわけで、終わりました。

お付き合いありがとうございます。堂上さんは堂上さんだったという事でカラが破れず申し訳ないです
少しヒビくらいは入ったんじゃないですかね?!
だってチューしましたから。

これは夢オチではありません(笑)


なんちゃって妄想文遊びにお付き合いありがとうございます~♪
こういうお遊び的スタイルはいかがでしたか?

またやってほしいなぁなんて時はポチリと拍手押して行って下さい。
あ、一応楽しんでもらえたっぽいと思っておきますので(笑)
07:00 雑記(日常・その他)

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